電車とバスで、甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳（北沢峠から周回）

2016年08月11日(木) 〜 2016年08月12日(金)

• GPS: 13:31
• 距離: 19.2km
• 登り: 2,387m
• 下り: 2,357m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:52
• 休憩: 0:24
• 合計: 7:16

5:55 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
6:21 6:21 仙水小屋
6:54 6:56 仙水峠
8:09 8:09 駒津峰
8:44 8:44 六方石
9:28 9:29 駒ヶ岳神社本宮
9:36 9:36 甲斐駒ヶ岳
9:48 9:52 駒ヶ岳神社本宮
10:12 10:18 摩利支天
10:44 10:44 六方石
11:14 11:24 駒津峰
11:56 11:57 双児山
12:02 12:02 双児山南峰
13:05 13:05 北沢峠 こもれび山荘
13:11 仙丈ヶ岳二合目登山口

2日目

• 山行: 5:56
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:13

4:53 仙丈ヶ岳二合目登山口
6:14 6:16 薮沢大滝ノ頭
7:15 7:16 小仙丈ヶ岳
8:12 8:16 仙丈ヶ岳
8:35 8:35 仙丈小屋
9:08 9:15 馬の背ヒュッテ
9:31 9:32 薮沢小屋
10:03 10:05 薮沢大滝ノ頭
11:06 北沢峠

天候

1日目：薄雲があるものの、ほぼ晴れ
2日目：ピーカン！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

中央線茅野駅から一日一往復のJRバス・ジオライナー号にて仙流荘まで（1750円/人・スイカ×万札×五千円札×、今どき現金小銭のみ可とは・・・）。仙流荘からは、伊那市南アルプス林道号に乗り換えて北沢峠まで（1340円/人ですが、仙流莊バス停で超近代的切符販売機があり、多人数・万札・往復・荷物料込等すべて対応可）。帰りはその逆。

コース状況／危険箇所等

よく整備されており大勢が歩いている登山道なので、危険がないとはいえないもののほぼ問題なし。

その他周辺情報

北沢峠は山小屋２軒。長衛小屋にはコインシャワー(500円)あり、外来者も使用可のようですが、予約必要15分おき。仙流莊では日帰り湯あり、600円也。無料の休憩所もあって軽食＆飲酒も可でした(笑)。

写真

8/10 7:27

おはよーございます！ここんとこ中央線特急あずさ利用率高いです(笑)。

8/10 10:05

茅野駅でJRバス・ジオライナー号に乗り換えます。西口交番前から出発です。

8/10 10:06

名前は立派ですが、車両もシステムもただの路線バスのようで、整理券を取って降車時払い。今どき現金小銭しか使えずスイカも高額紙幣も使えません！どうした？JR？

8/10 10:31

茅野駅で乗ったのは7名のみでガラガラ。高遠駅で2名降りて終点・仙流莊で降りたのは5名でした。

8/10 11:21

途中きれいなダム湖の横を走りますが、

8/10 11:22

説明などは一切なく、

8/10 11:27

仙流莊到着です。

8/10 11:29

ちょっと離れたところに北沢峠行きバス停があります。ここまでは自家用車で来られるようで大勢のハイカーがバスを待っています。

8/10 11:35

事故はないようにしましょう！

8/10 11:35

時刻表はあるのですが、

8/10 11:37

JRバスの到着にあわせてか、臨時バスが出るようで助かります！こちらも半分程度の乗車率でした。

8/10 11:49

こちらのバスの運転手さんは至って親切で、林道の由来やら沿道の植栽やお花、山座同定やアサギマダラ蝶まで説明しながら運転してくれます。

8/10 12:13

鋸山の鹿穴、わかるでしょうか？(笑)

8/10 12:25

で、北沢峠に予定より1時間早く到着しました。

8/10 12:50

10〜15分程度離れたところの長衛小屋がわれわれのお宿です。

8/10 14:43

新しい山小屋でした。

8/10 12:43

お部屋もピカピカでキレイです！部屋では飲食禁止です。ルンバが走ってました(笑)

