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Yamareco

記録ID: 881265
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳に登って山スキーに初挑戦したけれど・・・

2016年05月21日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.0km
登り
1,726m
下り
1,709m

コースタイム

日帰り
山行
9:07
休憩
1:08
合計
10:15
4:30
65
5:35
5:50
200
9:10
9:25
100
11:05
11:05
22
11:27
11:40
10
11:50
12:15
105
14:00
14:00
45
14:45
ゴール地点・猿倉駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
白馬尻までは雪はありませんでした。
雪渓上部は所々夏道が出ています。
大雪渓でのスキーは、避難小屋の上部くらいから滑るか、稜線を杓子岳方面へ行ってから滑り降りないと雪がありません。
その他周辺情報 おびなたの湯(600円)に立ち寄りました。
土曜の午後なので結構混んでいました。
猿倉登山者駐車場。前日はガラガラでしたが翌朝は50台ほどに増えていました
2016年05月20日 17:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/20 17:26
猿倉登山者駐車場。前日はガラガラでしたが翌朝は50台ほどに増えていました
白馬尻へ向かう林道で夜明けを迎えました
2016年05月21日 04:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 4:52
白馬尻へ向かう林道で夜明けを迎えました
白馬尻のちょっと下あたりで雪渓に乗ります。山スキーの先行者がいました
2016年05月21日 05:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 5:32
白馬尻のちょっと下あたりで雪渓に乗ります。山スキーの先行者がいました
白馬尻小屋では整地作業が始まっていました
2016年05月21日 05:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 5:53
白馬尻小屋では整地作業が始まっていました
まだ雪渓下部です。天気は上々
2016年05月21日 06:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 6:00
まだ雪渓下部です。天気は上々
スキーシールを忘れたのでスキーは担いで登りました
2016年05月21日 06:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 6:01
スキーシールを忘れたのでスキーは担いで登りました
雪渓の中程です。この先から傾斜がきつくなります
2016年05月21日 06:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 6:59
雪渓の中程です。この先から傾斜がきつくなります
避難小屋まで登りました
2016年05月21日 09:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 9:19
避難小屋まで登りました
避難小屋から村営頂上宿舎へ向かいます
2016年05月21日 09:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 9:19
避難小屋から村営頂上宿舎へ向かいます
このあたりから夏道が出始めたのでスキーはデポしました
2016年05月21日 09:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 9:42
このあたりから夏道が出始めたのでスキーはデポしました
白馬山荘の上から杓子岳、白馬鎗方面を見る。春霞で霞んでいます
2016年05月21日 11:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 11:24
白馬山荘の上から杓子岳、白馬鎗方面を見る。春霞で霞んでいます
白馬岳山頂に着きました
2016年05月21日 11:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 11:32
白馬岳山頂に着きました
白馬山荘で缶ビールで乾杯。このビールがたまらなく美味しいのです
2016年05月21日 11:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 11:57
白馬山荘で缶ビールで乾杯。このビールがたまらなく美味しいのです
待ちに待った山スキーの出番です。下山する登山者も沢山いました。このあと、あっという間ではありませんでしたが、何とか白馬尻まで滑り下りました。滑降写真はありません
2016年05月21日 12:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 12:20
待ちに待った山スキーの出番です。下山する登山者も沢山いました。このあと、あっという間ではありませんでしたが、何とか白馬尻まで滑り下りました。滑降写真はありません
林道には、朝、気がつかなかった花が色々咲いていました。 これはニリンソウ
2016年05月21日 14:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 14:25
林道には、朝、気がつかなかった花が色々咲いていました。 これはニリンソウ
サンカヨウ
2016年05月21日 14:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 14:27
サンカヨウ
エンレイソウ
2016年05月21日 14:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 14:28
エンレイソウ
タムシバ
2016年05月21日 14:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 14:35
タムシバ
下山後は、おびなたの湯に立ち寄りました。露天風呂だけのシンプルな温泉です
2016年05月21日 15:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/21 15:14
下山後は、おびなたの湯に立ち寄りました。露天風呂だけのシンプルな温泉です

