夏の終わりの西岳〜編笠山〜権現岳〜三ッ頭：大展望を満喫

2016年08月31日(水) 〜 2016年09月01日(木)

• GPS: 29:03
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,743m
• 下り: 1,945m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 1:33
• 合計: 6:56

9:36 富士見高原登山口
9:58 9:58 五叉路分岐
10:05 10:11 不動清水
11:32 11:32 林道出合
12:51 13:39 昼食
13:53 14:02 西岳
14:57 15:08 乙女の水
15:15 15:27 青年小屋
15:56 16:03 編笠山
16:32 青年小屋

2日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 2:35
• 合計: 8:21

6:18 青年小屋
6:56 7:02 のろし場
7:24 7:38 西ギボシ
7:50 8:14 東ギボシ
8:23 8:42 権現小屋
8:47 8:47 縦走路分岐
8:49 9:03 権現岳
10:06 10:54 三ッ頭
10:57 10:58 三ツ頭分岐
11:20 11:28 前三ツ頭
11:46 11:48 「ここが一番きつい」看板
13:09 13:22 天の河原
13:33 13:34 天女山上駐車場
13:37 13:38 天女山
13:54 13:58 天女山登山道口
14:00 14:00 天女山入り口ゲート
14:17 14:17 大開上バス停
14:35 14:35 甲斐大泉駅
14:39 パノラマの湯

天候

晴のち曇

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

往：渋谷5:33→明大前→北野→高尾→9:10富士見駅(タクシー3,600円)→富士見高原登山口
復：甲斐大泉駅15:57→小淵沢→甲府→高尾→北野→明大前→20:09渋谷

