白山平瀬道


- GPS
- 08:56
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,560m
コースタイム
天候 | 晴れ のち くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R156を高山方面へ進むとやがて左手に道の駅「飛騨白川」が現れます。 トイレはこちらで済ませておくといいわよ。 ここから更に1kmほど進みますと白山公園線(県道451線)と書かれた表示版が現れこの交差点を右折する。 県道は全線オール舗装となっているが道幅は狭く段差と落石に注意が必要。 電灯のない真っ暗なトンネルも2ケ所あり。 このトンネルの通過の際に後方から裸足で追いかけてくる女性が現れるらしいわよ。 そすてその時、あなたの車のルームミラーをそっと覗き込んで見てみなはれ。 後部座席に誰もいないことを願いましょうね… ひゃ〜!。 それはそうと「おいおい、いつになったら登山口に到着するんだ?」ってなくらいに飽きるほどグニャグニャ道をひた走る。 すると急にパッと開けて「あら着いちゃったのね」といった展開となります。 平瀬道登山口前には未舗装の駐車場(20台くらいなら可)と更に奥の白水湖側には舗装された駐車場もございます。 トイレは白水湖畔ロッジの横にございますわよ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
急斜面の雪渓トラバースポイントが2ケ所あり。 踏み跡バッツリですので「無理無理!私、ここで帰る!」ってほどの恐怖はありませぬが、それでもいやらしいと言えばいやらしい。 ほんの数10m区間ですけれど万全を期して軽アイゼン装着もアリよ。 万が一落ちてしまったらどこまでも落ちていきます。 きっと、「あーーーーーーーーーーー!!!」っと、声を上げると思いますわ。 ギャラリー的には、「あ、あの人落ちた…」しか思いません。 いいですか、落ちたらあきまへんで。 更に付け加えていいですか。 この時期の午後を中心にしまして、どこのお山のどこのコースにも出没する奇襲攻撃飛来型吸血性の虫に要注意ですわ。 主に皮膚が露出した顔をターゲットにして襲い掛かります。 とにかくしつこく付きまといかなり煩わしいストーカー虫ですわよ。 (こんな人もいますね…こわいこわい) 刺されたらかゆくはありませぬが、3〜4日腫れが引きませぬ。 Millerさんは片方の耳の中を刺されちゃって、片耳ダンボにされちゃいますた。 (こんなのにされるんだったら両耳を刺してくれた方が嬉しかった…) |
その他周辺情報 | R156沿いにあります道の駅「飛騨白川」に隣接する「大白川温泉 しらみずの湯」へお邪魔させていただきますた。 入浴料 大人600円 詳しくは下記参照 http://hidahakusan.jp/spa/kannai/ ここは、まぁ綺麗な温泉でおしゅしゅめよ。 |
写真
またの名をレッドクローバーと呼ぶ。
ほら、葉っぱがクローバーに似てるやろ。
先の画像のハニーちゃんの足元付近に咲いていますたよん。
「へ〜、このお花はこんな早い時期でも咲くんや」。
Millerさん的にはこういったあまり目立たない地味なお花についつい気が引いてしまいますねん。
取付き時刻が7:30頃だったので早くも序盤の森新緑アワーに乗っかってしまった。
ひゃ〜!こんな綺麗な森を見せられたんではホイホイと足が進めなね〜よ。
見上げっぱなし、キョロキョロしっぱなし。
昨年だったか県道の通行止めが続きこちらの開放がかなり遅れましたよね?
あれ?結局通れなかったんだっけ?
そして今回こちらに来たのは2年ぶりかな?
久しぶりにこのコースを歩いてみたら登山道には真新しい綺麗な丸太階段が整備されていましたのよ。
緑、みどり、MIDORIに圧倒されっぱなしでいたら、ようやくふわっとした白いお花が目に止まったジョ。
こちらはね、秋の紅葉時期になりますと一躍大スターの座に君臨するウラジロナナカマドさんよ。
でもね紅葉が綺麗なレディー達って新緑時も超初々しくて素敵なのよね。
はいここで問題です。
このお花のお名前が分かる人、手を上げてちょうだい。
はい、そちらの白いTシャツに斬新な赤のアンダーシャツがとてもお似合いのあなたに答えていただきましょう。
イケメンREDMAN「えっ?、俺?、え、えっと〜?」。
3、2、1、バキューン!!!
