北ノ俣岳＊飛越新道ピストンはトレーニング山行♪

2016年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,451m
• 下り: 1,455m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:19
• 休憩: 0:52
• 合計: 9:11

6:24 飛越新道登山口
7:53 7:54 飛越新道分岐
8:44 8:47 寺地山
11:08 11:11 神岡新道分岐
11:25 12:07 北ノ俣岳
12:15 12:16 神岡新道分岐
13:11 13:13 北ノ俣避難小屋
13:47 13:47 寺地山
14:28 14:28 飛越新道分岐
15:35 飛越新道登山口

天候

湿気多めの晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■飛越トンネル・飛騨側に登山口あり。
■巨大P（30台ほど可）あり。
■仮設WCあり。
■登山届（下山届）BOXあり。
■山吹峠〜山之村〜のさらに奥。国道から30キロくらい。余裕ある計画を。

コース状況／危険箇所等

■飛越新道は鉄板の泥濘。晴れ続きだったためこの日はそうでもなかったけれど、条件次第では長靴レベルだと容易に想像できます。
■北ノ俣避難小屋に水量豊富な水場があります。

その他周辺情報

■ふもとの山之村牧場においしいソーセージ、乳製品売ってます。が、遅い時間だと売り切れがちです。その場合、神岡の道の駅「宙（スカイ）ドーム神岡」にも売っています。山之村は観光的、撮影的にも素晴らしい場所でお気に入りです。

写真

7/24 6:18

おそようございます。道中余りの眠気に撃沈…。神岡の道の駅で30分以上爆睡。しかも飛越トンネルは記憶より遠かった。先客9台。〇っても北アルプスの一員。北ノ俣岳の最短登山口。

7/24 6:47

テクテク歩くとゴゼンタチバナは赤い実に。標高によってまだ咲いていたり実になりそうだったりなっていたり。

7/24 6:49

山吹峠で一旦ガスの上に出てとりあえず良いお天気。

7/24 6:57

太陽に照らされてガスもキレイ〜。

7/24 7:10

悪名高き飛越新道のぐっちゃぐっちゃドロドロ道。晴天続きのためか言うほど悲惨ではなかった。本気で長靴ハイクしようと思っていたので助かった〜。

7/24 7:27

あああー、噂の「登山道の真ん中にミズバショウ」の図。避難小屋分岐付近までずっとこの調子…。

7/24 7:31

かいらし〜実！なんやろ？マイヅルソウかな。

7/24 7:34

なんだかアウェー感がぬぐえないのはきっと植生が違うからかなと思った。森の匂いが違う。

7/24 7:41

どんっとご立派な〜。あと30分で神岡新道との合流地。

7/24 7:58

このお花がめっさ咲いてるんだけれど分からず。

7/24 7:58

山之村の打保地区からくる神岡新道（草刈りなし）と合流。

7/24 8:09

イワギキョウ？早くない？

7/24 8:14

イワイチョウからイワギキョウにバトンタッチしているふうでした。

7/24 8:17

寺地山までは何箇所か開けた草原がありまして、なごみます。

7/24 8:18

ばぁちゃんの後ろ姿みたいなワタスゲ。ワタスゲは白山山域ではみかけないので撮ってしまう。キュンとくるお花のひとつ。

7/24 8:25

岐阜県はこういうタイプが好きなのか？6月にコッソリ行った籾糠山でもありましたが本当に滑るので正直勘弁してほしい…。親切心が仇になる例。

7/24 8:35

鏡池平。池塘がひとつあるだけ。

7/24 8:49

2時間半で寺地山。ようやく半分地点。オオシラビソのかおりがする。好きなかおりだ。ただの通過点の様相だが、10歩程進むと〜

7/24 8:50

正面どーんと北ノ俣岳！や、本当は右に笠ヶ岳〜左に薬師岳〜剱立〜などなどが見えるらしいのですが。

7/24 9:14

リンドウが咲いています。

7/24 9:15

お天気は良いのだけれど、ガスが高い。今日はトレーニングと割り切ろう。

7/24 9:28

北ノ俣岳あたーっく。

7/24 9:28

素敵な山肌！そして木道が見える！早くあの辺行きたい！（でも一旦が〜っと下るのです…）

7/24 9:35

はやる気持ちを抑えつつ、ようやく避難小屋分岐。とりあえず今は用事がないので寄りません。

7/24 9:36

奧にあるピークが北ノ俣岳！…ではありません。さらに先です。絶望すら感じる距離。

7/24 9:45

と思ったら・・・ぱか〜んと青空が！

7/24 9:46

ガキの田と呼ばれる池塘群。空が青かったら綺麗だろうな〜。

7/24 9:49

うきうきです♪

7/24 9:49

ペカーっとしてます。暑くもなく寒くもなく、とっても気持ち良い！

7/24 9:50

草原地帯にはニッコウキスゲがわりと咲いています。同じところに黄色いのもわんさかあってミヤマアキノキリンソウのような風貌をしている。他に、オオコメバツツジ、ワタスゲ、リンドウ、イワイチョウ、イワギキョウ、チングルマ（果穂）など。

