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Yamareco

記録ID: 927269
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

試練の早月尾根から憧れの剱岳☆苦行でした…でも最後は晴れやかな気持ちに

2016年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
14:00
距離
15.8km
登り
2,428m
下り
2,431m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:03
休憩
1:29
合計
13:32
距離 15.8km 登り 2,433m 下り 2,434m
4:05
40
4:45
179
7:44
8:06
166
10:52
10:59
7
11:06
11:33
5
11:38
11:48
144
14:12
14:35
149
17:04
33
17:37
馬場島
 
・GPS(ガーミン・etrex 30J )のログデータをそのまま添付しています。
・各ポイントの通過時間や移動距離については、GPSのログデータ通りで、
 写真の撮影時刻と数分のズレはあるものの、実際とほぼ相違のないデータであると思います。

今回の往復コース概要(馬場島〜剱岳山頂、早月尾根往復コース)
・距離:約15.6km 
・累積標高:上り、約2292m

標準CT(ヤマプラより)
登り:(馬場島〜剱岳山頂):562分(9h22)
下り:(剱岳山頂〜馬場島):389分(6h29)
標準CT往復合計:951分(15h51分)休憩含まず

・今回のCT:13h32(内、実質歩行時間:12h03、休憩:1h29)
*標準CTに対して、76.03%(休憩時間含まず)での歩行時間でした
 
天候  
・天候:早朝〜9時ごろまで晴れ、10時以降ガスガス、
    13時ごろよりスコールで土砂降り、15時以降再び晴れる
・風の状況:終日無風〜微風程度の穏やかな日和
 
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
【道程】
行き・・・自宅出発:7/30(土)18:55
高速:圏央道in〜中央道/八王子jct〜岡谷jct〜長野道/松本out
下道:(長野道/松本IC〜R158経由〜馬場島まで)
松本IC〜野麦街道/国道158号線〜471号線
(安房峠道路・平湯料金所経由)〜国道41号線〜県道157号線
〜県道46号線〜県道333号線 (下道:計3時間48分、159.3km)
〜馬場島荘前・公共駐車場着(7/31(日)3:50着)

*長野道/松本ICから安房トンネル利用での富山への最短ルート
*距離:約370km、所要時間:9時間弱(仮眠2時間半含む)


帰り・・・馬場島荘前・公共駐車場出発:7/31(日)18:10
北陸道/滑川in〜上越jct〜上信越道〜藤岡jct〜関越道〜鶴ヶ島jct
〜圏央道〜自宅着(8/1(月)5:10着)

*殆ど高速道路を利用した大回りのルート
*距離:約460km、所要時間:約11時間(仮眠3回、計5時間程度含む)


早月尾根の登山口、剱岳への登山基地である
馬場島荘(ばんばじまそう)へのナビセットはこちら↓↓
*〒930-0437 富山県中新川郡上市町伊折1
*もしくは、076-472-3080

馬場島荘の詳細はこちら↓↓
http://www.town.kamiichi.toyama.jp/hp/kanko_turugi/babajimasou.htm

【駐車場について】
・馬場島荘前公共駐車場に駐車しました(駐車料金:無料)
・馬場島荘前の公共駐車場(メイン)以外に数ヶ所駐車スペース有り
※荘前のメインの駐車場は早朝4時前にほぼ埋まっていました。
※メインの駐車場以外は少し遠くなりますが
 時間を気にすることなく駐車出来そうな感じでした。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【トイレ、水場、山小屋・テン場等】 2016/07/31 時点

1、ルート上のトイレついて
・利用可能なトイレは、出発地点の馬場島公共駐車場
 (お隣のキャンプ場内にあり、夜間も利用可)と、
 早月小屋の2ヶ所のみとなります。
*このルートは、早月小屋を出るとその先にトイレはありません。

2、水場について
・水場も基本的に出発地点の馬場島公共駐車場
 (お隣のキャンプ場内にあり、夜間も利用可)と、
 早月小屋の2ヶ所のみとなります。
・早月小屋に天然の水場はなく、小屋で購入する水のみとなります。
 (小屋のテン場にも水はありません。自炊用の水も持参もしくは
  小屋で購入するミネラルウォーター以外にありません)
・基本的に早月尾根(今回のルート)は、麓から山頂まで
 天然の水場はありませんのでご注意下さい。

3、山小屋・テン場について
・このルート上の営業小屋は標高2200m地点の早月小屋のみとなります
・テン場も早月小屋のテン場のみとなります。
*早月小屋の詳細情報はこちら↓↓
http://www.net3-tv.net/~hayatsuki/

*それ以降の上部、剱岳山頂まで山小屋、水場、テン場、
 そしてトイレも含め、一切ありませんのでご注意下さい。
*もし、途中で体調が急変した場合などは、早めに早月小屋に
 戻ることをお勧めします。
 

【残雪状況、ルート状況等】 2016/07/31 時点

1、残雪の状況
・7/31(日)時点で今回のルート上に2ヶ所の残雪箇所がありました。
 しかし2ヶ所共、長さ20〜30m程度、斜度も緩い区間でしたので
 アイゼン等の滑り止めは必要ありませんでした。

