針ノ木岳～体力年齢チェック山、ズレを実感

2025年08月02日(土) [日帰り]

• GPS: 11:38
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,570m
• 下り: 1,569m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:40
• 休憩: 2:51
• 合計: 11:31

距離 14.0km 登り 1,570m 下り 1,569m

4:02 扇沢駅
4:29 針ノ木岳登山口
5:14 5:23 大沢小屋
5:55 6:01 橋
6:20 6:26 高巻き入口
8:02 8:18 針ノ木峠
9:01 10:13 針ノ木岳
10:57 11:34 針ノ木峠
13:09 高巻き入口
13:28 13:41 橋
14:11 14:24 大沢小屋
15:11 針ノ木岳登山口
15:32 扇沢駅

天候

曇り時々はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢駅前有料駐車場、12時間以内1000円
駐車場探しゲームには参加せず、時間を金で解決

コース状況／危険箇所等

過去一長い雪渓でした。沢を渡る橋のすぐ近くから始まっていました。ザレ道を歩くより雪渓歩きの方が自分は楽です。ノドの辺り雪渓は特に傾斜が急で高度感があり緊張します。アイゼン必須なのですが、登山靴だけで降っている人を見かけて非常に驚きました。勇気があるというか、無謀と言うか・・・
雪渓から針ノ木小屋までは傾斜が急でザレて滑りやすい難所です。前日、この辺りで転倒して救助要請があったと報道されていました。
小屋から山頂までも岩場やザレ場続きで気が抜けないです。

写真

8/2 4:02

静寂の扇沢駅、駐車場は賑やかだが

8/2 4:02

しみじみと実感する今日この頃

8/2 4:03

クマと遭遇しないことを願って出発！

8/2 4:22

夜明けまで、あと30分くらい

8/2 4:28

山頂付近は雲に隠れている模様、回復を期待

8/2 4:42

日の出まであと少し、涼しいかと思いきや、ほとんど風がなくて暑い😰

8/2 5:13

大沢小屋で大休止、暑さにやられて序盤からバテ気味

8/2 5:41

ノリウツギ

8/2 5:41

コース中唯一の金属製梯子

8/2 5:43

自宅の庭でお馴染みのギボウシ

8/2 5:45

岩場

8/2 5:47

久しぶりのシモツケソウ

8/2 5:48

針ノ木大雪渓が見えてきた

8/2 5:54

今年はかなり下の方まで雪渓が残っている。昨冬の北アルプス北部は雪が多かったと聞いた気がする

8/2 5:55

橋のすぐ近くから雪渓スタート

8/2 6:01

雪渓序盤は赤いマーク付き

8/2 6:03

猛暑で劣化が進んでいる

8/2 6:04

ミニクレバス

8/2 6:11

この辺りからしっかりした雪渓が始まっている

8/2 6:16

この開放感のある眺めが雪渓歩きの醍醐味

8/2 6:24

しっかりした雪質でチェーンアイゼンの爪がしっかり食いつく

8/2 6:29

ノドの辺りは傾斜が急

8/2 6:32

ノドの上部

8/2 6:37

雪渓上部は2ヶ所に分断されている。アイゼンを付けたままザレ場を通過した方が良さそう。登りの時はうっかりアイゼンを外してしまい、上部の雪渓はアイゼンなしで登ってしまった。

8/2 6:37

近くに空洞があってビビった

8/2 6:55

天候が悪化、粒の細かい霧雨が降りレインジャケットを着用。山頂付近は真っ白で展望は期待できそうにない😞

8/2 6:56

ミヤマキンポウゲ

8/2 7:03

急登で足場の悪いザレ場が続く。天気も悪くてテンションだだ滑り

8/2 7:07

カラマツソウ

8/2 7:10

最終水場、大量に汗をかいて登りと降りで活用。高所で水が補給できるのは本当に助かる

8/2 7:12

急登で心が折れかけた時、青空が顔を見せる

8/2 7:18

見る見るうちに天候が回復し

8/2 7:26

あっという間に天候回復、勇気100倍！

8/2 7:35

ズバリ岳！

8/2 7:35

まだ急登は続くがテンション急騰！

8/2 7:37

目指す針ノ木峠が見えた！

8/2 7:44

チングルマ

8/2 7:44

更に気分上昇

8/2 7:45

8/2 7:47

峠直下に雪渓

8/2 7:47

最後の九十九折り

8/2 7:54

ついに針ノ木峠に到着！

8/2 7:55

針ノ木小屋で大休止

8/2 7:56

8/2 7:56

8/2 7:56

8/2 8:06

8/2 8:06

8/2 8:08

3年前に登った蓮華岳

8/2 8:15

南方の眺めも回復気味

8/2 8:15

槍と先週登った前穂が見えた！

8/2 8:18

遥か遠くに白馬岳

8/2 8:23

針ノ木岳に向かって出発！小屋を振り返り見る

8/2 8:28

気分最高！

8/2 8:28

雄大な眺めだが、滑落注意

8/2 8:29

8/2 8:31

チングルマ！上部は花状態で残っていた

8/2 8:32

8/2 8:38

タカネシオガマ

8/2 8:52

岩場も数ヶ所あり

8/2 8:54

高瀬ダム

8/2 9:01

針ノ木岳に登頂！

8/2 9:01

雲に覆われる前に、立山、剱岳が見られて良かった

8/2 9:02

黒部湖の青さが際立つ

8/2 9:03

8/2 9:03

ズバリ岳方向から雲が迫ってくる

8/2 9:04

サーキットに向かう人が意外に多い

8/2 10:13

テガタチドリ

8/2 10:22

ガスが上がってきた

8/2 10:28

クマちゃん散歩中！◯の中の黒点がクマ

8/2 10:43

ミヤマリンドウ

8/2 10:52

針ノ木小屋まで後少し

8/2 11:00

キンキンに冷えたコーラ！

8/2 11:22

トイレをお借りしてから下山

8/2 12:35

雪渓まで下ると山頂付近はすっかり雲の中

8/2 13:00

日差しでてきて暑い！雪渓の雪質もグズグズになってきて歩きにくい

8/2 13:04

眺め良し

8/2 13:12

8/2 13:41

アイゼン外して通常モード

8/2 14:12

大沢小屋で最後の休憩

8/2 14:46

美しいブナ林

8/2 14:58

下界は夏空

8/2 15:11

やっとのことで遊歩道口に到着

8/2 15:31

無事下山

8/2 15:32

11時間30分の長い山行が無事終了。駐車場料金アップまで残り20分、ここまでギリになるとは想定外だった

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

Hasssy

体力年齢の衰えを知る山行になりました。標高差・斜度と足場の悪さを考えると自分たちの日帰り限界になっていました。
登山者は血気盛んな若者ばかりで、蓮華岳往復をプラスしたり、ズバリ岳方面に周回する針ノ木サーキットを目指したり、我々のような針ノ木ピストンは少数派っぽくて歴然とした差を感じました。
先週、重太郎新道～吊り尾根で前穂・奥穂を巡って気力・体力十分と思ってましたが、針ノ木ピストンの方が厳しかったです。
重太郎新道のように垂直に近い標高差のあるルートでも、梯子や鎖場があって足場や手掛りがしっかりした岩場の方が、体力の消耗が少なくて随分らくでした。
針ノ木方面に来るのはこれが最後かも。