マッターホルン登頂(ヘルンリ稜)
- GPS
- 13:44
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,483m
コースタイム
- 山行
- 12:39
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 13:05
グラフ拡大をクリックして、GPS標高を選択して変更をクリック再表示すれば、正しいグラフを見る事が出来ます。
シュワルツゼーからヘルンリ小屋までは徒歩3時間。
ヘルンリ小屋からシュワルツゼーの復路は2時間。
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
Emirates航空:NRTーDUBAIーGeneva 電車:Genevaーツェルマット SWISS TRANSFER TIcket ロープウェイ:ツェルマットーシュワルツゼーSWISS HALF FARE CARD COMBI |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年のマッターホルンは雪が多かった為、例年より雪がついていて入山が出来るようになったのは19日からだった。昨年の今頃の場合、雪は殆ど無くアイゼン、ピッケルは使う必要は無かったそうだが、今年は残雪がありアイゼンはソルベイ小屋あたりで装着。肩の上から頂上までの急斜面は凍結の上に雪が積もっているのでスリップには注意集中。登山者による落石も見かけ、また自分も落としたりしたので、落石には注意が必要。スラブの所でザレている所もあるのでスリップに注意。その他、どの場所でも常に集中力が必要な山です。 マッターホルンは、ルートは非常に迷いやすいので(人が何度も通った様な岩もピカピカの軌跡があるが、実は違っている、というルートが沢山あるので)、余程の登山者で無い限り、遭難、事故に遭遇しない為にも、ガイド登山をお勧めです。 5.7,5.8ぐらいのクライミング技術と体力作りを頑張れば、そして、天気に恵まれれば、ガイド付きで普通の人でも、登れる山だと思います。 |
その他周辺情報 | マッターホルン登山前々日にブライトホルンにてアイゼンとピッケル装着し、雪と岩稜のハーフトラバースにて体力、技能の確認登山あり。 (ブライトホルン登山は別途ヤマレコ作成予定) |
ファイル |
(更新時刻:2016/07/22 03:31)
|
写真
感想
昨年、同時期にモンブラン登頂し帰国時のウィーン空港でたまたま会った登山ガイドの方からマッターホルン登るならクライミングスキルも必要との事で、それから1年越しでこのガイド開催のクライミング技術講習に参加したりマルチピッチ登攀したりして、ノウハウを身につけ、体力作りは、以前からやっている百名山登山含め富士山登山も1ヶ月前から2回登って備えた。後は天候次第という事で、昨年は7月中旬は暖かくて雪は溶けて無かったので、ほぼ同時期に登ろうという事で、申し込む。ところが今年は雪が多かったとの事で、マッターホルンには沢山の雪がついていて入山解禁していないとの情報があり、設定日が早過ぎたなと後悔していたが天候による登頂成功率3割と言われている山なので、仕方無い、後は急に暖かくなり、雪が溶ける事を願って飛行機にて乗り込む。自分は強運なのか、なんと一週間前あたりから晴天が続き雪が少し溶け登頂日直前の19日から入山OKとなり予定日通り20日にマッターホルン登攀決行となる。21日からは天候が悪くなる予報で、頂上は雪マークとなっているので、また、暫くは入山出来ないかも。私は超ラッキーだった。山の状況は危険箇所の欄であげた通り、残雪があり、凍結ありで緊張の登攀だったが登り約6時間半、下りが7時間くらいかかったが無事に登頂・下山。やっと解禁したという事で登山者も多かったので、積雪のトラバース箇所等で渋滞があったりで時間は掛かったが晴天下、モンテローザ、モンブラン等々の山々の景色も絶景で人生で何番目かというくらいの思い出を作る事が出来た。マッターホルンは、日本の山には無いスケールの大きさ、バリエーションがあり、やはり特別な山だったので、自分の山の世界とは異質の山と思っていたが、自分が登ったというのが信じられないくらいの素晴らしい山行でした。
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