2、ルート状況について
1)馬場島〜早月小屋まで
・多くの登山者が歩いている、いわゆる一般的な登山道です。
・ただ、所々に現れる段差が一段一段大きめなのが気になりました。
 それと基本的には全線急登続きのルートです。
・良く踏まれており、標識やマーカー類も多数ありますので、
 道迷い等はほぼ無いと思われます。
*親切に高度200mごとの標識が設置されています。

2)早月小屋〜剱岳山頂
・小屋から先へ進むと、徐々に樹林帯を抜け、
 露岩帯のルートへと変貌していきます。
・特に高度2800mから先は完全なる岩塊&岩稜の区間、
 剱岳らしい岩石のみのルート(カニのハサミなど)になります。
・しかし安定した鎖とマーカーがしっかり付いているので、
 それらを掴み、慎重に辿っていけば特に問題はありませんでした。

*ルート自体は鎖も含め良く整備されている印象ですが、
 基本的に2800mから上の区間は、鎖を掴みながらの登降や
 岩壁のトラバースなどが連続する区間なので、高所恐怖症や
 高所適応の難しい方は立ち入らない方が良いと思います。
 
私の地元、神奈川南部から富山県の馬場島へ
まだ明るい時間ですが、登山前日(7/30)の19時に地元を出発です
道中は長い!移動もガンバるぞ〜〜〜(*^^)v
2016年07月30日 18:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
7/30 18:53
私の地元、神奈川南部から富山県の馬場島へ
まだ明るい時間ですが、登山前日(7/30)の19時に地元を出発です
道中は長い!移動もガンバるぞ〜〜〜(*^^)v
途中で仮眠2時間半を入れて約9時間弱(+_+)
ようやく登山口のある”馬場島”に到着です
(長かったぁ…そしてマジ疲れた。。。)
2016年07月31日 03:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 3:47
途中で仮眠2時間半を入れて約9時間弱(+_+)
ようやく登山口のある”馬場島”に到着です
(長かったぁ…そしてマジ疲れた。。。)
本日のお荷物(約6.5kg)⇐日帰り山行で自身最軽量かも…
さすがにこの時期なのでアイゼン&スパッツのコンビは外し
さらに、いつも余ってしまう飲み物も1.5L⇒1.0Lに減らしたので
通常の日帰り装備(約7.5kg)より1kgほど軽くなっています(メットもinです)
2016年07月31日 04:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
6
7/31 4:01
本日のお荷物(約6.5kg)⇐日帰り山行で自身最軽量かも…
さすがにこの時期なのでアイゼン&スパッツのコンビは外し
さらに、いつも余ってしまう飲み物も1.5L⇒1.0Lに減らしたので
通常の日帰り装備(約7.5kg)より1kgほど軽くなっています(メットもinです)
馬場島の駐車場はこんな感じ
一応、お天気まずまずの日曜日なので既に満車に近い状態でした
キャパは30台前後でしょうか…この左奥と手前にも駐車スペースがありました
2016年07月31日 04:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
7/31 4:07
馬場島の駐車場はこんな感じ
一応、お天気まずまずの日曜日なので既に満車に近い状態でした
キャパは30台前後でしょうか…この左奥と手前にも駐車スペースがありました
それでは試練の早月尾根より憧れの剱岳へ
今日も気合いを入れて出発です!(^^)!
2016年07月31日 04:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 4:07
それでは試練の早月尾根より憧れの剱岳へ
今日も気合いを入れて出発です!(^^)!
駐車場から車道を3分ほど歩くと早月尾根の登山口が出てきます
この登山口周辺にも数多くの石碑などがありました(詳細は明るい下山時に…)
2016年07月31日 04:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/31 4:12
駐車場から車道を3分ほど歩くと早月尾根の登山口が出てきます
この登山口周辺にも数多くの石碑などがありました(詳細は明るい下山時に…)
まずは取り付き
写真では今一つわかりませんが、のっけから信じられないほどの超急登です。。。
(でも、短いのですぐに終わります)
2016年07月31日 04:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 4:14
まずは取り付き
写真では今一つわかりませんが、のっけから信じられないほどの超急登です。。。
(でも、短いのですぐに終わります)
ちょうど1km進むと標高1000m地点に
このルートは高度200mごとにこのような標識が設置されています…親切ですね(^^)d
2016年07月31日 04:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
7/31 4:40
ちょうど1km進むと標高1000m地点に
このルートは高度200mごとにこのような標識が設置されています…親切ですね(^^)d
一般的な登山道なのですが、基本的に急登続きの早月尾根
蒸し暑さも手伝ってこの状態に・・・(;´∀`)
2016年07月31日 05:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 5:15
一般的な登山道なのですが、基本的に急登続きの早月尾根
蒸し暑さも手伝ってこの状態に・・・(;´∀`)
ヤブデマリ「藪手毬」(スイカズラ科)のようです
ムシカリ「虫狩」(スイカズラ科、別名:オオカメノキ)かと思ったのですが
その違いは、それぞれ五枚の花弁の内、一枚が極端に小さく
一見すると四枚花弁に見えるのがヤブデマリ
ムシカリは不揃いながらもハッキリとした五枚の花弁が特徴
2016年07月31日 05:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
7/31 5:17
ヤブデマリ「藪手毬」(スイカズラ科)のようです
ムシカリ「虫狩」(スイカズラ科、別名:オオカメノキ)かと思ったのですが
その違いは、それぞれ五枚の花弁の内、一枚が極端に小さく
一見すると四枚花弁に見えるのがヤブデマリ
ムシカリは不揃いながらもハッキリとした五枚の花弁が特徴
出発から2時間ちょっとで高度1800地点に到着
約2時間で高度約1000mを稼ぐ
自分としてはかなり良いペースで登っていますp(^^)q
2016年07月31日 06:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 6:21
