幌尻岳(とよぬか山荘からトッタベツ岳を周回)

2016年09月19日(月) 〜 2016年09月20日(火)

• GPS: 16:55
• 距離: 30.8km
• 登り: 2,075m
• 下り: 2,068m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:00

10:25 第1ゲート
12:23 12:50 北海道電力取水施設
15:25 幌尻山荘

2日目

• 山行: 11:10
• 休憩: 1:19
• 合計: 12:29

4:05 幌尻山荘
7:01 7:24 幌尻岳
8:03 8:12 幌尻岳の肩
9:26 9:31 戸蔦別岳
9:56 9:56 幌尻山荘分岐
12:00 12:30 幌尻山荘
14:08 14:20 北海道電力取水施設
15:15 15:15 奥幌尻橋 登山口
16:34 第1ゲート

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

とよぬか山荘よりシャトルバス 往復4000円
幌尻山荘 1泊1500円 いずれもとよぬか山荘でチケット購入
なかなか予約が取りにくいと言われる幌尻山荘ですが、シルバーウィークはいつでも空いてるようです。8月に前もってピンポイントで予約するより、この時期に天気の良い日を選んでいく方が間違いないと思います。

コース状況／危険箇所等

登山口〜幌尻山荘:2時間の林道歩きのあと、言わずと知れた本格的な渡渉を伴う沢の遡行があります。私が登山を始める前に思い描いていた正にそれでした。優に膝上までの深さの激流を渡ります。電化製品は防水袋に入れておくことを忘れないように！
沢足袋の人は少数でした。普通の登山靴やキーンのサンダルの人が多かったです。ただ沢足袋を使ってみた感想ですが、とにかくヌルヌルの岩でもしっかりグリップして滑りません。登山靴などだと全くグリップしないので、安全を期するなら沢足袋が良いと思います。あと足の肌が露出してると冷たすぎて痛いです。足首までのスポーツタイツを履いておくと良いです。
幌尻山荘〜幌尻岳〜トッタベツ岳:ここは恐れるに足らない普通の登山道でした。ただトッタベツ岳〜幌尻山荘間にある2・3箇所の渡渉がネックです。

写真

9/19 9:00

とよぬか山荘の広々とした駐車場です

9/19 9:13

とよぬか山荘は閉校した学校を利用していて、体育館は今でも地域で利用しているようです。

9/19 10:23

9時半のバスは1人でした。ちょっと心細いw

9/19 11:40

林道沿いには滝が沢山

9/19 11:51

本州なら一つ一つに名前が付きそうな滝が無数にありました

9/19 12:23

取水施設に着きました。ここまでは楽々です。

9/19 12:54

昼食とって、沢足袋に履き替えて沢を遡行します

9/19 12:56

まずは鎖

9/19 13:07

初めての渡渉。後で引き返した時分かったのですが、ここは渡渉しなくて良いところでした。この先にも登山道はありましたが…。渡渉すべきところは必ずピンクテープがあるので、見当たらなかったら必ず道が続いてないか確認するようにしましょう。

