7月25日は富士登山競走で登山道は大渋滞、この日は行っちゃ駄目。受忍限度を超える迷惑をかけても平気で「選手に道を空けろなどとは言ってない!」と大嘘、問題を改善する意思は無いと宣言


- GPS
- 09:32
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,443m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 10:50
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
この代表写真で大会当日の吉田ルートの惨状は一目瞭然です。水牛の大群の如く登山道を埋め尽くしてチンタラ「歩く」選手たち、その脇で登山など出来る状態ではなく戸惑う登山者たち。このような状態が登山道の全域で。
何の権限があって大会運営は「選手に道を空けろ」と命令するのか。しかも山頂まで進む選手が700人。最初は「頑張れ」と思っていた私も、300人ぐらいに道を譲った後で、流石に「幾らなんでも登山者の迷惑も考えろ」と怒りを覚えました。
・選手に走り易い道を明け渡すので登山者が転倒しやすいガレ場を歩かないといけない。
・絶えず後ろを見ながら選手が来るのを注意しないといけないので肝心のルート取りで注意散漫になり転倒しやすくなる。
・「あ、選手に道を譲らないと」とちょくちょく脇に避けるので危険。
・選手が大挙して上がってくるから待ってないといけない。しかし待てど暮せど選手の群れは減らず、やり過ごせない。
他の登山者達も「いい加減にしろ」的に文句を言ってました。
○「選手に道を空けろ」の問題点
八合目の山小屋で、大会運営者のユニフォーム着た女性らが、選手が通るので登山道を空けてくださいと指示を出していました。別に「トレランのヘイト」ではなかったので、頑張ってるなと感心したけど、選手が700人。700人だぞ! 幾ら何でも登山者の迷惑を考えろ!!
しかもトレランと言えば「山を駆け抜けるスポーツ」の筈。ところがトップ選手以外はノロクサ歩いてるんだな。大挙して。これじゃゼッケン付けて荷物持ってない以外は登山者と変わらないだろ! なんで、こんなノロマな「選手」のくせに登山者をどかさせる特権階級みたいに振る舞ってるんだ!
私もキレて「なんでこんなノロマたちのために道を譲らなければいけないのか!」と腹が立ち、九合目からは、俺だって登山道を進む権利があるぞと道を譲るのを止め荷物を担いだまま選手達に混ざり一緒に登る。するとだ。「標準コースタイムで歩けるようになりたい」な鈍足の私と選手達の速度がほぼ一緒。お前ら、これで何が選手だってのか?
○「年に一度の大会ですから」
受忍限度を超える迷惑ぶりに何とかして欲しくて大会運営側数名に、少しは考えてくれと声を掛けると、一様に「年に一度の大会ですから」との事。
年に一度の大会だから登山者に迷惑かけていいとマジで思い込んでる!
登山者だって、休みとって一生に一度のつもりで富士登山してる人だって居るんだぞ! どこが偉いんだ、あのノロマ集団の!
○責任者が「道を空けろなどとは言ってない!」と事実と異なる説明で登山者に迷惑をかけている事実を否認し責任逃れ
これが最大の怒りポイントですが、今後はこのような受忍限度を超える迷惑を登山者にかけるのは止めて欲しいと末端の運営担当者にお願いしても、例の「年に一度の大会ですから」連呼で話にならない。それで山頂にいた責任者という方に、こんなに大勢の選手に道を空けてたら登山にならない、登山者に迷惑をかけるのも限度があると話をしましたが、「道を空けろなどとは言ってない!」と酷い事実否定。さらに「言いたい事があれば富士宮市長に言え」だそうです。この山頂に居た責任者だとの人、齢80代位に見えましたが、親御さんから「人に迷惑を掛けてはいけないよ」と教わる事無く年齢を重ねたようですね。でも登頂してるのは立派。
○道を空けろとは誰の指示か?
山頂に居た責任者という人は、「道を空けろなどと言う権利は無い」と分かっていたのですかね。道を空けろなどと言えばメチャクチャになるとも。すると末端の運営担当者が、大会を盛り上げようと、良かれと思って「選手に道を空けろ」と勝手に命令していた可能性はあります。そうだとしても、大会で登山者に受忍限度を超える迷惑をかけた責任はあるし、指導・指示の不徹底は何ら褒められた事ではありません。
○山梨県に、大会で登山者に甚大な迷惑を掛ける事実を隠しているのでは?
