斜里岳
- GPS
- 07:00
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,029m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト-登山口にある ・道の状況-旧道〈下二俣〜上二俣〉間は急坂の沢は岩道で、滝もあり水量も多く滑り易いので要注意。 |
写真
感想
2/10雌阿寒岳登山後、斜里岳登山口の清岳荘を目指して走る。
明日は制定されて初めての山の日だ。記念の山になるかもしれない。
清岳荘から見る夕陽、暮れ行く斜里の町、オホークスの赤く染まる夕景は美しい。
その日の夕方、大勢の登山者が山から下りてくる。一昨日の大雨で沢が増水し、今日も途中で引き返す人が多い。腰あたりまで濡れている登山者もいた。明日は大丈夫だろうか。
斜里岳は北海道の知床半島にある標高、1,547m火山だ。斜里岳道立自然公園に属し、日本百名山に選定されている。清里町の観光スポットの一つである。
早朝5時に清岳荘登山口を出発する。
歩き始めると間もなく、沢の渡渉、沢歩きが始まる。まだ、水の量は豊かで勢いがある。
登山口から約1時間で下二俣に到着する。
普通ならここから上二俣(旧道)までの急坂の沢歩きが上り道のようだ。逡巡していると、後から来た登山者が増水で危険そうだから熊見峠の(新道)尾根コースをピストンするからと誘われ、本来なら下りの尾根コースを逆に登ることになる。
下二俣から熊見峠まではダケカンバの樹林帯に覆われた急坂である。ここから先、低いハイマツの見通しの良い美しい尾根道が上二俣まで続く。上二俣で沢道(旧道)と合流する。
上二俣から最後の胸突き八丁を登り切ると、ガレ場のコル、馬の背に到着する。ようやく斜里岳山頂が目の前に迫る。歩き始めてから3時間半で山頂に立つ。
最高の快晴に恵まれ、広い山頂は登山者で賑わっている。
展望も素晴らしい。南東遠方に阿寒岳連峰、その前方に屈斜路湖が白く輝いている。
南には霧の摩周湖が歌そのままに拡がっている。東には雲海に国後島の山が浮かび、北東に目を移すと遠方に羅臼岳の岩稜の山頂が望まれる。すべてが見渡される山頂、登ってきた喜びが静かに湧き上がる。
流石に帰りは旧道を下ることにする。確かに水量は豊かで急な岩場の連続、多くの滝を巻きながら慎重に降りる。大勢の登山者が続々と登ってくる。登るのは楽しそうだが下るのは少し危険だ。
やはり登りは旧道、下りは新道が正解のように感じた。
昼前に登山口に無事下山する。
登山者が多く、車が駐車場からはみ出し、林道の路肩に延々と続いている。100台は超えているようだ。
すごい山の日になった。
斜里岳は僕の想像を超えていた。調べが不十分だったかもしれない。
でも大変素晴らしい山でした。
これから次の山行・羅臼岳登山口である岩尾別温泉に向かいます。
明日も、天気は最高のようです。楽しみですね。
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