また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 929015
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 富士宮・プリンスルート 剣ヶ峰リベンジ!

2016年07月30日(土) 〜 2016年07月31日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.3km
登り
1,722m
下り
1,719m

コースタイム

1日目
山行
2:48
休憩
0:57
合計
3:45
12:15
20
12:35
12:35
0
12:35
12:35
0
12:35
12:42
53
13:35
13:45
40
14:25
14:50
25
15:15
15:30
30
2日目
山行
7:09
休憩
3:33
合計
10:42
0:40
0:55
42
1:37
2:05
42
2:47
3:00
50
3:50
3:50
5
3:55
3:55
15
4:10
4:55
5
5:00
5:00
10
5:10
5:10
5
5:15
5:15
0
5:15
5:15
5
5:20
5:55
15
久須志神社
6:10
6:10
5
6:15
6:15
5
6:20
6:20
5
6:25
6:25
0
6:25
6:40
5
富士山頂郵便局
6:45
6:45
5
6:50
6:50
0
6:50
7:20
10
浅間大社奥宮
7:30
7:30
40
8:10
8:10
15
9:17
9:17
13
9:35
9:35
8
9:43
9:50
24
10:14
10:14
6
10:20
10:20
8
10:28
10:28
0
10:28
10:28
12
10:40
10:40
3
10:43
五合目バスのりば
登りは富士宮ルートを、下りは御殿場ルート六合目から宝永火口にトラバースする通称「プリンスルート」を利用しました。

コースタイム的には、登りはゆっくり着実に、下りは(バス時間の都合で)やや急ぎ足での山行でした。
あまり参考にはならないかもしれませんが、実測値なのでどうぞ悪しからず。
天候 1日目:曇り時々晴れ
2日目:午前中快晴、午後から曇り
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR静岡駅北口から富士急バスで「富士宮口五合目」へ。
開山シーズンのみの季節運行です。高速バスで全席指定なので要予約。
コース状況/
危険箇所等
特別に危険な箇所はありません。
ただし全山にわたって落石に注意が必要です。
特に宝永火口付近は断続的に落石が発生しています。
直近では7月29日に火口で落石があり、注意を促す看板が設置されていました。
その他周辺情報 富士宮市内ほか各地に日帰り入浴ができる施設があります。
五合目にはありません。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
朝9時。JR静岡駅の北口から、富士宮口五合目直通バスに乗車。
往路は満員でした。全席指定なのでくれぐれもWEB予約を。

ちなみに時刻表上はトイレ無しなのですが、今回は運用上の偶然なのか、トイレ付き車両にあたりました。
所要時間は約2時間。この有無の差は結構デカイぞ。
2016年07月30日 08:41撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/30 8:41
朝9時。JR静岡駅の北口から、富士宮口五合目直通バスに乗車。
往路は満員でした。全席指定なのでくれぐれもWEB予約を。

