川内山塊 仙見川中俣沢


- GPS
- 14:12
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:10
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:02
天候 | 2日間ほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は広く無料キャンプ場併設。登山届けBOX、トイレあり。 スタート地点の仙見川左岸林道は、ログのスタート地点にデカい倒木があり車はここまで。車の駐車スペースや転回場所もない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
阿賀野川水系 仙見川中俣沢 ■体感4級 水量やや多い ラバー向き 雪渓なし ヒル地獄 アブいる ■アプローチ 林道に横たわる倒木を乗り越えて歩き出す。車から降りた瞬間にヒルが足元に引っ付いている。 車止めまでは普通の林道。そこからもたまに道が不明瞭にはなるが、完全に見失う事はない。 今年の5月辺りに歩いてる記録や途中まで刈払いしたという記録もあったので、赤倉川との二俣まで踏み跡が使えてラッキーだった。 ただ、とにかくヒルがヤバくて早く沢に降りたくなるが、そこは必死に我慢だ。そういえば熊にもあった。 歩き出しから入渓まで90分程。 ■仙見川 中俣沢遡行 入渓地点は河原。ゴーロを少し行くと綺麗な淵など現れ綺麗な渓相。 静瀞はガチ泳ぎでかなり疲れるが途中足が着く場所あり。 そこからはずっとゴルジュの素晴らしい渓相の中を泳ぎを交えてひたすら進む。 タナイ滝、ヨコムネ滝は気付いたら終わってた。 ゴルジュを抜けると渓相は穏やかになるが、時間が早いので先に進む。 co514に着いた時間はまだ昼。さらに進むと、沢は険しさを増し連瀑帯へ。 巻いたり登ったりしながら進み、連瀑帯のど真ん中で幕。薪は無限。 連瀑帯は巻きが多く、滝もまぁまぁデカいのでそれなりに悪い。 後半のハイライト、4段の白糸滝は、水は少ないが圧巻のスラブ滝。 はっきり巻いたのは3段目だけ。全てフリー。 その後も滝は続き、ニラ壁の悪い巻きなどもあるが、源頭付近の景観は実に見事。1300mの山とは思えない程素晴らしいモノがある。 粟ケ岳山頂にダイレクトに詰める予定だったが、上部の分岐をどこがでミスり、詰めたのは山頂と1264pのコルに出た。藪漕ぎはほぼ無し。 山頂まで10分登りピークハント。 ■下山 一般登山を2時間で下山。 こちらはヒルは見なかった。 |
その他周辺情報 | 五泉市 中田製麺所 |
写真
装備
個人装備 |
登攀具一式
泊り装備一式
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感想
色々な意味で1年に1回で充分な川内の沢にお盆以来となる再訪。
■1日目
仙見川の林道はかなり手前で巨木が倒れていて通行できず、仕方なく歩いてアプローチ。悪くはないが、部分的に荒廃化している登山道をヒルにまみれながら進む。途中クマにも遭い、中々ワイルド。
遡行を開始するとしばらくゴーロ帯。静淵を皮切りにようやくゴルジューランド開園。素晴らしい造形のゴルジュを堪能しながら登る。下部の核心?となるタナイ、ヨコムネはかなり容易になってしまったのかあっさりと越える。その後は平凡なゴーロ帯となり、テンバを探しながら歩くも中々上物を見つけられず。いつの間にか後半の連瀑帯に突入。途中に良い河原があったので連瀑帯の真っ只中だが行動終了。夜はモーリーさんが持参してくれた肉をたらふく食べる。お腹がはち切れそうで自分の持ってきたご飯は食べなかった。
夜は蚊が大量に群がってきて、あまり眠れず。起きたら顔面ボコボコにされていた。
■2日目
連瀑帯の続きをこなすとはるか先に白糸の滝が見えてくる。後半は滝が結構出てきて少しクセのある滝もある。ひたすら巻いたり登っていると白糸の滝に到着。
全4段の滝で中々ご立派。3段目以外は直登したが、4段目は高度感がかなりあり、おっかない。
その後、最後の大きな二俣を左に入ると再び小さな二俣。ここで左に入るのが正解だったようだが、映えるスラブ方面に行ってしまい、巻きでヒヤヒヤな登りをさせられる。ここが1番悪かった。あとは暑さに喘ぎながら登って登山道へ。粟ヶ岳を15年ぶり(なんと高校の大会以来)にPHし下山。
クタクタになったが、やっぱり川内の渓は素晴らしい。今年はあと何回行けるだろうか。
一緒に遊んでくれたお二人、ありがとうございました!
