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Yamareco

記録ID: 87677
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(赤岳)

2010年11月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:51
距離
16.1km
登り
1,461m
下り
1,462m

コースタイム

06:00美濃戸口〜06:45美濃戸山荘07:00〜08:48行者小屋09:03〜10:04文三郎尾根分岐10:13〜10:43赤岳山頂11:10〜11:35赤岳天望荘11:35〜11:43地蔵仏11:43〜12:23行者小屋12:28〜14:02美濃戸山荘14:09〜14:51美濃戸口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口駐車場(1回500円)
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】美濃戸山荘
【コース状況】
●美濃戸〜行者小屋
スタートからしばらくは雪があるところとないところがくっきり分かれます。
コースの半ばからは2〜3cmの積雪。1箇所凍った沢を渉ります。

●行者小屋〜文三郎尾根
積雪10cm程度。特に危険なところはありませんが、雪がついていることもあり、慎重さが必要かと思います。

●文三郎尾根〜赤岳山頂
鎖場・手足を使う岩場の登り。岩肌と雪がミックスしていて、滑りやすいので注意が必要。

●赤岳山頂〜赤岳天望荘
下りに使いましたが、ザレ場と雪がミックスしていてとても滑りやすかった。

●赤岳天望荘〜地蔵尾根
積雪10cm程度。文三郎尾根よりも若干雪が多い気がしました。中途半端な雪の量なので歩きにくい。

●アイゼンは使用しませんでした。
早朝は曇り。でも、晴れる気満々な感じな空
早朝は曇り。でも、晴れる気満々な感じな空
行者小屋までの道中。しばらくすると、赤岳の姿が見えてきた
行者小屋までの道中。しばらくすると、赤岳の姿が見えてきた
文三郎尾根から赤岳を望む
文三郎尾根から赤岳を望む
ずんずん登ります
ずんずん登ります
権現の後ろには南アルプス
権現の後ろには南アルプス
樹氷もきれい
赤岳山頂。雲一つない青空
赤岳山頂。雲一つない青空
ズドーンと富士山
ズドーンと富士山
横岳、硫黄岳
阿弥陀岳、中岳
南アルプス。北岳、間ノ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳がバッチリ
南アルプス。北岳、間ノ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳がバッチリ
地蔵仏から振り返った赤岳
地蔵仏から振り返った赤岳
人間のトレース以外に動物のトレースも
人間のトレース以外に動物のトレースも
うぅ、靴ズレが痛い…
うぅ、靴ズレが痛い…
美濃戸口までの最後の林道。泣きたい。
美濃戸口までの最後の林道。泣きたい。

感想

●10年ぶりくらいに赤岳に登る。10年前は、中央高速の大渋滞で美濃戸口に到着したのが確か16:00くらい。夕立が来そうな雲行きだったが、1日目は行者小屋でのテン泊のため歩行時間も短いということもあったので、強引に出発することに。しかし歩き始めてしばらくしたら大雨に。暗くなりはじめるは、登山道が滝のようになるはで半泣きになりながらたどり着いた思い出があります。しかも翌日はかなりの強風で、撤退する人もいる中おびえながらの登頂でした。
●登り始めの天気は曇り。だからかイマイチ調子が出ない。というか何となく体調が悪い。雪が多く難しそうだったら行者小屋までの往復でもいいか、という気分で歩き続ける。
●雪による歩きにくさ、「この先、大丈夫だろうか」という漠然とした不安、天気の3つが原因なのかもしれない。実は精神的なものが大きいのではないかと歩きながら考えていると行者小屋に到着。
●この時間からどんどん空が青くなってきて、俄然やる気が出てきた。山での天気はホントに気持ちに与える影響が大きい。
●登り始めてしまうと、自分勝手ですが、もっと雪を期待してしまいました。
●赤岳だけに、赤土と雪の混ざった登山道は金時かき氷みたいになっていました。
●稜線付近はほとんど風もなし。山頂では雲一つない青空と無風状態。最高の展望でした。雪もほとんど吹き飛ばされている。
●こんなに天気が良いと横岳、硫黄岳にも足を延ばしたくなりましたが、夜に予定があったので今日は赤岳のみと決めていました。
●でも、結果的にはこれで良かった。新しい冬靴(もうこれを履いて4回目の山登りですが…)が原因か、しっかり靴ひもを締めなかったのが原因か、靴下が悪かったのか理由は分かりませんが、下りでひどい靴ズレに。左右で4箇所も痛いところが。
いっこうにペースを上げることができず、下山に予定よりも時間がかかってしまった。特に美濃戸山荘から美濃戸口までの林道歩きは半泣きでした。
●10年前も今回も泣きが入る山行になってしまいました。赤岳との相性があまり良くないのかもしれません。

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コメント

はじめまして
danyamaさん

おつかれさまでした。
私も先週赤岳に登りました。
靴擦れ大変でしたね。
でも、それはそれで良い経験になったのではないでしょうか?
それ以上にきれいな景色が堪能できて良かったじゃないですか。
山を登る者にとって、眺望は 最高のご褒美ではないでしょうか?

ところで、美濃戸口から歩かれたということですが、
何故美濃戸山荘から歩かれなかったのですか?
ちょっと気になったのでコメントしました。

しかし、歩くの早いですね。
羨ましいです。


onsen♨
  
2010/11/22 4:45
RE:はじめまして
onsen♨さん


はじめまして。
コメントありがとうございます。

onsen♨さんの記録早速拝見しました。
たいへんな思いをされたご本人には失礼ですが、
とても面白く読ませていただきました。すみません!

確かに、森林帯の道や沢沿いの道を黙々と歩いて、
稜線に乗っかった時のカタルシスはたまらないものがありますよね。
これまでの疲れが吹き飛びます。

美濃戸口から歩いたのは、
単純に私のクルマが、未舗装の道を走るのに向いてないからでした。
雪でも降ったら一発でアウトなので…。
でも、歩きながら「この程度だったら、いけたかもな…」とも思いましたが。
2010/11/23 11:22
プロフィール画像
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