ヤクザルと奇岩満載の宮ノ浦岳(淀川登山口ピストン)


- GPS
- 09:42
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 964m
- 下り
- 949m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:37
天候 | ・晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
・屋久島滞在中はレンタカーで行動。この日は3:30に屋久島空港周辺のホテルから移動開始し、5:00前に淀川登山口に到着。到着時は私たちを含め2台でしたが、出発した5:30には5台に。またタクシーも2台きたため、5:30の時点で7組がこの登山口を利用。 ・駐車スペースはそこまで広くありませんがトイレの前に5,6台、通行止めのバーの近くにも数台は停められそうでした。 【飛行機】 ・羽田空港から鹿児島空港でトランジットし屋久島空港へ。鹿児島空港からはプロペラ機でしたが、このプロペラ機にはテンションあがりました。上空からの桜島や開聞岳も素晴らしかったです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道】 ・登山道は非常に明瞭です。急登はほとんどありませんが、少しだけやや斜度のある岩場がありました。危険個所なし。 【ヤクザル・ヤクシカ】 ・投石平付近の露岩帯にヤクザルの日向ぼっこスペースがあり、20匹くらいのヤクザルに出会うことができました。おススメのスポットです。 ・ヤクシカは登山中には2匹だけ会い、そのうち1匹は花之江河で悠々と水を飲んでました。 |
その他周辺情報 | 【山バッチ】 ・観光案内所やお土産屋さんに売っています。 【温泉】 ・屋久島では温泉は南部にかたまっています。 ・尾之間温泉は源泉の44〜49℃に近いの熱めの湯ですが、きめ細かな湯で登山後の体が癒されます。200円と驚きのお値段ですが、シャンプーや石鹸はありません。 ・JRホテルの日帰り湯は1400円とお高めですが、バスタオル含めて一式揃ってますし、こちらは温度も調節してあります。オーシャンビューも楽しめます。 |
写真
感想
念願の屋久島に上陸。
今回は屋久島自体が初めてということもあり、縦走せずに宮之浦岳と縄文杉をそれぞれ別々に日帰りで行ってきました。宮之浦岳への最短ルートは淀川登山口からのピストンです。
島には24Hのコンビニはないため、水は前日のうちに入手、ご飯は宿泊先にお弁当を手配してもらいました。水だけなら自動販売機もあるため当日でもなんとかなると思います。
秋雨前線や台風16号発生間近との嫌な話もありましたが、山頂まではずっと晴れ模様で、途中途中の展望台や、少し開けた登山道から奇岩いっぱいの風景が楽しめました。奇岩がかなり沢山ありましたが、どうやらこれは屋久島の山部のほぼ全体が花崗岩でできていることが要因みたいです。詳しくは専門のページへ。。。
登山道自体も非常に明瞭で迷うことはありません。登山口から花之江河までは眺望もない樹林帯歩きですが、花之江河を過ぎると徐々に登山道が開けてきます。その中でも投石平付近の露岩帯はヤクザルの日向ぼっこスペースになっているみたいで、非常に沢山のヤクザルに出会えました。人に慣れているのかただ警戒心が薄いのか、さすがに颯爽と近づいてはきませんが、ほとんど逃げずに目の前を横切ったり、日向ぼっこを続けたりしてくれました。これぞ屋久島って感じでしょうか。すごい良い体験ができました。
この淀川登山口コースはほとんどピークを通らず、栗生岳だけ経由して宮之浦岳に到着します。山頂からは海も山も見えます。屋久島の中央部全体が見渡せる絶景スポットです。残念ながら到着して15分くらいでガスに覆われてしまいましたが、1ヵ月うち35日間雨が降るといわれる雨の屋久島の中でも、さらに晴れる日が少ないといわれている宮之浦岳の一発目でこれだけの眺望が楽しめたことは満足の一言です。
ちなみにこのコースの「水」マークですが、本当に水です。本州の水場を想像するよりも、北海道の大雪山系をイメージしたほうが近いと思います。縄文杉コースは見慣れた水場がほとんどでしたが。
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