ちなみに時刻表上はトイレ無しなのですが、今回は運用上の偶然なのか、トイレ付き車両にあたりました。
所要時間は約2時間。この有無の差は結構デカイぞ。
五合目は雲の中。でも晴れたり曇ったりで意外に寒くない。
というか、思ってたよりも随分と暑いぞ?
2016年07月30日 11:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/30 11:54
五合目は雲の中。でも晴れたり曇ったりで意外に寒くない。
というか、思ってたよりも随分と暑いぞ?
雑誌とかでよく見る、富士宮口登山道の看板。
山頂方面が見えなくて少し残念だけど、いざ出発!
2016年07月30日 12:17撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
7/30 12:17
雑誌とかでよく見る、富士宮口登山道の看板。
山頂方面が見えなくて少し残念だけど、いざ出発!
登山開始直後の岩場を抜けると、しばらくの間、比較的緩やかな坂道に。
2016年07月30日 12:25撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/30 12:25
登山開始直後の岩場を抜けると、しばらくの間、比較的緩やかな坂道に。
程なくして六合目に到着。
雲海荘と宝永山荘の2軒の山小屋(正しくは山室)が並びます。
2016年07月30日 12:34撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/30 12:34
程なくして六合目に到着。
雲海荘と宝永山荘の2軒の山小屋(正しくは山室)が並びます。
今回ももちろん集めます、焼印。
しかも今回はミニじゃない金剛杖を装備!
2016年07月30日 12:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
3
7/30 12:36
今回ももちろん集めます、焼印。
しかも今回はミニじゃない金剛杖を装備!
宝永山荘の隣が、富士山頂登山道と宝永山ハイキングコースの分岐点。
まずは富士山頂を目指し、明日、宝永山経由でここに戻ってくる計画です。
2016年07月30日 12:41撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
7/30 12:41
宝永山荘の隣が、富士山頂登山道と宝永山ハイキングコースの分岐点。
まずは富士山頂を目指し、明日、宝永山経由でここに戻ってくる計画です。
愛鷹山が良く見える。
前回の吉田ルートとは見える景色が全然違う。
当たり前のことですが、その当たり前がかえって新鮮。
2016年07月30日 12:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/30 12:54
愛鷹山が良く見える。
前回の吉田ルートとは見える景色が全然違う。
当たり前のことですが、その当たり前がかえって新鮮。
富士宮ルートは他ルートよりも距離が短い分、平均斜度がキツくて岩場が多いという特徴。
初心者向けと紹介する本もあれば、むしろ中級者以上向けと注意を促す本もある。
共通して言えるのが、とにかくコース全般にわたって落石に注意ということ。
2016年07月30日 13:24撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
7/30 13:24
富士宮ルートは他ルートよりも距離が短い分、平均斜度がキツくて岩場が多いという特徴。
初心者向けと紹介する本もあれば、むしろ中級者以上向けと注意を促す本もある。
共通して言えるのが、とにかくコース全般にわたって落石に注意ということ。
ようやく見えてきた次の山小屋。
でも見えているはずなのに、なかなか辿り着かないんですよね。
2016年07月30日 13:25撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/30 13:25
ようやく見えてきた次の山小屋。
でも見えているはずなのに、なかなか辿り着かないんですよね。
新七合目、御来光山荘に到着。
富士宮ルートには新七合目と元祖七合目があるので注意。
それにしても暑いな……。汗びっしょり。
2016年07月30日 13:34撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/30 13:34
新七合目、御来光山荘に到着。
富士宮ルートには新七合目と元祖七合目があるので注意。
それにしても暑いな……。汗びっしょり。
ここでも焼印をゲット。
早くもこんなに集まった!
2016年07月30日 13:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/30 13:35
ここでも焼印をゲット。
早くもこんなに集まった!
見えているのに、やっぱり辿り着かない元祖七合目。
それにしても、今回はやけに登山者が多い気がする。
富士宮ルートは登り下りで同じ道を使うせいもあるけど、それにしても人が多い。
2016年07月30日 14:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/30 14:16
見えているのに、やっぱり辿り着かない元祖七合目。
それにしても、今回はやけに登山者が多い気がする。
富士宮ルートは登り下りで同じ道を使うせいもあるけど、それにしても人が多い。
早くも本日のお宿、元祖七合目山口山荘に到着。
チェックインは15時から、食事は18時から、ということで、休憩後に高度順応を兼ねて八合目まで往復することにしました。
2016年07月30日 14:22撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/30 14:22
早くも本日のお宿、元祖七合目山口山荘に到着。
チェックインは15時から、食事は18時から、ということで、休憩後に高度順応を兼ねて八合目まで往復することにしました。
岩の間を切通しのように進む登山道。
このあたりは深夜に通過する予定なので、今のうちに登山道の状態を頭に入れておく。
2016年07月30日 15:06撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/30 15:06
岩の間を切通しのように進む登山道。
このあたりは深夜に通過する予定なので、今のうちに登山道の状態を頭に入れておく。
展望テラスが特徴的な八合目池田館。
左側の建物は富士山衛生センターという診療所で、24時間体制で急患を受け容れています。
診察は無料ですが、もしお世話になったなら任意の協力金を支払いましょう。
2016年07月30日 15:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/30 15:14
展望テラスが特徴的な八合目池田館。
左側の建物は富士山衛生センターという診療所で、24時間体制で急患を受け容れています。
診察は無料ですが、もしお世話になったなら任意の協力金を支払いましょう。
いつの間にか宝永山があんなに下に。
2016年07月30日 15:18撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/30 15:18
いつの間にか宝永山があんなに下に。
池田館の屋根越しに臨む山頂。
雄々しく立つ鳥居が何とも絵になります。
というか、いつの間にか山頂が晴れてるじゃん!
2016年07月30日 15:20撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/30 15:20
池田館の屋根越しに臨む山頂。
雄々しく立つ鳥居が何とも絵になります。
というか、いつの間にか山頂が晴れてるじゃん!
八合目以上は頂上の浅間大社奥宮の境内地です。
それと同時に世界文化遺産「富士山域」の指定区域にもあたります。
もっとも富士宮ルート(旧大宮・村山口登山道)は六合目以上が全部、世界遺産に指定されているのですが。
2016年07月30日 15:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/30 15:29
八合目以上は頂上の浅間大社奥宮の境内地です。
それと同時に世界文化遺産「富士山域」の指定区域にもあたります。
もっとも富士宮ルート(旧大宮・村山口登山道)は六合目以上が全部、世界遺産に指定されているのですが。
岩場を下り、元祖七合目に戻ります。
これ、登るよりも下るときのほうが怖いぞ……。
2016年07月30日 15:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/30 15:31
岩場を下り、元祖七合目に戻ります。
これ、登るよりも下るときのほうが怖いぞ……。
本日は、1組の布団を2人で使います。
ピーク期の山小屋ではよくあることですが、私は未だに慣れません。
とはいえチェックイン一番乗りだったおかげか、壁際の角部屋(?)を陣取ることに成功!
2016年07月30日 16:13撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/30 16:13
本日は、1組の布団を2人で使います。
ピーク期の山小屋ではよくあることですが、私は未だに慣れません。
とはいえチェックイン一番乗りだったおかげか、壁際の角部屋(?)を陣取ることに成功!
夕食後、外に出てみると……。
おおっ、影富士だ!
2016年07月30日 18:05撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7
7/30 18:05
夕食後、外に出てみると……。
おおっ、影富士だ!
影富士が見えるということは、夕日は富士山の向こう側ということ。
それにしても、結構な急斜面に建ってるんだなと改めて感心。