出発から2時間ちょっとで高度1800地点に到着
約2時間で高度約1000mを稼ぐ
自分としてはかなり良いペースで登っていますp(^^)q
そして待望の絶景が♪進行方向左手に見えるは”赤谷山”でしょうか
2016年07月31日 06:34撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 6:34
そして待望の絶景が♪進行方向左手に見えるは”赤谷山”でしょうか
アップで!素晴らしい〜(^^♪
2016年07月31日 06:34撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 6:34
アップで!素晴らしい〜(^^♪
こちらは進行方向右手の奥大日方面
最高のお天気&サイコーの展望に心躍るワタクシヽ(^o^)丿
2016年07月31日 06:40撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 6:40
こちらは進行方向右手の奥大日方面
最高のお天気&サイコーの展望に心躍るワタクシヽ(^o^)丿
やっと標高2000m地点です(高度400m/hのペースを維持)
ここまで約3時間。もうすぐ早月小屋ですが、この辺で少しペースダウンしました
2016年07月31日 07:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
7/31 7:04
やっと標高2000m地点です(高度400m/hのペースを維持)
ここまで約3時間。もうすぐ早月小屋ですが、この辺で少しペースダウンしました
「あの段々を全部越えて行くのか・・・」と思うと少しゲンナリ気味に。。。
2016年07月31日 07:12撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 7:12
「あの段々を全部越えて行くのか・・・」と思うと少しゲンナリ気味に。。。
途中、このような一枚岩の急登箇所などもあります
2016年07月31日 07:33撮影 by  ILCE-5100, SONY
2
7/31 7:33
途中、このような一枚岩の急登箇所などもあります
基本的に早月小屋まではこんな感じの一般的な登山道です
(でも、一段一段が大きめで”急登の連続”といった印象でした)
2016年07月31日 07:34撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 7:34
基本的に早月小屋まではこんな感じの一般的な登山道です
(でも、一段一段が大きめで”急登の連続”といった印象でした)
ようやく早月小屋が見えてきました♪
それにしても山頂方面が遥か先に見える・・・まだまだ長そうだなぁ。。。(^^;
2016年07月31日 07:41撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 7:41
ようやく早月小屋が見えてきました♪
それにしても山頂方面が遥か先に見える・・・まだまだ長そうだなぁ。。。(^^;
出発から約3時間40分、早月小屋に到着です(標高2200m)
ここで一息入れてこの先のルートに備えます
2016年07月31日 07:43撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 7:43
出発から約3時間40分、早月小屋に到着です(標高2200m)
ここで一息入れてこの先のルートに備えます
テン場の様子。下地はフラットで非常に張りやすそうな印象
でも水場はないので、自炊用の水は持参or購入になります
2016年07月31日 07:45撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 7:45
テン場の様子。下地はフラットで非常に張りやすそうな印象
でも水場はないので、自炊用の水は持参or購入になります
20分ほど休憩の後、山頂へ向けて出発です
ここから山頂まで3km弱、残り標高差約800m
この先こそが剱らしさ満載のイワイワルートになっていきます
2016年07月31日 08:07撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 8:07
20分ほど休憩の後、山頂へ向けて出発です
ここから山頂まで3km弱、残り標高差約800m
この先こそが剱らしさ満載のイワイワルートになっていきます
徐々に視界が開けて尾根が細くなっていくのですが、それと同時にガスがモクモクと・・・
先週に引き続き、またまたガス山行になるのか!?
2016年07月31日 08:45撮影 by  ILCE-5100, SONY
2
7/31 8:45
徐々に視界が開けて尾根が細くなっていくのですが、それと同時にガスがモクモクと・・・
先週に引き続き、またまたガス山行になるのか!?
岩塊だらけの凄い尾根ですが、この辺でガスと青空が一進一退でせめぎ合う状況に・・・
(おーい、これって先週の日帰りジャン山行と全く同じパターンじゃないの!?^^;)
2016年07月31日 08:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 8:51
岩塊だらけの凄い尾根ですが、この辺でガスと青空が一進一退でせめぎ合う状況に・・・
(おーい、これって先週の日帰りジャン山行と全く同じパターンじゃないの!?^^;)
ルートの状況はご覧のように、イワイワをヨジヨジする場面が増えていきます
2016年07月31日 08:54撮影 by  ILCE-5100, SONY
6
7/31 8:54
ルートの状況はご覧のように、イワイワをヨジヨジする場面が増えていきます
徐々にですが”剱らしさ”が感じられるルートになっていきます
2016年07月31日 08:56撮影 by  ILCE-5100, SONY
3
7/31 8:56
徐々にですが”剱らしさ”が感じられるルートになっていきます
細尾根の箇所が増えてきましたが、マーカーがしっかりついているので
手足を置く位置など、迷うことなく安心して進むことができます
2016年07月31日 09:00撮影 by  ILCE-5100, SONY
2
7/31 9:00
細尾根の箇所が増えてきましたが、マーカーがしっかりついているので
手足を置く位置など、迷うことなく安心して進むことができます
標高2600mから先、あのような雪渓歩きの区間が2ヶ所ほどありました
(しかし2ヶ所とも傾斜が緩く短いので、アイゼンは不要です)
2016年07月31日 09:16撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 9:16