8/10 12:50

ここが玄関兼受付兼唯一の談話室？です。

8/10 12:52

外のテン場はいっぱいの人ですが、テン場の人は食堂や談話室などは使えません。

8/10 12:53

長衛さんのレリーフです。

8/10 13:36

散歩がてら先ほどの北沢峠バス停前のこもれび山荘まで戻り、

8/10 13:05

とりあえず前祝で！

8/10 13:16

昼食の角煮丼、1000円だったかな？

8/10 13:25

こちらもきれいな食堂兼談話室で、2階に部屋があるようでした。

8/10 13:36

目の前には仙流莊行きバス停があり、左に少し離れて広河原行きバス停があります。

8/10 14:29

長衛小屋に戻り、一休み

8/10 14:32

甲斐駒と仙丈の登山に掛かった時間アンケートがありました。

8/10 16:59

で、夕食です。

8/10 17:23

夕食後のお疲れ2！

8/10 18:42

明日はお天気でしょうか？おやすみなさい！

8/11 5:01

おはようございます2！5時からの朝食を摂ったのは5名のみでした。

8/11 5:55

この橋を越えて、お山の世界に行きます！

8/11 6:13

しばらくは渓流沿いに登っていきます。

8/11 6:13

「仙水小屋までは足慣らし」とのことでしたが、意外と急な崖地もあります。

8/11 6:21

仙水小屋、ちょっと泊まりづらい感じかな(笑)

8/11 6:29

ここからは樹林帯となり、

8/11 6:30

いきなり目の前が開けて、ゴロゴロ石の山肌が現れます。

8/11 6:37

岩とハイマツの境を上がります。

8/11 6:45

歩きにくくわかりにくい道を辿ると、

8/11 6:51

摩利支天が顔を出しました！

8/11 6:53

だんだん高度を上げて、

8/11 6:56

仙水峠到着です。

8/11 6:57

オベリスクも見えます。

8/11 6:57

目指す山頂はまだ遠いですねー

8/11 7:06

ここからは急登となります。

8/11 7:16

きついですが、だんだん視界が開けてきます。

8/11 7:16

遠くの山も、

8/11 7:32

目指すお山も、

8/11 7:33

明日登る仙丈ヶ岳も、

8/11 7:38

いつか行きたい北岳も見えてきます！

8/11 7:40

大きくなった仙丈ヶ岳、明日歩く予定の稜線もはっきり見えました。

8/11 7:41

可憐なお花も出てきますが、

8/11 7:46

結構な急登が続きます。

8/11 7:55

駒津峰山頂が見えてきました。

8/11 7:57

北アルプス？

8/11 7:57

と、鳳凰三山の向こうから、

8/11 7:57

ご登場です！

8/11 8:04

あと一息です。

8/11 8:06

こんなお花に癒されながら、（改・ヤマハハコらしい）

8/11 8:10

駒津峰山頂、到着です！

8/11 8:12

カミさん作・駒津峰パノラマ

8/11 8:13

眼前には甲斐駒ヶ岳が広がり、360度の大展望です！

8/11 8:34

ここからは結構細い岩尾根が続きます。

8/11 8:41

だんだん甲斐駒が近くなります。

8/11 8:42

六万石から駒津峰を振り返って

8/11 8:44

大勢の方が歩いてます。

8/11 8:48

岩に書かれた直登ルート、一応聞いてみましたが当然パス(笑)

8/11 8:57

でも迂回ルートも決して楽な道ではありません。

8/11 9:02

岩越しの北岳・間ノ岳

8/11 9:11

摩利支天に人が登ってます。

8/11 9:14

摩利支天越しの鳳凰三山越しの富士(笑)

8/11 9:16

岩が終わると砂地の急登です。

8/11 9:18

皆さん、結構難渋されてました(笑)

8/11 9:28

ようやく山頂が見えてきました。

8/11 9:31

あとちょっと！

8/11 9:35

甲斐駒山頂、到着です！奇跡的に人が写ってませんが、

8/11 9:37

案外広い山頂は人だらけでした。

8/11 9:41

で、少し戻って空いたところで休憩です。

8/11 9:41

少し霧が上がって雲も出てきましたが、いい天気です。

8/11 9:42

最後に甲斐駒の雄姿を目に留めて、さぁ下ります！

8/11 9:42

P29655.5パノラマ

8/11 9:55

トウヤクリンドウ、ここまで抜きつ抜かれつで歩いてきた男性ハイカーに名前を教えていただきました。

8/11 10:10

摩利支天への分岐

8/11 10:12

で、折角なので僕だけ摩利支天へピストンしました。

8/11 10:14

特に難しい道でもなく、

8/11 10:16

摩利支天山頂到着です。

8/11 10:17

摩利支天からの甲斐駒

8/11 10:16

摩利支天山頂に立ってるcyberdoc(笑)

