笛吹川東沢釜ノ沢〜甲武信小屋〜雁坂小屋/ヘロヘロ道中&偶然の再会
- GPS
- 30:15
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 3,499m
- 下り
- 3,503m
コースタイム
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 12:57
天候 | 曇り〜晴れ〜曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先々週、師匠に引率されて歩いた釜ノ沢。
忘れないうちに復習しておこうと独りで行ってみました。
他人任せで歩いたルートはやはりうろ覚え箇所が多く、「この二俣はどっちだっけ?」と迷うこと多数。
その都度ガイドブックのお世話になり事なきを得たものの、両門ノ滝上で思い込み(思い違い)による痛恨のルートミス。
30分ほどの時間と体力を大きくロス(泣)。
でもまあなんとか無事にルート復帰出来たので良しとしよう(前向き)。
今回最大の課題は、前回フリーで登れずザイルのお世話になった魚留の滝。
相変わらずツルッツルの一枚岩に緊張するも、前回と違い岩がドライだったおかげでなんとかクリア出来た!やった!
その後は、前回最も緊張した滝を前回同様のルートで行けるか?とトライしてみるも、ヤバそうだったのであっさり簡単なルートに変更。
単独の場合は諦めが肝心、と肝に命じつつ。
そんなこんなで14時過ぎに甲武信小屋に到着、ベンチに腰を下ろそうとしたところで目の前に居た登山者から「namifujiくん!」という声が。
え?誰?と顔を向けたその先に居たのは15年近く前に辞めた会社の元先輩!
これにはひっくり返るほどビツクリ。なんという偶然。
思わず小屋で秩父錦ワンカップを購入、甲武信小屋泊の元先輩と小一時間歓談し、後ろ髪引かれながら本日の最終目的地・雁坂小屋へ向けて重足引摺り開始!
その後の破風の登りが筆舌に尽くし難い拷問だったことは言うまでもなく(泣)、放心状態で辿りついた雁坂小屋の青い屋根が天国の門に見え、出迎えてくれたisiさんが天使に見え・・・たかどうかは定かではない(笑)。
小屋では、ゴローさん、isiさん、tozzanoさんの鹿の師匠・Yさんと4人で静かに、しかし深く長く食飲研修。
ふと時計を見ると日付が変わって1時間ちょっと(驚)。
いやー久々に皆様とゆっくり語り合えてとても幸せでした。
今回もお世話になりました。ありがとうございます。
翌朝、元先輩が甲武信からの縦走途中に寄ってくれたのでそのまま一緒に下山。
昔話やら山の話やらをしつつ三富道の駅まで二時間ちょいで下り、都心へ電車で帰る元先輩を塩山まで車で送って終了。
楽しい沢登りと、懐かしい再会と、小屋での深い語らいと。
なんだかとても盛りだくさんで、身体はヘロヘロMAX・心は充実MAXな二日間でした。
コメント
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またまた懐かしい顔を見せていただきましてありがとうございました。
夕暮れ時に知っている方が来るのを待ち受ける気分はなかなかイイですよ。
それにしても今回はハードでしたね。前回の復習とはいえ単独での沢登り。甲武信での再会。甲武信からのワンカップ足でのアップダウン。さらに濃い深夜に及ぶ食飲研修。日の出時刻の起床。完全寝不足で運転しての帰宅。その日のうちにヤマレコのアップ。タフです。
それにしても惜しいなあ。足取りを表す地図を見ていましたら、これで破風の避難小屋で一度水場へ降りて、その後破風のてっぺん目指して登ってから雁坂へ来ればでっかいハートマークが完成したのに。次回はチャレンジしてみませんか。
isiさん
今回も大変お世話になりました。
ヘロヘロで辿り着いた小屋の影からisiさんの姿が見えた時の安堵感。
あの日、甲武信に着くのがもう少し遅くなっていれば、そのまま徳ちゃん新道で下ろうと考えていたのですが、着いたのがちょうど良い頃合の時間だったので、じゃあ往くか!と。
そんな次第なので、事前にちゃんと連絡出来ずすみませんでした。
ハートマークですかー。
避難小屋から水場往復からの破風登り・・・。
間違いなく行き倒れそうですが、やってみる価値は大いにありそうなので、ぜひやりましょう、一緒に!(笑)
ちなみにあの日は早めに下山したので渋滞にはまることもなく帰宅出来ましたが、洗濯してビール一本飲んだところで意識を失いました(笑)。
では、また近いうちに!
沢登り 破風の急登 流石ですね‼
そして、日をまたいでの語らい とても楽しかったです(*^_^*)
ありがとうm(__)m
私は、水に濡れるのも苦手で 急登を登る体力がありません...(..)
○○小屋周辺の登山道を楽しんでます(笑)
また、○○小屋でお逢いしましょう(^.^)/~~~
beetさん、初めまして(笑)!
先日は遅い到着にも関わらず、温かく迎えていただきありがとうございました。
小屋に行けば皆さんが居る!と思えばこそ、地獄の急登も耐えることができました。
深夜の語らい、本当に楽しかったですね〜。
私も雨で濡れるのは嫌ですが、沢で濡れるのは水遊び感覚で楽しいですよ!
○○小屋・・・?
どこだろう?
甲武信?(笑)
復習に沢だなんて、カッコ良すぎます
前回サポートを受けた滝も今回は一人で登れたとか、
やはりnamifujiさん、センスがあるのでしょう
それにガイドブックにお世話になったり、ロスしたとしても、
それでも一人で歩ききれたことはものすごい自信になりますよね
山の中で15年ぶりの再会もオツなものですね。
ものすごいご縁ですね。
そして雁坂に寄ればいつものメンバーがいる。
ステキなストーリーに仕上がっていて、ほっこりです!
wwさん、コメントありがとうございます。
復習、というのは口実で、とにかく水遊びしたかっただけなんです(笑)。
魚留の滝は前回の経験から「登れなかったらどうしよう・・・」と緊張していただけに、無事登れた時の嬉しさは格別でした!
元先輩とはこの15年で3回くらい会っていて(一番最近は6月)、懐かしいということは無いのですが、あんな場所での偶然の遭遇、本当に驚きでした。
こんなことあるもんなんですね〜。
そして雁坂。
少ない人数で静かに、でも深い語らい。これまた最高。
やはり雁坂は良い!というのが今回の結論でした。
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