記録ID: 957791
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無雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
権現岳〜編笠山（観音平周回コース）
2016年09月10日(土) [日帰り]
Kitara
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:58
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,484m
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日帰り
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:54
14:32
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場には数十台駐車可能ですが、帰りには路駐の車の列が続いていました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
八ヶ岳のメジャーコースなだけに、登山道はよく整備されており、案内標識も充実しているので、体力さえあれば、比較的安全に周回することができます。 �ヾ儔司拭糎�現岳 終始尾根筋を進み、三ツ頭分岐までは樹林帯の中を歩きますが、傾斜はそれほど強くなく、快適に高度を上げることができます。三ツ頭から先は展望が開けて、一部鎖のある岩場もありますが、特に難しくはありません。権現岳山頂は窮屈な岩場なので、少し先に行った分岐点の方が休憩適地です。 ��権現岳〜編笠山 東ギボシは南側につけられた鎖のある巻き道を下りますが、足場がしっかりしているので、焦らずに進めば特に難しくはありません。下に人がいる際の落石には十分注意したい箇所です。ここを抜けると、編笠山まで難所はありません。青年小屋から編笠山へは、まず岩稜帯を登りますが、岩につけられたペンキマークに沿って進むと、うまい具合に足場が見つかるので、リズミカルにポンポン進むことができます。 �Ｊ坡淹魁全儔司� 下り始めは岩がゴロゴロした区間ですが、富士見高原に下りる道よりもかなり岩稜帯が短く済むので楽です。樹林帯の初めは急な下りですが、次第に傾斜が緩んでいき、足への負担が比較的少ない下山路と思われます。 ・登山届は登山口で記入・提出できます。 ・トイレは登山口と山小屋（権現小屋、青年小屋）で利用できます。 ・水場は青年小屋から5分位離れたところで湧水が得られます。権現小屋では取水不可です。 ・携帯電話（au）は、稜線上では通信可能ですが、樹林帯では電波が届かない区間があります。 |
写真
既に結構駐車場が埋まっていた観音平からスタートします。権現岳への直登コースは直接東に行けばよかったのですが、「編笠山 権現岳」の矢印につられていったん北に進んでしまいました。
9/10 5:34
既に結構駐車場が埋まっていた観音平からスタートします。権現岳への直登コースは直接東に行けばよかったのですが、「編笠山 権現岳」の矢印につられていったん北に進んでしまいました。
少し進んだ先のこの標識で、南の天女山方面へと進路を切り替えます。ちょっとタイムロスになりました。
適度なウォーミングアップを経て、ここからいよいよ尾根に取り付きます。
手元のガイドブックではヘリポートとされる地点で南側の展望が一気に開けて、南アルプス北部の山並みが勢揃いです。
木戸口の手前で主稜線の展望が開けて、目指す権現岳と編笠山が見えてきました。
中央アルプスと南アルプスが揃い踏みです。右端には御嶽山も望めます。
三ツ頭分岐からは素晴らしい展望が広がります。北アルプス南部の山々もくっくり見えています。
待ちに待った南八ヶ岳オールスターの眺めが一気に広がります。この後赤岳が東から湧き上がるガスに巻かれてしまったので、絶好のタイミングでした。
2
9/10 8:40
待ちに待った南八ヶ岳オールスターの眺めが一気に広がります。この後赤岳が東から湧き上がるガスに巻かれてしまったので、絶好のタイミングでした。
中央アルプスと南アルプスの北に消えゆく稜線がオーバーラップするようです。
南アルプス北部の全景です。高度を上げてきた分、水平距離は遠くなったような感じです。
南・中央アルプスを従えた編笠山です。こちらもだいぶ低い雲が多くなってきました。
深いキレット越しに対面する赤岳、横岳、阿弥陀岳のビッグスリーです。
ビッグスリーを少しアップで。こうして見ると、赤岳の名前の由来が納得できます。
今日はこんな風に、東側からどんどん湧き立つガスが、稜線の西側を越えられずに跳ね返されるという対照的な光景が随所で見られました。
9/10 10:02
今日はこんな風に、東側からどんどん湧き立つガスが、稜線の西側を越えられずに跳ね返されるという対照的な光景が随所で見られました。
休憩中にガスが飛んで、ようやく赤岳方面の主稜線が姿を現してくれました。奥に鎮座する横岳まではっきり見えています。
青年小屋からの道と合流する押手側分岐です。近くに展望台もあるようですが、雲が多くなってきたので、今日はスキップします。
下部はこんな感じの明るく開放的な適度に間引きされた樹林帯の笹道を歩きます。
雲海と名付けられたスポットで道が二手に分かれます。今回は南に直進します。
感想
今夏四度目の八ヶ岳の挑戦で、ようやく満足のゆく展望に恵まれて、喉の渇きが癒えました。
観音平からの権現岳の周回コースは、思っていたよりも傾斜も難度も大したことなく、時間はかかりますが、険しい南八ヶ岳の中では比較的歩きやすいコースではないかと思いました。
今度はぜひ登攀意欲をそそる横岳〜赤岳〜阿弥陀岳のビッグスリーに挑戦してみたいです。
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