感想

 前夜、猿倉の駐車場で車中泊するときには私の車を含めて5台しかなかったのに、朝起きてみたら30台ほどに増えていた。今日は土曜日なので入山者が多いのだ。白馬岳山頂を踏んでから山スキーで下山する予定なので早めの出発にした。

 間抜けな話で、はじめて山スキーをするにスキーのシールを忘れて来た。これでは高いお金を出して山スキーセットを買った意味がないではないか。仕方なく、スタートからザックにスキー板をくくりつけて歩くことにした。

 白馬尻までの林道歩きで陽が昇り、白馬から小蓮華の稜線が赤く染まった。雲一つない青空で申し分ない天気だ。

 白馬尻付近から雪渓となった。今年は雪が少なく真夏の雪渓のようだ。雪渓の上を流れる風はひんやりしていて気持ちが良い。時間が早いせいか登山者の姿はまばらである。昔、ゴールデンウィークに登ったときは八割方が山スキーだったが今日は登山者の方がかなり多い感じだ。

 なだらかな部分を終えると雪渓の真ん中に夏道が出たリッジがあった。左右の雪渓はかなり急峻である。右の雪渓は綺麗だが大きなクラックが横に3本走っているのでここは滑れそうもない。いずれにしてもここで転けたら止まりそうもない。上りも下りもここはスキーを担いでリッジを上り下りすることにした。

 この急坂の上に避難小屋があった。休憩ポイントである。もともと足の遅い私だがここまでかなりの時間を費やしている。この先は、そうきつい場所はなさそうだが山頂まではまだまだ遠い。気温が上がって汗が出る。喉が渇く。早く小屋でビールが飲みたい。

 登りはじめて約6時間半。白馬岳山荘に着いた。ビールを飲みたいところだが我慢してまずは山頂に行ってこよう。登山者が多い割には山頂には2人しかいなかった。お互いに記念写真を撮り合い、一通りの展望を写真に収めて早々に下山を開始した。

 山で飲むビールは美味しい。小屋泊まりなら生ビールにするのだが、今日は肝心の山スキーが待っているので酔っ払うわけにはいかない。缶ビールで我慢することにした。

 担いできたスキー板は、村営白馬宿舎の下の方の雪が途切れ途切れになった場所にデポしてきた。そこまで戻っていざスキー滑降である。

 ゲレンデと違って雪面はかなりデコボコしている。雪崩の跡のデブリもあるし石も沢山転がっている。慎重に滑ってまずは避難小屋まできた。この先が大雪渓一番の急坂だしその下には雪面いっぱいに小石が散らばった雪原がある。どちらもスキーでは滑れそうもないのでここはスキー板を担いで下ることにした。

 小石の雪原が終わるとあとは白馬尻までひと滑りだが自然のゲレンデはそう優しくはなかった。8時間以上歩いた足は思った以上疲れている様子で滑っていても踏ん張りが利かない。滑っては休み、滑っては休んで何とか白馬尻まで滑り着いた。

 白馬山荘のベンチにいた山スキーの小父さんがいた。第二雪渓を滑ると言っていたが、かなりの山スキーのベテランで、全く疲れも見せないし滑降もとても上手だった。

 山スキーは確かに歩いて下るよりかは時間的にはかなり早いが、私のスキーは我流で覚えたスキーなので悪条件下では通用しない。もっと基礎からしっかりとした滑りを身につけないと山スキーはきついしゲレンデほど楽しくは滑れなかった。来年もう一度出直しだ。

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コメント

ゲスト
白馬大雪渓
youjiさん、こんにちは。
先日はメールありがとうございました。
白馬岳滑走やりましたね!
今シーズンは雪が少なくて
至仏山で滑走できなくなりましたが、
乗鞍大雪渓は大雪渓直下まで
バスで行けるようになり
スキーの練習をしている人がたくさんいますので
いい刺激になると思いますよ。

2016/5/24 10:07
Re: 白馬大雪渓
何とか大雪渓を滑って下りましたがゲレンデスキーとは大違いでした。
天候に恵まれましたがもっとスキーを上達して来年もう一度行きたいと思います。雪が多ければ来年は至仏山にも行きたいのですが、鳩待峠の駐車場は高いそうですが・・・
2016/5/24 17:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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