『火打山』 『妙高山』高谷池ヒュッテ泊にて


- GPS
- 17:24
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,102m
- 下り
- 2,098m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:07
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:12
天候 | 10月1日(水) 曇り一時雨 10月2日(木) 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新大阪駅 12時00分出発 ホテルルートインGrando中野小布施 18時48分到着 10月1日 アクセス ホテルルートインGrando中野小布施 7時30分出発 笹ヶ峰登山口駐車場 9時00分到着 10月2日 後泊 笹ヶ峰登山口駐車場 17時00分出発 ホテルルートイン塩尻 19時00分到着(テンホウで夕食) |
その他周辺情報 | みんなのテンホウ https://tenhoo.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
コンパス
筆記具
タオル(2)
計画書
非常食
行動食
予備電池
ガイド地図
笛
保険証コピー
ティッシュペーパー
ウエットティッシュ
携帯電話
雨具
ストック
時計
ライター(2)
替え衣類(2)
防寒着
スパッツ(1)
救急薬セット(1)
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感想
一日目
【微妙な天候の中、計画通り火打山登頂】
天気予報では小雨程度で午後からさらに雨脚が強くなる予報でしたが
前泊地から約一時間強かかり計画より約一時間20分遅れのスタートになりました。
登山口にはクマの注意喚起の張り紙があり最近ニュースでよく聞く
山域なので緊張しながら木道を歩き始めました。
歩き始めて約一時間で黒沢橋を通過してさらに一時間半ほど歩き
富士見平分岐から一時間で「高谷池ヒュッテ」に到着しました。
直前から雨脚が強くなり心配しましたが小屋で宿泊手続きをしている間に
雨脚が弱くなりサブザックを用意して早々に出発しました。
少し歩くと「天狗の庭(2110m)」に到着すると広い湿原の紅葉が楽しめます。
青空は望めませんが白くガスがかかって幻想的な木道を歩きながら
青が深いオヤマリンドウ、黄色が眩しいミネカエデ、赤が色鮮やかなナナカマド
など楽しみながら山頂を目指します。
予定通り15:00に火打山山頂(2462m)に到着し、背景が真っ白な記念撮影をして
雨も時間も心配なので早々に下山しました。
16:30に高谷池ヒュッテに戻り17:15から名物の夕食カレー&ハヤシライスを食べ
20:30の消灯と同時に就寝しました。
二日目
【雨上がりの湿原紅葉歩きから妙高山登頂】
夜中に目覚めることなくAM4:00に起床して暗闇で身支度をしていると
AM5:00に発電機が動き照明が点くと山小屋とは思えない明るさで快適です。
二年前に新館が増築されて小部屋各4名2つと大部屋18名の収容能力があります。
大部屋は区画が広く(1.5倍くらいの感じ)荷物置き棚がありスペースが確保され
カーテンで仕切りされているのでプライベート空間が確保できて快適です。
AM5:30から朝食(真鰯の梅煮、肉味噌、ピリ辛キュウリ、梅なめ茸)をいただき
団体さん達の後から準備を整えAM6:30に出発しました。
小屋を出るとこの秋味わった一番ひんやりした体感で温度計は4℃になっていました。
スタッフの方も高谷池周辺を見ながらここ2〜3日で、急に色づいてきた感じだと
言われていたので良いタイミングで来れて良かったです。
登り始めて30分ほどで茶臼山まで来ると開けた空間が現れ、妙高山の手前の森の中に
黒沢池ヒュッテの建物が朝日に照らされてよく見えます。
そこから40分ほど歩き黒沢池ヒュッテでザックをデポしてサブザックで山頂を目指します。
約一時間ほど歩き長助池分岐を経て約80分ほど歩くと妙高山北峰(2446m)に到着しました。
山頂には先に出た団体さん達がいましたが私達が南峰(2454m)に行っている間に下山されたので
北峰に戻ってきた時には貸し切り状態でした。
昨日よりはましですが天気が不安定なのと工程が長いので
記念写真を撮って早々と下山しました。
下山後、後泊ホテル近くまで移動して長野県で有名な「みんなのテンホウ」という
ラーメン屋で夕食を食べて翌日、帰宅しました。
お疲れ様でした!