正解は「真弓さん」よ。
Sanchanさん、付き合った彼女のお名前を忘れたらダメじゃな〜い!
おうおうおう!
美味そうなカラダしてんじゃね〜かよ。
グッフッフ、おじさんちょっといただいちゃおうかな〜。
いや待てよ、もしもパクッとしてだな、ん?、うぐっ!、ウボァアアア〜!、はぁはぁはぁ、ってな事にもなり兼ねんかも…。
きっとそうだ。
こんな売れ売れのお嬢さんが今まで誰にもとっ捕まらずにいられること事態が怪しい。
これはきっとkabukiyaさんの仕掛けたドッキリの罠に違いない。
緑のカーリーヘアーに色白巨人と言えばアンドレであります。
これに赤いパンツでも履いていれば正しくアンドレそのものだ。
とにかくこの一帯のダケカンバは図体のデカいものばかり。
今日の平瀬は後続から結構人が登ってくんねん。
そすてどの人にも抜かれまくりとなっている。
自分の親ほどの年齢のお方にまでアッサリまくられちまった。
みんな道草せずにお行儀よく黙々と登っていくのよ。
私ですか?(あんた何してんの?)
私は1本の木に対して2分はデートしているので、ひょっとすると今日はPEAKに辿り着けないかもしれませぬ。
水の色が神秘的?っつ〜んですか。
何がどうなったらこのような色の水が出来るんでしょ?
(ウチの入浴剤の色に似ているので、心動かされるほどの感動には至らないのは美的感覚が乏しいからでありましょうか?)
ひゃ〜!!! 出た出た!!!
癒しの森に充分心麗しき気分を堪能できたのでありますけれど、これからはお花でメロメロにされちゃいますよ。
まずはハクサンチドリさんの登場でビシバシ打たれちゃいましょう。
最初の一株目でお宝発見的に感動していたらその後進む度に次々と絶世の美女が現れだす。
う〜ん、美女は人間の世界でも多い方が嬉しいのだがその反面トキメキ感が薄らいでしまう。
お掃除するときはまず雑巾掛けからよ!
つ〜か、今この話題何か関係があんの?
すまぬ!
ウチのパソコさんは「双耳峰」って入力変換できへんねん。
そんなオバカなところは飼い主に似なくてもええのに…。
気を取り直して。
稜線歩きをしていたら女性ガイドさんが「皆様、右手をご覧くださいませ」とおっしゃった。
おお〜っ!
彼女の右手の手相を見てみると散々だった。
「そこじゃねーっ!景色を見ろ!アホ!」。
画像は岐阜県側から望む「御前峰&剣ヶ峰」の双耳峰。
言わば白山の後頭部でもあります。
とにかくサンカヨウ&キヌガサソウは賽の河原に至るまで爆咲き大安売りでありますた。
この規模は白山で一番だと思われる。
サンカヨウファンのお方、キヌガサソウファンのお方、これは必見です。
「遅い!」。
やっぱりだと思ったがハニーちゃんはカンカンだった。
そりゃそうだ。
撮影取材班の私は序盤から各ゲストさんのインタビュー等でかなり時間を費やしてしまった。
一方の山岳モデルのハニーちゃんは登山者の皆様方に笑顔をふるまって進むだけ。
この差はとても大きい。
彼女、ここでMillerさんの事を30分待っていたらしい。
「ああああーーーーっ!!!」。
ハニーちゃん、急にどうしたんです?
