馬の背ヒュッテ泊でのんびり仙丈ヶ岳

2025年07月29日(火) 〜 2025年07月30日(水)

• GPS: 11:11
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,171m
• 下り: 1,181m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:37
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:08

距離 3.7km 登り 705m 下り 106m

11:09 北沢峠
11:40 11:44 北沢峠・長衛小屋分岐
12:52 13:01 薮沢大滝ノ頭
13:43 13:49 薮沢小屋
14:02 14:14 藪沢小屋分岐
14:17 馬の背ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 1:26
• 合計: 7:31

距離 6.6km 登り 466m 下り 1,075m

3:56 馬の背ヒュッテ
4:05 4:11 丹渓新道合流
5:41 5:44 仙丈小屋
5:54 6:05 地蔵尾根合流
6:26 6:39 仙丈ヶ岳
7:12 7:26 仙丈小屋分岐
8:17 8:44 小仙丈ヶ岳
9:41 9:49 薮沢大滝ノ頭
10:55 北沢峠・長衛小屋分岐
11:21 11:25 北沢峠
11:27 北沢峠 こもれび山荘

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

南アルプス林道バス利用者駐車場　5日以内1,000円
戸台パークー北沢峠　南アルプス林道バス1370円（手回り品料金含む）
戸台パーク10時05分発便には20人位の登山者が乗車していました。

帰路は、北沢峠から13時10分が定時でしたが、12時に臨時便が出ました。補助席も使い満員でした。

トイレは北沢峠（有料100円）、藪沢小屋（携帯トイレブースのみ）、馬の背ヒュッテ、仙丈小屋にあります。

高速道路の利用には、NEXCO中日本の信州めぐりフリーパス（首都圏出発プラン）を活用しました。お得です。

その他周辺情報

下山後は、信州高遠温泉さくらの湯を利用しました。600円ですが戸台パークのターミナルに50円割引券がありました。

写真

7/29 9:14

戸台パークの施設は、今年から建物が新しくなり、駐車場も700台に増えたそうです。とても綺麗でした

7/29 11:03

戸台パーク10時5分のバスに乗り、11時ころ北沢峠に着きました。今日は馬の背ヒュッテまでの行程なので余裕です。

7/29 11:17

アリドオシラン

7/29 11:19

北沢峠からは、長衛さんが作った巻き道を登ります。

7/29 11:35

気温20度、暑さは感じません。

7/29 11:44

二合目に着きました。ここから5合目までは尾根道です。

7/29 11:55

尾根道は、急登の連続ですがよく整備されているので問題ありません。

7/29 12:06

階段が登場しました。

7/29 12:11

サルオガセ　霧から水分を吸収して生きている地衣類です。入笠山にたくさんいました。

7/29 12:43

ヨツバムグラ綿毛

7/29 12:43

結構ガレています。注意して登ります。

7/29 12:55

両手を使って登ります。

7/29 13:01

五合目、大滝頭。ここを尾根に沿って直登すれば小仙丈ヶ岳ですが、馬の背ヒュッテに向かうので右折します。

7/29 13:30

いくつか沢を渡ります。

7/29 13:30

背後に鋸岳がくっきりと見えます。

7/29 13:33

カイタカラコウ

7/29 13:45

ホソバトリカブト

7/29 13:46

キバナノコマノツメ

7/29 13:46

ミヤマアカバナ

7/29 13:47

背後に甲斐駒ヶ岳、花崗岩でできた山なので、山頂付近の白色がかっこいい！！

7/29 13:49

藪沢小屋、使われているのかな？　小屋前には携帯トイレブースが有りました。

7/29 14:01

ヨツバシオガマ

7/29 14:02

ハクサンフウロ

7/29 14:03

タカネグンナイフウロ

7/29 14:04

クルマユリ

7/29 14:06

オトギリソウ

7/29 14:16

マルバダケブキ

7/29 14:23

馬の背ヒュッテに到着、清潔感のあるとても良い小屋です。

7/29 14:35

寝室もグループごとに衝立が立てられ、一人あたりのスペースも十分で落ち着いて過ごすことができました。

7/29 15:07

トイレは、小屋裏の屋外で、漆黒の奈落があります。落ちたら生きて帰れません（笑い）。

7/29 15:23

小屋から望む甲斐駒ヶ岳。花崗岩の白色がかっこいい!!
翌日は常に逆光でシルエットの甲斐駒ヶ岳しか見えなかったので、夕方、順光で甲斐駒ヶ岳が見れたのはラッキーです。

