北岳バットレス ピラミッドフェース〜4尾根
山梨県
めざせ300イレブン+
その他1人 
体力度について
- GPS
- 13:35
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,070m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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装備
| 共同装備 |
7.1mmダブルロープ50m×２
キャメロットウルトラライト＃0.4〜3
リンクカム#0.5〜#１
マイクロカム#0.2・0.3
アルパインヌンチャク12本
120cmスリング２本
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|---|
感想
おそらく6回ほど天候不良で延期になっていたピラミッドフェース。今回やっと好天に恵まれ快適クライミングを興じることができた✨
久々のホンキのアルパインがなかなか疲れた〜💦フリーばかりやっていると登攀力はアップするけど、その代償で歩荷力は激落ちくん💦
がっつり登山メインでやっていた頃は下って来る人がいたら「登り優先だ！オラオラ！！」と言わんばかりに駆け上がっていたけど、今では「待たんでいいからさっさと降りて来い！こっちがよけるから💦」といった感じで、すれ違う時には「ズビバゼン。。。」と「すみません」すらまともに言えないありさま(笑)
まぁそんなアプローチの大変さもあってのアルパインなんだろうけど😙
肝心のピラミッドフェースはと言えば、自分の中でナンバーワンくらいの難しさのルートだった。（そもそもそんなにアルパイン経験ないんだけど💦）
難しいと思った理由は
�〜澗療�に逆層でホールドが細かく乏しい
��意外とルーファイが難しい（特にスタートから横断バンドまでの間）
�Ｂ召凌佑竜�録がみんなそれぞれ違うライン取りをしているようで参考にしづらい
�ぅ團薀潺奪疋侫А璽垢�9ピッチ程やった後に4尾根もこなさなくてならないので、まぁ長い。。。
といった感じ。
横断バンドまでであればDガリー大滝や5尾根支稜から回り込むこともできて、その方が簡単でわかりやすいし時間短縮にもなる。だけどせっかく行くのであればトポ通りの取り付きからのチャレンジをすることをおススメしたい！！
《アプローチ》
大樺沢二俣から八本歯のコルへ向かうと途中にバットレス方面から流れて来る水流のある沢がC沢。C沢の右岸側の踏み跡を辿ればとりあえずはDガリー側に行くはず。
《1P目》
Dガリー大滝と十字クラックのちょうど真ん中あたりにある凹角を登る。Dガリー大滝のすぐ右の凹角は間違い。上部の壁まで到達すると終了点らしきものがあるが、ここでは切らずに左にトラバースしたところをちょっと上がったテラスで切った。
《2P目》
1P目終了点から真上の凹角を登ると視界が開けて自然と左にトラバースして行く。上部に見えるハングの一番左まで行ったところで上がりハングの左横で切った。
《3P目》
2P目の時に上に見えたハング上に踏み跡がある。そこを右にトラバースしてみたが樹林帯の中に入ってしまい踏み跡も延々と右上して行く感じだったので「どうも違う。。。」と戻る。いまいち正解がわからないがとりあえず真上に登ってみた。プロテクションが取れないわりに難しくて落ちたらヤバいところがあったが、なんとか中間まで登ってホールドが乏しすぎるスラブまで行った。このスラブはどうにもこうにもヤバそうだったので右のホールドが豊富そうなフェイスに移る。すると残置ハーケンがありこちらが正解なのだと知る。そこを登ると横断バンドに着いた。
トポではここまで4ピッチとなっているので、トポ通りに来ていないのかトポ通りに切っていないのだろうと思う。
《4P目》
横断バンド左端から右上しているバンドを登ったところで切る。ここは難しくはない。
《5P目》
上部に見える凹角に向かって登る。トポでは凹角手前で切っているようにも読めるが、実際は凹角も登って切るのがこのピッチであると思う。凹角部分は傾斜もあり易しくはないかもしれないが、クラックのホールドは意外とポジティブなので左右のホールドも上手く使って思い切って登れば楽しく登れると思う。
《6P目》
トポに書いてある「つるつるのスラブ」は本当につるつるである。左コーナーは一か所だけ指がかかるホールドがあって、それをどう使って前進するかがポイントだろう。あまりちゃんと覚えてはいないが、私は左コーナーのホールドで一段足を上げたら右コーナーに移って、さらに上がったら横長ホールドに乗るという感じで行ったと思う。横長ホールドに乗ってしまえばあとは難しくない。そこからはじわじわと左上して行き上部に見える大きなハングの左側を登ったところで切った。体感的にはトポのグレードは辛く感じた。
《7P目》
出だしが少し難しいところを足を上手く使って乗り上がったら、やや左上気味に進み8P目手前の小テラスで切った。
《8P目》
左上に見える凹角めがけてスラブを左上する。スラブは意外とホールドがあるのでそれらを上手く拾えば難しくはない。凹角部分は5P目のコーナークラックと比べるとホールドのかかりが悪かったような気がする。クラックは上に行くにつれて狭くなって来るので右壁のフットホールドも上手く使って上部のガバを取りに行ったと思う。
《9P目》
ホールドが乏しいツルっとした凹角を登り適当なところで右に逸れて行くと4尾根に合流した。
《4尾根》
4尾根の記録はたくさんあるので詳細は割愛するが、城塞ハングのチムニーは��+以上に感じる。
《山頂まで》
4尾根終了点から左側にある踏み跡を辿って行けば一般登山道の稜線に出る。それを登ればすぐに山頂である。
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