「え?、落ちた場合の時のための発声練習よ」。
そんな事よりも落ちないための歩行練習をやってくださいよ。
「チッ!」。
トラバースポイントは皆様方の力強いステップのお蔭で問題なく進めます。
ここはまだ結構雪が残っておりますわ。
アルプス展望コースに向けてず〜っと残ったまま。
この辺りで今朝から絶好調だった良いお天気にも陰りが出てきた。
別山には雲が覆い尽くされていた。
へっへっへっへ。
時間掛かり過ぎ…(道草しすぎ)。
登山口から室堂まで4時間も掛かっちゃったよ。
それでもガイドブックを見るとこの区間の登り平均タイムは4時間10分と記されているので優等生に属している方だね。
室堂で昼食を摂り御前峰を目指す。
室堂からはクロユリの開花した個体を探しながら歩を進めてきましたが見当たらなかった。
御前峰頂上に到着しましたらまずは参拝です。
「宝くじ5等くらいの当選で結構ですのでお願いいたします」。
謙虚やないか。
何とか白山最高峰の御前峰に到着いたしました。
せっかくですので記念撮影をすることといたしまショー。
ギャラリーも多数おいでますのであまり派手なポーズは恥ずかしいので差し控えなくてはなりませぬ。
結果やってみたポーズがこれ。
サーカスの象の曲芸を決めた団員みたいになりました。
すまぬ。。。
「グア〜!グア〜!」。
いたのはホシガラス。
ハイマツボックリが大好物らしく辺りにはいっぱい食いカスが落ちていた。
ハイマツ帯と言えばライチョウをイメージするが、やっぱり白山にはライチョウがいないのかな〜?
ハニーちゃん、何やらチュ〜チュ〜しちゃっています。
ハニーちゃん、それってもしかしたらウチの冷蔵庫の中にあった「酢味噌」とちゃいますか?
(酸っぱいモンが身体に良いんかい?)
何言ってんのよ!
これは飲むゼリーじゃない。
感想
毎度遅い情報で誠に申し訳ございませぬ。
何分パソコさんの操作がパーペキとはいかないものでピアノの鍵盤を両指で巧みに操るような術は一生無理だと思っています。
おまけにアップ作業中に居眠り&翌朝まで爆睡がしばしば。
これじゃ〜進みませんわ。
こんな調子ですから、Millerさんのアップは旬のレコとしてとらえないでくださいまし。
さてさて本題と移らさせていただきます。
今回訪れましたのは白山の平瀬道よ。
なんつ〜か、解り易く言えば白山のB面よ。
岐阜県側ってこと。
A面はもちろん石川県側よ。
こちらに訪れたのは2年ぶり、いや3年ぶりかしら?
(調べりゃ分かるんだろうけど、ただでさえアップが遅れているのでメンドクセ〜のであります。つ〜かそんな情報はこの際どうでもいいことです)
昨年は平瀬まで入る県道崩落のため訪れることはありませんでした。
ここはとにかく森が素敵ってことと普段見慣れない「裏白山」の全容を望むことが出来てとても新鮮なのであります。
また、他のコースでは考えられない序盤の段階でご来光を眺めることが出来たり、北アルプスの大展望を楽しめたりできるのも魅力なのよね。
今回は取付き開始時刻が遅いのでご来光はアウトですが北アルプスが見られればなと思ってスタートいたしました。
序盤から眩しい日差しが降り注ぎ、いきなり森のハイライトタイムを迎えていた。
これを無視してホイホイ進軍できるMillerさんじゃございませぬ。
ちょっと立ち止まってはパシャ!、ちょっと立ち止まってはキョロキョロ、ちょっと立ち止まってはナンパ。
こんな調子なもんだから全く歩はすすみませぬ。
後続から来られたハイカーさんに次々と抜かされてしまう始末。
(つ〜か、皆様はこの美しさに感動しないの?。みんな一目散に進む方ばかりでありますたよ)
ブナが過ぎたら今度はダケカンバ、そして今日のお目当ての一つでもあるハクサンチドリとの出会い。
もう目はウルウル、心は弾けっぱなしやねん。
稜線に出るとこのコースのウリであります期待の眺望は北アルプスが撃沈、白山双耳峰は3重マルでありました。