コース状況／危険箇所等

道標も登山道も良く整備されています。危険個所もありません。東ギボシ東斜面のトラバースは、谷側の斜度が45度ほどで道幅もあり、さほど恐怖感はありません。

その他周辺情報

大泉駅から徒歩３分「パノラマの湯」820円

写真

8/31 9:32

高尾から富士見まで2時間半の長旅。富士見高原登山口でお花達の出迎えを受けました。ハナトラノオ

8/31 10:08

サラシナショウマ

8/31 10:09

フシグロセンノウ

8/31 10:10

30分程の不動清水でのどを潤します。

8/31 10:21

ハナイカリ。

8/31 12:08

展望はききませんが、しっとりとしたカラマツや広葉樹林の中をひたすら登ります。針葉樹に覆われるようになったころ

8/31 13:00

急に展望が開け、なだらかな編笠山と天突くギボシが姿を現します。ここでゆったり昼食としました。

8/31 12:54

イワオトギリ

8/31 12:59

オンタデ

8/31 13:37

ヤマホタルブクロ

8/31 13:39

ヒメシャジン

8/31 13:36

南アルプスは湧き上がる波に飲み込まれそうです。

8/31 13:53

15分ほどで西岳山頂。

8/31 13:56

正面に権現岳と東西ギボシが屹立しています。

8/31 13:58

岩場に咲くマツムシソウ

8/31 14:05

西岳から少し下ったところ、真っ赤に光り輝く赤岳の威容に神々しさを覚えました。

8/31 14:31

明日、あんなところに登れるのか、不安と恐怖で身が竦みます。

8/31 14:57

青年小屋まで八ヶ岳らしい、しっとりとした道が続きます。

8/31 14:59

滔々と流れ出る乙女の水をたらふく飲み、ペットボトル3本とプラティパス3リットルを満杯にして青年小屋に向かいます。もうすっかり青年になったはずです。

8/31 15:15

青年小屋が見えてきました。ガスガスで眺望は全く期待できませんが、ザックを預けて編笠山に向かいます。

8/31 15:27

これがまた不得意な石渡り。失敗しないよう緊張の連続でした。

8/31 15:46

8/31 15:56

やはりガスガスの編笠山山頂でした。

8/31 16:34

おいしい夕食後は、泊り客8人コタツにあたりながらの歓談。

9/1 6:08

それぞれが一部屋を与えられました。わ〜い！

9/1 5:20

朝日に浮かぶ富士山。良い天気です。

9/1 6:23

権現岳に向け出発です。振り返ると、お世話になった青年小屋も小さくなっていました。

9/1 6:47

編笠山の背後に南アルプスの山並みが見えてきました。あれが北岳、あれが甲斐駒、あれが仙丈、

9/1 6:51

槍穂もくっきりと見えました。

9/1 6:51

御嶽山のこちら側は赤茶けています。合掌。

9/1 6:51

北岳、甲斐駒、仙丈。

9/1 6:59

のろし場で完全に展望が開け、西ギボシの岩稜の美しさに感激。

9/1 7:09

タカネナデシコ

9/1 7:18

ミヤマコゴメグサ

9/1 7:24

9/1 7:25

西ギボシの登り。足場がしっかりしているので、3点支持堅持で怖くはありません。

9/1 7:29

クサリ場の通過。

9/1 7:30

西ギボシから南アルプスの絶景を楽しみます。

9/1 7:39

そして、東ギボシ、権現岳へと向かいます。

9/1 7:50

東斜面のトラバースは道幅もあり、谷側の斜度もそれほどではありません。

9/1 7:51

でも、一万歩のたった一歩の緩みが命取りになりかねません。

9/1 8:02

東ギボシ頂上に向かいます。

9/1 8:05

ガッツポーズ。相棒のTさんから撮ってもらいました。ここからは360度の大展望です。

9/1 8:04

20日前縦走した硫黄岳・横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳。左端は蓼科山。

9/1 8:04

仙丈、甲斐駒、北岳、・・・

9/1 8:04

ひときわ抜きんでた富士山。

9/1 8:05

槍穂の山並み

9/1 8:06

これから向かう権現小屋と権現岳。名残は尽きませんが出発です。

9/1 8:41

キオン

9/1 8:41

権現小屋。コーヒー淹れたて400円に惹かれましたが

9/1 8:54

権現岳頂上。

9/1 9:08

ヤマハハコ

9/1 9:16

ちょっと怖げな岩下り。

9/1 9:19

天敵を脅かすという目玉模様の蝶がアザミに

9/1 9:24

ナナカマド。『牧野日本植物図鑑』に「材ハ燃エ難ク、竈ニ七度入ルルモ尚燃残ルト言ウヨリ此和名ヲ得タリト伝フ」。ただし、現実的には正しくないようで、実際にはナナカマドの薪は良く燃えるとの記述もあるようです。

9/1 9:40

振り返って権現岳、あの尖ったところまで登ったのです。

9/1 10:48

三ッ頭到着。20日前に上った赤岳・中岳・阿弥陀岳と今回の権現岳を眺めながら、ゆったりと昼食です。ガスがかかって来はじめました。

9/1 11:41

9/1 12:54

ミヤマアキノキリンソウ

9/1 12:56

ヤマトリカブト

9/1 13:04

コウリンカ

9/1 13:12

天の河原から瑞牆山方面

9/1 13:26

ノコンギク

9/1 13:59

天女山登山口に降りてきました。ここから甲斐大泉駅まで長い車道歩きです。

9/1 14:31

「もう秋ですよ」とコスモス

9/1 14:39

パノラマの湯（820円）でさっぱりした後の生ビールはやはり格別です。Tさんと至福の乾杯。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ7 パナソニック

PowerShot G5 X CANON

感想

naochan17

Tさんとの久しぶりの山行。良き相棒と素晴らしい天気に恵まれ、最高の山旅を楽しむことができました。深謝。
緊縮財政のため、最寄りの駅までは各駅、駅からはタクシー利用としたのですが、行きは良いとして、帰りの長旅はほとほと疲れました。要検討。
互いに食べ物を持ってきすぎてしまうので、争奪戦ならぬ争与戦、帰りのザックもなかなか軽くなりません。要反省ですが、なかなか難しいところがあります。