ちょ〜かいせいの鳥海山


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
天候 | 快晴!上部の風は多少強め |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今住んでる千葉の家から550キロ遠かった・・・ 駐車場無料20〜30台程。トイレ、水道あり。手前にも駐車場はあった |
コース状況/ 危険箇所等 |
祓川山荘から出発。 木道を通過したら雪が現れる。 最初の雪の斜面を登ると夏道が出ているのでそのとおりに歩けば雪渓に出る。 竹竿があるのでそれに沿ってゆけば迷いは無いと思われる。 最初雪渓を歩きたかったので夏道に入らず雪の斜面をまっすぐ歩いたらルートが少し逸れてしまい、夏道側に出るために強引に尾根を越えるハメになった 山頂付近までは特に危険箇所はなし。 小屋から新山の山頂付近までの岩場の窪みはいくつかスノーブリッジがあって、そこを通らないと進めないようなところがあるが雪が緩んで崩れやすくなっている。 一箇所足元が崩れて下まで10〜15mぐらいぽっかり穴が開いた。 岩に掴まって宙ぶらりんの状態で何とか大丈夫だったが落ちたらやばい。 この後同じところを通過する場合、足場が極細になっているので注意。 今の中途半端な雪の残り具合は場所によっては結構危険な場合もあるので注意。 新山の山頂までは小屋まで行かず、分岐から一旦下って雪壁を登るほうが今は安全だし楽だと思う。 |
その他周辺情報 | 周辺に温泉はいくつかあり。 コンビに等は近くには無いのでどこかで見つけたら早めに寄っておいた方が良い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
仕事と転居で今月はなかなか休みが無いときたもんだ・・・
ちょっと都合が付きそうになると雨っていうサイクル。
今月最後の休みは・・・
雨、雨、雨
どこを見ても雨予報。
どうしても山に行きたいので探しまくって晴れそうなところを見つけました。
ホントここだけなんだよ。
仕事を終え帰宅したのが23時過ぎ。
シャワー浴びて荷物まとめてすぐに出発。
なにせ目的地は550キロも先。
自分は高速は時間に制約が無ければ使わないので、一晩下道を走って千葉→茨城→福島→宮城を越え秋田へ。
移動中はずっと雨でほんとに晴れんのか??
とかなり心配になったけど山奥のトンネルを抜け秋田に入ったとたん視界が開けました。雲の隙間から青空が!
目的地に近づくにつれ雲が無くなり日本海が近くなると快晴♪
目指すお山鳥海山が白く輝いています。
祓川の駐車場に着いたときは見事な青空と見事な容の鳥海山が迎え入れてくれました。
駐車場には車が数台あったので何人か先行者がいるようです。
自分が着いたときにも一名出発される方がいました。
まったく眠れてないけどテンションあがって元気モリモリ。
荷物の準備をして出発します。
祓川ヒュッテの先の木道を越えると早速雪の斜面が現れます。
登りきって右手に夏道が見えていますがそのまま雪渓を進みました。
ここで先行者に追いつきご挨拶。地元の方だそうで山頂から自分の家が見えるって言ってました。羨ましい立地ですね。
そのまま進むと行く手を小さな滝と崩れた雪渓。
ちょっと進みすぎちゃったか・・・。
夏道がすぐ右手にあるのは分かっていたので多少強引に樹林を横切り正規ルートに復帰。
ここからはひたすら雪渓を進んでゆきます。
この雪の状態ならアイゼンなしでキックステップで充分登れそうだけどせっかく持ってきたのと、少しでも滑らず歩けたほうが楽かな?と思ってアイゼン装着。
おかげで足元に気を使わす歩けるようになったけど久々の山でベチャベチャの重い雪なので意外と疲れました。
とにかくひたすら雪渓をまっすぐ登ります。
避難小屋(ちょうど中間ぐらいかな)で一息ついてまた登ります。
2ヶ月近く間が開いちゃったのでペースはそれ程上がらないけど景色と雪を楽しみながらのんびり歩きました。
独立峰だけあって風はそこそこ強く暑がりの自分には快適。
9合目ぐらいから夏道が顔を出すのでアイゼン外して登ってゆきます。
12:00ちょうどに七高山山頂に到着。
1パーティーと途中でご挨拶した方と自分の3組が山頂で一息。
皆ここで引き返すようですが、自分は山頂を目指します。
少し進んだところにBCの方が一服してました。
分岐から一旦コルに下り、雪渓をトラバースして神社に到着。
そこからは岩場というかガレ場を山頂に向けて登ってゆきます。
割と急ですしガレているので不安定な足場もあったりします。
危険箇所というほどではないけど慎重に。
上部の岩と岩の間には雪が溜まっています。
スノーブリッジのようになっているところを数箇所歩きますがそのうち一箇所ちょっとここ嫌だな・・・と思ったところが案の定崩れ落ちました。
足元がぽっかり開いて下まで10mぐらい空洞ができました。
注意していたので咄嗟に近くの岩にしがみつき足元は宙ぶらりんの状態でしたが大事には至らず。ただかなり細くなってるので今後通る人は気をつけたほうが良いでしょう。完全に雪が無ければただの岩と岩の間のコルですが今は中途半端に雪があって微妙な時期ですね。
危なかったのはそこだけでしたが何箇所は吹き溜まりで雪が残っているところの通過があるので気温が上がってきたこの時期、そういうところは注意しなきゃですね。
上に行くにつれて風が強く山頂に着いたときは帽子やサングラスが飛ばされそうな風でした。おそらく気温はそこそこあるんだろうけどこの風で体感温度は結構低いです。強風にさらされているのも大変なので少し横になって休んだけど引き返すことにしました。
景色は素晴らしかった。
日本海がすぐそこに見えるのがいいですね♪
帰りは七高山との間の雪渓を下って登り返しましたがその方が近いし歩きやすかったです。
風をを遮ることができる岩の陰で昼食を作り一息ついて下山開始。
下山は雪渓の下りなのであっという間。
シリセードでもすればもっと楽だったかもしれないけど穴だらけのズボンではお尻がビショビショになりそうなのでやめましたw
山頂でお会いしたパーティーとも再びご挨拶。
祓川ヒュッテで管理人さん?と少しお話して駐車場に戻り温泉に入って汗を流した後は再び500キロオーバーの長い長い道を帰りました。
帰りはさすがにちょっと疲れたので何度も何度も休憩しながらの帰宅。
自宅まであと数十キロってとこで渋滞に巻き込まれちょっとうんざりでしたが、出勤前に少し寝る時間と洗濯するぐらいの余裕があったので良かった。
雨の月曜だったけど
雨雲を避けて遠くまで行った甲斐がありました。
ホントいいお山でした。
自宅の妻に下山報告したら鳥と海と山でぺんちゃんにぴったりだね。と
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