⬜︎⬛︎ 登山のご褒美は「綺麗な虹」⬛︎⬜︎
【登山口から黒沢橋】
緩やかな勾配の道で、ほとんどが木道となっていてウォーミングアップに最適だ。
小さな沢をいくつか越えていく。
道が下りになり黒沢に降りると、黒沢橋に着く。
【黒沢橋から富士見平分岐】
急坂の登山道に変わります。
しばらく歩くと十二曲がりの急坂となり、1/12といった標識もあらわれる。
十二曲がりをこなしてから尚も進むと富士見平分岐に到着する。
【富士見平分岐から高谷池ヒュッテ】
黒沢岳の西側中腹をトラバース気味にほぼ水平に歩いて行く。
木の根やゴロゴロ石が有り、歩きづらい道が続く。
ほぼ高谷池ヒュッテに近づいてきたと思って歩いていると、
左手にいきなり三角屋根の特徴的なヒュッテが現れます。
ヒュッテでチェックインの手続きをして寝床に案内されました。
新館2階の右側、一番奥にタカさん、その手前に僕が入ることに・・
建物が新しく、各自のスペースも広くて完全にカーテンで仕切られてました。
かなり、快適に泊まることが出来ると思いました。
ここに荷物を置いてサブザックで火打山にアタックする事に。
【高谷池ヒュッテから天狗の庭】
日本庭園のような紅葉に彩られた湿原に設けられた木道を進んで行きます。
天気予報では午後3時頃に雨足が強くなるとのことでしたが、それに反して
薄日も洩れる天候で雨が落ちてくることは有りませんでした。
やがて天狗の庭に到着。
【天狗の庭からライチョウ平】
日本の最北端に位置するライチョウの生息地とも言われてますが、僕たちが
通った時には見ることが出来なかったのですが、午前中にはライチョウを見た
という人が居たようです。
少し急坂の登山道を上がるとライチョウ平となります。
【ライチョウ平から火打山頂上】
火打山への最後の登りをこなすと山頂の平な場所となります。
ほぼ円形の土地でそれほど広くない山頂となります。
【山頂から高谷池ヒュッテ】
山頂から下山しライチョウ平付近まで降りて来た時、前方に虹を確認。
頑張って登って来た事に対して大きなご褒美を頂いたと思いました。
【高谷池ヒュッテ】
新しい建物でトイレも洗浄便座付きで快適に泊まることが出来ました。
夕食は定番のカレー・ハヤシのダブルライス。
お米も美味しくて、登山で疲れてるのに食べやすくて有難い!
朝食も美味しかった♪♪
【高谷池ヒュッテから黒沢池ヒュッテ】
昨日と違って朝から良い天気に恵まれて登山日和になりました。
途中で茶臼山という小ピークを越えていきます。
黒沢池が見える場所まで来ると黒沢池ヒュッテが目視出来ます。
目標が分かるので、歩きにも元気をもらえて嬉しいです。
発電機の音が大きく聞こえるようになるとヒュッテは近い・・
【黒沢池ヒュッテから大倉乗越】
ヒュッテ前の広場にザックをデポしてサブザックで妙高山アタック。
歩き始めて直ぐに道を間違えるが、ヤマレコの警告で気付いて引き返しました。
乗越までは緩やかに登って行きます。
登山道も比較的歩き易い道で、軽荷なので快適な歩きとなります。
【大倉乗越から長助池分岐】
乗越からは下りになります。
ある程度下ってからは木の根や笹が登山道にはみ出ているトラバース道。
歩きにくく、スピードも鈍ってやや手こずる歩きに・・
途中で崩落したと思われる箇所もあり、滑落に注意が必要⚠️
最後に渡渉する場所が出てくると長助池分岐は直ぐです。
【長助池分岐から妙高山頂上】
分岐から頂上までは標高差、約400m。
急坂の登りとなります。
登り切るとほぼ水平な道に変わり、妙高山北峰に着きます。
南峰にも足を運んでから下山しました。
・・2日で百名山2座をゲットできて、しんどかったけど良かったと思います。
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