赤石・悪沢岳周回 嵐の中、激走!


- GPS
- 32:00
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 3,105m
- 下り
- 3,098m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:15
天候 | 雲、大雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
ファーストエイドキット
ツェルト
|
感想
せっかくの3連休。だけど天気は本州全域さえない予報・・・。困ったな・・・。
でも、行っちゃえ〜!!という事で、予定通り、赤石岳・悪沢岳にやってきました。雨の状態をみて進もうと思ったので、当初は2泊3日の予定でした。
1日目:椹島→赤石岳→荒川小屋
東海フォレストの臨時バスに乗って、椹島ロッジへ。到着するとテンションの上がるムスコ。ガスは多くなって来たものの雨も降らず、楽しい登山で赤石岳、そして荒川小屋に到着!山小屋ではいつものように他の登山客の方々と楽しいトークをしたり、テレビを見てのんびり過ごし19:00就寝。秋雨前線に台風から変わった低気圧が一緒になり、明日は大雨になる予報。
2日目:荒川小屋→悪沢岳→千枚小屋→椹島
朝から雨、父にとってもムスコにとっても思い出になるドラマの始まりです。
他の方々が続々と出発する中、昼前まで雨の様子を見ようと小屋に残っていました。ところが、「ぼくたちも行こうよー。」と出発希望のムスコ。よし!少しでも前進しよう!と、荒川中岳避難小屋を目指して、小雨+時々強風の中出発。中岳避難小屋までは小雨程度だったので、さらに千枚小屋を目指し前進。その先の悪沢岳へ続く細い稜線に入ったところから大雨+暴風に(;´Д`)。 その先の悪沢岳岩場の登りではムスコは飛ばされそうになり耐風姿勢で、さらに横殴りの雨に耐えて頂上を目指しました。頂上ではムスコ97山目を祝う握手、写真を数枚撮って下山開始。頂上直下からはさらに激しい暴風と大雨に打たれ、ムスコにも疲れが見え始めた。励まし合いながら下山続行。高度を下げると雨も風も少し弱くなり、小岩峰が3つ見えた!千枚の登りだ!声をかけあいながら、千枚岳への最後の岩場を登り、そして千枚小屋にたどり着いた時には心底ホッとした。水分と糖分を補給しながら時計を見ると、14時の最終バスまであと4時間。コースタイムは5時間。よ〜し!!行っちゃえ〜!!と、椹島ロッジを目指し再出発した。大雨、ドロドロ、水たまりも今回は気にせず小走りでなだらかな道を下山。この下りが椹島まで続くと思っていたのに、林道を横切り新道に入ると、岩場の登り返し、さらに鉄塔を過ぎると歩きづらい岩の道、さらに細いザレた下り坂と予想外の試練。吊り橋の手前から歩きやすい旧道に合流した。雨は降り続いたが、椹島ロッジに到着するとムスコも達成感でいっぱ〜い。バスにも間に合って良かった\(^o^)/。
山行計画を立てる時、時計回りか反時計回りの周回にするか迷った。ムスコの安全性を考えて悪沢岳と千枚岳の西側の岩場を登りにする為に時計回りの周回にした。これで良かったと思う。実際、難所の岩場に鎖やロープ等の設置は無く、好天の時でも、これが下りだったらムスコはかなり緊張する場面になったと思う。また天候において、初日の小赤石岳から大聖寺平までの下りは中程度の向かい風だったが、二日目の暴風時に、荒川中岳からはやや後方からの横風で、特に悪沢岳の登下降時には視界が効き、また精神的にも助かった。今回の天候では風向きからも時計回りの周回にして良かった。
今回の気象条件はムスコにとって非常に厳しかった山行のひとつでした。ムスコはこの2年間の登山を通して、持久力、スピード等の体力的な面と岩場や雪道の登下降や種々の場所での歩き方等の技術的な面は身についてきたと思うのですが、今回はどんな状況でも、「気持ちをコントロールしてやり遂げる」といういい経験になったと思います。また成長したかな・・・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
結局、強行したんですね!流石です。
でも前半は何とか天気がもったみたいですね。2日目に稜線の吹きっさらしが半端なさそうですね。ご無事で何よりです。息子さんのやりきった感満載の顔が素晴らしいです!思い出に残る山になりそうですね。お疲れ様でした。
ありがとうございます。南アのアクセスの大変さと、それに伴うスケジュール管理の大変さを考えると、がんばって行って来ました!
