初のクマとカモシカをお目にかかれた越後駒ヶ岳は快晴、最高の登山


- GPS
- 09:25
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,447m
- 下り
- 1,436m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:25
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
通称”ジャンダルム”箇所あり 軽アイゼンがあると安心かと思います。 |
写真
素晴らしい好天に恵まれ標高約770mの石抱橋(いしだきばし)からスタート。
目指すは遥かに見える越後駒ヶ岳!まだまだ遠い。
先週の燧ケ岳に続き、僕の山の師匠、DJ K.A.Zアニキとご一緒させて頂きました。
真っ直ぐ道が続いている感じなので。
道標あるとありがたいですかね。
皆さんも間違えないように注意して下さい!
カズさんも珍しくポージング、サービスショット(^^)
山と高原地図だと川に沿って進む感じだったのでちょっとルート外れた感じになりますが、テープも見えるのでそちらで正解です。
もしかしたら別のルートがあるのか…。
ここまでの登りが1番キツかったです。
道も荒れ気味なところもあり何だか嫌な登りでした(^^;;
コースタイムを改めて調べてみるとここからまだ4時間20分あったので気合いを入れ直す。
しかし越後駒ヶ岳が見え続けていたのにも元気を貰いましたね。
中ノ岳や荒沢岳も見えていましたが、写真混ざっているかもなのでご了承ください。。。
残念ながら写真は撮れず…こんなに早く会えるとは…かなり上がりました(^^)
そして書いていて気付きましたが小倉山〜百草ノ池はコースタイムだと70分ですが、32分で来ていました(笑)
甘めな設定だと思われますが順調です。
この稜線もまたヤバイ。
どこまでも山が続いている(T_T)
アルプス未経験な事もありますが、この眺望は初めてです。
この辺りで40歳くらいと思われる男の方とすれ違いましたが、『チェーン無しでいけますよ〜、あと少し』と。
かなりの強者と思われます(^^;;
この写真に小さく写っております。
画像粗くて申し訳ありません、いや〜、びっくりしました!
しーかも(カモシカ)に続いてつきのわ(クマ)の旦那にお目にかかれるとは…
200mくらい離れた雪の斜面を駆け下りていきました。
成獣だと思われます。
登山やっていれば一生に一回くらい会ってしまうかも…ぐらいに考えていましたが、始めて一年経たないうちに見る事になるとはな…本当に凄い1日です。
八海山は越後駒ヶ岳、中ノ岳と合わせた越後三山の1つ。
約10年前にいとことスノーボードをしに行きましたね〜、懐かしい。
越後三山は機会あれば是非縦走したいですね。
登りの時のこの水場には驚かされました。
こんなに立派な水場は初めて、しかもキンキンに冷えていて最高の水です(^^)
登りの時に悪魔の飲み物、コーラを冷やしておきました( ̄▽ ̄)(人がいない時期だから出来たかと思います)
2人でゴクゴク…
コーラのラベルにもありますがサイコー!!
缶だと冷たさ感じるにはさらに良いかもです。
カズさんと僕の中での通称は『ジャンダルム』です(笑)
この日一番の難所はかなり序盤にありましたが、道幅20cmくらい、滑落したら5mほど左に落ちる感じですかね。
慎重に渡りました。
びっくりしました。
ちょっと何とも言えませんがせっかくなので載せます。
ウシガエルですかね。
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
この日は…まだまだ初心者の僕が何を言ってるんだと思われてしまうかもですが、こんなに良い登山は無いんじゃないかと思うくらい最高の山行となりました。
先週に引き続きDJ K.A.Z師匠にご一緒させて頂き越後駒ヶ岳へ。
カズさんに家近くで拾って頂き約4時間。
標高約770mの石抱橋(いしだきばし)に到着し、7:50に登山開始。
雲一つないまさに絵に描いたような快晴で絶好の登山日和。
いきなり荒れた道、そこから平坦になり、道間違え、通称ジャンダルム(行った事も無いのに申し訳ありません)、GPSから外れ不安、かなり足にくる嫌らしい急登、木も邪魔するくぼんだ水路のような細道を経て道行山(みちゆきやま)に到着。
標高は1298m、ここまでがキツかったですね。
思違いをしていて設定コースタイムをよく調べるとトータル登り約7時間、下り約5時間…
ここからまだ標高差700m。
しかし上げさせて頂いた写真のように素晴らしすぎる展望が目に入ればそれだけで笑顔になります、気合いを入れ直す。
道行山からは縦走路、小倉山まではかなりタイムも巻けましたし順調。
残念ながら写真におさめることが出来ませんでしたが、念願のニホンカモシカに遭遇!!
