タツマノ尾根・シャクナゲ尾根[破線]→白泰山避難小屋→四里観音→十文字峠→甲武信ヶ岳→徳ちゃん新道


- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,771m
- 下り
- 2,421m
天候 | 晴れ(但しかなり寒かった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●行きのバス 朝イチで三峰口を出発しないと、次のバスだと11時台出発とかになります。 我々は三峰口駅でステビして、始バスに乗りました。 http://www.city.chichibu.lg.jp/menu2056.html 平日6:35、土休日7:45が始バス時刻。 ●タツマノ尾根 しょぼい展望小屋をすぎて少し登るとすぐに分岐があり、 白泰山避難小屋の方向にはロープが張ってあるので、そこをくぐって侵入します。 最初すこしだけ踏み跡不明瞭ですが、なんとなくじぐざぐ登っていく感じです。。。 (落ちて死ぬようなところでもないので、踏み跡をはずしても特に怪我を するようなことは無いかと。) エアリアを見る限り、タツマノ尾根は完全に尾根上なのですが、全然尾根上の道では ありません。ひたすらトラバースです。あんまり尾根に乗りません・・・ 尾根を左上に見上げながら、西斜面を進みます。 ●シャクナゲ尾根 まさにシャクナゲだらけの道ですが、迷うことはなさそうです。 ●白泰山避難小屋〜四里観音避難小屋 案外長いです。 ここの区間もひたすらトラバースが多くてうんざりします。 十文字峠に近づくにつれ、次第に苔が多くなってきます。 白泰山避難小屋はトイレ無しですが、四里観音避難小屋はトイレ有りで しかも近くに水場有り。 早朝に三峰口を出発できるようであれば、頑張ってここまで歩いた方が良いかなと。 (但し展望無しです) ●〜十文字峠 すぐです。 十文字峠から水場まで往復10〜15分くらいかかるので、できれば四里観音で 水汲みは済ませておきたいところ。 ここもシャクナゲがすごい。 ●〜甲武信ヶ岳 大山あたりから三宝山までのキツクもなくゆるくもない登りが辛いです。 疲れた体にダメ押しのようにじわじわきます。。。 特に武信白岩山〜三宝山の登りが。。。 ぱっと見大したことないですし、難しくもないんですが、 救いようのない、2時間の登りです。 がんばっていきましょう。 三宝山山頂は開けていて、日当たり良好です。 晴れていれば暑いくらいですので、休憩には丁度良いです。 ●〜徳ちゃん新道 長くて、最後のほうは案外急です。 雨の時はぬかるんで歩きづらそうなので、歩きたくない道です。 (登りでは使いたくない道だな、とも思いました) 「徳ちゃん」なんてとぼけた名前ですが、結構がっつりです。 のほほんとした場所もありますが、、、 段差が激しいところが多々ありますので、膝がくがくしないように注意が必要かなと。 |
写真
すぐそばにトイレもあります。
水場まで2分とありましたが結構急坂。暗いとしんどい。おいしい水でした。
感想
翌日の仕事のことを考えると、ちゃんと予定通りに下山しないといけないし、
しかしコースタイム計算上は結構カツカツだし、大丈夫かいな、、、
と思っていたら、ほぼピッタリな感じで抜けられたので良かったです。
10ヶ月程前だったか、職場でたまたま70〜80歳くらいのご夫婦の方が
お客様としてやって来たことがありました。
世間話をしていたら、たまたまそのご夫婦が山好きだということがわかり、
その時初めて「十文字峠」という名前を耳にしたのが今回の山行の
最大のきっかけ。
当時、まだ山を初めて半年も経っていなかった私は
十文字峠がどこにあるのかもわからず、
ただ「シャクナゲで有名」「十文字峠」「奥秩父」「苔がきれい」
というキーワードをメモ帳に書いてもらい、ネットで検索したのでした。
わかったことは、
日帰りで行かれる場所ではなさそうだなぁ、ということ。
すぐ近くにある甲武信ヶ岳って、読み方が凄くて、そそられるなぁということ
(くだらないんですけどw)。
それからしばらくは日帰り山行が続いたわけですが、
今年5月になってようやくテントを使い始め、泊まりでの山行が可能となって
さあ期は熟した!(早)
てなわけでようやく出向いたのでありました。
(前置き長っ)
その老夫婦は「苔が本当に見事で」と仰っていましたので、
かなり期待していたのですが
正直、和名倉山の秩父側にある笹ツ場あたりの苔の方が全然凄かったです。
(あらら)
でもシャクナゲが凄かった!
咲いたら、さぞかし素晴らしい光景なんだろうなぁ・・・と思いながら
シャクナゲトンネルをがしがしくぐり抜けました。
それにしてもシャクナゲの生命力たるや半端ない。
もりもり茂って、もう、これでもかってくらい茂ってました。
ルート自体はそんなに難しくはないのですが
なんだか、思ったよりも結構疲れてしまって、
珍しく下山後に筋肉痛が出ました。
いつ以来だろう、山で筋肉痛だなんて。
結構Mな道が多いので(特にトラバース)、途中でうんざりしますが
(しかも景色が良い、などのアゲポイントが少ない・・・)
まぁ歩き甲斐のある道だったかなと思います。
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