9/19 14:07

袋に入れてザックに付けておいた靴が一足無くなってることに気付いて、取りに戻って30分ほどタイムロスしました…沢に流されてなくて良かったです。

9/19 14:10

またまた渡渉します。

9/19 14:13

この滝は立派でした

9/19 14:17

ここは鎖

9/19 14:25

渡渉を繰り返してると慣れてきます

9/19 15:02

向こう岸まで遡行します

9/19 15:11

渡渉が楽しくなってきましたw

9/19 15:20

楽しくなって来たところで幌尻山荘が見えてきました。

9/19 15:25

幌尻山荘に着きました〜。荷物は外に置いて、寝袋だけ持って中に入ります。

9/20 5:44

翌朝、8時までに肩に行くことを目標に4時出発しました。樹林帯を抜けたところで一応日の出です。

9/20 5:58

稜線に出ました。ここで初めて幌尻岳が見えました！

9/20 6:20

カール沿いの稜線を進みます

9/20 6:24

振り返って。草紅葉

9/20 6:35

さらに進みます

9/20 6:45

9/20 6:46

新冠コースのダム湖です。新冠コースは頂上のすぐ脇に出てきて、ゆっくり稜線歩きが出来ないので勿体無いですね

9/20 7:02

幌尻岳に登頂できました〜！

9/20 7:24

取り敢えず肩を目指します。

9/20 7:38

振り返って

9/20 7:40

9/20 8:03

9/20 8:18

肩から紅葉した7つ池カールが見えました！

9/20 8:27

7つ池アップ！

9/20 8:33

肩から激降ってきました。立派な山体ですが、肩の写真ですw

9/20 8:43

トッタベツ岳。こちらもなかなか立派な山容です！

9/20 9:15

もう少しでトッタベツ岳山頂です。

9/20 9:22

トッタベツ岳に着きました〜。

9/20 9:28

幌尻岳岳と7つ池カール。この景色が見られるだけでもトッタベツ岳に登る甲斐があります！

9/20 9:35

北トッタベツへ続く長大な稜線

9/20 9:48

9/20 9:56

振り返ってトッタベツ岳。どちらから見ても立派な山容です。

9/20 10:15

こちらは幅の狭い道が多いです。

9/20 10:52

凄いキノコ！

9/20 11:02

樹林帯を抜けると笹林の向こうに沢が見えます。イヤな予感が…

9/20 11:05

やっぱり渡渉がありました。聞いてないし…

9/20 11:10

靴を濡らしたくなかったので裸足で渡りました。冷たくて痛いし滑るしでカメラ危うかったです

9/20 11:17

沢を下ります。何箇所か渡渉しますが、かろうじて靴を濡らさずに渡れました。

9/20 11:47

小屋が見えてきたと思ったら最後の渡渉が⁉ また裸足で渡りました。

9/20 12:00

ピッタリ予定通りの時間に帰ってきました！

9/20 12:39

帰りの渡渉です

9/20 12:44

9/20 12:45

9/20 13:02

9/20 13:23

9/20 13:29

9/20 14:08

取水施設。ここで沢足袋から登山靴にまたチェンジしました。

9/20 16:34

やっとシャトルバス乗り場に着きました〜。もうヘロヘロですw
北電さん、取水施設までシャトルバス通してあげてください！

撮影機器：

EOS 6D CANON

PowerShot G9 X CANON

感想

take1104

北海道遠征を計画するにあたって、なかなか取れない幌尻山荘の予約も沢登りも不要な新冠コースから幌尻岳にまず行く予定でしたが、最近の大雨で登山口にアクセスできないことに出発の前日になって気付いたため幌尻岳は今回は諦めてました。
が、行きのさんふらわあの中からとよぬか山荘に電話したところ、シルバーウィークはいつでも空いてるとのことで、幌尻岳に行く計画が復活したものの、今回は幌尻岳に行くつもりが無かったので、いつか幌尻で使おうと思っていたキーンのサンダルは持ってきておらず(死ぬほど後悔しました)、また苫小牧からの行程を考えると幌尻岳は遠征の最初か最後の方に持ってくるしか無かったのですが、シルバーウィークの翌週に幌尻に入る人は少なそうで不安なので、最初(苫小牧夜入りの翌朝)に行くしかなく、沢タビの調達が最大の障壁でした。
ですがモンベルの店舗情報を調べてみると苫小牧のイオンにあり、しかも夜10時まで開いてるので、夜8時苫小牧入港でも奇跡的に調達ができる事がわかり、これは行くしかないということで行ってきました。

コメント

Swan_song

無事に行けて何よりでした
質問箱で回答させていただいたAtsumiyaです。

１週間前より紅葉が進んでいるようですね。
上天気に恵まれ、計画通りに進んで何よりでした。

take1104

Re: 無事に行けて何よりでした
返事が遅くなってすみませんでした。

おかげで登れると思ってなかった幌尻岳に登ることができました。
ありがとうございました！