甲斐駒ヶ岳→北沢峠→両俣小屋→熊の平→仙丈ケ岳→甲斐駒ヶ岳


- GPS
- 36:29
- 距離
- 65.5km
- 登り
- 6,903m
- 下り
- 6,908m
コースタイム
- 山行
- 11:18
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:13
- 山行
- 12:57
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 13:53
天候 | 1日目:薄曇り 2日目:雨(稜線上は暴風雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当たり前ですが雨の日の甲斐駒ヶ岳は岩が滑る箇所がたくさんありますので要注意 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
平日の間、夏休み旅行として家族で八ヶ岳を訪れていたため、そこからアクセスのよい尾白川渓谷を起点に、1泊2日のTJARの課題プランを作成。単なるピストンだとつまらないので、1日目は両俣方面に向かうこととし、2日目に仙塩を経て仙丈に向かうプランを作成。
1日目。前日に家族を小渕沢駅まで送り、自身は再び竜王の漫画喫茶で仮眠を取るもほとんど寝られずほぼ徹夜で尾白川渓谷をスタート。
翌日に悪天候が予報されていたため、たびたび訪れる甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ではあるが写真を少し多めに撮る。何度来てもいい山である。北杜山守隊の貢献のおかげで登山道は自然な感じに綺麗に整備されていて登りやすいし、黒戸尾根は鎖場やら梯子やらバリエーションに富んでいて飽きない。
甲斐駒に登頂後は、両俣小屋方面の林道へ。昨年、深夜にここを訪れたときは大量の瓦礫、幾たびもの渡渉、闇夜に目を光らせる獣たちとかなり怖かったが、昼訪れると特段怖いところのない普通の林道ではある(瓦礫だらけでとても車は走れないが)。長い長い仙塩をスキップして熊の平に向かうことができる点では便利だし、両俣小屋の雰囲気が好きだ(一度は釣りで訪れてみたい)。
両俣から野呂川越まで登った後は、三峰岳に登り(仙塩をスキップしているのでさほど長くは感じない)、早めに熊の平に。翌日の悪天候予報のせいか普通の登山者がほとんどおらず、TJARの課題をこなしていると思われる方ばかりだった(驚異のストックシェルター・クロスオーバードーム率)。
2日目。長く目を瞑っているばかりでほとんど寝られなかったが(寒さゆえなのか?最近ほとんどテン場で眠れず困っている・・・)、とりあえず回復したことにして23時過ぎに起きる。普段はこういう変な時間に行動するのは周りに迷惑が掛からないように相当気を遣うものだが、今回は周りのほぼ全員が起きているという変な状況だった。おそらく、今日の悪天候に備えて皆早めに行動を開始しているのだろう。
24時の出発と同時に雨が降り出し、そこからほぼ終始雨。特に稜線上は暴風雨でありかなり辛かった。平地に降りてからヤマテンを見たら大荒れ情報が出ていたようだ。塩見方面に向かったTJAR課題の人は大丈夫だったのだろうか・・・?
登山ではほぼ見るべきものはなかったので雨具のレビューでも記載しておく。今回、ミレーの最新レインウェア・ティフォンファントム(トレッキング用)を着用した。こんな薄いのでアルプスの暴風雨に耐えられるのか?と思っていたが、、、
・まず、耐水圧50,000mmに偽りはなく、雨の侵入はほぼなし。また、非常に高い透湿性ゆえに尾白川渓谷下山までほぼ着用しっ放しだったにもかかわらず蒸れもほとんどなかった。
・一方、とにかく薄いため、稜線上の暴風雨では体が冷える。動き続けられることが必須(停滞を余儀なくされる場合は下に化繊ダウンを素早く着込むとか他の防寒対策が必須)。
・また、ポケットが薄く透けて中のものが見えるほどであるため、スマホ等は防水対策が必須かと感じた。
・上記の通りではあるが、うまく特徴を捉えればアルプスでも十分使えるかと思う。ただし、本当に荒れる予報がある場合はもっと分厚いレインウェアを持って行ったほうがいいかと(今回、大荒れ情報が出てることを事前に知ってたら多分使ってない。ただ、それでも一応耐えられたという点ではすごいと思うが)。
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