追加・それに手を振るカミさん(笑)

8/11 10:17

kazu5000さまが辿った黒戸尾根、僕もいつかは！

8/11 10:20

こんな奇岩も見えました。

8/11 10:29

で、巻き道に戻って駒津峰に戻る途中で、「日本百名山」の番組で出てきた一本木。

8/11 10:34

六万石と駒津峰

8/11 10:40

結構な岩場です。

8/11 10:43

やっと六万石まで戻ってきました。

8/11 10:44

でっかいですねー

8/11 10:58

昨日バスで登ってきた沢でしょうか。

8/11 11:11

で、駒津峰でお昼にしました。

8/11 11:11

いただきます！

8/11 11:24

帰りは双児山を通って北沢峠へ。

8/11 11:26

初めはハイマツ林の中の稜線歩きです。

8/11 11:28

今から降りる稜線と双児山越しに仙丈ヶ岳

8/11 11:57

双児山、山頂は展望ありません。

8/11 11:59

振り返れば駒津峰越しに甲斐駒と摩利支天

8/11 13:05

で、樹林帯を北沢峠まで降りて来ました。

8/11 13:06

バス停裏に出てきます。

8/11 14:14

お疲れ様でした！生ジョッキは恵比寿、うまくすると本物のジョッキに当たるかも？柿ピーは持参したもの(笑)

8/11 15:47

降りてきたら甲斐駒は雲の中でした。

8/11 16:55

夕食2、連泊者は昨日と違うらしいのですが・・間違え探ししてみてください(笑)

8/11 17:16

夕食後の恒例、お疲れ2！

8/12 4:48

おはよーございます3、まだ5時前ですが大勢の方が既に行動してます。僕たちも今日は朝食もお弁当にしてもらって出発です。

8/12 4:53

林道の対側に登り口があります。

8/12 6:09

昨日よりましですが、結構な急登を登ります。

8/12 6:17

大滝頭、ここで5合目です。ここまでは展望のない地味な急登でしたが、

8/12 6:29

ここから、そろそろ、お山たちが顔を出してくれます。

8/12 6:32

息が上がる急登ですが、

8/12 6:35

振り返ればこんな景色が背中を押してくれます。

8/12 6:39

そろそろ樹林帯を抜けて、

8/12 6:40

小仙丈ヶ岳が見えてきました！

8/12 6:41

オベリスクも、

8/12 6:41

富士山もお顔を出します。

8/12 6:43

稜線を大勢の方が山頂を目指しています。

8/12 6:46

先日拝んだ槍穂も見えます。

8/12 6:48

富士と北岳

8/12 6:55

うーん、いい感じです！

8/12 7:00

一応飛んでるものは撮ってみますが、何鳥？(笑)

8/12 7:01

わかりません(笑)

8/12 7:02

この方、カッコ良過ぎます！

8/12 7:06

今歩いてきた稜線越しに昨日歩いた甲斐駒

8/12 7:10

こんなお花も

8/12 7:10

こんな実もなっていて、何やら甘酸っぱい香りも漂ってました。改・ナナカマドの実らしいです。

8/12 7:10

こんなお花も

8/12 7:15

馬ノ背ヒュッテが小さく見えます。

8/12 7:16

行くぜ、仙丈！

8/12 7:17

で、小仙丈ヶ岳山頂到着です。

8/12 7:17

小仙丈からのパノラマ

8/12 7:25

小仙丈を振り返って

8/12 7:26

小仙丈沢カール

8/12 7:29

1・2・3の揃い踏みです！

8/12 7:39

小仙丈越しの甲斐駒、写真ばかりで先に足が進みません(笑)

8/12 7:44

小仙丈沢カール、でっかいですねー

8/12 7:52

仙丈ヶ岳が近付いてきました。

8/12 7:59

藪沢カールと仙丈ヶ岳

8/12 8:01

昨日のリンドウかな。

8/12 8:05

仙丈小屋が見えてきました。

8/12 7:59

仙丈小屋を撮るカミさん

8/12 8:06

カミさんが名前を覚えたコマクサで癒されながら、

8/12 8:12

仙丈ヶ岳山頂、到着です！

8/12 8:15

藪沢カール越しに甲斐駒

8/12 8:17

さぁ、山頂を越えて

8/12 8:18

岩陰に可憐なお花

8/12 8:22

カールを降りて来ました。

8/12 8:24

小学生の一団が元気に登っていきます。

8/12 8:27

el condor passa

8/12 8:28

藪沢カールも雄大ですねー

8/12 8:31

左は地蔵尾根、点線ルートですね。

8/12 8:36

仙丈小屋

8/12 8:37

藪沢カール全景

8/12 8:37

北沢峠に戻りましょう！

8/12 8:50

さようなら！

8/12 8:52

いつの日か、また来ます！

8/12 8:55

進む方向には甲斐駒

8/12 8:59

鹿の食害が酷いようです。

8/12 9:04

ここで馬ノ背へ

8/12 9:11

馬ノ背ヒュッテ到着です。

8/12 9:23

大滝ノ頭へ戻ります。

8/12 9:32

仙丈藪沢小屋

8/12 9:34

トリカブト、たくさん咲いてました。

8/12 9:35

トラバース道はいく筋もの水流を越えて進みます。

8/12 9:41

こんな狭いところもあって、

8/12 9:44

小っちゃいお花もあって、

8/12 11:08

で、北沢峠戻ってきました。

8/12 11:32

ホントはこっちから降りてくる予定でしたが、まぁ同じですね。

8/12 11:32

素晴らしくきれいなトイレがあります。

8/12 11:35

仙流莊行きバスは時刻表はあるのですが、待合の座席に番号が振ってあって、25〜30人溜まると臨時便を出してくれるようです。

8/12 11:55

あきらめていたアサギマダラ、カミさんが奇跡的に撮っておいてくれました！中央小さくわかるかな？(笑)

8/12 12:25

ここを越えると人間界

8/12 13:18

仙流莊到着です。

8/12 13:18

仙人の湯

8/12 13:19

ザックは持ち込みできないとのこと。

8/12 13:19

外に置け、らしいです。

8/12 13:46

で、お疲れ様でした！

8/12 13:49

鹿肉の唐揚げ

8/12 13:52

伊那名物ローメン。蒸した焼きそばもどき、肉はマトンです。

8/12 16:45

JRバスは、木曽福島行きは立派なリムジンバスのようで結構混んでますが、

8/12 16:47

茅野行きは相変わらずの路線バス。行きよりは新しいですが、普段の西武バスと同じかな。中学生の大集団がいて警戒しましたが、彼らは木曽福島行きに乗ってくれて一安心。こちらは6名のみ乗車のガラガラ状態。

8/12 17:45

杖突峠付近から茅野市が一望できます。帰りはちょっとした観光アナウンスがあり、糸魚川静岡構造線による断崖らしいです。

8/12 19:14

で、帰りの電車で最後お疲れ様でした！

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

FinePix XP90 富士フイルム

感想

cyberdoc

夏休み第三弾として、そうだ南アルプスに行こう！ということで、超お手軽＆メジャーコースとして北沢峠2泊の予定で甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳に向かいました。
中央線茅野駅からこの時期だけのJRバス・ジオライナー号と伊那市南アルプス林道号を乗り継いで北沢峠に昼過ぎに到着しました。上高地とは違ってほぼほぼ山登りの人ばかりですが非常に良く整備されてます。長衛小屋も新築ピカピカでちょっとしたペンション風です。初日は半分くらいの宿泊者でゆったりとしてました。テン場は一杯でしたが、テン場の人はお昼以外は中で食事や休憩はできないようで宿泊者優遇されてます。ゆっくり休んで翌日に備えました。
一日目は甲斐駒に登ることにしました。甲斐駒が先か仙丈が先か、議論があるところだとは思いますが、僕は割と我慢できない性格なので食べたいものから先にいただくことにしてます(笑)。
朝5時からの朝食を予約したのは5名のみでほとんどの方は夜明け前に出発のようです。僕らも6時前には出発しました。
仙水峠までは樹林帯と岩場歩きですが、仙水峠から大展望が開け始めます。駒津峰は甲斐駒の展望台だけでなく360度の眺望が開けテンションが上がります。駒津峰から甲斐駒までは岩尾根が続き気が抜けません。直登ルートは一応登るかどうか聞いてはみましたが、ちょうど登っていた若者が岩に挟まれて四苦八苦しているのを見て「パス」とのご宣託でしたので、予定通り巻き道を進むことにしました。
巻き道といっても決して楽な道ではありません。始めは岩場、その後は砂地の急登で体力を奪われます。途中身動きできなくなってる方もおられました。
何とかなだめすかして甲斐駒ヶ岳山頂へ！意外と広い山頂は眺望抜群で白砂の宇宙にいるような雰囲気です。大混雑なので少し離れたところで休憩して下山です。
途中せっかくなので摩利支天をピストンして駒津峰でお昼にしました。帰りは双児山経由で北沢峠まで。さすが百名山、バリエーションに富んだ登山道でした。
早めに降りて来られたので、この小屋に宿泊することにした第一の目的であるコインシャワーを予約しました。一人15分500円のコインシャワー（お湯は5分間）で受付で予約してカギを受け取ります。シャワールームもキレイでシャンプーやボディソープも備えられています。
さっぱりして麦ジュースをいただきながらまったりしていると、さすが山の日、大勢の方々がやってきます。今日は満室のようです。テン場もいっぱいです。翌日の支度をして、荷物を整えて夕食！5時〜と5時45分〜の30分間入れ替え制でした。夕食後反省会およびお疲れ会で7時には就寝へ。8時の消灯を待たずして夢の中でした。
2日目は、僕らも朝食をお弁当にしてもらい5時前に早出をしました。不要な荷物は一つにまとめて部屋に置いておくと預かっておいてくれます。300円/一個で前日7時までに申し込んでタグを付けておく必要があります。100円玉がたくさん必要でコイン山小屋のようです(笑)
まだ暗い中、仙丈ヶ岳を目指します。といってもあたりを大勢の方が同じ方向に歩いているので全く心配ありません。5合目の大滝ノ頭までは展望がありませんが、そこから小仙丈〜仙丈までは・・・
次々と南アルプスの山々が顔を出します。遠く八ヶ岳や北アルプスの槍穂も見えます。恐らく白馬も見えていたような、まぁ僕なんかにはとてもすべて同定できません(笑)。僕も含めて皆さん写真に夢中で抜いたり抜かれたり、全く足が先に進みません。
小仙丈ヶ岳山頂から仙丈ヶ岳までは多少岩場もありますがそれほど困難ではなく、何より眺望が素晴らし過ぎて飽きることはありません。あっという間に仙丈ヶ岳山頂に到着しました。
割と尾根筋は風が強く寒かったので、少し降りたところで休憩していると小学生の一団が元気に登ってきました。子供なのにザックやら服やらメットやら靴やら本格的です。タイツを履いてるやつまで！キミ達、ホントに必要なのか？(笑)
そこから藪沢カールを巻いて仙丈小屋を越え馬ノ背へ。馬ノ背から大滝ノ頭まではトラバース道ですが割と気が抜けません。滑らないように慎重に進みます。
大滝ノ頭まで戻って軽く昼食を食べました。その後は樹林帯の中を北沢峠まで下ります。バス停で山歩き終了としました。
仙流莊行きのバスは時刻表はあるものの、定員が集まると臨時便が出るシステムのようで、ほどなく出発したのでここでは麦ジュースはなし。帰りにアサギマダラを何とか写真に収めようとしましたが、飛んでる蝶を動いてるバスから撮る技術が僕にあろうはずもなく、途中であきらめて綺麗な蝶々を眺めながら仙流莊へ。
仙流莊で汗を流して、無料休憩室で地元の名物を食してお疲れ様でした！といっても茅野駅行きJRバスは一日一便のみ。のんびり休憩して休み飽きたころようやくバスの時刻になり、茅野駅経由で東京まで！
全行程中ずっと天気に恵まれ、今回第一の目的の眺望もばっちり得られ、大満足の山歩きになりました。

コメント

kazu5000🌲

違いが分かる男です。
cyberdocさま〜♪お疲れさまでした〜！
私事ですが、只今、八戸市民病院にて時間外診察を待っております。ちょっと火傷をしてしまいまして｡｡｡

さて、お夕食の違いはポテトサラダの有無、高野豆腐の有無、お肉は一緒かなぁ？やっぱり、違いが分からない男でした (T_T)

いっぱい山小屋に泊まって、お酒呑んで、白馬とか蝶ヶ岳とか甲斐駒とか仙丈とか登って、羨ましいなぁ！
特に蝶ヶ岳と仙丈ヶ岳！私も登りたい！

cyberdoc

Re: 違いが分かる男です。
さすがです！
僕なんか、実際食べたにもかかわらず、写真見るまで違い分からなかったです(笑)
仙丈は、仙流荘前に巨大な駐車場があるので
仙流莊から始発バスに乗れば6時過ぎに北沢峠に着くようです。
百名山制覇　ご祈念しております

つい　tsui♨️

さっそくパクリストに登録
cyberdocさん、こんばんは〜
いいですねー、甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳
一粒で二度美味しい 山歩き、
お天気も最高
さっそくパクリストに
登録しましたが
歩けるのはいつの日か？

cyberdoc

Re: さっそくパクリストに登録
駅八　ご苦労様です！
tsui さまでしたら、甲斐駒は黒戸尾根ピストンで
仙丈は仙流莊からバスでピストンで、可能かと思います。
お仕事がなければゆっくりできるのでしょうが
十分日帰り可能かとは思います

半袖隊長👕

cyberdocさん、
二日とも好天気のゆったり山行となり でしたね。
187枚もの大作ですから、その大満足度が窺えますね

甲斐駒・仙丈は拙者の100名山リスト上では既登になっているのですが、果たしていつだったのか・・・不詳なんです。
そうか・・・今は茅野から杖突街道を通って仙流荘から北沢峠に行くのですね

拙者は最終中央線の普通列車で甲府入りし、始発バスで広河原に行き、早朝のバス接続が悪いので、勢い余って北沢峠まで歩きました。
JR車内でもバス車内でも、横になれる所では横なって、ひたすら寝ようと努めましたよ
でも、広河原から北沢峠までは長かったな。
当日はそのまま仙丈に登って・・・小仙丈から千丈まで稜線が長かった以外は、何も印象が残っていません。
その日は何処の小屋に泊まったもかも忘却の彼方。
翌日、甲斐駒に登ってそのまま黒戸尾根を駒ヶ岳神社へ下り、居合わせた学生さんと一緒にタクシーでJR駅へ。

北⇒南と来れば、次は中央アルプスですか？
木曽駒から空木への空中回廊は素晴らしいですよ。

　 隊長

cyberdoc

Re: cyberdocさん、
隊長！おはよーございます！
僕達登山初心者ですが若くはないので
夜行とか最終便とか、もうとっても無理です
なによりそんな予定では、カミさんが付いてきてくれません(笑)
前日入りでゆっくり休養してから、なだめすかしてなんとか登りました。
木曽駒リベンジ是非したいですね

あめおやじ🐟

うひょ〜いいですねぇ〜
天気バッチリ、景色も最高、エネルギー補給はいつもどおりで、最高ですね！
関西からはなかなか涼しいところまで行けないのでうらやましがるばかりですが、
いつかは南アルプス夜行バス1泊2日ツアー行ってみたいと思ってます。
ちなみにこのお盆休みは子供とポケモン探しの旅（モノレール一駅ぶん往復）ばかりでした

cyberdoc

Re: うひょ〜いいですねぇ〜
amenouwo さま、こんにちはー
北沢峠　意外と関西からも大勢来てましたよー
ここからなら甲斐駒・仙丈が一泊二日ですから、お得感ありますよね(笑)
広河原まで行けば、更なる高み も
無茶混みのようではありますが・・・(笑)

むっちゃん

行かれましたね、天候に恵まれて最高ですね〜
cyberdocさん 良い日、山の日でしたね

レコ拝見して、刺激されて、今も、余韻に浸れる気分で、、楽しくて、また行きたい山です

来週23、24日、北岳、間ノ岳、行こうとしてたんですが、台風来る様でダメですね

また、レコ楽しみにしてます

muttyann

cyberdoc

Re: 行かれましたね、天候に恵まれて最高ですね〜
muttyannさま、こんにちは
お天気 に恵まれて、楽しんできました！
甲斐駒先に行きましたけど、次の仙丈も楽しかったですよ(笑)
今日はホントなら でしたが、この悪天候 では・・
北岳・間ノ岳　行けるといいですねー