記録ID: 8662196
全員に公開
沢登り
大雪山
黒岳・白水沢
2025年09月08日(月) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:30
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,641m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:43
距離 19.1km
登り 1,625m
下り 1,648m
5:15
1分
スタート地点
5:49
63分
白水橋
6:52
7:05
50分
最終堰堤(入渓点)
7:55
98分
1060左岸
9:33
9:38
39分
1350大滝下
10:17
23分
大滝まき終わり(1400)
11:50
11:53
12分
1815二股
15:58
ゴール地点
天候 | 晴れ 高気圧圏内→気圧の谷の接近、大気不安定 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・層雲峡~白水橋~林道~最終堰堤(入渓) 層雲峡から国道を歩いて行き、白水橋から入山。林道は最初しっかりとしていたが、その後すぐに幅が狭まったり、道の上に水が流れていたり、落石が転がっていたりする。問題なく歩けるが、落石怖い人はヘルメットつけていた方がいいかも。林道歩きだと思って、軽登山靴履いてきたが濡れて失敗だった。藪被っているところはないので、まあ快適。山並みが朝日に照らされているのが見えてテンション上がる。車道が破線へと変わる橋(白水川3号橋)は、対岸の橋脚の土砂が削れていたので手すりの根元を歩いた。875右股はいわゆるメロン🍈の滝で、林道から見える。そういえば泊まったところでいただいたウォーターメロン🍉美味しかった。 ・入渓~1350大滝手前 最終堰堤(白水川第2号ダム)で沢足袋に替えて入渓。水流は少し強め、流される感じではないけども。1000あたりまで大きめの岩がゴロゴロしていて面倒。1050右岸に噂の蒸気の井戸が2つ。よくここまで資材運んだなあ。その後、この井戸に流入する沢を歩いていったがただの藪で本流に移れなかったので、大人しく来たところを戻って本流へ。さすがに地図見なさすぎた、反省。1125二股手前に斜滝があったが何も。滝上の右岸からお湯が沸いていた。記録通り1125二股を過ぎると温泉成分は無くなり、小滝や段差が現れ始める。二股の少し後の巨岩の滝は左岸からまいた。踏み跡明瞭。その後も2つほど巨岩の滝が出てきたので、一つずつ右岸からまいた。ここも鹿道か踏み跡っぽいのがあった。(鹿は)レベルの高い合格点を超える踏み跡オールウェイズ出してくれる。ありがたい。 ・1350大滝 20mくらいの高さがあるらしい大滝。滝の手前には2m弱の段差があった。連瀑になっているとこれくらいのものは他にもあるが、直瀑でこの大きさは中々見ない。滝下は水飛沫がすごい。滝行は躊躇するぐらいの迫力。 で問題のまき。記録では右岸の2本のルンゼのうち一番左のルンゼ、を詰めるやら何やら。何か右岸のルンゼ3本あるように見えるけど…。とりあえず偵察する。ちょうど滝下に流入するルンゼを見ると何やら踏み跡が。いけないこともなさそうだけど、結構急なので、一本左のルンゼを見てみることに。たぶんこのルンゼっぽいので全荷で。上述の段差を降りて、ルンゼを登る。斜度も緩い。あーここですね。さらにもう一本左のルンゼは少し離れているからかカウントされていないのかな。このルンゼはガレに水が流れている。斜度は緩いが、浮石落石注意。浮石で転けかけた。しばらく登ると、斜度がかなり緩くなり右手に草地と灌木が現れるようになるので、そこから小尾根めがけて右手にトラバース。自分は少し下の方でトラバースしてしまったが、他の人はもう少し緩くなってからトラバースしているようだ。まあお好みでってところ。小尾根では1390二股右股の連瀑が見える。大きい。小尾根を越えて踏み跡を辿ると、タラ地にでる。小さい灌木がたくさんあるが、踏み跡ははっきりしているので、ブッシュこぎはしない。一部に足元が泥っぽいところもあった。踏み跡辿っていくと、ややブッシュの中に入り、斜面をトラバースしながら下ると沢に出ることができた。ここのまきはちゃんとしたルートを見つけさえすれば、踏み跡がしっかりしているので全体的にあまり怖くないようだ。まき道から見えた連瀑より上に出たので、どうやら1390二股より上に出ているみたいだった。 ・大滝上~1815二股~黒岳石室・桂月岳 ここからも大きめの岩がゴロゴロ。斜度もあるので、全身を使って登っていく。