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Yamareco

記録ID: 880972
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

長沢背陵から奥秩父縦走路(唐松尾まで)

2016年05月21日(土) 〜 2016年05月22日(日)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都 山梨県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
64.7km
登り
4,560m
下り
4,347m

コースタイム

1日目
山行
7:50
休憩
1:00
合計
8:50
2日目
山行
13:40
休憩
1:50
合計
15:30
5:30
10
5:40
0
6:00
30
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90
8:00
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7:40
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8:20
0
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150
10:30
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14:10
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140
16:40
17:00
30
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17:40
0
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120
19:40
0
19:40
ゴール地点
長沢背陵も奥秩父縦走路も、アップダウンが少ない部分が多かったため、つらいとは思いませんでしたが少々飽きるとこもありました。
天候 21、22とも天気は晴れでしたが、地上付近に温かい空気が入ったためが遠望が利きませんでした。
風は稜線上で少しふいていましたが涼しいくらいの強さでした。
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:7:28 奥多摩駅発〜7:58 東日原バス停着
復路:8:24 大菩薩の湯〜8:38 塩山駅北口着(2,350円)
コース状況/
危険箇所等
全般的によく歩かれている縦走路なので踏み跡もしっかりしており道迷いの可能性は低いと思います。

【東日原バス停〜三ツドッケ〜酉谷避難小屋】
・登山口は、少しバス停から戻った処に指導標があり住宅街から登山道に入ります。
・一杯水避難小屋までは、樹林帯ののぼりが続きますが、危険個所はありません。
・一杯水避難小屋からしばらくは北斜面をトラバースするので、日陰になり歩きやすいです。ここら辺で新鮮な熊の糞をいくつか見かけました。
・酉谷避難小屋の水場は、水は出ていました。

【酉谷避難小屋〜ヘリポート〜芋ノ木ドッケ】
・ここから、ややアップダウンが出てきます。
・日当たりが良い登山道では、4匹ほどマムシを見かけました。木の枝と見分けがつかないことがありますので注意が必要です。
・桂谷の頭あたりから芋ノ木ドッケまでは1900mまで一気に標高を上げていくので体力が必要です。

【芋ノ木ドッケ〜雲取山】
・多く歩かれているので省略。

【雲取山〜飛龍山〜将監峠】
・雲取山を過ぎると再び静かな山歩きに戻ります。しかし、将監小屋まで補給ができないうえエスケープルートも長いので体力と装備を考えて進むとよいと思います。
・ほとんどが斜面のトラバース路ですが、橋や道が細くなっているところがあるので滑落しないよう注意ください。

【将監峠〜唐松尾山〜笠取小屋】
・山の神土で、和名倉方面、唐松尾山、笠取小屋への巻道に分岐します。唐松尾山への道は、崩落した斜面を横切る箇所があるので落石、足場に注意してください。
・笠取小屋方面への下山路は、多少アップダウンがあるものの道もしっかりしていて歩いていて楽しい道でした。