さすがに冷えてきたので、ダウンを着込んで布団に潜り込みます。
2016年07月30日 18:09撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/30 18:09
影富士が見えるということは、夕日は富士山の向こう側ということ。
それにしても、結構な急斜面に建ってるんだなと改めて感心。

さすがに冷えてきたので、ダウンを着込んで布団に潜り込みます。
2日目は0時出発。
当初計画では2時出発のつもりでしたが、チェックイン時に小屋のスタッフに、
「山頂御来光を目指す方はほとんど1時頃に出発してます」と言われて変更。
ところが0時前に目が覚めてしまったので、結局そのまま出発することに。
結果的には、これが吉と出ました。
2016年07月31日 00:09撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/31 0:09
2日目は0時出発。
当初計画では2時出発のつもりでしたが、チェックイン時に小屋のスタッフに、
「山頂御来光を目指す方はほとんど1時頃に出発してます」と言われて変更。
ところが0時前に目が覚めてしまったので、結局そのまま出発することに。
結果的には、これが吉と出ました。
前日に訪れた八合目を通過して、九合目万年雪山荘に。
感覚的には去年の吉田ルートの時よりも夜間登山者が多い印象。
小まめに休憩を挟みつつ、渋滞の横を追い越していきます。
2016年07月31日 01:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/31 1:45
前日に訪れた八合目を通過して、九合目万年雪山荘に。
感覚的には去年の吉田ルートの時よりも夜間登山者が多い印象。
小まめに休憩を挟みつつ、渋滞の横を追い越していきます。
午前3時49分、ついに富士宮ルート山頂に到着!
まずは目の前の奥宮さんにお参りして登頂の無事を感謝します。

さて、日の出まであと1時間弱。となると向かうのは……。
2016年07月31日 03:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/31 3:49
午前3時49分、ついに富士宮ルート山頂に到着!
まずは目の前の奥宮さんにお参りして登頂の無事を感謝します。

