光岳〜芝沢往復：天国と地獄を体験できる山

2025年09月06日(土) 〜 2025年09月07日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,698m
• 下り: 2,698m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:48
• 休憩: 1:17
• 合計: 9:05

4:41 芝沢ゲート
5:43 5:45 易老渡
6:56 7:00 面平
7:40 標高1800m地点
8:47 8:48 三角点
9:10 9:15 易老岳
10:21 三吉平
11:15 11:20 静高平
11:44 12:28 県営光岳小屋
12:47 12:49 光岳
12:49 13:01 光石
13:28 13:30 光岳
13:46 県営光岳小屋

2日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:07
• 合計: 6:09

4:30 県営光岳小屋
4:42 5:38 イザルヶ岳
5:54 5:55 静高平
6:17 三吉平
7:02 7:04 易老岳
7:19 三角点
7:55 標高1800m地点
8:22 8:27 面平
9:22 9:25 易老渡
10:39 芝沢ゲート

天候

曇りがちな晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芝沢ゲート前に深夜12時に到着

コース状況／危険箇所等

標高1800m地点を境に　登山道が厳しくなる。

その他周辺情報

・ハイランドしらびそ　にて日帰り入浴
・下栗の里で観光。ただし展望台は駐車場から上りになるのでパス
・バス、鉄道の拠点伊那大島駅を見学

写真

9/6 4:41

まだ暗いけど出発

9/6 5:19

思ったほど長くないが長い

9/6 5:32

Youtube聴きながら無心で歩く

9/6 5:43

イロウド着いた
ここから登山とか

9/6 5:55

初めは植林の中

9/6 6:13

つづら折れにはなっているんだけど、すごい急斜面
焦らずに登ろうよ

9/6 6:16

すごい急斜面だがこの道はまだ歩きやすい方

9/6 6:31

途中で無くなる標識。確か18ぐらいまではあって、29で突然出てくる

9/6 6:31

斜度はさておき道は歩きやすい、この時はまだ。

9/6 6:56

面平に到着

9/6 6:56

平な場所
眺望はない

9/6 7:12

1600m
早くも700mほど登ったことになる。

9/6 7:39

先は長い

9/6 7:48

ニセ森林限界

9/6 7:57

すぐに樹林帯に戻る。まだまだ先ですよ、イロウ岳までは

9/6 8:07

この辺に小屋作ってくれぃ

9/6 8:07

1800mぐらいから傾斜は緩くなるが、道は凶悪になる

9/6 8:34

このような携帯トイレブースが何箇所か出てくる

9/6 8:47

イロウ岳までもうすぐ

9/6 8:49

歩きにくい場所

9/6 8:56

だんだん暑くなってくる。
凍らせたハイドレーションの水が全然解けなくて、干からびそうになってる

9/6 8:56

木々から眺望

9/6 9:04

忘れてた

9/6 9:05

植生が変わり、幻想的な景色に。まさにビクトリーロード

9/6 9:09

気持ち緩やかな斜面に

9/6 9:10

ようやくここまできた。
もう歩けぬ

9/6 9:11

せっかくなので広い山頂を探検してみる

9/6 9:13

イロウ岳といえばこの立ち枯れだが、自然で良いのだが、できれば整理して広い山頂を堪能させてほしい。

9/6 9:25

降ります

9/6 9:25

池が！このあと何度も池が登場します

9/6 9:25

降ります。
すれ違う人も出てきた

9/6 9:31

南アルプスっぽい

9/6 9:43

開けた！

9/6 9:44

いい雰囲気。小屋までもう少しであってほしいと願い始めた

9/6 9:45

遠くの景色も見える

9/6 9:46

奥にハイランドしらびそ

9/6 9:48

鹿が出てきろう

9/6 9:48

ここだけみると深南部みたい

9/6 9:48

崩落箇所

9/6 9:49

行きに通過した林道が見える。

9/6 9:49

今日はここでいいんじゃないの？

9/6 9:54

おそらくあそこまで登るんだろうけど、
見なかったことに

9/6 9:56

樹林に入る
