常念岳の廃道「一ノ俣谷」を辿る ( 長塀尾根へ周回 テント泊 )

2025年08月02日(土) [日帰り]

• GPS: 16:15
• 距離: 38.7km
• 登り: 2,184m
• 下り: 2,188m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:42
• 合計: 7:22

距離 18.2km 登り 938m 下り 258m

5:15 上高地バスターミナル
5:19 5:20 河童橋
5:57 明神館
6:01 徳本口
6:35 6:40 徳沢公衆トイレ
6:42 徳澤園
6:53 6:54 新村橋
7:28 7:30 横尾
7:58 槍見河原
8:07 8:20 一ノ俣
8:48 二段ノ滝
8:53 9:30 七段ノ滝
9:53 10:08 一ノ俣の滝
10:19 10:23 山田ノ滝
10:56 11:20 常念ノ滝
12:37 二股 (一ノ俣谷)

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:49

距離 20.4km 登り 1,246m 下り 1,929m

2:50 二股 (一ノ俣谷)
3:46 3:50 常念小屋
4:29 4:30 三股への分岐点
4:33 5:18 常念岳
6:10 6:11 2512ピーク
6:38 6:42 2592ピーク
7:24 7:27 蝶槍
7:33 蝶ヶ岳三角点
7:38 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
7:56 瞑想の丘
8:00 8:06 蝶ヶ池
8:07 8:10 蝶ヶ岳ヒュッテ
8:12 蝶ヶ池
8:14 蝶ヶ岳
8:23 8:25 妖精の池
8:37 8:38 カモシカの池
8:42 長塀山
9:32 9:34 チューダイ広場
10:03 10:08 徳澤園
10:10 徳沢公衆トイレ
10:47 徳本口
10:51 明神館
11:22 11:23 小梨平
11:30 河童橋
11:38 上高地バスターミナル
11:39 ゴール地点

天候

晴れ (初日午後 にわか雨 増水なし)

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◽️あかんだな駐車場 (日／600円／クレジット可)　AM5時に到着　満車率80％程　始発シャトルバス (往復2,800円) ギリギリで乗車。

コース状況／危険箇所等

※ 一ノ俣谷
入渓は一ノ俣橋から容易。／泳ぎなし＆危険な渡渉なし／核心部の二段ノ滝＆七段ノ滝は高巻き廃道を見つけることで容易(慣れている方であれば)になるがルンゼの直登部＆横断部は少し悪い。／宿営地は標高2200mの二俣。／脱渓は上部になると小屋から伸びるホース＆踏み跡に導かれた。／下山は登山道 (稜線の水場は小屋内での販売のみ)。

※装備
ロープ30m✕2 (未使用)。チェンスパ (なくても問題なし)。ピッケル(なくても問題なし)。

写真

8/2 6:33

アカンダナ始発で上高地イン

8/2 6:57

穂高の山々

8/2 8:33

一ノ俣谷に入渓

8/2 8:35

美しい谷

8/2 8:58

夏はコレです

8/2 8:59

水量も大満足

8/2 9:02

二段ノ滝は左岸巻き

8/2 9:07

左岸ルンゼを直登後、灌木帯にトラバース(廃道)が現れる。

8/2 9:15

痕跡を見つけると「俺の目に狂いはなかったぜ」と安心します

8/2 9:16

鎖がボロボロ

8/2 9:17

巻き終えるとすぐに七段ノ滝

8/2 9:20

正直どれが二段で七段なのかよく分からなかった

8/2 9:25

これも左岸ルンゼを直登後、トラバース(廃道)を斜上してゆく(ながいです)。

8/2 9:33

足場の悪いルンゼを横断すると、写真の人工的に削り出されたと思われるバンドが現れる (歩きやすい)

8/5 3:31

ボロボロのワイヤーもある

8/2 9:40

この後、簡単な草付きを降り再入渓する。

8/2 9:46

ゴルジュ

8/2 9:50

美しいが終わらない

8/2 9:54

一ノ俣の滝、これは左岸巻き

8/2 9:56

絶壁の滝です

8/2 10:01

巻き終わると吊り橋の痕跡でしょうか？

8/2 10:32

菜花

8/2 10:42

エメラルドグリーン

8/2 10:46

綺麗な滝を越えると

8/2 10:58

いよいよ常念の滝

8/2 10:59

美しい

8/2 11:09

記念撮影

8/2 11:20

さらばじゃ

8/2 12:04

平和な河原

8/2 12:21

横通岳が見える、宿営地はすぐそこ。

8/2 12:36

魚影は見られなかった

8/2 13:05

宿営地(標高2200m 二俣)、ビールたちを冷やす。

8/2 14:28

蚊取り線香を焚く

8/2 16:51

そろそろ宴の時間

8/2 17:06

生ソーセージを流木に巻きつける ( ラムーでグラム100円 )

8/2 17:08

それを眺めながら飲む

8/2 17:40

焦がしながら完成です！

8/2 17:43

ソーセージに苦戦しているうちに、ラーメンがのびる (笑)

8/2 17:48

飲んで忘れよう…。

8/2 18:12

本日は貸し切りでした

8/2 18:31

おやすみなさい

8/3 4:49

⚪️⚪️⚪️翌朝⚪️⚪️⚪️
常念山頂で登山靴にチェンジ

8/3 4:57

御来光

8/3 5:06

撮って頂きました。

8/3 5:11

いい朝でした

8/3 5:12

北アルプス

8/3 5:13

槍ヶ岳

8/3 5:14

穂高連峰

8/3 5:55

蝶槍へ

8/3 5:50

美しいです

8/3 6:09

常念岳をふりかえる

8/3 6:23

ハクサンフウロ

8/3 6:43

マルバタケブキ

8/3 7:35

蝶槍を通過、長塀尾根で上高地へ下山します。

撮影機器：

TG-7 OM Digital Solutions

感想

ナオト

100年前、槍ヶ岳を目指すメインルートは「有明 - 中房温泉 - 大天井岳 - 常念乗越 - 一ノ俣谷 - 槍沢 - 槍ヶ岳」だったことから、地理的に要所だったとされる一ノ俣谷。入渓地点(一ノ俣橋)には立派な山小屋もあったそうですが現在廃道で情報も少なく不安でした。

蓋を開けてみると高巻きには旧道が予想していたよりも遥かに良い状態で残っており安心して遡行できました。完全に沢登りのフィールドですが伊藤新道のような復活もありえるのでは？…と、感じるほど。ゴルジュ＆美しい滝には感動、また来たいルートです。