また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 971887
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

天国と地獄の飯豊山(強風のため縦走断念…梶川尾根でエスケープ)

2017年10月08日(日) 〜 2017年10月10日(火)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
21:12
距離
37.8km
上り
3,250m
下り
3,530m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:27
休憩
0:56
合計
9:23
6:33
114
8:27
8:27
62
9:29
9:35
14
9:49
9:51
7
9:58
10:22
72
11:34
11:35
21
11:56
11:56
49
12:45
12:46
23
13:09
13:13
57
14:10
14:14
17
14:31
14:43
19
15:02
15:02
44
15:46
15:48
8
2日目
山行
6:20
休憩
2:21
合計
8:41
6:14
6:24
56
7:20
8:36
72
9:48
9:48
62
10:50
10:56
18
11:14
11:16
18
11:34
12:19
33
12:52
12:52
46
13:38
13:40
2
13:42
3日目
山行
3:59
休憩
0:13
合計
4:12
5:51
22
6:13
6:15
39
6:54
6:57
112
8:49
8:57
66
天候 10月8日(日):晴れ
10月9日(祝):ガスと強風(天気予報では晴れのち曇)
10月10日(火):ガスと強風のち雨(天気予報通り)
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【弥平四郎コース】…野沢駅から約1時間/料金は約9,500円とのこと
・2017年度、林道が崩れているためタクシーは祓川駐車場まで入れません。
 登山口まで林道を2km歩く必要有の事なので、計画変更し弥平四郎は諦めました。
※自家用車で崩落現場を越えて祓川まで入っている人もいるようですが自己責任で!
※野沢駅からデマンドバスもありますが、休日は10:00発と始発が遅いので注意

【林道終点登山口】…山都駅からタクシーで約30分/料金7,530円
地元の人は南下沢登山口と言ってた。地図上では下南沢なんだけどな?
※タクシーで行けるのは林道分岐の入口まで。通行禁止ゲートの先には入れません。ゲートの先に入れるのは地元の関係者か民宿に宿泊した人のみ。登山口までは徒歩10~15分程度
山都駅から御沢野営場まではタクシーで約7,000円と聞いたので、約500円の差で横峰までのCTが半分になるならと、非公式の短縮登山口を利用しました。
<山都タクシー>…0241-38-2025 要予約
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<参考HP>
会津バス(新宿バスタ→会津若松駅)
https://www.aizubus.com/highway/shinjuku/shinjuku_line_down
西会津町デマンドバス(野沢駅〜弥平四郎間 ※要予約)
http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2012/03/post-277.html
飯豊山 近郊バス情報まとめ
http://www.geocities.jp/fyama_gonta/earia/iide.html
山小屋・タクシー料金情報 ※古い資料なので参考程度に
http://www.iideasahi.jp/147.htm
関川村路線バス(大石バス停)※土・休日運休
http://www.vill.sekikawa.niigata.jp/life/9/88/index.html
コース状況/
危険箇所等
■コース状況
<林道終点登山口〜飯豊本山>
・前日まで雨のせいかぬかるみ多し
・秋とはいえ羽虫が多かった(防虫スプレー持ってくればよかった)
<飯豊本山〜大日岳>
・特に危険箇所はナシ
・御西小屋〜大日岳に一部ルートを間違えやすい場所があるが、結局同じ道に合流する
<御西小屋〜扇の地紙>
・特に危険箇所なし
・稜線上は風がもろに当たるので強風時注意!
・晴れていれば気持ちのよい緩やかな縦走路だと思う。
<梶川尾根>
・倒木が2~3箇所あり、意外と傾斜がキツく大変だった。
・ザレ場・岩場は滑りやすいので注意!
 特に尾根下部の岩場(茶色い岩)はとても滑りやすく、滑落の危険あり!

■御西小屋
2017年は10月10日に管理人さん下山。
ビールは350mlで800円!高すぎる!

