雲取山 都心が見えた(鴨沢〜雲取山〜三峯神社)
- GPS
- 27:02
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,725m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
04日(土)
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09:20 鴨沢バス停発
11:02 水場着(小休止)
11:30 堂所着
(昼食)
12:05 堂所発
13:10 七ツ石との分岐通過
14:05 奥多摩小屋
15:00 雲取山山頂
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05日(日)
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06:00 写真撮影
07:45 雲取避難小屋出発
08:10 雲取山荘通過
09:15 白岩山頂
09:40 白岩小屋着
(水補給:水場まで遠い)
10:00 白岩小屋発
10:20 前白岩山頂
11:30 霧藻ヶ峰
12:40 三峯神社
天候 | 12/4 晴れ 12/5 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
07:05 立川発 青梅線直通奥多摩行き乗車 08:28 奥多摩着 ○バス 08:30 奥多摩発 西鴨沢行き乗車 09:15 鴨沢着 |
写真
感想
【三脚持って星を撮る】の巻
天気予報は晴れ。
月は新月。
こらもう星を観に行くしかあるまい。
というわけで、雲取山星撮影リベンジであります。
問題は三脚。
カメラ好きの知人に
「星撮りたいんだけど三脚貸して・・・」
と言うと
「星撮る三脚はブレないのが命。これ貸してやるぜ」
貸し出されたものは、総重量5kgもあろうかというごっつい三脚。
「これなら多少の風あってもブレないから、いい写真撮れるよー・・・」
・・・確かにそうなんだけど、今までの荷物プラス5kgって、20kgは軽く越えるよなー。
そして今回の初挑戦は「雲取山避難小屋宿泊」。
星撮りたいし、出来れば都内のライトアップも撮りたいとなると、ベストな場所は避難小屋。
でも、いつ行っても避難小屋満杯なんだよなー。
なので、ダメだったらテント泊にすっぺと思いそっちの準備もしておく。
コースは「鴨沢〜雲取山〜三峯神社」の予定。
さー、写真撮りにいくぞーと心ははやるのであった。
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12月04日(土)
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09:20 鴨沢バス停発
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天気、よっしゃ。
西鴨沢行きバスは、立った人が1,2くらいで紅葉時期からみるとガラガラと言ってもいいかんじ。
鴨沢トイレでもご婦人より、殿方が混んでいる。
全体的にはガラガラ気分。
こら避難小屋空いてるかもなーと期待は膨らむのだった。
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11:02 水場着(小休止)
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水場にて予定の休憩+水分補給。
うぉぉぉ....水が細い....。
3Lくらい補給しようと思ったら、すんげー時間かかる。
しゃーないから2Lのペットボトルのみで我慢。
いざとなったら奥多摩小屋で汲んでこよう。
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11:30 堂所着
12:05 堂所発
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[痛恨の忘れ物]
いつものように、まったりと昼食すっかとガスを用意し、ラーメンを出して
鍋を出し・・・鍋を・・・鍋・・・。
ガ━━ΣΣ(゜Д゜;)━━ン!!
鍋がねえっ。
なーんとなんと、先週の早い時期から雲取山準備していたけど、そのとき鍋の存在を
スコーンと忘れてしまったようだ。
もーバカバカ。
あうーどうする?
下山か?
落ち着いて分析する。
幸いにも、火無しで食べられる食材を持ってきていた。
それを半分にして今食べ、今日の夜はビール+その他酒のみで済ませ
明日の朝は残りの半分。
昼は下山して食べれば何とかなるというの結論に達した。
いまいちテンションが上がらないが、明日の朝のパン半分食べて出発。
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14:05 奥多摩小屋
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[ジワジワきた三脚の重み]
くぞー重い。
堂所まではゆるい坂故気づかなかったが、三脚分の重みが、かなりキツくなってきた。
ちょっとでもキツめの坂になると、1分進んで1分休みといった具合になり全然距離が進まない。
途中あまりの重さに水1リットル捨てる。
しかしこれが後々響いてくるのだが、その時の私にはそれが最善と思ってしまった。
コースは全てにおいて、まき道選択。
頂上の最後のキツイ尾根道も、富田新道方面に行って尾根道に合流するルートをとる。
それでも汗が滝のように噴き出す。
今日ずーっと半袖なんだけど、全く寒くないのは三脚のせい?
