【両神山】坂本BS[S]→八丁峠→両神山→日向大谷口BS[G]


- GPS
- 08:44
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,499m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西武秩父駅の1番バス停から07:00発 小鹿野車庫行きに乗り、小鹿野役場前で下車します。 小鹿野役場前で07:43発の坂本行きに乗換、坂本(08:15頃)で下車します。 【復路】 日向大谷口から三峰口行きへは15:10と17:20分発があります。18時台に両神薬師の湯行きがあり、これがおそらく最終です。(薬師の湯から西武秩父まではバスが出ているはず) |
コース状況/ 危険箇所等 |
既知の通り、坂本は中盤以降、登山道の崩落、及び斜面の崩落により道が不鮮明となっている箇所が多々あります。 途中複数回にわたって渡渉する必要がありますが、ミッドカットのGORE-TEXシューズ等であれば問題ありません。 八丁峠直下あたりの出合の谷はかなりコースが不鮮明ですが、両脇の尾根に上がってしまえばあとは地図通りに進むと八丁峠―八丁隧道の登山道に出ます。 八丁峠から両神山までは鎖場が続きます。 |
その他周辺情報 | 温泉:両神薬師の湯があります。 飲食:秩父の街で思い思いのものをとるがよいかと...筆者は秩父駅前の居酒屋でビール、日本酒、みそポテ、しいたけフライ、ミニワラジカツ丼で、一日のカロリー消費を全て台無しにしてきました。 |
写真
綺麗な沢を望みながらのバリエーション...シチュエーションとしては最高なんではないかと...
※少し行ったところでルートファインディングしていたところ、別の登山者の方が自信がないということで、同行することとしました。
坂本も祠を過ぎると急激に道が悪くなります。
ところどころ斜面が崩落し、登山道も巻き込まれています。
先人がつけてくれたピンクテープ+地形図+GPS等でルートを確定させましょう。
途中複数回、渡渉する必要があります。
増水してなければミッドカットのGORE-TEXで問題なく渡れますが、踏む予定の岩には注意です。(基本浮いてるものだと思って行動しましょう)
八丁峠直下の谷と思われる場所です。
ここから先が大変でした。
5分ほど探してみましたがピンクテープを見つけることができなかったため、地形図から登りやすいと思われる支尾根を直登することに決めました。
正面には八丁峠と思われる稜線が見えてますが、そこに至るまでの道筋は思い切り不鮮明です。
場合によっては獣道を踏んでいる可能性もあるため、とにかく地形図とにらめっこし、抜けれそうなところを登るしかないです。
かなり急登気味な支尾根を登っていると、何かの指導票が見えたため、近寄ってみたら登山道がついてました。
八丁峠から八丁隧道へと至る登山道へと至る道にたどり着き、つまり無事に坂本を抜けることが出来たわけです。
おそらく間違った道だったのかと思います...
この後、途中で出会った同行者が体力的に厳しいということでしたので、八丁隧道へ車を停めている下山PTに麓までおろしてもらうことが可能か聞いてみたところ、了承を得られましたのでお願いいたしました。
無事に下山されていることを、切に願います。
八丁峠からはまた一人、ルートに自信がないという方にお会いしました。
少々時間的に厳しいことをお伝えし、ハイペース登山となるけど、それでもいいなら一緒に行けますが、とお伝えしたところ、同行することとなりました。
これは恐らく多分行蔵峠手前の峰での写真かと思います。
※八丁峠を出たのが13時ぐらいだったかな?
雨は降らないとの予報でしたが、雨雲らしきものが遠方に見え始めたかつ、この時点で下山は17時前後になると予想がついていたので、最悪ヘッデン投入も覚悟をし始めてました。
装備
個人装備 |
ザック(1)
下着(1)
靴下(1)
トレッキングパンツ(1)
ソフトシェル(1)
ミドルウェア(1)
グローブ(1)
行動食(1)
非常食(1)
昼ご飯(1)
登山計画書(1)
コンパス(1)
地形図(1)
笛(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池(2)
GPS(1)
ファーストエイドキット(1)
保険証(1)
携帯電話(1)
サングラス(1)
カメラ(1)
|
---|
感想
3度目の両神山ですが、今回は坂本から八丁峠、両神山へと行き、日向大谷口へと下山するコースとなりました。
【坂本から八丁峠まで】
BSから登り始めは普通の登山道といった感じですが、沢筋に出合った後は斜面の崩落による登山道崩壊があり、急激に道が不鮮明となってました。しかし先人たちのおかげでピンクテープがいたるところに張られており、大岩までは問題なく進むことが出来ました。
とはいえ、草木が生い茂っているおかげで一部見つかりにくいルートもありますので、ピンクテープだけでなく、地形図、GPS等も確認してからルートは確定した方がよいです。
大岩から先もしばらく同様の道が続く感じとなりますが、八丁峠直下あたりの谷から先はピンクテープが見えなくなりました。
仕方がないので西側斜面から支尾根にとりつく感じで、八丁隧道の登山道へ直登するルートをとることに。途中いつ張られたのかわからないピンクテープを2本ほど見つけましたが、本来のルートからすると間違いの可能性が高いです。
おそらく坂本の最後はどの斜面から行っても同じような感じだと思われるので、藪歩きと急斜面歩きが慣れていれば問題はないと思われます。
なお、谷(沢)の直登はやめた方がいいです。腐っている木、浮きまくってる大石等が高確率で谷に落ちてきますので...
【八丁峠から両神山、そして下山】
ちょっとしたトラブルがあり、坂本から八丁峠までかなりの時間を要してしまい、八丁峠から先はかなりのハイペースとなりました。
ルート上の状況等については、いろんな方が書かれているので割愛とします。
↓私のでよければ以下を参考ください↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-862996.html
大凡八丁峠から4時間程度で下山することが出来、ギリギリ17:20の三峰口行きに乗れました。
【まとめ】
坂本コースについては色々と言われておりますが、地形読みの基本と地図読みの基本さえ分かっていれば問題ないルートかと思われます。
とはいえ、一部の地図ではすでに破線扱い(バリエーション)となっているため、それなりの装備と知識、準備が必要であることは間違いないでしょう。
また、このルートから登る場合、バスでのアクセスがメインとなるため、八丁峠まで行きついた場合、坂本を下るか両神山を登り切って日向大谷口に下る必要があります。
八丁隧道、及び上落合橋にはBSが無いため、万が一の体力切れ等に陥った場合は誰かに頼み込む必要が発生いたします。
【次回は】
次回は尾ノ内渓谷から西岳経由か、赤岩尾根コースとかやってみたいなと思います。
やはり両神山、色々なルートがあり素晴らしい山だなと感じます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する