さて、日の出まであと1時間弱。となると向かうのは……。
馬の背の急登を歩き、目指すはあの頂。
幸いなことに稜線はほぼ無風状態。これなら行ける!
2016年07月31日 04:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/31 4:02
馬の背の急登を歩き、目指すはあの頂。
幸いなことに稜線はほぼ無風状態。これなら行ける!
旧富士山レーダーがあった気象観測所跡。
早くも東の空が明るみ始め、ヘッドランプ無しでも足元がわかる。
2016年07月31日 04:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 4:11
旧富士山レーダーがあった気象観測所跡。
早くも東の空が明るみ始め、ヘッドランプ無しでも足元がわかる。
一様に東を向いて、その瞬間を待ちます。
2016年07月31日 04:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 4:36
一様に東を向いて、その瞬間を待ちます。
雲海の中から出現した、暖かな光。
日本最高所で拝む、最高のご来光!
2016年07月31日 04:47撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5
7/31 4:47
雲海の中から出現した、暖かな光。
日本最高所で拝む、最高のご来光!
まさに感無量。
2016年07月31日 04:50撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
3
7/31 4:50
まさに感無量。
山頂火口を取り囲むように、人の波が続いています。
本当にたくさんの人たちが、この頂を目指していました。
2016年07月31日 04:50撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/31 4:50
山頂火口を取り囲むように、人の波が続いています。
本当にたくさんの人たちが、この頂を目指していました。
二等三角点「富士山」をゲット。
2016年07月31日 04:51撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
7/31 4:51
二等三角点「富士山」をゲット。
そしてここが正真正銘、日本で最も高い地点。
2016年07月31日 04:56撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
7/31 4:56
そしてここが正真正銘、日本で最も高い地点。
富士山剣ヶ峰、標高3776mにタッチ。

ご来光の逆光の中、記念撮影。
顔が見えないって? いいえ。いいんですよ、これで。
2016年07月31日 04:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/31 4:59
富士山剣ヶ峰、標高3776mにタッチ。