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15:00 雲取山避難小屋、山頂
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休み休み汗だくになり、避難小屋着。
さーー人はイッパイかなーとこわごわ覗くと・・・。
中には7,8人の人で、床が見える。
ワーイヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノワーイ今日は泊まれる。
窓奥2つめの位置を確保。
シートとシュラフ出して、荷物準備するだけ。
テントに比べて、まー何て楽なんでしょ。
両隣の人と少し雑談。
「半袖で登ってきた人が居るからビックリしたよ」
「鴨沢で、ごっつい三脚持った人いるなーと思ったら、あんただったんか」
知らない人同士でも会話は盛り上がる。
いやー皆さん面白い方達ばかりで、こっちもつい話し込んじゃいました。
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16:00〜 日没、夜景撮影
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なんと素晴らしきかな、日没の美しさ。
日が沈む時の夕焼けと、そのグラデーションは言葉に出来ないくらい素晴らしい。
そして日が沈むと、都内の夜景が素晴らしく見える。
いやーキレイだー。
こんなに離れてるのに、こんだけ見えるのかつーくらいよく見える。すごいっす。
話には聞いていたがここまでとは・・・。
にしても寒い。
今回は寒さ対策にスキー用手袋持ってきたが、カメラの細かい部分触るのに
やっばり手袋取らなくちゃならなくて、取ると冷えた手は温かくならないのであった。
風が体温を奪う。
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12月05日(日)
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00:00〜 深夜の撮影
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[お客さん]
トイレに起きた際、なんか寝られなくて、撮影第二弾開始。
うぉっ、都内はまだこんなに明るいのか。
都内方面は星の見えがイマ3つだが、秩父側は星がよく見える〜。
夢中でシャッター切っていると、ガサゴソと音がする。
近くは真っ暗でなんも見えない。
((;゜Д゜)ガクガクブルブル
なになに??一体なんなの?
怖々ヘッドランプを向けて見ると、雌鹿が2頭。
なーんだ、ε-(´∀`*)ホッ。
でもかなーり近いところにいる。
小屋の入り口付近にいるのだが、そっからスグ近く3mくらいの場所にいる。
喰われるこたーないと思うが、そのまま突進してきたらと思うと気が気じゃない。
星→夜景→鹿
飽きたら別のを撮って、1時間ばかり居る。
寒いっ。
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05:10 起床
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起床5:10。
小屋の皆さんが一斉に起き出し、一斉に朝食を作り食べ出す。
一斉にガスを使い出すので、小屋の中は温かくなる。
皆さんのメニューは、ウドンやらラーメンが多かったかんじ。
私がトースト作ってると、目を見張ってました。
だって鍋ないんだもーん。
BLT三度+ヘルシア緑茶にて朝食完了。
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06:00〜 朝日の撮影
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[筑波山]
ワラワラと避難小屋近辺に人が集結してくる。
いやーこうやって朝日見るのは、何度見てもいいもんですなー。
堪えられん。
また来てもいいなぁと、中毒っぽくなります。
ん?
向こうに見えるのは筑波山か?
うぉーちょこんと、ああいう具合に見えるのかっ。
感激。
しばらく写真撮って、景色堪能してたら、あっという間に1時間経過。
ヤバイ。
昼食無いから朝早めに出ないと、腹減って遭難する(んなわけないけど)。
そそくさと荷物をまとめ、外に出る。
[東京湾]
もう一度景色を見る。
ん?
んんん?
下に光ってるのは・・・・?
なんと!
カメラの望遠で見ると、東京湾が朝日の反射で光っている。
すばらひい。
ここまで見えるのか。
クソ重い荷物背負ったまま、写真撮影。
荷物おろせよ。
山頂に移動し、小屋で両隣の人たちと軽く山雑談。
なかなか出かけられません・・・。
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07:45 雲取避難小屋出発
08:10 雲取山荘通過
09:15 白岩山頂
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いつもお世話になっている雲取山荘を過ぎ、目指すは白岩山頂。
ううう、荷物が重い。
大ダワを抜け、汗ダラダラになりつつ山頂着。
コース道は特に書くこと無し。
「装備に不安のある人は引き返せ」との標識あり。
確かに片側が急斜面の山道があるので、滑らせたらアウトなのは間違いない。
今日も半袖だが、寒さを感じず。
やっべー汗かきすぎで水が無くなってきた。
まずい昨日捨てなきゃよかったか。
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09:40 白岩小屋着
(水補給)
10:00 白岩小屋発
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[遠い水場]
白岩小屋の標識に「水場」とある。
水場に標識?
なんだかわからんが、水が少ないので水場を目ざす。
ドンドン下る。
( ・3・)エェー
こんだけ下るちゅーことは、同じく登らにゃならんつーことだよなー。
5分経過・・・。
まだ着かない。
もしかして道間違った?
と思っていた矢先、川の音が遠くから聞こえた。
もしかして、この川??