標高2600mから先、あのような雪渓歩きの区間が2ヶ所ほどありました
(しかし2ヶ所とも傾斜が緩く短いので、アイゼンは不要です)
うぅ〜…沸き立つ雲、、、青空ガンバレ〜〜〜!!!(と、願うワタクシ…^^;)
2016年07月31日 09:16撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 9:16
うぅ〜…沸き立つ雲、、、青空ガンバレ〜〜〜!!!(と、願うワタクシ…^^;)
進行方向左手、左から白萩山〜赤ハゲ〜白ハゲ辺りでしょうか…凄い岩塊ですネ
(一般ルートはないみたいです)
2016年07月31日 09:27撮影 by  ILCE-5100, SONY
9
7/31 9:27
進行方向左手、左から白萩山〜赤ハゲ〜白ハゲ辺りでしょうか…凄い岩塊ですネ
(一般ルートはないみたいです)
当の早月尾根も岩むき出しのルートに…
にーしても、山頂方面のガスガス・・・もぅどーにかして〜〜〜
2016年07月31日 09:28撮影 by  ILCE-5100, SONY
3
7/31 9:28
当の早月尾根も岩むき出しのルートに…
にーしても、山頂方面のガスガス・・・もぅどーにかして〜〜〜
先週のジャン山行でもお見かけした”クルマユリ”(車百合)ここにもありました♪
2016年07月31日 09:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 9:32
先週のジャン山行でもお見かけした”クルマユリ”(車百合)ここにもありました♪
小屋からここまでかなり失速気味でしたが、やっとの思いで2800m地点に到達
残りあと0.7km、高低差で200m、既にヘトヘトですが最後のひと踏ん張りでガンバリます!
2016年07月31日 10:12撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 10:12
小屋からここまでかなり失速気味でしたが、やっとの思いで2800m地点に到達
残りあと0.7km、高低差で200m、既にヘトヘトですが最後のひと踏ん張りでガンバリます!
標高2800mから先は、こんな感じで完全なるイワイワルートになります
2016年07月31日 10:21撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 10:21
標高2800mから先は、こんな感じで完全なるイワイワルートになります
と、思ったら比較的幅広の箇所なんかもありーの
にーしても、ホントにガスってきちゃったネ。。。( ノД`)
2016年07月31日 10:24撮影 by  ILCE-5100, SONY
2
7/31 10:24
と、思ったら比較的幅広の箇所なんかもありーの
にーしても、ホントにガスってきちゃったネ。。。( ノД`)
山頂まで残り30分くらいの地点から鎖場が始まります
いわゆる”カニのハサミ”と呼ばれる区間です
2016年07月31日 10:32撮影 by  ILCE-5100, SONY
7
7/31 10:32
山頂まで残り30分くらいの地点から鎖場が始まります
いわゆる”カニのハサミ”と呼ばれる区間です
岩壁をトラバースしたり、攀じ登ったりと色々ありましたが
案内用のマーカーと鎖がしっかりと設置されているので、
一歩一歩確実に手足を置いて、慎重に歩けば安定して進むことができます
2016年07月31日 10:52撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 10:52
岩壁をトラバースしたり、攀じ登ったりと色々ありましたが
案内用のマーカーと鎖がしっかりと設置されているので、
一歩一歩確実に手足を置いて、慎重に歩けば安定して進むことができます
カニのハサミを終えると、ようやく・・・必殺のガスガス山頂現る!
おーい、今日はガス祭りだよ〜!ワッショイ!!ヽ(^o^)丿
2016年07月31日 10:58撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 10:58
カニのハサミを終えると、ようやく・・・必殺のガスガス山頂現る!
おーい、今日はガス祭りだよ〜!ワッショイ!!ヽ(^o^)丿
ハイ、約2年ぶりの”憧れの頂”、取りあえず無事に登頂でございます。。。
2016年07月31日 11:04撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 11:04
ハイ、約2年ぶりの”憧れの頂”、取りあえず無事に登頂でございます。。。
(風もなく、そして景色もない、穏やかな山頂にて・・・)
ガ〜ス♪ ガスガス♫ ガッスガス〜〜〜♬ イェイ!!v(^^)v
もぅガスちゃんはお友達だよ〜〜〜♪(^_-)-☆
2016年07月31日 11:05撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 11:05
(風もなく、そして景色もない、穏やかな山頂にて・・・)
ガ〜ス♪ ガスガス♫ ガッスガス〜〜〜♬ イェイ!!v(^^)v
もぅガスちゃんはお友達だよ〜〜〜♪(^_-)-☆
こちらは北方稜線方面(みたいです…)
ここまで登り7時間弱、クタクタ疲労感と真っ白しろ〜の景色ゼロの山頂で
何だかアタマまでおかしくなっちゃってマス。。。(*^^)v
(はっ?それって元々でしょ!?)・・・それを言わないで〜〜〜(^^;)
2016年07月31日 11:06撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 11:06
こちらは北方稜線方面(みたいです…)
ここまで登り7時間弱、クタクタ疲労感と真っ白しろ〜の景色ゼロの山頂で
何だかアタマまでおかしくなっちゃってマス。。。(*^^)v
(はっ?それって元々でしょ!?)・・・それを言わないで〜〜〜(^^;)
一応ですが、こちらは別山方面
2年前の秋、こちらの別山ルートから登ってきた時は
剱沢の素晴らしい〜景色&紅葉が拝めたのになぁ…
(もー、、、なんで今日はこんなんなの〜〜〜( ノД`)
2016年07月31日 11:06撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 11:06
一応ですが、こちらは別山方面
2年前の秋、こちらの別山ルートから登ってきた時は
剱沢の素晴らしい〜景色&紅葉が拝めたのになぁ…
(もー、、、なんで今日はこんなんなの〜〜〜( ノД`)
ま、取りあえずここまで登ってきたので記念にパチリっ!(^^♪
試練の早月尾根、長く辛いルートでしたけど、達成感はそれなりに味わえました☆
