記録ID: 8482558
全員に公開
沢登り
塩見・赤石・聖
信濃俣河内から仁田岳東南尾根
2025年07月26日(土) 〜
2025年07月27日(日)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 17:01
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 2,724m
- 下り
- 2,784m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:59
距離 15.8km
登り 1,381m
下り 739m
2日目
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:22
距離 15.8km
登り 1,344m
下り 2,044m
天候 | 初日は快晴だが、日の入り前に雷と夕立ちあり。 翌日も快晴で、おそらく夕立ちあり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
畑薙第一ダムの右岸林道の入口(数台)に駐車。 林道の状態は悪く、落石、倒木が多く、途中で土砂が堆積して車は通行不能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
軌跡が途中で途切れています。 林道を進んでから信濃俣大吊橋下降点のはっきりとした道に沿って急斜面を降り、バックウォーターを見てみると、かなり水が溜まっていた(深い)。 居合わせた釣りの方に倣って尾根の側面のロープを使って崩れた場所を降下し、湖岸沿いに進むが、かなり深い場所あり。 釣りの方がどっぷり浸かって湖岸をへつっていったため、それに倣って通過したが、足がつかない場所があり、湖岸の手がかりも崩れやすいため、緊張した。 釣りの方がいなければ諦めていたかもしれない。 10mほど進むと湖岸上を進めるようになり、後は広い河原を渡渉しながら進んでいく。川の水は濁っており、増水して水流は強いが、浅いので問題なし。 その後、沢幅が狭まってからは、濁った水の割には水量は遡行困難なほどではなかった。 第一ゴルジュは、狭い場所や滝が断続的にでてくる。ラバーのフリクションがよく効くので、へつりもしたが、勢いが強い場所は躊躇なく巻いた。 2m滝の釜を見た記憶がなく、手前でまとめて巻いたのかもしれない。 第二ゴルジュは、いかにもゴルジュという場所だが短く、問題の出口の小滝の前の狭い場所は、端は意外にも深くはなく、残置スリングのある右岸の岩は難しそうに見えたので、予習済みの左岸側の岩に挟まれた場所からトライして這い上がって通過。 第三ゴルジュは、第一ゴルジュと同様な感じだが、第一ゴルジュに比べて水量が少ない。 注意しないと大高巻きになる場所は、予習通り、登り過ぎないようにして目印の立き木の場所から問題なく降下。 西沢出合の焚き火跡のある幕営適地でテン泊したが、これより上流にもよいテン場あり。沢全体として、テン場には困らないと思われた。 西沢出合から先も小滝が続くが、際どい高巻きはなかった。 源頭を過ぎたら、薮の薄い樹林帯の歩きやすい場所を登り、最後はハイマツが回避できなくなったが、すぐに高さが低くなり、そこまで苦労はなく登山道合流。 仁田岳東南尾根は、 最初のハイマツ帯は背の低い場所を選んで進み、その後の斜面は薮の中を降下したが、尾根筋側の方が薮が少なかった。その後も薮の少ない場所を選んで進んだものの、樹林帯に入る直前で少しもがいた。 樹林帯に入れば、薮は薄く比較的快適に進めるようになった。 1876のトラバースは、薄いものの不思議なくらい踏み跡が続いているが、滑落注意。 崩壊地もいくつかあるので注意。 最後の下りは、ザレて滑りやすい急斜面なのでチェーンスパイクを装着した。 ちなみに、この最後の尾根でクマを見かけた。 バックウォーターの水があまりきれいではなかったこともあり、できれば回避したいと、手前の尾根で林道に上がってみたが、林道が崩壊しており(かなり前からこんな状態であるようだ)、引き返して再びバックウォーターの湖岸をへつった。 |
その他周辺情報 | 白樺荘利用。食堂もあるようだ(16時まで)。 |
写真
感想
行ってみたかった南アルプス南部の沢へ。
いきなり水がいっぱいのバックウォーターにさあどうしよう。
釣りの方に倣って思いっきり浸かって通過した後も増水の不安しかなかったが、
遡行困難なほどの水量ではなく、上流ほど水も澄んできて、だんだん楽しめていった。
巻きは多かったが、それなりに挑戦もできた。
最後は、回避を試みたバックウォーターに再び浸かり、冒険いっぱいの沢旅となりました。
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