【笠取小屋〜ヤブ沢〜大菩薩ライン】
・大ダル林道は、舗装されたり砂利道になったりしていますが、よく整備された林道だと思います。たまにオフロードバイクが通過していきますので注意したほうがいいでしょう。
・林道なんですが、1300m〜1500mまでアップダウンを繰り返して国道まで続いていますので結構体力が必要です。
その他周辺情報 柳沢峠の最高点には、市営のトイレと茶屋があり食事もとることができます。
大菩薩の湯は、夜21時(お風呂は、20時30分まで)まで営業しているのでゆっくり風呂につかることができます。
この日は、奥多摩駅からのバスも2台に増発されました。
多くは、川乗橋で降りて残りも鷹巣山方面に向かったようで、三ドッケのほうに来たのは5、6人でした。
この日は、奥多摩駅からのバスも2台に増発されました。
多くは、川乗橋で降りて残りも鷹巣山方面に向かったようで、三ドッケのほうに来たのは5、6人でした。
住宅街から登山道に入っていきます。
住宅街から登山道に入っていきます。
短い間隔で道標があります。
登山口近辺は、迷いやすいのでありがたいですね。
短い間隔で道標があります。
登山口近辺は、迷いやすいのでありがたいですね。
食べるのには適さないですが結構生えていました。
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食べるのには適さないですが結構生えていました。
気温は高くないですが、虫が多い道です。
気温は高くないですが、虫が多い道です。
何かの観測機でしょうか。
久しぶりに少し展望が開けました。
何かの観測機でしょうか。
久しぶりに少し展望が開けました。
有名な木ですね。
有名な木ですね。
そこそこ登らされましたがまだ大丈夫でした。
そこそこ登らされましたがまだ大丈夫でした。
一杯水避難小屋に着きました。
泊まるならはやり酉谷避難小屋ですね。
一杯水避難小屋に着きました。
泊まるならはやり酉谷避難小屋ですね。
ミツバツツジ、ゴヨウツツジがきれいに咲いている場所がいくつかありました。
ミツバツツジ、ゴヨウツツジがきれいに咲いている場所がいくつかありました。
展望が開けるところがいくつかありましたが、靄がかかっていたので遠望は効かなかったです。
展望が開けるところがいくつかありましたが、靄がかかっていたので遠望は効かなかったです。
つつじのトンネルみたいなところもありました。
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つつじのトンネルみたいなところもありました。
酉谷山に着きました。ここでは、2人くらいの登山者が休んでいました。
避難小屋でも2人いて、休日なのかだいぶ人が多い印象でした。
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酉谷山に着きました。ここでは、2人くらいの登山者が休んでいました。
避難小屋でも2人いて、休日なのかだいぶ人が多い印象でした。
ブナの新緑もかなり見ごたえがありました。
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ブナの新緑もかなり見ごたえがありました。
ヘリポートに着きました。
日当たりが良いためかマムシが2匹ほどいました。稜線上でも生き物の密度は高いですね。
ヘリポートに着きました。
日当たりが良いためかマムシが2匹ほどいました。稜線上でも生き物の密度は高いですね。
ここまでは、ピークを巻いてきましたが、長沢山からは稜線をたどっていくため、アップダウンがきつくなってきます。
ここまでは、ピークを巻いてきましたが、長沢山からは稜線をたどっていくため、アップダウンがきつくなってきます。
山頂標が新しくなっていました。
山頂標が新しくなっていました。
山と高原地図では、6月初旬が見所とありましたが既に満開となっていました。日当たりの良くないところはまだこれからってところもありました。
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山と高原地図では、6月初旬が見所とありましたが既に満開となっていました。日当たりの良くないところはまだこれからってところもありました。
今日の工程も終盤に差し掛かったところで、芋ノ木ドッケへの急騰はこたえました。
今日の工程も終盤に差し掛かったところで、芋ノ木ドッケへの急騰はこたえました。
以前通った時よりも、大ダワまでの高度の下げがきつく感じました。
以前通った時よりも、大ダワまでの高度の下げがきつく感じました。
旧雲取ヒュッテにたどりつきました。
テント場は、一杯でこの付近で張っている人もいました。
旧雲取ヒュッテにたどりつきました。
テント場は、一杯でこの付近で張っている人もいました。
今日もいい天気になりそうです。
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今日もいい天気になりそうです。
雲取山荘も200人くらい宿泊者がいたらしく、トイレは常に混雑状態でした。
テン場では中高年グループが喧嘩を始めるし良い印象はありません。
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雲取山荘も200人くらい宿泊者がいたらしく、トイレは常に混雑状態でした。
テン場では中高年グループが喧嘩を始めるし良い印象はありません。
山荘から30分弱の道でしたが、今回の全工程でした挨拶の8割をしました。
東京都
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山荘から30分弱の道でしたが、今回の全工程でした挨拶の8割をしました。
東京都
奥秩父縦走路に入っていきます。
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奥秩父縦走路に入っていきます。
先ほどまでとは打って変わって、静かな登山道にもどりました。
雲取山方面に向かう人とは定期的にすれ違うのでこの山域としてはかなり人が多かったではないかと思います。