7/29 18:00

小屋の夕食は鹿肉カレー。おいしくいただきました。盛り付けもオシャレですね！！

7/30 3:51

稜線で御来光を見るために早出しました。

7/30 4:15

空が明るくなってきました。甲斐駒ヶ岳のシルエットです。

7/30 4:52

馬の背分岐と仙丈小屋の中間地点の稜線上にビューポイントがあります。ここで日の出を待ちます。

7/30 4:50

甲斐駒ヶ岳の右側に太陽が上がってきました。

7/30 4:53

仙丈ヶ岳も若干ですが赤く染まっています。

7/30 5:03

ムカゴトラノオとヨツバシオガマ

7/30 5:09

ツマトリソウ

7/30 5:12

花畑から千丈小屋を見上げます。ウサギギク、カラマツソウ、ヨツバシオガマ、ミヤマバイケイソウ、ムカゴトラノオなどが咲いてます。

7/30 5:23

ウサギギク

7/30 5:26

仙丈小屋は藪沢カールにあります。きれいなトイレを200円で使わせてもらいました。

7/30 6:04

藪沢カールのヘリが山頂です。

7/30 6:21

タカネツメクサ

7/30 6:21

眼下には馬の背から丹渓新道に至る尾根が望めます。

7/30 6:23

大仙丈ヶ岳、この先は仙塩尾根と続きます。

7/30 6:23

仙丈ヶ岳の山頂から、南アルプス南部の百名山をすべて見ることができました。

7/30 6:28

仙丈ヶ岳の山頂にて、真っ青な空が美しい！

7/30 6:30

日本の高山、ワン、ツー、スリーが横並び！富士山、北岳、間ノ岳

7/30 6:33

ミヤママンネングサ

7/30 6:33

ミヤマミミナグサ

7/30 6:37

イワベンケイ雌株の実。

7/30 6:39

イブキジャコウソウ

7/30 6:41

藪沢カールの下に建つ仙丈小屋

7/30 6:46

ミヤマウスユキソウ

7/30 6:46

チシマギキョウ

7/30 6:49

藪沢カールのヘリを半周するかたちで小仙丈ヶ岳へ向かいます。

7/30 6:52

中央は鳳凰三山

7/30 6:58

振り返って仙丈ヶ岳

7/30 6:58

振り返って仙丈ヶ岳

7/30 6:58

ヒメコゴメグサ、可愛い。

7/30 7:02

ムシゴケ、地衣類の一種だそうです。

7/30 7:15

馬の背ヒュッテで用意してもらった朝食のおにぎり。経木でくるんであってかわいい！！

7/30 7:18

鋸岳の背後は八ヶ岳

7/30 7:28

馬の背から丹渓新道に至る尾根

7/30 7:31

タカネヒゴタイ

7/30 7:48

仙丈ヶ岳をあとに下山します。

7/30 7:50

小仙丈ヶ岳への登り返し。

7/30 7:54

小仙丈ヶ岳から見る仙丈ヶ岳、かっこいいね！

7/30 8:08

イワウメの実のつけはじめ。

7/30 8:14

小仙丈ケ岳、登山者でいっぱいです。

7/30 8:39

小仙丈ケ岳

7/30 8:40

正面に甲斐駒ヶ岳を見ながら下山します。

7/30 8:49

ゴゼンタチバナ

7/30 11:19

ギンリョウソウの果実です。

7/30 11:35

北沢峠に戻って来ました。13時10分のバスに乗るつもりでしたが、12時に臨時便が出ました。臨時便は満席でした。ラッキー！！

撮影機器：

Canon PowerShot SX70 HS Canon

OPPO A73 OPPO

OPPO Reno7 A OPPO

OPPO Reno9 A OPPO

装備

個人装備

長袖アンダーシャツ 半袖シャツ ズボン 靴下 帽子 靴 手袋 ザック 保険証 運転免許書 財布 麦茶650cc スマホ おやつ カメラ カメラ用予備電池 ティッシュ ゴミ袋 折り畳み座布団 ストック ソフトシェル レイン上 レイン下 薄手のダウンジャケット ツェルト ヘッデン 笛 地図 コンパス 予備メガネ モバイルバッテリー

感想

kinayann

素晴らしい天気に恵まれました！
南アルプスの山々すべてを見渡し、可愛い花々に出会い、仙丈ヶ岳、小仙丈ヶ岳の美しい稜線と…、大好きな山です。
前回は8年前、北沢峠に宿泊して、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳を何の躊躇もなく登って来ました。今では無理ですね！
今回は馬の背ヒュッテに泊まりのんびり歩いて来ました。早出で日の出や、早朝のクリアーな景色を楽しむ事が出来ました。
また、訪れたいと思います。

ahonekokururin

仙丈ヶ岳の山行が決まってから、過去の百名山スペシャルを見直していたら、2017年に湊かなえさんと工藤夕貴さんが今回と同じルートで仙丈ヶ岳へ登っていました。番組によると、北沢峠から最初に通った巻き道と五合目から馬の背に至る道は南アルプスの開拓の父　竹澤長衛さんが造ったそうです。
仙丈ヶ岳は南アルプスの女王と呼ばれるだけあって、とてもたおやかな稜線が美しい山でした。また、山頂からの展望抜群で南アルプスの百名山を全て見る事が出来ました（甲斐駒ヶ岳、鳳凰山、北岳、間ノ岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳、光岳）