2016年07月31日 11:20撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 11:20
ま、取りあえずここまで登ってきたので記念にパチリっ!(^^♪
試練の早月尾根、長く辛いルートでしたけど、達成感はそれなりに味わえました☆
それではガスガスの山頂をあとにします
再び”カニのハサミ”、下りは特に慎重に進んでいきます
2016年07月31日 11:44撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 11:44
それではガスガスの山頂をあとにします
再び”カニのハサミ”、下りは特に慎重に進んでいきます
登りでは余裕なくスルーしたお花達をゆっくり撮りながら下っていきます
まずは”ウサギギク”(キク科ウサギギク属)・・・高山で見られるきれいな菊です
2016年07月31日 12:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 12:02
登りでは余裕なくスルーしたお花達をゆっくり撮りながら下っていきます
まずは”ウサギギク”(キク科ウサギギク属)・・・高山で見られるきれいな菊です
断崖絶壁に咲くチシマギキョウ(キキョウ科 ホタルブクロ属)
花弁に毛が生えているのでイワギキョウではないですね
2016年07月31日 12:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 12:08
断崖絶壁に咲くチシマギキョウ(キキョウ科 ホタルブクロ属)
花弁に毛が生えているのでイワギキョウではないですね
ハクサンボウフウ(北岳で見たのは”タカネイブキボウフウ”)どっちも似てますネ…
2016年07月31日 12:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 12:14
ハクサンボウフウ(北岳で見たのは”タカネイブキボウフウ”)どっちも似てますネ…
”ミヤマキンバイ”(バラ科キジムシロ属)
2016年07月31日 12:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 12:15
”ミヤマキンバイ”(バラ科キジムシロ属)
こちらは”シナノキンバイ”(だと思うのですが…)”ミヤマキンポウゲ”にも似てるなぁ…
2016年07月31日 12:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 12:20
こちらは”シナノキンバイ”(だと思うのですが…)”ミヤマキンポウゲ”にも似てるなぁ…
ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科シオガマギク属)・・・薄紫の可憐なお花です♪
2016年07月31日 12:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 12:20
ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科シオガマギク属)・・・薄紫の可憐なお花です♪
これは”トリカブト”ですね
”ミヤマトリカブト”かもしれませんが、特産種もありますし、
正直、トリカブトの分類は素人には難しいです…
2016年07月31日 12:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 12:31
これは”トリカブト”ですね
”ミヤマトリカブト”かもしれませんが、特産種もありますし、
正直、トリカブトの分類は素人には難しいです…
薬に使われていたという”トウヤクリンドウ”
2016年07月31日 12:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 12:36
薬に使われていたという”トウヤクリンドウ”
先ほどの小雪渓まで戻ってきました
ナント、あの雪渓上よりモクモクとガスが湧いています
(この後、自身初の”ドシャ降り山行”となりました。。。( ノД`)
2016年07月31日 12:39撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 12:39
先ほどの小雪渓まで戻ってきました
ナント、あの雪渓上よりモクモクとガスが湧いています
(この後、自身初の”ドシャ降り山行”となりました。。。( ノД`)
初のレインウエア(上のみ)を着用し、ドロドロになった登山道での
下降渋滞待ちなどをしながら、何とか早月小屋まで戻ってきました
写真ではよく分かりませんが、かなりの降りっぷりでしたよ(;´Д`)
2016年07月31日 14:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 14:17
初のレインウエア(上のみ)を着用し、ドロドロになった登山道での
下降渋滞待ちなどをしながら、何とか早月小屋まで戻ってきました
写真ではよく分かりませんが、かなりの降りっぷりでしたよ(;´Д`)
ザックカバーを付けるのも実は初めてなんです
ストックも”泥んこ祭り”の登山道でドロドロになっちゃったし…
2016年07月31日 14:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 14:17
ザックカバーを付けるのも実は初めてなんです
ストックも”泥んこ祭り”の登山道でドロドロになっちゃったし…
暑かったので下はレインウエアを着用せず
ご覧のように靴から膝付近までドロドロに…
うぅ〜何なんだぁ…今日のこの天気は〜〜〜(>_<)
2016年07月31日 14:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 14:27
暑かったので下はレインウエアを着用せず
ご覧のように靴から膝付近までドロドロに…
うぅ〜何なんだぁ…今日のこの天気は〜〜〜(>_<)
雨が止んでようやく撮れる状況に…
ご覧のように登山道は雨中からドロドロ状態・・・
ガス祭りのお次は”泥んこ祭り”だよ〜ワッショイ!!ヽ(^o^)丿
2016年07月31日 15:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 15:34
雨が止んでようやく撮れる状況に…
ご覧のように登山道は雨中からドロドロ状態・・・
ガス祭りのお次は”泥んこ祭り”だよ〜ワッショイ!!ヽ(^o^)丿
そして雨が止んだと思ったら、今度は猛烈な蒸し暑さに・・・(;´Д`)
山頂→ガス祭り、下山→ドシャ降り&ドロドロ、最後は蒸し風呂状態・・・
まさに”試練の早月尾根”でした。。。