蒸し暑い

9/6 9:57

こういうの南アルプスっぽいね

9/6 10:11

降って登る

9/6 10:21

三吉平に到着
特にシンボル的なものはない

9/6 10:27

池塘は全て立ち止まる

9/6 10:32

9/6 10:32

いよいよ悪名高い登り返し

9/6 10:55

景色が開けたけどまだ登るよ
岩ごろん、歩きにくい

9/6 11:02

静高平はまだかね

9/6 11:08

空は開けてきたけど最後の登りはきつい

9/6 11:19

静高平の水場に到着
清流にカルピスがよく似合う

9/6 11:20

静高平。ここは天国のような場所

9/6 11:20

ここは天国だろうか

9/6 11:28

奥に茶臼などが

9/6 11:30

いざるがだけはまだ上の方

9/6 11:30

ようやく歩きやすい道についた

9/6 11:31

イザルは明日の朝にとっておこう

9/6 11:32

有名な木道

9/6 11:33

よくみるやつ

9/6 11:39

亀甲状土

9/6 11:41

テント場に到着
思ったより広くないね

9/6 11:43

小屋の人から「小高い丘」と呼ばれてる場所

9/6 11:43

イザル

9/6 11:44

光小屋に到着
やっときたよ

9/6 11:45

てっきりこれでシャワー浴びられるのかと思ったよ

9/6 11:45

こういう仕組みらしい
再エネも小規模にやれば簡単に実現できるんだね

9/6 12:23

フロント
山小屋のフロントっていいよね

9/6 12:23

小屋内部
私以外誰もいなかった

9/6 12:23

光岳に行く元気がなかったので小屋内を探検。

9/6 12:23

今日の個室。マットレスは本当に嬉しい。白馬山荘とか槍ヶ岳山荘とか大規模な小屋ほど、気配りが少ないんだよな。光岳小屋を見習ってほしい

9/6 12:24

2回

9/6 12:24

こっちはカーテンなど仕切りがない

9/6 12:24

おしゃれな電球

9/6 12:29

外の巨大テント。これは何かと思えば、今年からできた宿泊プラン「レンタルドームテント」らしい。

9/6 12:29

これすごい良くて、素泊まりより安いし、コットで寝心地が良くていいし、プライベートも守られてるし。次回来るときは絶対ここにしよう

9/6 12:34

結局光岳に行くことに
信濃股の分岐。こっちから行く人はいるのだろうか

9/6 12:35

お地蔵さん

9/6 12:36

ここからの道はなだらか

9/6 12:44

池塘を見ると毎回足が止まるのはなんでだろう

9/6 12:47

光岳到着
山頂の景色を楽しみたい場合は、この奥に展望地があります

9/6 12:47

もう一個の道標

9/6 12:48

展望地からの絶景

9/6 12:48

池口

9/6 12:53

カカモリとの分岐！

9/6 12:57

光石

9/6 12:58

険しいのかと思いきや簡単に登れた

9/6 12:58

カカモリ

9/6 12:59

結構降ってきた

9/6 13:01

池口

9/6 13:30

光岳に戻ってきました

9/6 13:37

下山〜もう足が痛いです

9/6 13:41

奥にあるのは大無限かな

9/6 13:41

信濃股への分岐は道がご覧の通り、ヤブ化してます

9/6 13:46

戻ってきた。

9/6 14:21

やることないのでパシャパシャ写真とる

9/6 14:21

ちょうど山頂部分だけ雲に隠れる

9/6 14:45

今日のおやつ
分量を間違えて溢れる

9/6 14:50

小屋内部
綺麗な小屋。素晴らしい

9/6 14:50

おしゃれな小窓
こういうところが素晴らしいのです

9/6 14:50

おしゃれなやつ

9/6 14:51

この小屋の一番お気に入りはこのテラス
上河内岳などが一望できる。

9/6 15:47

雲がどんどん出てきた
今日は晴れじゃないのかよ

9/6 15:47

水場方面
景色が良いらしい
ただ、見るからに急斜面なのでパス

9/6 15:53

この山小屋では、水が貴重。飲用の水は買うしかない。静高平が近くにあるのだから水を引いてこれると思うのだが、そうしない理由はあるのだろう

9/6 16:58

夕飯はチゲ鍋風。一瞬「これだけ！？」と思ったが、めちゃくちゃ美味しくて、チゲ鍋もおかわりできるので何杯オカワリしたかわからんぐらい食った。無限に食えたのだが、6,7杯目でやめといた