7/24 10:02

振りかえって池塘と寺地山。

7/24 10:04

シロバナタテヤマリンドウとリンドウ。

7/24 10:20

うっすら有峰湖。登山口から1時間も行かないところにも展望地があるようだけれど全く気づかず。

7/24 10:28

この辺で本日の第一山人さんとすれ違う。も、もう下山されるのですか？！早いですね〜。

7/24 10:32

森林限界付近でガースーになり、ハイマツが現れる。稜線までの登りがひたすら辛い。

7/24 10:47

あっ！ホッシーだ！と思ったら近くの岩にぽいっと着地。分かってるね。

7/24 11:00

ハクサンシャクナゲかな〜。ちょっと前にキバナのレコは見かけたのだけれど。

7/24 11:02

あとちょっと！ちょっとの青空が崩れ♡に見える。笑

7/24 11:07

ムシトリスミレ。2株だけ発見。

7/24 11:09

そしてトウヤクリンドウも。この辺りも近所の山域は見かけないので嬉しい。

7/24 11:09

よーやく、よーやく、稜線トップに到着〜。あと文殊山〇回登って・・・と何度繰り返したことかw

7/24 11:11

こっち側のお山の皆さんの期待はしていなかったけれど・・まぁ、そーですよね〜。このおいちゃんに色々と解説していただく。

7/24 11:11

ようやく山頂ロックオンです。さ、行くか・・・と思ったら〜

7/24 11:17

突然ガスが晴れて黒部源流のお山のみなさんが登場〜。

7/24 11:17

これは赤牛でしょうか。どこから行っても遠いイメージ。ていうか行けないイメージ。

7/24 11:18

チングルマの群落があるので、それを前景に。

7/24 11:18

薬師もちょっとだけ登場。もうちょっと左まで出てくれたらカッコよさが分かるのだけれど。

7/24 11:22

これは水晶でしょうか。

7/24 11:22

鷲羽、三俣蓮華は見えなかったけれど、余は満足じゃ＾＾

7/24 11:29

長居し過ぎた。さて、まいろー。

7/24 11:31

5時間かかって北ノ俣岳とうちゃこ♪ん〜長かった〜。何人かいらっしゃいましたが、多分というか間違いなく100％縦走組ですね(^_^;)　黒部五郎ならまだしも、ここを目的地にする人はあまりいないでしょうね。

7/24 11:33

そんなゴローさんは終ぞ現れず。

7/24 11:42

本日のお昼ごはんはどっさり野菜と富山ブラックおにぎり。どっちもパンチが強すぎ後悔。

7/24 12:17

チングルマと一緒にハクサンイチゲも仲良く群落を形成。

7/24 13:07

さて下山。長い道のりをひたすら戻ります。寺地山以降何人か抜かしたがみなさん寺地山ピストンなのかな。そっちのほうがスゴイと思う。

7/24 13:16

行きにスルーした北ノ俣避難小屋を見学。お水がじゃーじゃー出ております。黒部五郎へ行く人の宿泊地化していそう。避難小屋頼りは個人的にあまり好まない。100％泊まれると思っている人もいるようだし。

7/24 14:27

草むらで人影？と思ったら、サル影でした。気づかなかったけれど、その後ろの木にもいた。

7/24 14:50

嫌になるほど長い樹林帯をひたすら下ります。午後になり、泥濘も幾分固まり歩きやすかった。これはこれで膝にやさしい。

7/24 15:35

大規模林道見えてきて長い旅も終了！おつかれさまでした！（おしまい）

撮影機器：

D7000 ニコン

感想

kozakura2702

今年の目標（ってほど大げさでもないけれど）の一つを実行。
富士山と悩んだのですが、準備不足でこっちに。

お天気は晴れとはいえ、展望は期待できなさそう…と思いつつも、トレーニングとして割り切っちゃえ！ということでGOしました。
標準CT10時間という、日帰りとしてはなかなかハードなルートですが
終わってみればほぼCTをちょっと切る程度。
まだまだ強くなりたい〜ならないと〜と思った次第です。

【飛越新道】
万年泥濘路で有名ですが、タイミングを間違えなければ快適路になる。
この日は1週間ほど晴れていたので大したことなかったです。
それでもゲイターは必須です。

【避難小屋分岐〜山頂】
ここでようやく泥濘路とはお別れ。
序盤で木道がガキの田まで続き、そのあとはずっとジグザグ、もしくは直登のえぐれたガレ道がU字状態でずっと続いています。左右に植生を無視した踏み跡もありますが…。