朝に五合目の総合管理センターにて「大会があるようですけれど何か影響はありますか?」と尋ねたところ、特に無いと思うとの返事でした。でも実態は写真の通り、大・大・大迷惑です。入山料を払って登山してるのに、それが台風等の天災で登るのが大幅遅れたなら仕方ありませんが、人災ですからね。
数名、登山道から蹴り落として大会を中止させてやろうかとの思いもよぎりましたが、思ったただけで実行はしてないのでご安心下さい。大会に出る選手達は、現状の運営スタイルでは、登山者に恨みを買っていますよとはお伝えします。
○富士登山競争で問題に思った事
富士登山競争は、トレランではなく、マラソンの後で山の早歩きをする特殊な大会ですね。走ってないからトレランじゃない。なんで「コースタイムで登れるのを目指してる」な鈍足の私と大差無い速度でしか登れないのか? 富士吉田市役所を8時半スタート? 遅過ぎ。地球温暖化で7月下旬に朝8時半にロードレース開始とか、選手を熱中症で死亡させる気なのか? これじゃ「暑さとの戦い」になり、疲弊して富士山に来た時には走る体力なんか残ってないだろう。だから「どうしてこんなにノロいのか?」な連中が大挙して「歩いて」るんだよね。さっさと通り過ぎる事もできない。朝4時スタートとかにしたらいいのに。でも、選手ではなく富士吉田市が主役で「PR」に利用するために、既に暑くてマラソンには危険な8時半スタートにしますと。
後は、大会を目指してる選手には申し訳ないのだけれど、先頭集団だけなら登山者にほとんど迷惑はかからない。でも順位争いとは縁遠い、先頭から遥かに遅れた大集団が形成されててノロクサ歩いてるんだよね。これが超迷惑。八合目で足切りがあるみたいだけど、結果的に700人も通すのが甘過ぎ。3時間半だか4時間半で競技終了だけど、この熾烈なビリ争い、すなわち山頂で終了までに通過できるかどうかが大会の感動クライマックス&一大イベントみたいに運営側は考えているようだけど、登山者からすれば、低レベルなノロマ連中の熾烈なビリ争いでしかない。傍で見ててしらけてます。
登山道は下の方は広いけど上は狭くて大集団で登るの危険なんだよね。予選大会とか通過時間とか、今より厳しくして、トップ争いに絡みそうもない下位の選手達は六合目でもふるいにかけるとか、別の日に存分に走ってしてもらうとか。
○やはり非常識では?
トレランは登山に比べ歴史が浅いスポーツで、登山道を共有し、後から抜くという性質上、ランナーの方が登山者に配慮しないと危険であり、それがマナーだと思っていたので、富士登山競走みたいに「登山者、邪魔だどけ!」的な精神態度で開催される大会って非常識に思います。富士山以外の山域で、700人もが「どけ!」な態度で大集団になって走るトレラン大会なんて、ありますか?
○来年以降の改善は?
期待できない。「年に一度の大会ですから」と登山者の迷惑を意に介さない精神が運営側全体にみなぎっているし、登山者に迷惑をかけるのも限度があるだろう改善してくれと言っても「言いたい事があれば富士吉田市長に言え」との責任者の力強い言葉により改善を断固拒否ですから。時間が取れれば役所に意見投稿とかしておきますが、無駄だろう。78回も大会やっててこれだから。大会運営側は、登山者に大迷惑をかけるのは何とも思ってない反面、迷惑がかかる事はHPなどには一切、書いてなくて全体的に隠してるって感じ。車の通行止めの事しかHPに載せてない。知らないわけ無いから、わざとだろう。
○登山者にできる事は?
富士登山競争の日は富士山に行かない、しか対処のしようが無いですね。午前中は大渋滞で危険。
なお大会前日に登山開始、山小屋泊、翌日に山頂を目指す、なら支障は無いでしょう。
富士登山競走は午前4時スタート等、budget trekkerさんの意見はすごくいいアイデアなので、何らかの方法で大会事務局の上の方の方や富士宮市長に届くと良いですね!
山は皆のものなので、登山客もトレランの参加者もうまく共存して楽しく過ごせたら良いなと思いました。
失礼しました(>ω<)
東京オリンピックは、あまりの暑さで選手が危険だとしてマラソン大会が札幌に変更されましたよね。
ところで今日の富士吉田市は最高32℃予報です。「都心より2℃、低い」だけなので、朝晩はもう少し都心より低いとはいえ8時半では既に暑い。
健康のためにジョギングしてる程度の人でも、最近は猛暑で朝でも走れたものではないと分かりそうなものですが。いかにもスポーツとかしない役所の発想&都合で決めた感じが。
選手も、本来は山道を走れる人達だと思うのですが。もうちょっと涼しい時刻にスタートすればいいのに。
吉田の五合目を朝3:59スタートとかなら、皆さん脱兎のごとく富士山を駆け上がり、登山者は誰も追いつけないから1人も迷惑にならないのでは。
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