2016年07月31日 15:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 15:36
そして雨が止んだと思ったら、今度は猛烈な蒸し暑さに・・・(;´Д`)
山頂→ガス祭り、下山→ドシャ降り&ドロドロ、最後は蒸し風呂状態・・・
まさに”試練の早月尾根”でした。。。
山行終了直前にこのようなカンバンが・・・
ワタクシ、タクシーじゃございません。
これから10時間近くかけてプリやんで帰るんですっ!( ゜Д゜)
2016年07月31日 17:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 17:24
山行終了直前にこのようなカンバンが・・・
ワタクシ、タクシーじゃございません。
これから10時間近くかけてプリやんで帰るんですっ!( ゜Д゜)
ここまで苦行的要素満載でしたが・・・(^^;
それでも無事に下山完了です〜(*^^)v
2016年07月31日 17:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 17:28
ここまで苦行的要素満載でしたが・・・(^^;
それでも無事に下山完了です〜(*^^)v
ここ(馬場島)から剱岳山頂まで、この標識だと8.3km
ヤマプラ&私のGPSだと約7.6〜7.7km…
この差って何なんだろう・・・(測定方法の違いかな?)
2016年07月31日 17:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 17:29
ここ(馬場島)から剱岳山頂まで、この標識だと8.3km
ヤマプラ&私のGPSだと約7.6〜7.7km…
この差って何なんだろう・・・(測定方法の違いかな?)
朝は暗くてよく判りませんでしたが、この登山口周辺には
多くの石碑や仏像などがありました
2016年07月31日 17:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 17:29
朝は暗くてよく判りませんでしたが、この登山口周辺には
多くの石碑や仏像などがありました
有名なこれも目の前にあったんですネ・・・”試練と憧れ”
でも今回は最強のお祭り山行でしたよ!
”ガスとドロドロ”+蒸し風呂付きのワイワイ山行でしたがぁ!?(^^;)v
2016年07月31日 17:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 17:30
有名なこれも目の前にあったんですネ・・・”試練と憧れ”
でも今回は最強のお祭り山行でしたよ!
”ガスとドロドロ”+蒸し風呂付きのワイワイ山行でしたがぁ!?(^^;)v
駐車場までの帰路、ちょっと振り返って・・・
散々でしたが、終わってみれば今日もやり切った感で満たされていました♪
最近は苦行山行でも、それはそれで楽しめるようになった私でした(^^)
2016年07月31日 17:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 17:31
駐車場までの帰路、ちょっと振り返って・・・
散々でしたが、終わってみれば今日もやり切った感で満たされていました♪
最近は苦行山行でも、それはそれで楽しめるようになった私でした(^^)
登山口から5分ほどで駐車場&馬場島荘に到着
メインの駐車場はこんな感じです
ここ以外にもこの手前と左奥など、数ヶ所の駐車場がありました
2016年07月31日 17:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
7/31 17:35
登山口から5分ほどで駐車場&馬場島荘に到着
メインの駐車場はこんな感じです
ここ以外にもこの手前と左奥など、数ヶ所の駐車場がありました
プリやーん、ただいま〜(^^)
今日は(も?)初のレインウエアー&ザックカバー装着や
それと、ある意味お祭り山行だったけど、これはこれで結構楽しかったよ〜(^^♪
2016年07月31日 17:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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7/31 17:37
プリやーん、ただいま〜(^^)
今日は(も?)初のレインウエアー&ザックカバー装着や
それと、ある意味お祭り山行だったけど、これはこれで結構楽しかったよ〜(^^♪
帰路途中にて(夕暮れの早月川/伊折橋より剱岳を望む)
苦行山行だったけど、終わってみれば今日も達成感と充実感でいっぱいに…
・・・最後にこんな晴れやかな気持ちになれた私でした☆
2016年07月31日 18:28撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 18:28
帰路途中にて(夕暮れの早月川/伊折橋より剱岳を望む)
苦行山行だったけど、終わってみれば今日も達成感と充実感でいっぱいに…
・・・最後にこんな晴れやかな気持ちになれた私でした☆
今日も来てよかったよ〜
ありがとう剱岳・・・やっぱり山が大好きです!(^−^)
2016年07月31日 18:29撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 18:29
今日も来てよかったよ〜
ありがとう剱岳・・・やっぱり山が大好きです!(^−^)
ちなみにこちらは橋上より下流側
この早月川、水温と気温の関係でしょうか、モクモクと湯気が凄かったです
2016年07月31日 18:29撮影 by  ILCE-5100, SONY
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7/31 18:29
ちなみにこちらは橋上より下流側
この早月川、水温と気温の関係でしょうか、モクモクと湯気が凄かったです
そして仮眠1回で耐えられず3回も繰り返し、遠路遥々地元まで戻ってきました
・・・って、翌朝5時到着!。。。帰路は460km、仮眠入れて約11時間!!(;゜Д゜)
今日は月曜日、言うまでもありませんが、これから普通に出社します。。。(^^)/
2016年08月01日 05:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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8/1 5:09
そして仮眠1回で耐えられず3回も繰り返し、遠路遥々地元まで戻ってきました
・・・って、翌朝5時到着!。。。帰路は460km、仮眠入れて約11時間!!(;゜Д゜)
今日は月曜日、言うまでもありませんが、これから普通に出社します。。。(^^)/
撮影機器:

感想

 
2014年秋
紅葉真っ盛りの中、テントを背負い2泊3日で室堂より
立山を経て別山ルートで初登頂を果たした剱岳。

その剱岳へ今回は北ア三大急登と称され
長く険しいことでも有名な早月尾根から日帰りで挑戦してみようと
私の地元・神奈川から遠路遥々富山まで行ってまいりました。


早月尾根の登山口である馬場島から剱岳の山頂まで
高低差2200m超、北アルプス三大急登でもあり、
長く辛いことで有名な早月尾根ですが、
でも、それ以上に何が大変かと申しますと、
私にとってそれは移動の問題でした。

私の住む神奈川南部から富山の馬場島まで、安房トンネル利用の
最短ルートを使っても約370kmにもなります。

そもそも富山県に普通の観光で日帰りするのも辛いというのに
そこへ12時間超の日帰り登山をしに行くこと自体どうなんだ?
という疑問が浮かぶのですが、しかしそれ以上の想いとして
北アの三大急登である、この長く険しい早月尾根を踏破し、
そして雪と岩の殿堂と呼ばれる剱岳へ登頂してみたい。

ただ単純にそして純粋に
試練の尾根を経て憧れの頂へ登ってみたい…
そんな強い想いのみで、普通ではまずないであろう
神奈川からの”富山日帰り山行”を敢行してまいりました。


山行の詳細な内容につきましては、
お写真とルート状況等の方で記してありますので
ここでは割愛させていただきますが、
先週のジャンダルム&奥穂山行同様、
今回もお昼くらいまでは概ね晴れ予報だったので
その予報を信じて今回も11時までに登頂を果たしたのですが、
それでも先週と同様に見事にガスまみれ。
山頂は最強ガス祭りの様相で、神奈川から遠路遥々やってきて
しかも試練の辛い尾根を登ってきたというのにその苦労も報われず
先週に引き続いてまたまた落胆の私でした…(^^;)
(でも、風は穏やかだったので展望こそ無いものの、
 山頂での居心地は案外よかったんですヨ(^^♪)

そして下山中には、まさかのドシャ降り状態に。
実は私、レインウエアを着なければならないほどの
雨山行の経験がなく、ザックカバーをつけるのも初めて。
最初のうちは低木の陰に隠れて雨宿りしていたのですが、
いくら待っても止む気配がないので、ついに諦めて
レインウエア(上だけ)を着用して下山を続けました。

それにしても、予想していた通りレインウエアはかなり暑いですね。
上だけにして大正解でしたが、着なかった下は下着までズブ濡れ状態。
でも、濡れたトレッキングパンツが、熱せられた太もも(大腿四頭筋)を
程よく冷やしてくれたお陰で、筋肉の調子も上向きになり
気分的にもひんやりして、意外と気持ち良く歩くことができました。
そういう意味でも上だけの着用にして非常によかったと思います。
ま、登山道が派手な泥んこ祭りになっていたので、
膝付近までドロドロになってしまったのは
チョッといただけませんでしたが・・・(^_^;)