予想以外の雨風で厳しかったけれど、いい思い出になりました。
今週木曜の祝日には、五竜にチャレンジしてきます!
週末は本州全域天気悪かったみたいですよね
行ったかなぁ行ってないかなぁ・・と思ってましたが
やっぱり行きましたね
しかも2泊3日のところを、2日で!
そして、下りはバス出発まであと4時間しかないうえに
コースタイム5時間のとこを進むとゆー
2年間、様々な状況の山を経験して、体力も十分あったからこそ
出来たことですよね
ひかる、尊敬しちゃいます!
お父さんもすごいと思います!仕事もして、休みなく山に行って☆
そして、それをサポートしているお母さんも流石!と思います^^
稜線で本当に飛ばされなくて良かったですよ~
明日は五竜で98座目ですね♪
今度はお天気に恵まれますように
tokoさん、ありがとうございます!本当に稜線で飛ばされなくて良かったです。悪沢岳の頂上近くは厳しかったです〜( ノД`)…
ひかると一緒に、休日はほとんどすべて山に来ているのですが、体力的には大変なはずなのに、ものすごく気分転換になってます。下山完了すると、気分は爽快!つらいのは帰りの高速道路渋滞です(^^;) 帰宅してビール、で生き返りますヽ(^o^)丿
平ヶ岳おじさんです。赤石岳 荒川岳の1泊2日 嵐の中の走破は驚くばかりです。僕は2泊3日で8月に反時計で回りましたが 最後の赤石岳の下りはヨレヨレでした。starlight君の70座の平ヶ岳(6月12日)で初めてお会いしてから97座目ですか。これも凄すぎます。後3座で親子・家族の念願ですね。
yumenotosekiさん、コメントありがとうございます!ムスコと、「平ヶ岳のおじさん、どうしているかなあ。元気かなあ。」と話していたんです。赤石・悪沢、反時計回りで行かれたんですね。すごい!崖下りのようなところもあり、厳しいですよね。次回は、反時計回りでチャレンジしたいと思います。残りは塩見、五竜、谷川の3座です。また、どこかでお会いできるといいですね。
いやぁー1日の歩行距離がすごいです!
一気に荒川小屋までとか私には無理だ(´・ω・`)
息子ちん、パワフルですね((≧艸≦*))
私も、本当は荒川三山も行く予定だったのですが、同じ理由で時計回りにしようと思ってました!
悪沢、千枚の岩場はやっぱり登りに使ったほうがいいですよね!
千枚小屋から来たという方々と避難小屋でお話聞いたんですが、やはり下りがものすごく怖かったそうです!
事故も起こるようですし、ナイス判断ですヾ(o´∀`o)ノ
バス待ちの写真で、旦那が写り込んでます(*´ω`*)
ほんと、喋りかければよかったぁぁ
てかプロフ改めて拝見したんですが、去年の春からなんですね!
それで97座目とはすごすぎます!
今年中に完登できると良いですね((≧艸≦*))
でも無理はなさらずに…♪
これからもレコ楽しみにしてますね(*´ω`*)
1か月の間に2回すれちがうなんて、またすごい確率ですね。椹島ロッジでは、みんなビショビショでそれどころじゃなかったですよね。その中で、トーク好きのムスコは、下山してきたお兄さんや厨房のお兄さんに話しかけてかまってもらっていました(^^;) そんなムスコですので、「次回お会いしたら、おしゃべりさせてくださーい。」(ムスコより)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する