また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 885821
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

巻機山 〜 井戸尾根ルートで、牛ヶ岳と割引岳も 〜

2016年05月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:48
距離
14.4km
登り
1,626m
下り
1,612m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:44
休憩
0:58
合計
7:42
7:07
44
7:51
7:51
27
8:18
8:19
61
9:20
9:20
17
9:37
9:39
19
9:58
9:59
7
10:06
10:06
17
10:23
10:23
4
10:27
10:29
10
折り返し地点
10:39
10:39
9
牛ヶ岳
10:48
11:20
3
朝日岳分岐
11:23
11:24
6
11:30
11:30
35
12:05
12:19
26
12:45
12:45
14
12:59
13:00
13
13:13
13:14
41
13:55
13:55
20
14:15
14:16
27
14:43
14:45
4
14:49
ゴール地点
天候 曇り一時晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇桜坂駐車場に駐車。
・料金500円(後払い)
コース状況/
危険箇所等
【駐車場⇔六合目】
◆樹林帯の中の(やや)急な斜面に付けられた登山道を登り下りします。
◆粘土質でスリップしやすい区間が一部(複数個所に)あります。雨上がりなどは滑りやすさが増すので、要注意です。
【六合目⇔ニセ巻機山(九合目)】
▼ブヨが多く、立ち止まっているとたかられます。目の上を一ヶ所やられてしまいました。
◆一定斜度の登山道が続いています。
【ニセ巻機山⇔牛ヶ岳】
◆一定以上の斜度の斜面やぬかるみが気になる区間には木の階段、木道が敷設され、非常に歩きやすい登山道です。
【井戸尾根コース分岐⇔割引岳】
▼雪渓をトラバースする区間が二ヶ所ありました。表面がシャーベット状で雑に歩くとスリップしやすい状態でした。チェーンスパイクを着用し、ステップを切りながら、慎重に通過しました。
その他周辺情報 ☆六日町温泉「越路荘」で入浴。
・日帰り入浴大人1000円。
・無色透明で清潔感のあるお湯で、塩の臭いが比較的強く、仄かに硫黄臭のする非常に上質なお湯。
・洗い場や浴槽も清潔感があります。
・接客も丁寧で、宿泊すればよかったと後悔しました。
☆道の駅南魚沼の軽食コーナー「ちゃわんめし たっぽ家」で食事。
・「へぎそば」や「きりざい丼」を食す。美味し。
・非常にレベルの高い食堂で、ここで食事をするためだけにはるばる訪れる価値があると感じました。
くもり空の下、スタート。
写真に写っている建物がトイレです。
1
くもり空の下、スタート。
写真に写っている建物がトイレです。
駐車場は有料で500円でした。
駐車場は有料で500円でした。
駐車場の注意書きの看板。
1
駐車場の注意書きの看板。
ここから少し未舗装の林道です。
ここから少し未舗装の林道です。
ヌクビ沢コースとの分岐点。
井戸尾根ルートに向かいます。
ヌクビ沢コースとの分岐点。
井戸尾根ルートに向かいます。
タニウツギ
ここから登山道です。
ここから登山道です。
綺麗なブナ林の中を縫って歩きます。
赤城高原SAでガッツリとラーメンを食べたせいで体が重い。(u)
2
綺麗なブナ林の中を縫って歩きます。
赤城高原SAでガッツリとラーメンを食べたせいで体が重い。(u)
アオキの実
五合目到着。
名前が分からない白い花
3
名前が分からない白い花
新緑輝くブナの森
3
新緑輝くブナの森
イワカガミ
六合目まで登ってきました。
樹林帯突破までは、あと少しです。
六合目まで登ってきました。
樹林帯突破までは、あと少しです。
ヌクビ沢が見えました。
6
ヌクビ沢が見えました。
「六合七勺」の標識。
「六合七勺」とは、なんとも中途半端。
1
「六合七勺」の標識。
「六合七勺」とは、なんとも中途半端。
ミツバオウレン
七合目に到着。
谷川岳方面を拡大。
奥の山列のピークは左から谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳。
3
谷川岳方面を拡大。
奥の山列のピークは左から谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳。
ニセ巻機山のピークまではあとひと踏ん張り。
ニセ巻機山のピークまではあとひと踏ん張り。
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
谷川岳から仙ノ倉山まで
1
谷川岳から仙ノ倉山まで
タテヤマリンドウ
5
タテヤマリンドウ
朝日岳まで続く稜線。
一番手前のピークが米子頭山かな。
1
朝日岳まで続く稜線。
一番手前のピークが米子頭山かな。
八合目付近は少し登山道の部分が分かりにくい。
八合目付近は少し登山道の部分が分かりにくい。
駐車場のある谷を見下ろす。
1
駐車場のある谷を見下ろす。
ついに巻機山ピークが見えてきました。
3
ついに巻機山ピークが見えてきました。
巻機山はゆったりとした山容です。
青空が見えれば、言うことなしなんですが…。