白水沢・夏の段差祭り。1700までずっとそんな感じ。青空に向かって登っていくみたい。1440あたりに段差あったけど何も。昔よく行った沢の滝に似ていて写真撮ってしまった。この沢は中盤以降、振り返ると天塩やニセイカが見える。ニセイカの横幅の広いゆったりとした山容に見とれ、何度も振り返ってしまった。何だか落ち着く温かい形している。1800からは源頭って感じの雰囲気。色とりどりの高山植物が生えている。いいねー。今度は他の人とも来てみたい。つい寝転んで空を眺めてしまった。1815二股は左股を行くと、水は枯れる。沢以外の場所にも踏み跡はたくさんある。適当にたどると、ちょうど黒岳石室のテント場に着いた。 ・黒岳石室↩︎桂月岳→黒岳山頂 不必要な荷物を置いて桂月岳へ。岩にペイントがあって通る場所はわかりやすい。山頂からはまたニセイカが見えた。 石室に戻り、黒岳へ。地味に上りなのがキツい。ナキウサギを撮りに来たのか、カメラを持った人がたくさんいた。いいなー。今度は写真撮りながらのんびり歩きたい。黒岳に来るのは1年ぶり、こんなに人が多いんだ。老若男女問わず・国籍問わず、みんなが登山を楽しんでいる。こうやってロープウェイやリフトがあって、すぐに登ってこられて綺麗な景色が見える山がこの大雪山にあるのも良いね。 ・黒岳山頂~登山道~登山口 残雪期には雪が残り厄介なポイントである急斜面を下る。雪が無くなれば、大したことはない。去年来たときにはガスガスで、まねき岩もあまり見えなかったが今回はちゃんと見られた。歩くのが他の人より早く、前の人たちに追いつくたびに譲ってもらったので申し訳なかった。たくさんの人がいたけど、 黒岳七合目からは、party登山では行かないであろう(行くって言うと揉めそう笑)、あまりょうの滝展望台へ。道はきちんと整備されているし、あと何mか丁寧に教えてくれる柱まである。展望台には看板やベンチ。あまりょうの滝はかなり離れていてもわかるくらいに大きな滝ですごい。が、たぶんもう来なくていいかな。 七合目からリフトとロープウェイを使うか迷ったが、下りで使うのも何か嫌だしお金もったいないので登山道から帰る。浮いたお金は、女の子とのデートに❤️…ではなく、そんな相手はいないので、次の山行に使います。 本来リフトを使う七合目から五合目までは、確か途中まで石ころで、途中からが泥の道。泥のところで滑って尻もちついた。 ロープウェイのある五合目から登山口までは、普通の歩きやすい登山道。最後は少し急だけど、何も。重力に身を任せ、小走りで下る。が、調子乗ってたら、こけかけた。下山まで気を抜いちゃいせませんね。段差っぽいところはお尻ついて下ろす。登山口着。五合目から登山口までを35分は頑張ったんじゃない?。 五合目でトイレを使ったのに、りんゆう観光に何もお金を払わないのは申し訳ないので、ロープウェイ駅で可愛いグッズ買った。 自転車を回収し上川駅までサイクリング。最初はバス使おうと思ったが、下りだしもったいなくね、ってことで普通に漕ぐ。地元の駅で自転車組み立てていたら、警備員のおじさんに「そっち暗いけど大丈夫~?」と聞かれる。ああいう親切な大人になりたいものだ。お疲れさまでした。 <白水沢> ・電波 白水橋を渡って林道に入るとほどなくして圏外に。そこからお鉢に出るまで基本圏外。黒岳石室も×。黒岳山頂以降は入った。(docomo) ・コースタイム 大きめの岩や段差が全体的に多いので、partyによってかなりコースタイムが変化しそう。 ・難しさ 初心者を連れていっても大丈夫。核心は1350大滝のまき。ルート取りさえ間違えなければ、そこまで難しくはない。その他は段差や大きめの岩が多いので、人によっては辛いかも。水流が少し強く、また詰め上がるとお鉢に出ることから悪天候時にはNG。 |
写真
装備
個人装備 |
沢足袋
ネオプレンソックス
ハーネス
カラビナ
環付きカラビナ
ソウスリング
確保器
ヘルメット
長袖インナー
タイツ
ズボン
軍手
雨具上下
ザック
行動食
非常食
飲料
トイレットペーパー
携帯トイレ
ライター
地図(地形図)
ナイフ
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
針金
保険証
携帯
モバイルバッテリー
ラジオ
時計
ジップロック
ロープ
ハンマー
ハーケン
熊スプレー
ファーストエイドキット
ツェルト
|
---|
感想
相棒ならこれからは「するな」と言うな‼︎
何かを「一緒にしよう!」って前向きな言葉が私は聞きたいんだ!
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