芦屋奥山ラビリンス *奥高座滝〜荒地山〜岩梯子*
otoh
- GPS
- 02:22
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 426m
- 下り
- 405m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 滝上部の対岸渡り 14:48 - 横池裏の五差路 14:59 - 岩下のあずまや 15:11
- なかみ山荒地山ハイキング道合流点 15:19/22 - 荒地山 15:25/30 - 岩梯子下 15:43 - 鞍部の分岐 15:59
- 谷道出合い 16:02 - 滝上の広場 16:08 - 高座P 16:13
| 天候 | 晴れ、しかし黄砂が… |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
(自宅) = (高座滝登山口) <ルート> ・阪急芦屋川駅を出れば芦屋川右岸。右岸をずっと上流に向かうと、途中案内表示が何度か。ずっと高座滝を目指していけば駅から15〜20分程度で「ロックガーデン」と書いた滝の茶屋に着く |
| コース状況／ 危険箇所等 |
<横池裏の五差路まで> ・奥高座の滝から上流へは、軽い岩登りがある。 ・途中脇道にそれずまっすぐ進めば、荒地山山頂に南西からたどり着く ・途中でどちらにも進みたくなるような三叉路は複数あり、どこで左に進んでも五差路にたどり着くはず ・五差路では、メインの幹線のような顔をした東西のルートに、南へ1本、北へ1本、北東に1本が分岐している。 ・西は横池付近で魚屋道に、北はなかみ山方面の複数の道に、北東は先ほどの奥高座上流道に、南はやがて大堰堤上流に、それぞれが合流する ・今回は東から現れる。この道は最終盤で見晴らしのよい岩の上に出るが、その直前を左手に下降することに気づかないと、行き止まりの道と思ってしまう。今回は逆に下降する道からこの道に向けて上がってきたので、間違うことはなかった。 ・途中ほとんど案内はないものの、意外なほどに道は明瞭であり、まず間違うことはない <荒地山まで> ・なかみ山近傍には多数の裏道があるので、道らしい顔をしていればどこかに出るはずである ・案内はほとんどないが、道が明瞭なので心配はいらない ・あずまやの上部に岩塊があるが、ルートは読みやすい ・荒地〜なかみの中間点に出るが、ハイキングコースからの入り口には、赤いマーキングが多数つけてあるので、注意深く見ていればわかるはず <荒地山〜高座> ・岩梯子付近で谷に下降できるとも聞くけど、ルートはあるんだろうか? ・途中に不明瞭なところはない ・鷹尾山への手前の鞍部で谷筋に下降できるが、驚くほど標高差はない。あっという間に谷筋に合流する |
写真
拍手
奥高座よりも上部、流れの音を聞きつつ踏み跡の分岐に従い流れの方へ。音の正体の滝。滝とは呼ばないかな...これを横切り、尾根上の道に出る
これを横切り、尾根上の道に出る
尾根上の道に出たところ。右手は眺めのよい岩の上で行き止まり。これまではこれにだまされていた。左手から上がってきて、手前方に進む
何度も来たことのある五差路。上左よりやってきた。写真を撮っている手前に進めば、横池付近で魚屋道。右へ行けば大堰堤。左に折れて下る道を選べばこれも奥高座。今回はこれまで行っていない左水平道に
感想
●高座から奥高座滝を経て、五差路まで
芦屋奥山は楽しい。よく知られたハイキングコースが多数行き交い、ハイキング銀座である。しかし、それ以外にもよく知られてはいないルートが多数隠れている。知る人は知っているであろうし、ヤマレコでも一部が紹介されている。
今回は奥高座滝までの概ねオーソドックスなコース。ただし、それ以降は思いつきである。
黄砂に負けて外歩きもやめようと思ったが、晴れ方が変わってきたので、遅いスタート。高座でいいや、と出かける。奥高座付近はルート検証がまだ完全ではないので、まずは奥高座滝を目指す。高座の滝上の広場から谷筋に入る。今日は右岸集中で行ってみたが、2つ目の堰堤より上には右岸は道がないようで、3つめ堰堤で強引に左岸にわたりハイキング道に再会。
程なく、大堰堤を右岸側で登り、上流の分岐に到着。分岐を左に行けば、風吹岩への中央尾根コースに途中合流する道。またその道を途中で右に折れれば(後述の)五差路にたどり着く。
今回は分岐を右手にとり、堰堤を降りて、奥高座の滝に直接向かう。トレッキングガイドのついた中高年多数のパーティが登り切るのを待つ。その間ふと見ると、対面のキャッスルウォールでクライミングのグループが見える。下降。まっすぐに奥高座へ。さらに岩を登り上部のコースへ。
先ほどのクライミングを思い出し、いったんキャッスルウォール側へ。多人数でクライミング教室のようだ。初めてとおぼしき人が堂々と降りる様子に、拍手が起きている。しばらく見て、再び登りへ。
しばらく行くと、再び流れの音が聞こえ、滝のような滴りが想像できる。ややあって、音のする方への分岐。今日の一つ目の確認ポイントはこれ。流れの先にある道を進むとどこに行くのか、ひょっとすると、過去行き止まりと思っていた道とつながるのか?
