幌尻岳(糠平川コース、幌尻山荘泊)


- GPS
- 12:44
- 距離
- 36.7km
- 登り
- 3,754m
- 下り
- 3,753m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:23
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 3:16
天候 | おおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉以外に危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | 前泊のとよぬか山荘は空調完備、2段ベッドで快適でした。ジンギスカン、美味でした。ビールも販売していますが、職員室にビールを買いに行く、みたいな不思議な感覚がありました。 幌尻山荘はザックなどの荷物を室内に持ち込むことができず(狭い)、床下の倉庫という穴倉に保管します。ネズミが出るとかで食糧管理、食べこぼし注意です。ビール販売していますが、350mlで800円です。水は沢水がふんだんに使えますが、要煮沸です。ペットボトルの水も販売しています。 |
写真
感想
今回、運良く幌尻山荘の予約が取れたので行ってまいりました。
とよぬか山荘の駐車場に到着すると、道外ナンバーが多く(自分は函館ナンバーのレンタカー)、フェリー派が多いなと感じました。次の北海道遠征はフェリーも検討ですね。受付し、ガスカートリッジ(小)を購入、お湯を2回沸かしたくらいなので、半分以上残っていたと思いますが、下山時に引き取ってもらいました。
今回の糠平コース?は渡渉が最大の難関。自分は本格的な渡渉経験がほとんど無く(大朝日岳。2023年6月17日に橋が落ちていたため、やむなく渡渉したことはありました)水かさが多いと幌尻山荘までたどり着けないようですが、幸いこの数日、まとまった雨もなさそう。渡渉直前にスライドした下山者の方に水かさを聞くと「全然少ないです」と。ひとまず安心して渡渉開始。最初から膝上くらい。その後何度も渡渉を繰り返しましたが、コース取りがイマイチで、数回、腰まで浸かってしまいました。なお、下山時には2度ほど足を滑らせほぼ半身を水没させてしまいました。カメラバッグもボチャンと行ってしまいましたが、防水がしっかりしており、カメラは濡らさずに済みました。
後から聞いた話だと、場合によっては、大きな石を抱えて渡渉することもあるとか。それくらいしないと流されちゃうってことですかね。ちなみに装備ですが、沢ではサンダル(Keen)とモンベルの沢登ソックスを組み合わせました。それ以外はショートパンツとコンプレッションにしました。履き替え・持ち運びを考えてショート丈のシューズを着用しました。周りの皆さんの装備は素足にサンダル、トレランシューズ、レインウェアと本当に思い思いでしたね。
当日は自分を含めソロの方も多かったですが、渡渉の際はやはり心細く、仲間がいると良いなと感じました。
幌尻山荘は女性の小屋番さんが受付をされ、到着早々、「小屋の近くでクマにやられた鹿が転がってたから」とビビらせてくれました。朝方に小屋の自スペースを確保して、アタックザックに切り替えてから、山頂を目指しました。小屋では各自1枚デコボコマットのスペースが使え、毛布のレンタルもあります。自分は腰が悪いので、エアマット+寝袋を持参しました。寝袋の方はチラホラおられましたが、エアマットは浮いてましたね。でも、おかげで腰痛は避けられましたし、夜中に寒いと感じることも無く、快適でした。
小屋からは徐々に斜度があがり、稜線直前はかなりの急登です。特に命の水から上がしんどかったです。稜線に上がると、素晴らしい景色が広がりますが、カールを巻いてピークに至るまでが長い。。途中お花畑を眺めながら、ボチボチ進みました。幌尻岳はカール上部の長い尾根となっていて、見るからに大きい、という感じですが、戸蔦別岳のトンガリピークにも惹かれました。体力があればチロロ林道から日帰り、というのも選択肢でしょうけど。。
初日は17時前後からザっと雨が降ったので小屋に入り、ウィスキーをちびちびやってからたぶん19時前には寝てしまいました。おかげで2時には目が覚めてしまい、3時には朝飯を食べ、4時には準備万端に。小屋番さんが川の様子を見に行ったようで、「昨夕の雨は一時的なものだったので、渡渉に問題なし」と教えてくれました。少し明るくなってきた4時半には我慢しきれずにスタートです。バスは9時半ですが、8時前にはゲート前に着いてしまいました。ゲート前にはプレハブ小屋があって、「最終バスに乗れなかった場合は林道を歩かず、小屋にとどまってください」とどこかに書いてあったのを思い出しました。屋外にはアブが飛んでいるので、先行してプレハブに入っておられるお二方にご一緒させていただきました。熊スプレーを本土から送る場合、宅配便の営業所に向けて「スプレー缶を送る」と指定すると、陸路で搬送してくれること、恐らくガスカートリッジも運べそうなこと(宅配会社への確認は必要ですが)を教えていただきました。「丸腰で入山するのは危険」とのご指摘、ご尤もです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する