こんなにキツイとは… アサヨ峰


- GPS
- 06:55
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,870m
- 下り
- 1,358m
コースタイム
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:55
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安→広河原 乗合タクシー 帰り 北沢峠→広河原 バス 広河原→芦安 乗合タクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
白鳳峠入口〜白鳳峠 1900mくらいまではかなりの急登。ハシゴやクサリがない分、全部足腰で登らないとならんからかなりきつかった。1900mを越えて少し緩やかになって2000mあたりでハシゴが出てきてだいぶ楽に。その後ガレ場で苦労。 白鳳峠〜広河原峠〜早川尾根小屋 特に問題なし 早川尾根小屋〜アサヨ峰 基本赤テープがあって問題ないが、結構斜度があって下だけ見て歩いていたら2度ほどルートから外れてしまった。 アサヨ峰〜北沢峠 最初の5〜10分は岩場だから風があったら危なそう。今日は無風だったので問題なし。 |
その他周辺情報 | 乗合タクシーの運転手さんに聞いて山渓園という市民温泉に行ったが残念ながら木曜は定休日。そこから3kmほど降りたところの天恵泉白根桃源天笑閣 (600円)に。 可も不可もなし。 コンビニは芦安🅿の手前10kmあたりの芦安入口 交差点にあるローソンが最後。セブンイレブンはその手前1kmくらいの柳西 交差点に。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
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写真
装備
個人装備 |
水分はポカリ2L (山で1L
帰りの車で0.5L)<br />おにぎり5個 (山て2コ
北沢峠バス待ちで1コ
帰りの車で2コ)<br />ビール350m(北沢峠バス待ちで)
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感想
いやはや大変な山歩きだった。先週の黒戸尾根 甲斐駒ヶ岳より大変だったような感じ。
そもそもは北沢峠→仙丈ヶ岳→両俣小屋泊 →間ノ岳→北岳→広河原 の予定だったが、翌日の天気がよくないということで、北岳峠から仙丈ヶ岳ピストンに変更して家を2時半にスタート。
2時半の東京はけっこうな雨。でもきっと南アルプスは晴れているも信じてスタート。中央高速。雨はまだ降ってる。3時40分ころ初狩🅿を過ぎたあたりでやっと止んだ。ヨシッ!
4時45分、芦安🅿到着。4時55分。乗合タクシーにて広河原に向かう。5:13夜叉神でゲートオープン(5:30)待ち。6:00 広河原到着。
思ったより芦安に早く着いてしまい、6:50の北岳峠行きバスを待つのもなんだなぁと思い、急遽広河原→白鳳峠→アサヨ峰→北沢峠に変更。仙丈ヶ岳はもっと天気のいい日にとっておこう。それに日帰りじゃもったい。
アサヨ峰は標高約2800m。北沢峠は2030mだからそこからだと800mしか登らないけど、広河原は1520mだからそこそこ登り甲斐がありそう。それに「ヤマケイ アルペンガイド 南アルプス」によると、南アルプス林道から白鳳峠は急登が続くのでオススメできない、と書いてある。その急登を下る方が大変だと思う。
コースタイム的には白鳳峠だと北沢峠まで10.5h。6時にスタートしたから1600の北沢峠→広河原バスに乗るには30分速く歩かないとならん。でも、まぁ、白鳳峠到着時間によって最悪そこから1時間の広河原峠から降りてくればいいだろう。
南アルプス林道を白鳳峠に向けて山に入ったところからいきなりの急登。1900mあたりまではハシゴもクサリもないひたすら足腰で登っていかねばならない。こういうのに弱い。左の腰がすぐ張ってしまう。確かにヤマケイ アルプスガイドは正しい。1900あたりから少し緩くなったと思ったら今度はハシゴの連続。でもこれは足腰だけじゃなくて上半身も使って高度を稼げるから自分的にはラッキー。そうこうしているうちに今度はガレ場。歩きにくい。でも振り返ると、素晴らしい北岳の絶景が…あんまりない。雲がおおい。
かなり体力を削られたところでやっと早川尾根
。一安心。ここまでコースタイム約3.5hを2h。これは頑張れば1600じゃなくて1330のバスでも大丈夫か? 予定変更。ここからコースタイム6:20を5:00に短縮すればOK。なんとかなりそう。
前を見るとターゲットとアサヨ峰とその後ろに甲斐駒ヶ岳。後ろを振り返ると地蔵岳にオベリスク。
その後広河原峠まではほぼ下りで楽チン。その後も早川尾根小屋を超えるあたりまではよかったが、ミヨシノ頭の手前あたりでかなりグロッキー。とにかく左腰の張りが半端じゃない。なんとかポールを駆使してちょっとずつ上がるがなかなか前にという上に進まない。アサヨ峰に11時には着きたい。峰は見えている。普通なら20〜30分だがどうなるか。岩場。そしてハイマツとシャクナゲが道を覆っていて歩きにくい。最後の岩場を登り切ってなんとかアサヨ峰に着いたのが10:55。アッパレ! だがヘトヘト。過去に大した経験はないが先週の黒戸尾根よりは大変だった。
あとはコースタイムで下りれば1330のバスに乗れる。それを外すと1600。通常登りはコースタイムの60〜80%だが、下りは80〜100%。油断は出来ない。さらに下りが続くとつま先が悲鳴をあげるリスクも。標高と時計を見ながら足早に下る。幸いなことにつま先はまだ大丈夫。13時前に長衛小屋が見えてきた。ああ、なんとかなった。
それにしても誰もいない静かなコースだった。抜かした人、抜かれた人はなし。途中早川尾根小屋を越えて1時間くらいのところでトレラン風のおじさんとすれ違っただけ。ここまで来て、北岳にも仙丈ヶ岳にも甲斐駒ヶ岳にも行かない変わり者はいないということか。とにかく空いててその点はすこぶる快適。
北沢峠バス停には13:10到着。結構バス待ちの人達が多い。
13:30バス出発。人が多くてバスは2台。お盆のピーク時は何台になるんだろう。
13:55 広河原に到着。2台目のバスに乗っていたために最初の乗合タクシーを逃して2台目の乗合タクシー。おかげでラッキーなことに助手席確保。行きも助手席で運転手さんといろいろ話しながらだったが、偶然にも行きと同じ運転手さんだった。アサヨに行って来たお客さんだよね、ずいぶん早く戻ってきたねぇ、と。そのあともいろいろ話していて、温泉は芦安🅿にあるのより帰り道にある山渓園が安くていいよと教えてくれた。町に一つしかない歩道橋を越えたらすぐ左側にあると。
14:50広河原🅿。山渓園はすぐ分かったが残念ながら木曜は定休日。すでに芦安温泉郷はここが最後っぽかったが、すぐあとに同じ🅿に止めた人が、ちょっと行けばもう一軒あるからと言うので着いて行ったら 天恵泉白根桃源天笑閣 というのがあって一安心。
12km 7hの山歩きで19km 11hの黒戸尾根ピストンよりだいぶ短いけど、大変さはこっちかな。でも帰宅後の疲労はあんまり変わらない。
前回の那須は花の名前を教えてもらいながらの楽しい山歩きだったけど、今回は…どうやってこの花たちの名前を調べるか?
帰りのバスの時間を気にしながら歩くのはやっぱりやめたい。貧乏性が出てつい一本早いのに乗りたくなる。そのために山を歩いてるんじゃないのになぁ。せめて帰りはバスと乗合タクシーが多い広河原に下りるプランにしよう。
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