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Yamareco

記録ID: 880224
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

花と展望の上越国境縦走

2016年05月20日(金) 〜 2016年05月21日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
13.4km
登り
1,513m
下り
1,631m

コースタイム

1日目
山行
4:40
休憩
0:30
合計
5:10
2日目
山行
5:50
休憩
1:10
合計
7:00
7:00
7:10
20
7:30
7:30
30
8:00
8:00
30
8:30
8:30
0
8:30
8:30
90
10:00
11:00
140
13:20
13:20
20
13:40
13:40
10
13:50
13:50
0
13:50
ゴール地点
天候 1日目 曇時々晴
2日目 曇のち晴
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
谷川岳ロープウェイ駐車場を利用
2日間で1000円
土合駅に駐車しようかと思いましたが、1台もなく、夜間駐車しておくのは防犯上不安があり、ロープウェイ駐車場としました
コース状況/
危険箇所等
道の状況
谷川岳直下の雪田と、茂倉岳付近に残雪あり
アイゼン不要です

登山ポスト
谷川岳ロープウェイ乗り場
用紙、鉛筆共にあります
下山カード切り離し式です

トイレ
ロープウェイ乗り場、肩の小屋、茂倉岳避難小屋

携帯電波
稜線では入らない場所があります
1日目
今日は西黒尾根から谷川岳を目指します
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1日目
今日は西黒尾根から谷川岳を目指します
しばらくはブナ林の急登の連続
鳥のさえずり、吹き抜ける風が心地よい
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しばらくはブナ林の急登の連続
鳥のさえずり、吹き抜ける風が心地よい
チゴユリ
1時間ほどで腰掛けの木
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1時間ほどで腰掛けの木
尾根上で最初の下りに入るところ
イワカガミが咲いていました
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尾根上で最初の下りに入るところ
イワカガミが咲いていました
空が明るくなり、突然森林限界を超えます
背後に白毛門、朝日岳
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空が明るくなり、突然森林限界を超えます
背後に白毛門、朝日岳
ここからはマチガ沢を見ながら尾根歩き
見上げる山頂がまだまだ遠い・・
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ここからはマチガ沢を見ながら尾根歩き
見上げる山頂がまだまだ遠い・・
ホソバヒナウスユキソウ
鎖場付近で1株、見つけることができました
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ホソバヒナウスユキソウ
鎖場付近で1株、見つけることができました
蛇紋岩の一枚岩
遠くにロープウェイの天神平駅
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蛇紋岩の一枚岩
遠くにロープウェイの天神平駅
青空も広がり、花も増え、ペースアップ
山頂も近づいてきました
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青空も広がり、花も増え、ペースアップ
山頂も近づいてきました
イワナシ
ハクサンコザクラ
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ハクサンコザクラ
オキの耳と東尾根、マチガ沢の大岩壁
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オキの耳と東尾根、マチガ沢の大岩壁
山頂直下、雪田とショウジョウバカマ
ここを横切り、天神尾根と合流すれば肩の小屋は目の前
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山頂直下、雪田とショウジョウバカマ
ここを横切り、天神尾根と合流すれば肩の小屋は目の前
肩の小屋で受付をし、夕食
夕暮れを待ちます
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肩の小屋で受付をし、夕食
夕暮れを待ちます
18:30 山頂へ向けて出発
ガスが多いですが、なんとか夕焼けを楽しめそうです
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18:30 山頂へ向けて出発
ガスが多いですが、なんとか夕焼けを楽しめそうです
山頂近くで日の入り
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山頂近くで日の入り
オキの耳の先、茂倉岳の彼方も染まります
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オキの耳の先、茂倉岳の彼方も染まります
今回お気に入りの一枚
夕暮れにたたずむ、主脈縦走路
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今回お気に入りの一枚
夕暮れにたたずむ、主脈縦走路
19:00 月が昇った山頂
もちろん、誰もいません
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19:00 月が昇った山頂
もちろん、誰もいません
肩の小屋に戻り、1日目の日程は終了
眼下に水上温泉街と関越自動車道
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肩の小屋に戻り、1日目の日程は終了
眼下に水上温泉街と関越自動車道
2日目
未明から明け方は一時的に西高東低
大荒れとなり、御来光はおろか、外出も断念
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2日目
未明から明け方は一時的に西高東低
大荒れとなり、御来光はおろか、外出も断念
建物で暴風を避けながら、ちょっとだけブロッケン現象
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建物で暴風を避けながら、ちょっとだけブロッケン現象
少し遅くなりましたが、風が落ち着いてきたので出発
小屋の風速計では10〜15メートルとのこと
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少し遅くなりましたが、風が落ち着いてきたので出発
小屋の風速計では10〜15メートルとのこと
土曜日ですが、いまだ静寂の山頂
トマの耳よりオキの耳
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土曜日ですが、いまだ静寂の山頂
トマの耳よりオキの耳
今度はオキの耳よりトマの耳
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今度はオキの耳よりトマの耳
稜線を一ノ倉岳に向かいます
シャクナゲが多く咲いていました
遥か遠くに主脈縦走路
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稜線を一ノ倉岳に向かいます
シャクナゲが多く咲いていました
遥か遠くに主脈縦走路
一ノ倉岳直下
山桜と縦走路
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一ノ倉岳直下
山桜と縦走路
谷川岳と一ノ倉沢を振り返る
稜線左右のギャップが凄い
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谷川岳と一ノ倉沢を振り返る
稜線左右のギャップが凄い
一ノ倉岳より馬蹄形縦走路
こちらもいつか、行ってみたいです
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一ノ倉岳より馬蹄形縦走路
こちらもいつか、行ってみたいです
茂倉岳へ向かう途中の雪渓歩き
緩斜面なので、アイゼンは不要
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茂倉岳へ向かう途中の雪渓歩き
緩斜面なので、アイゼンは不要
ハクサンイチゲ
まるでアルプスのような風景
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ハクサンイチゲ
まるでアルプスのような風景
大源太山と、奥に平ヶ岳
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大源太山と、奥に平ヶ岳
シラネアオイ
淡々と長い下りが続きます
笹原の茂倉岳と、避難小屋
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淡々と長い下りが続きます
笹原の茂倉岳と、避難小屋
帰着点の土樽駅、ようやく見えてきました
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帰着点の土樽駅、ようやく見えてきました
矢場ノ頭付近
万太郎山と仙ノ倉山を望む
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矢場ノ頭付近
万太郎山と仙ノ倉山を望む
イワウチワ
いよいよ縦走も終盤
これにて展望の稜線歩きとお別れ
樹林帯に入ります
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いよいよ縦走も終盤
これにて展望の稜線歩きとお別れ
樹林帯に入ります
茂倉新道下部に、ほとんど花はありませんでした
しかし、美しい林が待っています
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茂倉新道下部に、ほとんど花はありませんでした
しかし、美しい林が待っています
日中は快晴
今日はエゾハルゼミの大合唱です
素敵な春の声が聞けて満足でした
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日中は快晴
今日はエゾハルゼミの大合唱です
素敵な春の声が聞けて満足でした
広い草原に出たところが茂倉新道登山口
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広い草原に出たところが茂倉新道登山口
ここから土樽駅までたくさん咲いていました
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ここから土樽駅までたくさん咲いていました
歩いてきた稜線を振り返りながら土樽駅に到着し、上越国境越えは終了です
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歩いてきた稜線を振り返りながら土樽駅に到着し、上越国境越えは終了です