ご来光の逆光の中、記念撮影。
顔が見えないって? いいえ。いいんですよ、これで。
さあ、念願のお鉢巡りに出発だ!
2016年07月31日 05:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 5:02
さあ、念願のお鉢巡りに出発だ!
剣ヶ峰直下から覗く大内院(山頂火口)。
巨大さに圧倒されます。
2016年07月31日 05:03撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 5:03
剣ヶ峰直下から覗く大内院(山頂火口)。
巨大さに圧倒されます。
火口縁に横一列に並ぶ人々。
何を見ているのかと思いきや……。
2016年07月31日 05:08撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 5:08
火口縁に横一列に並ぶ人々。
何を見ているのかと思いきや……。
朝の影富士がどどーん。
昨晩に続いて、2回も影富士を見ることができました!
2016年07月31日 05:08撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/31 5:08
朝の影富士がどどーん。
昨晩に続いて、2回も影富士を見ることができました!
南アルプスの白根三山、甲斐駒ヶ岳方面。
2016年07月31日 05:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
7/31 5:12
南アルプスの白根三山、甲斐駒ヶ岳方面。
雄大な八ヶ岳は、まるで雲海を進む巨艦のよう。
2016年07月31日 05:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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7/31 5:12
雄大な八ヶ岳は、まるで雲海を進む巨艦のよう。
お鉢を巡る人の波が、なかなか途切れません。
2016年07月31日 05:15撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/31 5:15
お鉢を巡る人の波が、なかなか途切れません。
順路から外れた、やや下のところにある石の囲い。
山頂に湧く霊泉「金明水」の井戸跡です。
江戸時代の富士講中興の祖、食行身禄が探し当てたとされています。
2016年07月31日 05:22撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 5:22
順路から外れた、やや下のところにある石の囲い。
山頂に湧く霊泉「金明水」の井戸跡です。
江戸時代の富士講中興の祖、食行身禄が探し当てたとされています。
金明水の近く、遊歩道脇にある謎の装置。
実はこれ、現在の金明水取水施設、らしいです。
汲み上げた金明水は久須志神社で授与しています。
2016年07月31日 05:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 5:23
金明水の近く、遊歩道脇にある謎の装置。
実はこれ、現在の金明水取水施設、らしいです。
汲み上げた金明水は久須志神社で授与しています。
たぶん、浅間山とか秩父山塊とか(詳しくないので適当)。
もしかすると、百名山の半分近くを見れたかもしれません。
2016年07月31日 05:25撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
7/31 5:25
たぶん、浅間山とか秩父山塊とか(詳しくないので適当)。
もしかすると、百名山の半分近くを見れたかもしれません。
本当に気持ちの良い空中散歩です。
2016年07月31日 05:25撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7
7/31 5:25
本当に気持ちの良い空中散歩です。
吉田・須走ルート山頂の久須志神社に到着。
2016年07月31日 05:28撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/31 5:28
吉田・須走ルート山頂の久須志神社に到着。
社殿内は大混雑。
御朱印は番号札が配られ、最大30分待ちでした。
2016年07月31日 05:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/31 5:33
社殿内は大混雑。
御朱印は番号札が配られ、最大30分待ちでした。
丙申年限定の御朱印と、海抜12467尺の御朱印を拝受。
2016年07月31日 18:24撮影 by  MP480 series, Canon
2
7/31 18:24
丙申年限定の御朱印と、海抜12467尺の御朱印を拝受。
通称「山頂銀座」は大賑わい。
登山者の中を掻き分けて進むなんて、他の山の山頂では見られない光景なのでは?
2016年07月31日 05:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 5:59
通称「山頂銀座」は大賑わい。
登山者の中を掻き分けて進むなんて、他の山の山頂では見られない光景なのでは?
去年、泣く泣く撤退を決意した火口縁。
今回は風も無くポカポカ陽気で、全然状況が違います。
2016年07月31日 06:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 6:14
去年、泣く泣く撤退を決意した火口縁。
今回は風も無くポカポカ陽気で、全然状況が違います。
火口越しの剣ヶ峰。
巨大な火口は吸い込まれてしまいそうで、どこか畏怖の念を抱かざるをえません。
2016年07月31日 06:20撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
7/31 6:20
火口越しの剣ヶ峰。
巨大な火口は吸い込まれてしまいそうで、どこか畏怖の念を抱かざるをえません。
御殿場ルート山頂の富士山頂郵便局。
ここで「登山証明書セット」を購入。A5サイズの証明書そのものが定形外ハガキになっていて、しかもあらかじめ切手が貼られています。
つまり宛先を記入して投函するだけで登頂日の消印入りの証明書が自宅に届くという、夢のようなサービス。
なかなかすごいぞ、日本郵便!
2016年07月31日 06:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/31 6:40
御殿場ルート山頂の富士山頂郵便局。
ここで「登山証明書セット」を購入。A5サイズの証明書そのものが定形外ハガキになっていて、しかもあらかじめ切手が貼られています。
つまり宛先を記入して投函するだけで登頂日の消印入りの証明書が自宅に届くという、夢のようなサービス。
なかなかすごいぞ、日本郵便!
お鉢を一周して奥宮前に到着。
浅間大社奥宮は今年2016年、改修工事を終えたばかり。
2016年07月31日 06:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/31 6:44
お鉢を一周して奥宮前に到着。
浅間大社奥宮は今年2016年、改修工事を終えたばかり。
丙申の小御縁年の由来。
2016年07月31日 06:53撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 6:53
丙申の小御縁年の由来。
もちろん、通常の御朱印と一緒に御縁年の御朱印をお受けしました!
2016年07月31日 18:26撮影 by  MP480 series, Canon
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7/31 18:26
もちろん、通常の御朱印と一緒に御縁年の御朱印をお受けしました!
鳥居の前で、奉納囃子が披露されていました。
お囃子の人たちにとっても、きっと最高の栄誉なのでしょう。
2016年07月31日 07:22撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
7/31 7:22
鳥居の前で、奉納囃子が披露されていました。
お囃子の人たちにとっても、きっと最高の栄誉なのでしょう。
念願の頂上奥宮と剣ヶ峰。
他に富士山頂で見たかったものというと……。
2016年07月31日 07:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
7/31 7:23
念願の頂上奥宮と剣ヶ峰。
他に富士山頂で見たかったものというと……。
三島岳の麓に鎮座する、首の無い石仏群。
もともと山頂の大日堂(現在の奥宮)などで祀られていたものでしたが、明治の廃仏毀釈の煽りを受けて頭部を破壊されてしまいました。
「山頂の信仰遺跡群」の構成資産でもありますが、同時に信仰の移り変わりと受難の歴史を物語る、貴重な存在です。
首の代わりに置かれたコブシ大の石が、さらに痛々しさを訴えかけます……。
静かに手を合わせ、真言を唱えます。
2016年07月31日 07:25撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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三島岳の麓に鎮座する、首の無い石仏群。
もともと山頂の大日堂(現在の奥宮)などで祀られていたものでしたが、明治の廃仏毀釈の煽りを受けて頭部を破壊されてしまいました。
「山頂の信仰遺跡群」の構成資産でもありますが、同時に信仰の移り変わりと受難の歴史を物語る、貴重な存在です。
首の代わりに置かれたコブシ大の石が、さらに痛々しさを訴えかけます……。
静かに手を合わせ、真言を唱えます。
さて、名残惜しいけれど山頂を後にします。