2
巻機山はゆったりとした山容です。
青空が見えれば、言うことなしなんですが…。
ニセ巻機山ピークまであと少しです。
1
ニセ巻機山ピークまであと少しです。
シャクナゲ。
ニセ巻機山のピーク付近はシャクナゲ真っ盛りでした。
4
シャクナゲ。
ニセ巻機山のピーク付近はシャクナゲ真っ盛りでした。
ニセ巻機山到着。
2
ニセ巻機山到着。
ニセ巻機山からは木道の下りとなります。
ニセ巻機山からは木道の下りとなります。
巻機山避難小屋。
小屋裏のトイレは使用可能でした。
2
巻機山避難小屋。
小屋裏のトイレは使用可能でした。
中はとても綺麗です。
6
中はとても綺麗です。
山頂までゆったりと登っていきます。
2
山頂までゆったりと登っていきます。
木道が敷設されています。
木道が敷設されています。
織姫ノ池に咲いていた水芭蕉。
ピークは過ぎてしまっていたようで、少し元気がありませんでした。
8
織姫ノ池に咲いていた水芭蕉。
ピークは過ぎてしまっていたようで、少し元気がありませんでした。
ミネザクラ
井戸尾根コース分岐点に到着。
なぜかここに巻機山山頂標識がありました。
3
井戸尾根コース分岐点に到着。
なぜかここに巻機山山頂標識がありました。
先ほどの分岐点から5〜10分ほど歩くと、巻機山最高点付近に到着します。
64座目の百名山Get!(u)
7
先ほどの分岐点から5〜10分ほど歩くと、巻機山最高点付近に到着します。
64座目の百名山Get!(u)
朝日岳方面への分岐。
1
朝日岳方面への分岐。
牛ヶ岳に向かいます。
1
牛ヶ岳に向かいます。
登山道脇の雪渓を見下ろす。
奥には、燧ケ岳、平ヶ岳、至仏山などが幽かに見えています。
4
登山道脇の雪渓を見下ろす。
奥には、燧ケ岳、平ヶ岳、至仏山などが幽かに見えています。
コイワザクラかな?
2
コイワザクラかな?
ナエバキスミレ。
牛ヶ岳の三角点付近に群生していました。
2
ナエバキスミレ。
牛ヶ岳の三角点付近に群生していました。
牛ヶ岳の三角点の少し先の地点から越後三山方面を望む。
ここで折り返しました。
1
牛ヶ岳の三角点の少し先の地点から越後三山方面を望む。
ここで折り返しました。
巻機山から割引岳にかけて。
2
巻機山から割引岳にかけて。
ゆったりとした木道を巻機山に向かって戻っていく。
1
ゆったりとした木道を巻機山に向かって戻っていく。
朝日岳方面への分岐点付近にベンチが設置されており、ニセ巻機山や谷川岳方面を眺めながら、ゆっくりと休憩しました。
2
朝日岳方面への分岐点付近にベンチが設置されており、ニセ巻機山や谷川岳方面を眺めながら、ゆっくりと休憩しました。
割引岳に向かう途中にある雪渓一つ目。
雪渓が下の方まで続いていて、落ちたらただでは済まない嫌らしい雪渓でした。
滑り止めにチェーンスパイクを着用し、ステップを切りながら、慎重に通過しました。
割引岳に向かう途中にある雪渓一つ目。
雪渓が下の方まで続いていて、落ちたらただでは済まない嫌らしい雪渓でした。
滑り止めにチェーンスパイクを着用し、ステップを切りながら、慎重に通過しました。
二つ目の雪渓。
ここから雪と藪の境目付近まで斜めに上がり、そこから雪の上をほぼ水平に移動しました。
3
二つ目の雪渓。
ここから雪と藪の境目付近まで斜めに上がり、そこから雪の上をほぼ水平に移動しました。
割引岳が近づいてきました。
4
割引岳が近づいてきました。
割引岳到着。
割引岳山頂は、この日一番の展望地でした。
景色を眺めながら、ここでもゆっくり休憩しました。
12
割引岳到着。
割引岳山頂は、この日一番の展望地でした。
景色を眺めながら、ここでもゆっくり休憩しました。
巻機山と左奥に牛ヶ岳
7
巻機山と左奥に牛ヶ岳
越後三山方面
南魚沼市方面
桜坂駐車場方面
ニセ巻機山へと続く稜線
2
ニセ巻機山へと続く稜線
巻機山を見ながらゆっくり下ります。
1
巻機山を見ながらゆっくり下ります。
白いタテヤマリンドウを発見。
8
白いタテヤマリンドウを発見。
チェーンスパイクを再装着し、雪渓を横断します。
1
チェーンスパイクを再装着し、雪渓を横断します。
雪渓を無事通過した後、分岐点まで登り返します。
雪渓を無事通過した後、分岐点まで登り返します。
それでは、下山します。
画像の右端に見えている池塘が織姫ノ池です。
それでは、下山します。
画像の右端に見えている池塘が織姫ノ池です。
青空が見えてきました。
2
青空が見えてきました。
織姫ノ池。
池の縁にミズバショウが育っていました。
5
織姫ノ池。
池の縁にミズバショウが育っていました。
青空と巻機山。
やはり青空は良いですね!
7
青空と巻機山。
やはり青空は良いですね!
割引岳方面に少し視点をずらしてみる。
1
割引岳方面に少し視点をずらしてみる。
巻機山最高点付近をもう一枚。
2
巻機山最高点付近をもう一枚。
エチゴキムジロ
笹薮の中に付けられた登山道を下っていく。
蒸し暑くて、かなり不快でした。
笹薮の中に付けられた登山道を下っていく。
蒸し暑くて、かなり不快でした。
コブシの花
ヌクビ沢方面を見上げると、いつの間にかガスが濃くなっていました。
1
ヌクビ沢方面を見上げると、いつの間にかガスが濃くなっていました。
粘土質の滑りやすい区間は慎重に下ります。
粘土質の滑りやすい区間は慎重に下ります。
無事に林道まで下ってきました。
ゴールまであと少しです。
無事に林道まで下ってきました。
ゴールまであと少しです。
駐車場に戻る間に見つけた黄色い花。
タカネニガナかな?
1
駐車場に戻る間に見つけた黄色い花。
タカネニガナかな?