少し行くと川が流れているのを発見。
よし、と思いつつ下っていくと、最後がロープ場になってる。
うげーキツいぜー。
無事水場にて水(σ・∀・)σゲッツ!!。
おー近くが凍ってる。水が冷たい。
一気に1リットル飲み干しす。
おいしゅうございました。
1リットル携帯して戻るが、帰る最中汗かいて喉乾きそうな余寒。
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10:20 前白岩山頂
11:30 霧藻ヶ峰
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登りはキツイ。
ぜーぜー言いつつも、前白岩山頂着。
あまり感動なし。ただ疲れている。
霧藻ヶ峰の途中、あり得ないくらいの急坂があり、ここ下るのか?と思っていたら
英語でもはない言葉を話していた、外人の男女トリオが登ってくる。
むーん・・・スゴイよあんたら。
三峯方面から雲取山には、私は登る自信がございません。
霧藻ヶ峰に到着。
なんか唐突に建物(休憩所)があってビックリした。
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12:40 三峯神社
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霧藻ヶ峰を過ぎると、なんとなーくダラダラしたゆるい下りが続く。
荷物が重いので、とってもありがたい。
こういう道もアリだよなーと思いつつ、腹減ったとつぶやいてみる。
いきなり奥の院の鳥居が出現し、それを過ぎるとまたしても鳥居。
なんなんだと思っていたら、突然の舗装路。
おーーここが三峯神社なんか。
建物も立派で、素晴らしく文明の世界に来たような気がする。
テケテケ歩いていると、バスが停まっていた。
そばに行き、あわてて時間を調べると12:45発車。
ギリギリだ。
三峯神社見ていきたかったが、次バス1時間後なのでエイヤと乗り込んで
帰るのでありました。
おしまい。
takaakaさん
はじめまして。
白岩小屋の水場情報があまりなくて非常に参考になりました。
写真まで添えてあるので助かります。
ありがとうございます。
写真の撮影時間を見ると下りで10分ほどかかっているので往復で正味30分弱ですかね。
疲れきって到着したあとの汲み上げはきつそうだなあ…
ところで忘れた鍋って土鍋の類ですか?
こちらこそはじめまして。
白岩小屋の水場は、せいぜい2,3分かなと思って行ったら、
予想を超えて遠く急坂だったので、かなりとまどいました。
水場ラストの坂も、下り登りロープ必須ですので、両手が空くように
行ってください。
時間が下りで10分もかからないと思いますよ。
写真撮って、ザック置いたりなんやかんやしてから出かけたので
下りでは5,6分ってとこじゃないでしょうか。
っても、水場があるかドキドキだったので、感覚的には10分以上
かかったかという気がしますけど。
水場自体は意外と水量の多い「川」になってるので、枯れることはないんじゃなかろかと思ってます。
>ところで忘れた鍋って土鍋の類ですか?
正しくはコッヘルですね。
実は忘れてたの2回目....。
なるほど。
情報ありがとうございます。
今度三峰側から上がってみようと計画してるんですが、その場合おそらく白岩小屋で幕営になると思いますので参考になります。
白岩小屋は現在無人らしいですね。
ビール買えるかと期待してたんですが、担ぎ上げるしかなさそうです。
>> ところで忘れた鍋って土鍋の類ですか?
> 正しくはコッヘルですね。
ですよね。
土鍋担ぎ上げて一人鍋なんてすげーなと思ってました。
なんか食材的にそれっぽいんで。
ではでは
こんにちは はじめまして
重たい三脚、お疲れさまでした。おかげさまで東京湾の絶景を見せて頂きました。感謝です。
御前山を通して東京市街の写真、大岳山です。 とんがり頭が目印。最近になってキューピーちゃんの愛称を知りました。
今後ともお写真楽しみにしております。敬白
どうもはじめまして。
>御前山を通して東京市街の写真、大岳山です。 とんがり頭が目印。最近になってキューピーちゃんの愛称を知りました。
ご指摘感謝です。
近くで解説していた人の話を耳ダンボして写真撮ったんですが、
ありがたい解説、スコーンと忘れちゃいました。
大岳?御前?
何となく御前っぽい(根拠無し)ので「御前」と載せちゃいました。
即座に訂正しときました。
足袋カッコイイですねぇ。
前に山中で遭ったキノコ採りの人も足袋履いてて、渋い足姿に憧れました。
それドコのメーカーなんですかと聞けばヨカッタと思いましたもん。
jinzaemonさんの足袋解説で、かなりグラグラきております。
初めまして。
コメントありがとうございました!!
同じ日程で同じ山に入っていたとは...
ビックリしました!!
写真を拝見しましたが
避難小屋からは綺麗な夜空、夜景が
見えた様ですね。
また、雲取で?
すれ違うかもしれませんねw
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