2016年07月31日 07:28撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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さて、名残惜しいけれど山頂を後にします。
下りは御殿場ルートを使い、宝永山頂経由で火口をトラバースして富士宮口に戻る、通称「プリンスルート」を利用します。
富士宮ルートと違って登山客は少なめ。
2016年07月31日 07:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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下りは御殿場ルートを使い、宝永山頂経由で火口をトラバースして富士宮口に戻る、通称「プリンスルート」を利用します。
富士宮ルートと違って登山客は少なめ。
愛鷹山を正面に見据えながら、ぐいぐいと高度を下げていきます。
2016年07月31日 08:05撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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愛鷹山を正面に見据えながら、ぐいぐいと高度を下げていきます。
御殿場ルートといえば富士登山4大ルートの中でも、最も難易度が高く、人気の無い登山道。
そのためか、他のルートに比べて圧倒的に山小屋の数が少ないです。
八合目の山小屋だった見晴館は閉館してしまい、今は残骸だけというありさま。
2016年07月31日 08:09撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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御殿場ルートといえば富士登山4大ルートの中でも、最も難易度が高く、人気の無い登山道。
そのためか、他のルートに比べて圧倒的に山小屋の数が少ないです。
八合目の山小屋だった見晴館は閉館してしまい、今は残骸だけというありさま。
登山道の真ん中にこんな巨大な落石が。
もし落下中に登山者に接触したらひとたまりもありません。
2016年07月31日 08:13撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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登山道の真ん中にこんな巨大な落石が。
もし落下中に登山者に接触したらひとたまりもありません。
赤岩八合館は、御殿場ルートで営業中の山小屋としては最も高いところにある小屋。
八合と名乗っているものの、厳密には七合九勺らしい。
プリンスルートの由来となった皇太子殿下の登山の際に、御宿泊場所になった小屋だそうで。
2016年07月31日 08:24撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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赤岩八合館は、御殿場ルートで営業中の山小屋としては最も高いところにある小屋。
八合と名乗っているものの、厳密には七合九勺らしい。
プリンスルートの由来となった皇太子殿下の登山の際に、御宿泊場所になった小屋だそうで。
赤岩八合館の姉妹館にあたるのが、七合五勺の砂走館。
2016年07月31日 08:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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赤岩八合館の姉妹館にあたるのが、七合五勺の砂走館。
そのすぐ目の前、七合四勺には別の山小屋、わらじ館が。
2016年07月31日 09:07撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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そのすぐ目の前、七合四勺には別の山小屋、わらじ館が。
七合目の日の出館は休館中。
2016年07月31日 09:17撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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七合目の日の出館は休館中。
七合目を境にして、明らかに地面の質感が変わります。
ふかふかの砂地をずるずる下っていけるので、面白いほどのスピードで高度が下がっていきます。
ただし砂の中に大きめの石が埋まっているので、調子に乗ると足腰を痛めるので注意。
2016年07月31日 09:26撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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七合目を境にして、明らかに地面の質感が変わります。
ふかふかの砂地をずるずる下っていけるので、面白いほどのスピードで高度が下がっていきます。
ただし砂の中に大きめの石が埋まっているので、調子に乗ると足腰を痛めるので注意。
下り六合の分岐を右に。宝永山頂方面に向かいます。
標識を見落として左に下ると、大砂走り経由で御殿場口へ直行してしまうのでくれぐれもお間違えの無いよう。
2016年07月31日 09:32撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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下り六合の分岐を右に。宝永山頂方面に向かいます。
標識を見落として左に下ると、大砂走り経由で御殿場口へ直行してしまうのでくれぐれもお間違えの無いよう。
巨大なクジラの背中のような、のっぺりとした印象の宝永山。
しかし横風が強く、足元が滑りやすい砂地なので、うっかり踏み外すとアリジゴクに落ちてしまいます。
2016年07月31日 09:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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巨大なクジラの背中のような、のっぺりとした印象の宝永山。
しかし横風が強く、足元が滑りやすい砂地なので、うっかり踏み外すとアリジゴクに落ちてしまいます。
宝永山頂、標高2693m。
背後の富士山は、山頂まで雲一つなく見渡せます。
こんなにも晴れ渡る夏の日は、そんなに多くないのではないでしょうか?
2016年07月31日 09:43撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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宝永山頂、標高2693m。
背後の富士山は、山頂まで雲一つなく見渡せます。
こんなにも晴れ渡る夏の日は、そんなに多くないのではないでしょうか?
スプーンで抉られたような巨大な宝永火口と、その脇にへばりつく富士宮ルートの山小屋。
噴火エネルギーのスケールのデカさを痛感します。
2016年07月31日 09:46撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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スプーンで抉られたような巨大な宝永火口と、その脇にへばりつく富士宮ルートの山小屋。
噴火エネルギーのスケールのデカさを痛感します。
宝永第一火口の底を目指して、砂礫の道を滑り落ちていきます。
2016年07月31日 09:57撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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宝永第一火口の底を目指して、砂礫の道を滑り落ちていきます。
とても地球上とは思えないような、荒涼とした不思議な光景が広がります。
2016年07月31日 10:00撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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とても地球上とは思えないような、荒涼とした不思議な光景が広がります。
火口の底から登り返して、富士宮ルート六合目を目指します。
2016年07月31日 10:15撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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火口の底から登り返して、富士宮ルート六合目を目指します。
宝永山と宝永火口を振り返る。
これだけでも、見る価値は十分にあると思います。
山頂だけが富士山じゃないんです。
2016年07月31日 10:20撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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宝永山と宝永火口を振り返る。
これだけでも、見る価値は十分にあると思います。
山頂だけが富士山じゃないんです。
ハイマツの林を抜けて六合目宝永山荘へ。
丸一日かけて、宝永火口を一周しました。
2016年07月31日 10:27撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ハイマツの林を抜けて六合目宝永山荘へ。
丸一日かけて、宝永火口を一周しました。
JR静岡駅行きのバスは12時発。
急いで残席の切符を買いに行かねば!