先ほどまでとは打って変わって、静かな登山道にもどりました。
雲取山方面に向かう人とは定期的にすれ違うのでこの山域としてはかなり人が多かったではないかと思います。
平坦な道に飽きつつありましたが展望が開けるとモチベーションが上がりますね。
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平坦な道に飽きつつありましたが展望が開けるとモチベーションが上がりますね。
狼平。
もともとは沼地だったんでしょうか。風が特に強そうには感じなかったので不思議な地形です。
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狼平。
もともとは沼地だったんでしょうか。風が特に強そうには感じなかったので不思議な地形です。
北天のタルまで来て少し休みました。
北天のタルまで来て少し休みました。
岩陰にひっそりと咲いていました。
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岩陰にひっそりと咲いていました。
飛龍山山頂はパスすることにしました。
飛龍山山頂はパスすることにしました。
山頂は回避しましたが、禿岩に立ち寄りました。
ここが、今回一番いい景色でした。
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山頂は回避しましたが、禿岩に立ち寄りました。
ここが、今回一番いい景色でした。
富士山がもっときれいに見れていれば満点でした。
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富士山がもっときれいに見れていれば満点でした。
再び、樹林帯を進んで将監峠までたどり着きました。
防火帯の草原はだいぶ開放的でした。
再び、樹林帯を進んで将監峠までたどり着きました。
防火帯の草原はだいぶ開放的でした。
巻道にも魅かれましたが、あんまりピークを踏んでいないなと思い唐松尾山方面に向かうことにしました。
巻道にも魅かれましたが、あんまりピークを踏んでいないなと思い唐松尾山方面に向かうことにしました。
西御殿岩にはいきませんでしたが、見晴らしがよさそうなので和名倉山に上るときに行ってみたいと思います。
西御殿岩にはいきませんでしたが、見晴らしがよさそうなので和名倉山に上るときに行ってみたいと思います。
がっつり急騰ではなかったですが、地味に足に来ました。
がっつり急騰ではなかったですが、地味に足に来ました。
山頂であった人たちと北側の踏み後がどこに続いているのか話しましたが答えは出ませんでした。
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山頂であった人たちと北側の踏み後がどこに続いているのか話しましたが答えは出ませんでした。
そうそうに下山開始。
そうそうに下山開始。
ここもシャクナゲが良く咲いています。
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ここもシャクナゲが良く咲いています。
笠取にいくか相当迷いましたが、時間も時間だしというよりは、体力的に限界だったので次回に取っておきます。
笠取にいくか相当迷いましたが、時間も時間だしというよりは、体力的に限界だったので次回に取っておきます。
ここでは、完全に水が枯れていました。
最初の一滴は、だいぶ下らないと見れないようです。
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ここでは、完全に水が枯れていました。
最初の一滴は、だいぶ下らないと見れないようです。
この近辺の道標は、最近建てられたばかりのようで日の光の下では見づらかったですが、写真だと結構見えますね。
この近辺の道標は、最近建てられたばかりのようで日の光の下では見づらかったですが、写真だと結構見えますね。
小さな分水嶺。多摩川の赤もだいぶ抜けてきているような。
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小さな分水嶺。多摩川の赤もだいぶ抜けてきているような。
笠取小屋は、林道整備の拠点にもなっていました。
トイレも新しく立て直されて快適に過ごせそうです、
笠取小屋は、林道整備の拠点にもなっていました。
トイレも新しく立て直されて快適に過ごせそうです、
笠取小屋前の地図では、ここまで50分とありましたがかなりきれいに整備されていたのですぐに付きました。
白沢峠に進もうとしたんですが、鳥小屋分岐に通行止めと書いてあったのでそのまま林道を下りました。
笠取小屋前の地図では、ここまで50分とありましたがかなりきれいに整備されていたのですぐに付きました。
白沢峠に進もうとしたんですが、鳥小屋分岐に通行止めと書いてあったのでそのまま林道を下りました。
もう夕暮れ
やっと林道を抜けましたが、ここから国道を10キロほど歩きました。
やっと林道を抜けましたが、ここから国道を10キロほど歩きました。
藤の弦が巻き付いて花が咲いているように見える気がいくつもありました。
藤の弦が巻き付いて花が咲いているように見える気がいくつもありました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

奥秩父縦走路は金峰山方面から歩いたことがありましたが、逆方向は初めてでした。
天気予報もよかったし花の季節も始まりましたので奥多摩は混みそうだなと思い、人があまりこなさそうな長沢背陵と組み合わせることにしました。

奥多摩で1泊するとなると歩きごたえがあるコースがあまりないと思ってましたが、このルートは十分疲れました。ほんとは雁坂峠まで行きたいところでしたが時間的に無理そうだったので、次あることがあったら到達したいですね。
途中であった登山者といろいろ話をしましたが、この山域に入る人は山好きな人が多いんだなと思いました。いろいろな楽しみ方で山を楽しんでいるようで非常に参考になりました。

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