そんなこんなで苦行的要素の多かった早月尾根からの剱アタックでしたが
ガスガス山行も、そして土砂降り山行も、実際にやってみると
それほど嫌な気分になることもなく、自分にとって初めてのこのルートを
ガスガス・ずぶ濡れの中でもそれなりに楽しむことができました。

今まで自分の中で山歩きをする際に様々な制限や条件(ハードル)の
ようなものが多くあったのですが、最近はそれらを取っ払い、
山行に対して”何でもござれ”の状態になっています。

以前は少し条件やコンディションが悪かったりすると、
山に対してつまらない感情を抱いていたのですが
今は少し条件が悪かろうとなんであろうと、
それ以上にとにかくどこかへ登りたい
そして自分の知らないルートをガツガツ歩きたい
そんな気持ちでいっぱいなのです。

これからもこの勢いをそのままに、
新たなルートや未開の地を目指して
もっともっと歩き続けていきたいと思います(^^)/
 

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コメント

早月尾根〜ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
お疲れさまで〜す!
なるほど、劔さまだったんですね。
雨は…散々な感じですが、なんとか、よかったですね〜(*'▽'*)
カッパ姿を見たかったわ。

このルート、私の計画は2泊3日なんですよね〜。それも、テント泊。
担げるかも不安になってきた(T^T)
そして、こっちはこっちで恐そうですね。
やっぱ、高所恐怖症には無理な山なのでしょうか。悩んでまうがな〜(>_<)

しかし、日帰りするって言っても
太平洋側から、いらっしゃいませ日本海
みたいな9時間はつらそう〜…
(・∀・)イイ車なので、お尻痛い!というストレスはなさそうですけど。
長距離、お疲れさまでした〜(´▽`)ノ
2016/8/5 8:53
ochadaさんへ
ochadaさん、こんばんは〜night
&富士もお疲れさま〜 (・・・てっ、まだ見てませんが!?coldsweats01

そう!立山界隈ってここだったんですよ
(ちょいと離れてるかな?・・・ま、”ツルタテ”ってことで…

これだけの本降りは実質初なんです
言われるようにレインの姿、珍しいので自分も撮りたかったんですけど、
それすら許さないくらい(カメラをウカウカ出せないくらい)の
スコールでしたヨrain

このルートのテン泊は早月小屋で、テン場は雰囲気良さげでしたよshine
(でも、水場が無いっていうのがねぇ…
 自炊用の水を自分で担ぐか、お金出してミネラルウォーター買うかですネ。
 キツイルートなので、テン場まで重い水を運ぶ場合は覚悟ですよbearing

それにしても、今回はやっぱり移動ですよ
>太平洋側から、いらっしゃいませ日本海
↑↑まさにこの通り!(ウマいねぇ〜smilegood
フツーのクルマなので・・・とか関係なく、マジ疲れたぁ〜。。。
(全く、早月で疲れたのか?それとも移動で疲れたのか??
 判らなくなってる自分です…。。。
2016/8/6 0:33
富山日帰り山行とは凄すぎです!
lifter175 さん こんにちは\(^o^)/
ご無沙汰しております。
先週のジャンに続き今回は早月と益々ご活躍のようで
さすがでございます(*^^)v

早月尾根は私も凄く辛かった記憶がありますが
見知らぬ同士が力を合わせて登る・・・そんな
仲間意識さえも沸き上がる素敵なルートですね!
辛い以上に得たもの学習したものも多く
以降の私の人生観さえも左右する山行となりました
ガスでも雨でも何でも許せてしまうそれ以上の何かがある
本当に魅力あるルートだと思います。

早月尾根もさることながら・・・それ以上にキツイのが移動!
私の場合周り込んだため行きも帰りも500km弱にもなってしまい
帰りは一発で帰ってこれませんでした
にもかかわらず
翌日のお仕事とは
凄いの一言です! 本当にお疲れさまでしたm(__)m
また、男気一杯のレコお待ちしております
2016/8/5 10:40
beelineさんへ
beelineさん、こんばんは
コメントいただきありがとうございますconfident

beelineさんも早月経験者だったのですね
実際に歩いてみてよく分かりましたが、
やはりこのルートは長く険しい、
本当にキツイルートだと実感しました
その反面、踏破した時の達成感は大きなものがありましたネshine
仰る通り得るものも多く、そういう意味では魅力あるルートだと感じます

beelineさんもやっぱり移動が・・・ですよね
私も帰路はさすがにクタクタで、安房トンネルを越えて松本ICまで
160km近く下道を走る気にはなれず、
全線高速利用の”周り込むルート”で帰りました。
これで470km(500km弱)ですよね catface
ま、これはこれで疲れましたがぁ。。。bearing
翌日の仕事は気合いのみで何とか乗り切りましたヨcoldsweats01

移動も含め大変ではありますが、それでも魅力ある素敵なルート
beelineさんもまた良い機会がありましたら、
ガッツリ再訪されてみてはいかがでしょうshinewink
2016/8/6 1:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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