感想

前置き
今回は休みの2日間を使って、群馬方面に行くことにしました。
しばらく行っていない場所に限定して候補は2つ。
・尾瀬(晴れなくてもそれなりに楽しめる)
・谷川岳(晴れたら好展望が期待できる)
週末は天気も良さそうだし、高速道路からも近い谷川岳としました。

花情報
西黒尾根、茂倉新道、共に上部は花が多いです。
ショウジョウバカマ、シラネアオイ、イワカガミ、イワナシ、イワウチワなど。
ホソバヒナウスユキソウは、咲き始めです。

まとめ
谷川岳付近では、この時期、花を求めて平標山へ向かわれる方が多いのが印象的でした。
平標まで行くのに比べたら、土樽まで下りるのは順調にいくのではないかと思っていましたが・・

誤算もいくつかありました。
まずは茨城沖に低気圧が発生したこと。
未明からガスと暴風になり、稜線歩きは非常に危険な状況。
出発が遅れました。
それでもペースを上げれば12:20の水上行きに乗れると思ったのですが、風とカメラの機材でペースが上がらず、電車にも乗れない、写真も満足に撮れないというどっちつかずの状況。
良く考えれば、じっくり写真を撮りながらコースタイムで歩ける訳がないのです。
次の上越線の時刻を調べようにも、今度は電波が入らずネットで見られない。