下田川内山塊。
沢登りをやってなかったら、一生行く事はなかったであろう秘境。
沢登りをやっていても、限られた沢ヤしか足を踏み入れないその地は、入渓前から他の沢とは明らかに違う雰囲気を醸し出していた。
この地に魅せられ、毎年何度も訪れている純度100パー沢ヤの2人が、常に「行きたい沢リスト」にあった仙見川中俣沢。
この地に疎い私は、下田川内の沢はまったく詳しくなかったが、この話を断ったら後悔するような気がした。
アプローチのヒル地獄、泳ぎ、ゴルジュ、連瀑帯、スラブ大滝、ニラ巻き、岩魚、仙見川中俣沢には沢登りの全てが詰まってる、そんな場所だった。
朝日や飯豊とも違う、独特な雰囲気を持つ川内山塊。
その沢の内容もさることながら、それ以上に何かを感じさせてくれる素晴らしい空間。
沢登りで一番重要な第六感をダイレクトに刺激してくるような、そんな感覚をずっと感じながらの遡行だった。
「秘境、いや魔境。色んな意味でシーズン一度でいい」
KCの言った意味を理解出来るには一回行っただけではわからないだろうが、なんとなく今はその意味が少しわかるような気がする。
そこには紛れもない、沢登りの「リアル」があった。
ご一緒してくれたKCとポム、ありがとうございました。
日本一ヒルがいると噂の仙見川!
確かにヤバかった!これまでヒルがたくさんいると評判のところ色々いってるけど、ここは半端ないぜ!
モーリーさんと新潟に向かう、くっちゃべってたらついた。標高は低いけど、涼しくてぐっすり寝れた。
朝5時、粟ヶ岳の登山口でKCと合流。車をデポして仙見川の林道へ向かう。
しかし割と序盤で倒木で行き止まり、仕方なく車を停める。車を降りた、その瞬間ヒル2.3匹にたかられる。ヤバすぎる。しかもデカい。
あんまりゆっくりしてるとヒルダルマになるので、パパッと支度して歩き始める。
林道終点からは藪っぽい登山道を進む。
完全な藪漕ぎが危惧されだけど、踏み跡は割と明瞭。 たまにヒルが這い上がってきてたり、足元を蠢いているのが視界に入るが気にしないことにする。
2時間かからないくらい歩いて入渓点に到着。
足元注意⚠️ヒルがやばいの数引っ付いてる。 もう何匹かわからないけど、少なくとも1人30匹くらいはいた。流石に7000万匹はいなかった。
KCとポムチムはスパッツの穴から吸血されてる。
仙見川は水量の多い癒しの川。しばらくはゴーロ歩き。右から静川を合わせると、いよいよ静瀞
50mの泳ぎ 残ヒルを引き剥がすため、全力で泳ぐ。 途中で1箇所足がつくヒールポイントあり。 後半戦も泳ぐがシンドくて壁キックで進む。
その後は泳ぎが連続するゴルジュパラディソ
クソ楽しぃ。 休憩する度にどこからかヒルが這い上がってきて抹殺する。
タナイの滝は普通に通過。
なんか10年前の写真より1mくらい低くなってる。 その後もゴルジュっぽい感じが続くが、側壁はそれほど高くなく、森が近いので早出川周辺の沢より威圧感はない。
ゴルジュをさっぱりと抜けるとしばらく何もないけど、普通に渓相が綺麗で癒される。
co514からは滝がこれでもかと続く。
途中で割とデカい岩魚を鷲掴みでゲト❣️テンバがないかと心配したけど3条の滝の前の河原がイイ感じで幕営。 薪は無限で最高😃
そしてモーリーミート爆誕❣️ 肉食いまくり❣️ウマスンギ!沢の中でビーカル爆食い❣️普通に酔っ払った。KCはベトナム女性とはヤレない🆖ベトちゃんドンマイ😉
岩魚もじっくり焼いてウマスンギ❣️カワチサイコー
油断してるとテンバでもヒル持ち込み発覚。10匹くらい抹殺。
仙見ルーヒーしぶとすんぎ😡
夜は藪蚊の猛襲😡 ヤバスンギ😡
2日目開始5秒で滝のぼり。
たもしまの遡行図見まくって進む。
たもしまのグレードに意義ありKC
白糸の滝は爽快! 最後のスラブ滝はヌメヌメでニラから巻く、育ちの悪いクソニラしかなくてきつい。悪いニラバース👎
少し藪をこなすと登山道ついた、へとへと
粟山頂は涼しくてサイコ~~ そしてヒルがつく間もなく爆速で下山。 ファンタコーラ爆飲みサイコ~。
ヒル林道へ車回収に向かう。一瞬でヒルがつくので0.5秒くらいで車に乗り換える。 狭くて切り返せないので1kmくらい鬼バック👹
中出し製作所みたいな名前のクソしょっぱくて美味いラーメン食って〆 WHOが怒り狂うくらいしょっぱい サイコ~❣️
カワチサイコ~❣️❣️
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