大倉山避難小屋前辺りから賽の河原にかけては日差しが届きにくいジメっぽいポイントにキヌガサソウとサンカヨウの大パラダイスが待ち構えていた。
こいつぁ圧巻だ。
白山のほんの一時期だけに繰り広げられるこのショーに見事遭遇できてとてもラッキーであった。
ただし、このエンターテイメントに時間を費やし過ぎてしまい、室堂に到着する時分にはそれまで安定していたお天気にも陰りが出てきて青空はみるみる消えていってしまった。
こうなってしまったら最後のお楽しみであるクロユリ開花株キャッチに絞られる。
賽の河原や室堂平周辺にはたくさんのクロユリが蕾の状態で見受けられたが咲いている株を見つけるには至らなかった。
この時PEAKハントには冷めていたが気になるもう一か所のクロユリチェックもしておきたかった。
結果は室堂平と変わらなかった。
あとは黙々と下山のみ。
すると登山時には気が付かなかったシロバナハクサンチドリがこの山行の見事なフィナーレの華を飾ってくれた。
このサプライズには期待のクロユリさんの大役を引き継いでいただき思わずガッツポーズが出てしまったよ。
いやぁ久しぶりに訪れた平瀬道。
いいものたくさん見させていただきますた。
今度はやはり秋に期待したいですね。
マユミの実!これがないとわからないんですよ。
写真で勉強しましたが、実物みても気づかずにスルーしそう^^;
同じ日に白山だったんですねぇ・・・大汝峰まで足を延ばしてもらえればお会いできたかも!?
平瀬はキヌガサソウ天国ですよね。
平瀬の花も嫌いじゃないんですが、やっぱり振り返った時の北アルプスの風景と掃除法の景色が好きですね。
お疲れ様でした。
写真コメント追加したんですね(^。^)それならそうと言ってくれないと‼危うく見逃すところでしたよ(汗)
わたくし未だ平瀬道行ったことないんですよね〜。理由はただ一つ、福井からだと取り付きが遠すぎる‼
真剣に別当出合から大白川まで降ってピストンしようと考えています(^∇^)毒きのこはその時仕掛けておきますね(笑
いやいやキヌガサソウはダメでしょー!同じユリ科でもやっぱりニッコウキスゲをくわえる方がよりベルばら風(高山植物で無理ってツッコミはもちろん無しで)
掃除法・・また爆笑でした‼
今回は自宅ベッド上で見たのでホント助かったー‼大変申し訳ありませんがもう仕事場の休憩室ではミラーさんのレコ見ない事にしています‼危険すぎf^_^;
う〜ん、私の勘だと次回は白山禅譲道から大汝のような気がします‼気長にお待ちしてま〜す(^。^)/
Sanchanさん、こんばんは。
ありがとうございます。
真弓さんに気付いてくださるお方はほとんどいませんね。
どうしてもこの時期のお花と言えば足元に集中が行きがちだもんね。
そして眺望もね。
私は永遠の真弓さんFanだから何処を歩いてもスルーってことはしないわよ。
あっそうそう、この日は北部を豪華スター軍団で駆け巡っていたんだよね。
私の金曜日の深夜にまでおよぶ周回遅れアップさえなかったら大汝峰は行けたかもしんない。
立山天狗山以来のサプライズといきたかったわ。
う〜ん、ぼちぼち北部が恋しくなってきましたわね〜。
kabukiyaさん、こんばんは。
ありがとうございます。
遅い遅い時間差ツッコミを入れていただきますて誠にカタジケナイ次第であります。
いえね、「ベルサイユのキヌガサソウ」のシーンではマジで口にくわえるところでありますたのよ。
挙げ句の果てに「当然ミラーさん、アナタもやるのよ!」って言いよるねん。
幸い口にくわえられる体勢になれなかったのでこの企画はオジャンになりましたけれど茎の長いニッコウキスゲなら強制されていたことでありましょう。
次回のウチらの山行を読んでいるみたいですわね。
果してそうなりますかな?
文殊山の掃除法でカタクリを探しているかもよ。
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