感想

元々、この週末は畑薙から茶臼小屋をベースに二泊三日かけて聖岳に登る計画でした。
しかし、梅雨前線が北上してきて太平洋沿いは曇りがちの天気となる予報。
天気が悪い中歩くのもなんなので、梅雨前線を避け、新潟県まで遠征することにしました。

登山口からしばらくは樹林帯の中の急登を黙々と歩きます。明るいブナ林で普段歩いている南アルプスや静岡県内の山々とは異なった雰囲気です。
樹林帯を抜けるとニセ巻機山までは笹薮の中を歩いていきます。
そして、ニセ巻機山から先は山上の別天地が広がっていました。
雪田の残る草原の中ゆったりとした起伏を付けた登山道が走っています。
そして360度の大展望。近くは谷川岳から越後三山、苗場山、尾瀬周辺の山々、遠くは飯豊山まで確認することができました。
青空が覗いていた時間がごくわずかで、春らしく霞がかり周りの山々を写真に収めるにはイマイチの条件だった点が残念と言えば残念でした。
空気が澄んで遠望が利く、秋か冬にいつか再訪してみたいです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:905人

コメント

ゲスト
まったり、ゆったり♪
usofuyuさん、こんばんは!

マッキー行かれたんですね。翌日は苗場で
静岡からだと気合が入る距離だったと思いますが、ホームの南ア深南部とは違う、たおやかな稜線満喫されたのではないですか?

私も昨年の晩秋に初めて巻機山を訪れましたが、ゆったりとした山容にすっかり魅せられました
いつもロングなusofuyuさんには物足りない山行だったかもですけど、あそこから見える越後三山や谷川方面の山々は素晴らしいですよね
私もいつか再訪したい山の一つです。
お疲れ様でした〜
2016/5/31 23:16
Re: まったり、ゆったり♪
vino_rossoさん、こんばんはhappy01

マッキー、良い山でした。
今回は霞がかってクリアな視界とは言えませんでしたが、それでも十分満足できる大展望でした。
確かに、越後三山や谷川方面の山々を眺めるには、近すぎず遠すぎずの距離で、絶好の展望台ですよね!

物足りないなんて、全然そんなことありません。絶景でお腹一杯です。
下山後の温泉や食事も魅力的なので、むしろ今回くらいの余裕のある山行が丁度良いのかなと感じました。
今回の山行で、巻機山を含めた、この中越エリア全体がお気に入りの山域となりました。
浜松から距離があるのが珠に瑕ですweep
2016/6/1 0:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 甲信越 [日帰り]
巻機山 井戸尾根〜米子沢下降
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
巻機山桜坂駐車場
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら