高尾山・嵐山・石老山

2011年01月16日(日) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,490m
• 下り: 1,424m

コースタイム

高尾駅5:35 - 清滝駅6:00 - 稲荷山6:27 - 琵琶滝コース合流6:44 - 高尾山頂展望台6:56,7:05 - 一丁平展望台7:34 - 城山山頂7:50,7:55 - 千良木(富士見茶屋)8:40 - 弁天橋8:55,9:00 - 嵐山登山口9:12 - 嵐山9:41,9:50 - メシ(プレジャーフォレスト駐車場横)10:35,11:18 - 石老山入口BS11:31 - 顕鏡寺11:58,12:03 - 融合平見晴台12:30 - 石老山12:58,13:08 - 大明神展望台13:48,14:00 - 箕石橋14:28 - プレジャーフォレストBS14:43　

天候

晴れ。風が冷たい。(八王子のアメダスでは風速5〜7m)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

高尾駅 5:34着
プレジャーフォレストBS 14:43発 相模湖駅行き。(190円)

コース状況／危険箇所等

高尾駅->高尾山頂
　ケーブルカーの清滝駅までは街路灯あり。ここからヘッドランプ。真っ暗ですが、良く歩かれている道なので迷うことはありません。稲荷山を過ぎた辺りでヘッドランプ消灯。6:30過ぎから大体見えるようになる。後は特に説明の必要は無いでしょう。最後展望台への階段が難関(^_^;。

高尾山頂->城山
　これも特に説明の要は無いでしょう。良く歩かれた広い道。城山山頂のアンテナが良い目印になります。一丁平は少し先に展望台が有るので、一休みされる方は展望台までどうぞ。景色が圧倒的に良いですから。城山山頂の茶屋はこの時間では、幟のみ営業中。店には誰も居ません。

城山->弁天橋->嵐山登山口
　東海自然歩道で良く整備されています。特に歩行に支障は無いです。富士見茶屋から弁天橋は、市街地で迷うところは必ず標識がありました。それにしても弁天橋直前にお住まい(?)のオジサンは何者?。
　弁天橋を渡って養護学校の横を二車線の道路まで上がり、右に行ってしばしで嵐山登山口。道路の反対側に休憩舎があるのですぐに判ります。

登山口->嵐山->鼠坂(ねん坂)->石老山入口BS
　こっちから登ると山頂まで略一本調子で登り。チラチラ相模湖を見ながら30分ほどで山頂。神奈川の景観50選の一つだそうですが、それ程良い眺めとは思いませんでした。山頂は結構広く、20人位なら休めそう。嵐山の先、しばらく行くと竹林あり。横にロッジ風の建物が有りますが、個人の持ち家のようです。別に上がる道が有るはずで、エスケープルートになるかもしれません。
　この先、尾根に沿っての土地はプレジャーフォレストの敷地のようで、道は山腹を行くようになり、結構アップダウンが有ります。木橋など有り。プレジャーフォレストの駐車場横で石老山の眺めの良いところがあり、昼食。そこから5分程で鼠坂。鼠坂から412号線で石老山入口BSまで行きましたが、南側を山沿いに行く道も有ったようです。

石老山入口BS -> 石老山
　舗装路を相模湖病院まで行き、右に折れて山道に入ります。ナンタラ岩というのが次々と現れ、解説を読みながら行く。この山道、脇からチョロチョロを湧き水が流れ、足元は岩です。この時期、岩の上を流れる所でうっすら凍結しており、滑ります。特に降りはご注意を。顕鏡寺を過ぎてもしばらく岩を眺めながらの登り。これが八方岩の所まで続きます。八方岩を過ぎると道は緩やかになり、融合平見晴台に。北西方面に展望がありますが、それ程眺めが良いとは思いませんでした。左上方に高塚山からの尾根を見上げ、多分あの辺が山頂と思いながら山頂へ。

石老山->プレジャーフォレストBS
　山頂からは丹沢方面の展望有り。しばらく降ったあと、稜線を行くようになり、大明神山へ。所々で樹林の向こうに丹沢や道志の山が見えます。大明神山の指導標が有りますが、ここはスルーして少し行くと大明神展望台へ。ここの展望はバツグンです。丹沢、道志、扇山・権現山、笹尾根・三頭山、生籐山・連行峰、陣馬-城山など見事な展望。是非ここで一息入れることをお勧めします。
　展望台を過ぎると沢筋へと進み、岩がゴロゴロの道になります。降雨の際には下部は川になるような気がします。ご注意を。林道に出てバンガローを見ると相模湖休養村キャンプ場。その下で篠原からの車道に出て、プレジャーフォレストBSへ。

写真

1/16 17:00

高尾駅。まだ真っ暗。

1/16 17:01

高尾山口駅。歩いて来ましたが、高尾から京王線に乗った方が3分程速かった。

1/16 17:02

さて。稲荷山コースを行きます。ここから普段はザックの肥やしになっているヘッドランプ点灯。

1/16 17:02

稲荷山。朝焼けが始まりました。

1/16 17:03

しばらくで、道が見えるように。ヘッドランプを消します。

1/16 17:04

稲荷山コースの最後の難関(?)。展望台への階段。

1/16 17:05

大室山。その右に富士山が見えるはずだが、雲で見えず。赤富士を期待したんですが....。残念。

1/16 17:05

誰も居ません。あと2~3時間で人が一杯になるんですかね?

1/16 17:06

朝日が樹林の向こうに。

1/16 17:13

丹沢の山々も朝焼けです。

1/16 17:13

さて、朝焼けの中、城山へと向かいます。

1/16 17:14

もみじ台手前から城山。アンテナは良い目印。

1/16 17:15

一丁平展望台に到着。

1/16 17:15

手前が今日の最終ゴールの石老山。向こうに丹沢の山々。

1/16 17:15

少し雲が取れてきましたが、富士山は雲の中。左の目立つ山は大室山。この角度で見ると格好いいですね。

1/16 17:16

城山山頂に到着。幟は営業中ですが、売店には誰も居ませんでした。まだ開店していないよう。

1/16 17:16

城山山頂からは綺麗に富士山が見えました。本日富士山が見えたのはここだけ。

1/16 17:17

手前、石老山。ここから東海自然歩道を千良木に降る。

1/16 17:18

千良木に到着。富士見茶屋は営業していました。ここから市街地。弁天橋を目指します。

1/16 17:19

市街地も要所には指導標があります。それに導かれ、弁天橋への下りへ。

1/16 17:19

下の方に弁天橋。

1/16 17:20

さて第二ラウンドの嵐山登山口。

1/16 17:20

山頂まで、略一本調子の登り。こんな感じの道。

1/16 17:21

嵐山山頂に到着。神奈川景勝50選だそうですが、相模湖の眺めはこんな感じ。

1/16 17:21

樹林の向こうに城山。

1/16 17:22

嵐山を過ぎると山腹を行くようになります。写真のような木橋も。

1/16 17:23

途中で綺麗な竹林の中を行きます。

1/16 17:24

プレジャーフォレストの駐車場横でメシ。ここを過ぎると、一時間以上食えないので。

1/16 17:24

次に向かう石老山の眺め。

1/16 17:24

鼠坂側の嵐山への登り口。この直ぐ下がねんざか歩道橋。

1/16 17:25

さて、車道を進み、石老山入口BSに到着。ここから本日第三ラウンド。

1/16 17:27

岩の上に石像。なんだか歴史を感じます。

1/16 17:27

この岩の右に不動尊あり。このルートはこの様な巨岩が続き、それぞれに説明板があります。読みながら登るのも一興でしょう。

1/16 17:29

道に沿ってチョロチョロ水が流れているのが見えるでしょうか?道の右の岩が濡れています。場所によっては、この湿った石の表面がうっすら凍っていて、滑ります。ご注意を。

1/16 17:32

石老山顕鏡寺。石老山の山名は、この寺の山号から来たそうです。こちらが本家。

1/16 17:31

顕鏡寺から南高尾山稜。

1/16 17:31

顕鏡寺の岩窟。ここに籠もって修行したそうな。子供の頃通ったはずなのですが、覚えているような忘れたような。

1/16 17:35

飯綱権現とその後方が擁護岩(雷電岩)。ここまで来れば、岩の間の登りはあとちょっと。

1/16 17:36

最後、八方岩と言うところに出ます。やや展望有り。目立つ山は津久井城山だと思います。

1/16 17:36

これは高塚山。標高は大体石老山と同じ。あの高さまで登のかぁ。

1/16 17:37

八方岩を過ぎると奇岩の道は終わり。やや緩やかな登りとなります。

1/16 17:38

融合平見晴台に到着。

1/16 17:39

左奥から三頭山、笹尾根、生籐山・連行峰。

1/16 17:39

下方に相模湖。

1/16 17:40

引き続きユルユルと登って行きます。

1/16 17:40

石老山山頂に到着。

1/16 17:41

丹沢方面が見えました。塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳方面だと思います。

1/16 17:41

中央左が大室山。富士山は雲に隠れて見えず。

1/16 17:42

さて、大明神方面へ。最初は結構降り、その先細かい上り下りになります。

1/16 17:43

大明神展望台に到着。ここは眺めがよい。さきほどまでいた石老山。

1/16 17:46

奥高尾の山並み。手前下方に嵐山。

1/16 17:46

右が陣馬山。正面連行峰・生籐山、左が笹尾根。

1/16 17:47

笹尾根、その奥、雲がかかり始めていますが三頭山。

1/16 17:47

中央左が大室山。手前道志と中央線南の山々。

1/16 17:47

右の山脈が権現山・雨降山(微かにアンテナが見えます)。左は扇山。中央向こうは南大菩薩だと思います。

1/16 17:48

これは中央線南の山々。

1/16 17:48

陣馬山をアップで撮ってみました。

1/16 17:49

南高尾山稜の向こうに都心の高層ビル街。

1/16 17:50

相模湖も見えます。以上、大明神展望台からの360度の展望。

1/16 17:51

展望台の先は沢沿いに降るようになります。結構岩がゴロゴロの道です。

1/16 17:51

林道にでました。左奥から降ってきました。

1/16 17:52

車道の途中から、木の向こうに嵐山山頂。

1/16 17:53

バス停に着いて30秒ほどでバス到着。飛び乗って相模湖駅へ。今日も1日おつかれさん。

撮影機器：

uTough-6020 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

a_tom

　今の時期なら、朝焼けに焼ける赤富士が見れるんじゃないか?と言う訳で、家から最も早い時刻に山頂に立てる高尾山に行ってみました。人出の多さに今まで敬遠してきましたが、さすがにケーブルカーの動く前なら、そうそう人はいないだろうと思い、決行。高尾山の先も日曜日は人が一杯ですが、さすがにこの時間ではほとんどいませんでした。おかげで、この山域にもかかわらず静かな山旅となりました。

　期待の赤富士は雲の中。見えず。人出はなんとかなっても、天気はどうにもならずです。今日の6時は曇りの予報だったので仕方ない。これから先は日の出時刻は早くなって行くので、赤富士は来年かな。

　相模湖南の嵐山・石老山は足跡を残していなかったので、この機会に登ってみました。石老山は小学生の頃に登ったハズなんですが、ほとんど何も覚えていません。僅かに、顕鏡寺の岩窟を見たような気が...。当時はプレジャーフォレスト(相模湖ピクニックランド)も無く、鼠坂のバス停名だけはハッキリ記憶しているんですが...。

　この角度から見た大室山が結構格好が良い。大室山も30年以上前に登ったきり。丹沢にも食指が伸びるが...。イカンイカン。多摩川流域制覇の後にしよう。

　GWに期するところあり。冬場は高度自主規制中ですが、今年に入って、低山ながらも、登って降って距離や累積登降高度を稼いできました。けれど少々お疲れ気味。来週は少しサボるか?