ところが、五合目に近づくにつれて、周囲は次第に雲の中へ……。
2016年07月31日 10:30撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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JR静岡駅行きのバスは12時発。
急いで残席の切符を買いに行かねば!

ところが、五合目に近づくにつれて、周囲は次第に雲の中へ……。
そして、まるで私が無事に下山したことを見届けてくれたかのように――。
富士の頂は、厚い雲の向こうに隠れていったのです。
2016年07月31日 10:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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そして、まるで私が無事に下山したことを見届けてくれたかのように――。
富士の頂は、厚い雲の向こうに隠れていったのです。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ヘルメット
備考 下山時、特に御殿場口から宝永火口をトラバースする「プリンスルート」は
砂ぼこりが巻き上がるのでゲイター(スパッツ)必須です。

感想

「富士山に登りたい!」
そう思い立ったのが2014年の夏。
そこから1年の準備期間を経て挑戦した2015年の富士登山は、吉田ルート山頂まで到達したものの、暴風雨にさらされて剣ヶ峰アタックを泣く泣く断念。

それからさらに1年を経た2016年。
ついに富士山剣ヶ峰、標高3776mの日本最高地点を制覇することができました。
実に2年越しに夢が叶ったということで、私自身、感無量です。

しかも今年は丙申の小御縁年。
念願の頂上奥宮の御朱印に加えて、今年限定の御朱印までゲット!
天気も良くて風も比較的穏やかなベストコンディションで、
行きたいところに全部行けて、見たいものが全部見れた、本当に本当に最高の山旅でした!

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