その先はまたの機会に〜千枚岳

2016年09月24日(土) 〜 2016年09月25日(日)

• GPS: 17:06
• 距離: 23.4km
• 登り: 2,192m
• 下り: 2,187m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 0:29
• 合計: 7:48

8:47 椹島ロッジ
9:00 9:00 滝見橋
11:12 11:31 小石下
14:01 14:10 蕨段
14:24 14:25 見晴岩
15:46 15:46 駒鳥池
16:35 千枚小屋

2日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:56

4:20 千枚小屋
5:10 5:49 千枚岳
6:19 7:23 千枚小屋
7:53 8:04 駒鳥池
8:42 8:42 見晴岩
8:59 8:59 蕨段
10:40 10:40 小石下
12:57 12:59 滝見橋
13:16 ゴール地点

天候

1日目：曇りのち雨　2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：畑薙ダム臨時駐車場から東海フォレスト送迎バスにて椹島まで
復路：往路の逆

コース状況／危険箇所等

◆椹島から1437m鉄塔まで
ロッジから少し林道を歩き滝見橋の登山口から入ります。そこから渓流沿いを400m弱歩くと吊り橋を渡ります。この吊り橋を渡ると急登が始まります。急登に加えガレ場が続きますが、樹林帯であるため、非常に滑りやすい岩ですので、慎重に歩いた方が良さそうです。
◆鉄塔から小石下三角点（1586m）まで
一箇所はしごとトラロープがある岩場があります。ここだけ歩きにくいのです。
◆小石下三角点から千枚小屋まで
特に危険個所はありません。少しずつ高度を稼ぎながら長く歩きます。小屋までは樹林帯続きで、所々、平坦な路もあるため泥濘になっているところもあります。危険ではありませんが。
◆千枚小屋から千枚岳まで
森林限界が近いのが分かります。しばらく森の中を歩くと、ザレ場に出ます。あとはすぐに山頂です。しっかりルートを歩けば危険箇所はありません。

写真

9/24 7:20

天候は曇り。
東海フォレストさんの送迎バスで出発。

9/24 8:48

椹島ロッジ前からのスタート。
標高1100m…
千枚小屋までの標高差は約1500m

9/24 8:55

林道を抜けて

9/24 9:00

いよいよ登山口。
正面の橋は渡らずに左へ入ります。

9/24 9:07

少し揺れ気味の吊り橋。
大井川周辺の吊り橋はこの形が多いですね。

9/24 9:08

ド・ド・ド・ド

9/24 9:35

足の置き場がなく、岩に乗せざるを得ないのですが、滑ります。

9/24 10:00

9/24 10:03

鉄塔まで着いてヤレヤレ。
休憩しましょ。

9/24 10:24

この先危険です。
迂回して梯子とトラロープの岩場を通過します。

9/24 10:42

一度目の林道横断。
大きめのアザミ…何アザミでしょうか？？

9/24 11:12

小石下三角点到着。

9/24 11:56

ベンチもあるので、昼食休憩。

9/24 11:57

二度目の林道横断。

9/24 12:57

清水平の水場です。

9/24 13:05

ここで雨が降り出しました。

9/24 13:25

森林のあちこちに伐採の跡が残っています。

9/24 13:40

たまにこんな登山道も。

9/24 13:53

9/24 14:00

やっと蕨段。
え？！まだ3時間もかかるの？
体力が残っているかしら…。

9/24 14:30

ちょっと辛い登り。
前半だったらさほどでもなかったのですが。。

9/24 15:15

あと少し（であって欲しい）

9/24 15:47

紅葉発見！

9/24 15:49

駒鳥池ですが…立ち寄る余裕はありませんでした。
おまけに雨だし。

9/24 16:30

樹木が少なくなってきたような。

9/24 16:36

屋根が見えてきました。
まさにあそこは…。

9/24 16:38

千枚小屋到着。
この天候でテン泊はあきらめました。

9/24 17:12

寝具持参の百枚小屋に。
ガラガラに空いていて
ゆったり寝れました。
…寝袋で（笑）

9/25 4:48

2日目。
ヘッデン装着で御来光を拝みに出発。

9/25 4:52

森林限界の辺りで振り返ると富士山が浮かび上がり始めていました。

9/25 4:56

森林限界を突破。まだ周囲は暗いです。

9/25 5:05

悪沢岳が見えてきました（喜）。

9/25 5:10

9/25 5:12

山頂到着。
なんて気持ちの良い朝でしょう♪

9/25 5:13

9/25 5:29

そろそろ始まります。

9/25 5:35

来たきたキタ

9/25 5:36

雲海に浮かぶ富士山の横から◎◎◎
感動の瞬間でした。
来てよかった♪

9/25 5:37

9/25 5:38

悪沢岳も美しい。

9/25 5:38

赤石、聖方面も赤く染まってきました。

9/25 5:38

9/25 5:41

9/25 5:47

あっという間に時間が経ってしまい、悪沢岳もくっきりしてきました。

9/25 5:47

名残尽きねど、下山を決意。

9/25 5:51

9/25 6:06

この森の雰囲気大好きです。

9/25 6:54

一度、千枚小屋に戻り聖方面を望みながら朝食＆コーヒータイム。

9/25 7:19

小屋から望む富士山。

9/25 7:21

お世話になりました。

9/25 7:54

駒鳥池。

9/25 7:54

駒鳥池の周り、なんと足が沈みます。近寄れません。

9/25 8:45

見晴台

9/25 8:46

見晴台から赤石岳、悪沢岳、千枚岳に挨拶です。

9/25 8:46

9/25 10:22

兄弟？

9/25 10:36

9/25 11:33

梯子とトラロープの岩場あたりからの眺め。

9/25 12:22

下りは滑るリスクが高まります。

9/25 12:34

9/25 12:46

ド・ド・ド・ド・ド・ド

9/25 12:59

登山口に戻りました。

9/25 13:01

あれっ、林道に…。

9/25 13:16

無事に椹島ロッジ到着。
下山完了です。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX90V SONY

感想

TAKEGAKU

言い訳しても始まらないのですが、今回は登り始めて早々に足が痛みだし、ペースダウン。雨の中、6．5時間で想定していた千枚小屋までのコースタイムを1．5時間のオーバー。調子が良ければ悪沢岳・赤石岳も行きたかったのですが、今回のペースで稜線歩きは厳しいと判断し、予定より一日早く下山することにしました。

それでも千枚岳までは登りきりました。前夜、千枚小屋にて宿泊。朝は4時起床で、ヘッデン装着で千枚小屋から空身でピストン。無事に御来光を拝むことができ、壮大なるパノラマを堪能することができました。朝日を背にする富士山も素敵なのですが、それを浴びる悪沢・赤石もそれぞれが大きすぎて美しい限りでした。昨年訪れた聖岳から眺めた赤石岳を、今回は反対から眺めることができて、感動この上なし。美しい森を抜けて、ここまで登った甲斐がありました。千枚岳は、悪沢岳という標高がある山がお隣にありますが、素敵な山であることには間違いありません。おススメです。

大好きな南アルプスですから、今回あきらめた山々はまた今度目指すことにします。そして今回も、偉大なる南アルプスの雄大な大自然に感謝するばかりです。