いつか会いたいと思っていたので本当に上がりましたね。
小倉山は標高1377.8m。
ここからの登りがキツそうだ…。
残雪箇所も多くなり、チェーンアイゼンも装着。
カズさんのナイス過ぎるタイミングでの判断で余計な時間を使う事なく万事うまく進みました。
燧ケ岳は12本アイゼンの付け外しだけで1時間はいってしまった気がします、特に僕は着けるのが下手くそなのですが(^^;;
時間も順調、道行山辺りでは少し不安でしたが、安心な前駒に着く頃には安心なタイムとなっておりました。
途中下りの男性の方とすれ違いましたが、『チェーン無くても行けますよ、あと少しです』と爽やかな笑顔で言われましたが…あとまだ1時間はあるしなかなか滑るぞ…かなりのベテランの方かなと思われます(^^;;
急登岩場を乗り越え駒ノ小屋に到着。
水場が素晴らしい、キンキンに冷えた水をゴクゴク飲めるだけで生き返ります(^-^)
帰りの為に持ってきたコーラを冷やさせて頂きました。
ここでも1人すれ違いこの日は2人のみ。
しかし燧ケ岳はゼロでしたので安心感あります。
駒ノ小屋からいよいよラストへ。
途中カズさんと話していてふと左側に何か動きを感じる。
左側の雪の斜面に動く物体、またカモシカか…。
よく見てみると…
なんとニホンツキノワグマ!!!!!
小さいですが撮影にも成功!アップは粗くてすいません。
登山していれば生きているうちに一回くらい見たいが会いたくは無いなと思っていましたが…
登山歴9ヶ月でお目にかかる事が出来ました。
成獣と思われますクマは元気に斜面を下っておりました。
カモシカとクマを1日で見れるとは…
そして快晴!もう見渡せば絶景ばかりです。
道もガレ場、岩場、雪渓、階段とバリエーションに富んでいたので標高差1200m以上を感じない気持ち的には楽な登りでした。
雪渓を登り標高2003m、日本百名山であり越後三山でもある越後駒ヶ岳山頂に到着。
百名山は8座目です。
頂上は猿田彦の像があり最高の展望。
越後三山である中ノ岳に八海山も見えましたし、先週のトラウマ、燧ケ岳も恐らく確認(笑)
ベンチもありここで休憩。
全てが順調過ぎたので事故には気を付けようと気を引き締め下山。
駒ノ小屋でコーラを身体に入れてパワーアップ(笑)
下りも順調そのものでした。
道行山〜の嫌な道が少し下りづらかったですがかなり早く下れたかなと思います。
僕らが名付けた通称”ジャンダルム”箇所を検証しつつ無事に石抱橋へ到着。
朝も居た駐車場の監視小屋のおじさんが話し掛けてきてくれたのですが、先週滑落事故があったそうです。
捻挫程度だったそうですが、あのジャンダルム箇所か…(^^;;
去年もヘリコプターとかが凄かったみたいでおじさんが『とにかく怪我なくて良かった』と言ってくれたのが沁みましたね。
しかし本当に最高の山行となりました。
今日を超える登山を是非したい、その時が早く来る事を祈ろう。
それぐらい晴天に恵まれ、展望、体力、登山道の状態、動物との出会いなど最高過ぎる展開でした。
ただ1つ大きなミスを犯しました…。
日焼け止めクリームを忘れてしまい何とか顔は焼かずに工夫しましたが、首を焼いてしまいました(^^;;
今もヒリヒリしてしまっています。
職場に内緒での登山が多いので気を付けなければ(笑)
まあこれは冗談ですが好天でそこそこ標高高いと焼けてしまうので日焼け止めクリームは必携ですかね。
雪面はかなり眩しいのでサングラスもですかね、ちゃんとしたのは持っていない(^^;;
あとはサンシェード付きの帽子が欲しくなりました。
プラス…クマベルを早急に買いに行こうと思います(笑)
毎回カズさんに本当に感謝です!
感謝の意を込めてアニキと呼ばせて頂きます。
お疲れ様でした(^-^)!
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