矢場ノ頭でやっと電波が入り、いったん湯沢に出て、駅構内でゆっくりして土合に引き返す計画としました。

次回からはさらなる軽量化、時間のゆとり、エスケープの準備などをしっかり計画してから山に入ろうと思いました。

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コメント

西黒尾根
noronoroさん こんばんは。

西黒尾根ですか、久しぶりの本格登山ですよね?
お若いから楽勝でしたか
尾瀬は水芭蕉のピークも過ぎたみたいで、素晴らしい夕日や多くの花が見れていい選択だったのではとおもいます。
今回のお気に入りの一枚、素晴らしいです!
5Dでしょうか?
このような景色に出会えるから山小屋泊はいいですよね
2016/5/26 20:02
kazuto645さん、こんばんは。
いつもコメント、ありがとうございます

「あの三脚」担いで行ってきました西黒尾根。
小屋泊装備、ということもあって結構足にきました
星空や夜景撮影、御来光も目論んでいたのですが、さすが上越国境・・
やや天気に翻弄されました
それでも久々の小屋は結構楽しかったですが・・

今回はペンタです。
あまり軽量化にはならなかった気がします

kazutoさんは、撮影機材やスタイル、ほぼ決まってきましたか?
私は持っていくカメラやレンズ、もう少し試行錯誤が続くかと思います。
レンズは2本が限界ですかね〜

いや〜、それにしても今回の十和田・奥入瀬・八甲田は素晴らしかった
また、撮影大会やりましょうね
2016/5/26 21:33
Re: kazuto645さん、こんばんは。
撮影大会は水辺を少し絡めて山を歩くようなのはどうでしょうね。
どこか考えますね。
夏の涸沢一泊なんてどうですかね?

山に行く時は三脚が一番の問題ですよね。
カメラはペンタでしたか。レンズ2本持っていくのはやはりたいへんですよね。
でも私は北岳には645とレンズ2本それにジッツオ持って上がりましたから今考えるとすごいです。   せっかく高い所に行ったら星撮りは興味ありませんか?
広角単焦点のF1.8なら軽いとおもいますよ。そうなるとやはり5Dですかね?
 
私はこれからはどこに行くにもマシンガンを持っていくとおもいます。
レンズは24-70mmEと70-200mmF4が欲しいのですが・・・しばらく無理です。
タムロンの35mmF1.8かNikon35mmは買いたいとおもっています。
2016/5/26 22:35
再び、ありがとうございます。
梅雨から夏にかけての撮影計画は、まだ全く未定です
季節感を出せるところは工夫すればあると思うのですが・・

夜景、星空も是非やりたいです
しかし、今回夜にガスってしまい、三脚がただの重りになって相当ショックでした
リスクのない天気とエリアで撮影したいですね

これからはマシンガン常備ですか
それは凄い
私も北岳はテント装備に三脚でしたので、今考えると恐ろしいです

おっしゃるようなニコンの1.8シリーズのようなものは、キヤノンにはありません
どちらかというと、キヤノンの単焦点はポートレイトメインなので・・
5Dのセンサーもホットピクセルの症状が出てて、星空やるならまずはオーバーホールです
考えることが多すぎて、それだけで疲れます
kazutoさんは、いい相棒に巡り合えてよかったですね
2016/5/26 23:22
noronoroさん お疲れ様でした
こんばんは!
西黒って今でも日本三大急登でしたっけ?
三脚担いでお疲れ様でした

気まぐれな上越国境の天候の中、
新緑や夕日に染まる稜線美が最高ですね

私は相変わらずの出張続きですが、なんとか乗じて
現地登山を企んでいますが、なかなかです...

梅雨っぽい景色でも撮りに、
また撮影大会しましょうね
素晴らしい景色
ありがとうございました。
2016/5/26 23:24
kenodeos7dさん、こんばんは!
仕事お忙しい中、ご訪問、コメントありがとうございます
kenさんも、日光や鎌倉、おつかれさまでした。

星空やご来光を見られなかったのは残念ですが、これは自然相手なので仕方ないですね。
それに、泊りの装備で2日間三脚担いだのも、最近していないので非常に疲れました。

最近は連休取れなくて日帰りが多かったのですが、やはり山に泊まらないと見られない景色もありますものね
しばらく遠ざかっていたのですが、まだ泊まり登山の意欲が再燃したので、少し回数を増やしたいです
今回の反省も踏まえて、もう少しゆったり目のプランにするつもりです

撮影大会、是非またやりましょう
新幹線出張ハイクもお待ちしております
2016/5/26 23:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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