滝の先をやや登り、中間尾根上に。左は見晴らしのよい岩の上で行き止まり。右手はあまり登りではない尾根上を道が続いている。案の定、以前からの“懸案”につながっているようだ。尾根上を淡々と進むと、10分ほどで何度も見慣れた五差路に到着。やはり、である。これまで先ほどの下降道になぜ気づけなかったのかがわからない。
●五差路から荒地山へ
この“五差路”はひょっとすると、この界隈に詳しい人にはよく知られたポイントなのかも知れない。かつて荒地山からの道取りを誤り、この場所を目印にオロオロしたことがある。当時、何より不思議だったのは、地図にもなく、森林管理道の風情でもなく、こんなに多数のハイキングルートが山中にあることだった。
その後、何度となく探索した結果、高座谷だけではなく、荒地山を超えた北斜面にも無数にルートがあることがわかった。
今回もそんなルート検証の一環。かつて迷い着いた荒地山直登ルートと魚屋道の中間であれば、なかみ山近傍にたどり着くであろうとの予測のもと、未踏の北行きルートに踏み込む。しばらく行くと、明らかな分岐。しかしどちらも同じ所にたどり着く。その後は方向は北向きやや東寄りながら、なかなか登りとはならないままに何度か怪しげな分岐を無視して直進する。次第に高度を上げ始め、斜面にとりついたところであずまや。この界隈にはなぜかこんな人工物が時折存在する。誰が使っているのか。あまり気にせず、さらに上へ。程なく岩場。こういうルートでは岩場が一番困る。土であれば踏み跡、草地であれば掻き分け痕など、頼りになる人の遺産があるのだが、岩場ではそれへの気づきが難しい。しかし、ここではそもそもルートが限定的で、まるで罠に追い込まれるかのように進む。ルート感が怪しくなったが、やや強引に岩棚に上ってみると、短絡してしまったようだ。再び踏み跡らしき痕跡を発見。熊笹が濃くなってきたルートを登り切ると、ハイキングコースに合流。地点が把握できないので、一旦左(西)へ。すぐさま、なかみ山手前にある奥池への分岐に遭遇。なかみ〜荒地中間の鞍部であると確認し、反転東へ。わずかに登り荒地山へ。残念ながらなかみ山に直接たどり着くことはできなかった。
●荒地山から高座滝へ
帰りは冒険せずに、岩梯子ルートを下降。なかなか高度感のある岩場を下る。途中新七右衛門��付近から奥高座滝への下降路があるようだが、今回も発見できず。これも下から探索するべきか。
高座谷への短絡路を通って城山をショートカットし、無事高座Pへ。
喫茶でゆっくり、はやめて、そそくさと帰宅。
しかし、何人かの方が書いていらっしゃるが、山中には目印箇所が何箇所かあるようで、名前もあるらしい。しかし、現地には名前もないので、同定できない。こんな調子だから、いつまでも迷路なんだが。
ルート探索はまだ続く...。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
荒地山の最新記録
なかみ山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する