9/6 17:36

完全にガスガスやん

9/6 17:36

こういう雰囲気も良い

9/6 17:45

「てかり」と刻印された箸。こんなの速攻で買うでしょ。こういうセンスも小宮山さんなんだろうなと思った。1000円也。

9/7 4:42

翌朝。ご来光。朝5：25と聞いていたので5時に出発すればいいや、と思ってたけど周りがバタバタ出発し出したから焦って出発してしまった

9/7 5:00

富士山が綺麗

9/7 5:00

南アの山並み

9/7 5:00

聖岳〜ようやく見れた

9/7 5:02

イザルにて

9/7 5:02

深南部方面

9/7 5:02

ご来光まち
ちなみに、めっちゃ風が吹いてます。

9/7 5:05

しっかり防寒しました

9/7 5:13

お？くるか？

9/7 5:14

出たー。ここのご来光は、本当に地平線から出てくるんだね。

9/7 5:15

足元からニョキニョキ出てくる太陽

9/7 5:16

完全に出ました

9/7 5:18

モルゲン

9/7 5:18

イロウだけまでのルート

9/7 5:24

光岳も染まる

9/7 5:24

聖岳方面はそこまで染まらず

9/7 5:27

これを見てみなさん出立されましたが、私はもっと粘ります

9/7 5:38

今日も暑くなりそうだ

9/7 5:38

上河内岳を従えた聖

9/7 5:54

山頂をしっかり楽しんだ後、下山。
ここを過ぎると地獄に逆戻り

9/7 5:54

正面には小兎

9/7 5:55

光岳小屋においては、ここから水を引いてほしい

9/7 5:55

天国の景色

9/7 6:17

ぐんぐん降ります

9/7 6:37

いい雰囲気の道。息では感じなかった

9/7 6:39

遠くの景色

9/7 6:39

9/7 6:40

崩落地　ここからの見下ろす景色が素晴らしい。

9/7 6:55

最後の登り

9/7 7:02

到着

9/7 7:07

下山

9/7 7:11

樹幹からちらっと見える

9/7 7:19

まだまだ降る

9/7 7:37

行きはこの場所で休憩した

9/7 7:42

やはりイロウ岳〜1800m区間は道が良くない

9/7 7:54

平なところ

9/7 7:56

1800m区間
ここから先はだんだん道が良くなる

9/7 8:11

登ってくる人がたくさんいた

9/7 8:22

面平まで降った。ここで大休憩

9/7 8:23

なんとテントがたくさん。
ここで一泊できればだいぶ楽なんだよな

9/7 9:13

つづら折れ

9/7 9:22

下山〜

9/7 9:43

先ほどまで歩いた稜線。崩落地が見える

9/7 9:44

ここが上から見えてた場所

9/7 10:38

路駐がたくさん。
駐車料金は1000円。みんな払ってるのかな。鳳凰山の青木鉱泉方式で、徴収の紙を挟んだら良いのに

9/7 12:01

帰りにしらびそ高原に寄った。
日帰り温泉もあるし景色も良いのでぜひ行ってみてほしい

9/7 12:01

相変わらず山頂が雲に覆われてる
嫌がらせだ

9/7 12:01

手前の尾根が気になるー

9/7 12:15

奥茶臼の山バッジが！これは登ってゲットせねば。

9/7 13:56

大沢だけに登る稜線。
今でも登れるらしい

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark III Canon

感想

uneme

長距離、標高差が厳しいのでなかなか登る気になれなかった光岳。小屋番さんの小宮山さんの新著を読んで行きたくなりました。本人は怪我で不在でしたが、マットレスやお土産物類のアイデア、部屋の清潔感など素晴らしかったです。
ドームテントには驚かされました。個室感覚で過ごせるので次回は利用したい。

登山は予想通り静高平までは地獄の厳しい登り。一番きついのは1800m地点過ぎから三角点までだったかも。ここを境に足元も悪くなり歩きにくくなります。
イロウ岳に登ってしまえばあとは稜線歩きで少しは楽、、、とはいかず、トドメは三吉平先に広がる涸れた沢の石ゴロ地獄。完全にバッテリー切れになりました。
ところが静高平に着くと、清流が流れる天国のような景色。そして冷たい水で全ての苦労が報われた気がします。

しんどい山行でしたが、それ以上の感動も多く、特に360どの大展望を誇るイザルガタケからのご来光は圧巻。地平線から太陽が登ってくるのがありありと見えました。いろんな山でご来光を見てきましたが、山の影からニョッキリする場合がほとんど。まさに下から登ってくる太陽を観れたのは思い出として良かったです。
あとは池口から見た光石にようやく到達。念願叶いました。

光岳、光石だけでなく、清潔でアイデア抜群の小屋とイザルガ岳で、もう満点でしょう。