■門内小屋
2017年は10月10日に管理人さん下山。
ビールは500mlで700円のところ、最終日なので600円に値下げしてくれました。
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<参考HP>
飯豊朝日連峰の登山者情報
http://www.ic-net.or.jp/home/iide/
前日深夜発の高速バスにて会津若松駅に到着
前日深夜発の高速バスにて会津若松駅に到着
会津若松駅では赤べこがお出迎え
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会津若松駅では赤べこがお出迎え
5:55山都駅に到着。後で写真を見て気付いたけど、バックに写っているのは豪華寝台列車TRAIN SUITE四季島じゃないか!
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5:55山都駅に到着。後で写真を見て気付いたけど、バックに写っているのは豪華寝台列車TRAIN SUITE四季島じゃないか!
山都駅からは予約していたタクシーで登山口へ向かいます。
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山都駅からは予約していたタクシーで登山口へ向かいます。
駅前に公衆トイレがありますが、早朝はシャッターが閉まっていました。7:00頃にならないと開かないそうです。
駅前に公衆トイレがありますが、早朝はシャッターが閉まっていました。7:00頃にならないと開かないそうです。
林道飯豊檜枝岐線を北上し、川入集落を過ぎた先でタクシーは停車。ここから先タクシーは入れないので徒歩になりますが、地元の軽トラは荷台に登山客を載せて先へ進んでいきました。
林道飯豊檜枝岐線を北上し、川入集落を過ぎた先でタクシーは停車。ここから先タクシーは入れないので徒歩になりますが、地元の軽トラは荷台に登山客を載せて先へ進んでいきました。
さて登山口まで山道を緩く登っていきます。青空と朴の木。
さて登山口まで山道を緩く登っていきます。青空と朴の木。
15分ほど歩いて林道終点登山口に到着。ここには駐車スペースと一応登山届ポストあり。トイレはありません。因みに車は2台位停まっていました。
15分ほど歩いて林道終点登山口に到着。ここには駐車スペースと一応登山届ポストあり。トイレはありません。因みに車は2台位停まっていました。
さてここからいよいよ登山開始。
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さてここからいよいよ登山開始。
山道を進んでいくと早速渡渉。
山道を進んでいくと早速渡渉。
その後は比較的歩きやすい道になりました。
その後は比較的歩きやすい道になりました。
前日までの雨も止んで良いお天気になりそう♪
前日までの雨も止んで良いお天気になりそう♪
しばらくすると急登が続くようになりますが、緩急のバランスがいい感じでテンポよく高度が稼げます。
しばらくすると急登が続くようになりますが、緩急のバランスがいい感じでテンポよく高度が稼げます。
紅葉もいい感じになってきた♪
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紅葉もいい感じになってきた♪
そして道が抉れた感じになり、滑りやすい泥濘が続くようになると…
そして道が抉れた感じになり、滑りやすい泥濘が続くようになると…
川入(御沢野営場)からの登山道と合流!
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川入(御沢野営場)からの登山道と合流!
ここからは、今までのルートとは違ってとても歩きやすい。
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ここからは、今までのルートとは違ってとても歩きやすい。
紅葉もいい感じなんだけど、ガスがなかなか取れない><
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紅葉もいい感じなんだけど、ガスがなかなか取れない><
ここは地蔵山への分岐?
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ここは地蔵山への分岐?
地蔵山方面は完全に廃道になっています。
地蔵山方面は完全に廃道になっています。
そして所々現れるぬかるみを避けつつ歩いていくと…
そして所々現れるぬかるみを避けつつ歩いていくと…
ようやく水場に到着。色づく山を眺めてちょっと休憩。
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ようやく水場に到着。色づく山を眺めてちょっと休憩。
峰秀水の水場。冷たくておいしい水が豊富に流れています。
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峰秀水の水場。冷たくておいしい水が豊富に流れています。
そして登山口から約2時間でやっと稜線に出た。
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そして登山口から約2時間でやっと稜線に出た。
ここから左へ…三国岳方面へ向かいます
ここから左へ…三国岳方面へ向かいます
紅葉はこのあたりが見頃かな?
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紅葉はこのあたりが見頃かな?
会津方面の山々を見下ろす。下の方はまだまだ青い。
会津方面の山々を見下ろす。下の方はまだまだ青い。
だんだん道が岩ぽくなってきた。
だんだん道が岩ぽくなってきた。
あれが剣ケ峰かな?
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あれが剣ケ峰かな?
ガスのなか岩を登っていくと…
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ガスのなか岩を登っていくと…
剣ケ峰に到着!
そしてその先…ガスの向こうに薄っすらと見えるシルエットは三国岳?
そしてその先…ガスの向こうに薄っすらと見えるシルエットは三国岳?
剣ケ峰〜三国岳もまだまだ岩稜地帯が続く。鎖場があったりしてなかなか気が抜けません。
剣ケ峰〜三国岳もまだまだ岩稜地帯が続く。鎖場があったりしてなかなか気が抜けません。
途中水場もありましたが、滑りやすい急坂の下にありそうなので立ち寄らずに通過。
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途中水場もありましたが、滑りやすい急坂の下にありそうなので立ち寄らずに通過。
そしてしばらくすると嬉しい案内板。あともう少し!
そしてしばらくすると嬉しい案内板。あともう少し!
9:57 三国小屋に到着!
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9:57 三国小屋に到着!
三国小屋内部はとても綺麗。
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三国小屋内部はとても綺麗。
2階もあります。トイレもきれいだし、いい避難小屋です。
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2階もあります。トイレもきれいだし、いい避難小屋です。
ここで約20分の休憩。座って行動食を食べていると日差しで背中がぽかぽか気持ちいい。高速バスで全然寝られなかったのでとても眠い。
ここで約20分の休憩。座って行動食を食べていると日差しで背中がぽかぽか気持ちいい。高速バスで全然寝られなかったのでとても眠い。
このまま寝てしまいそうなので意を決して出発!飯豊本山ヘは小屋の裏手から進みます。
このまま寝てしまいそうなので意を決して出発!飯豊本山ヘは小屋の裏手から進みます。
さて三国岳から御西岳までの7.5km間は県境がとても面白いことになっています。約91cm幅の登山道のみが福島県、登山道を挟んで左が新潟県そして右が山形県。
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さて三国岳から御西岳までの7.5km間は県境がとても面白いことになっています。約91cm幅の登山道のみが福島県、登山道を挟んで左が新潟県そして右が山形県。
ちょうどこんな感じで盲腸県境と呼ばれる珍しい県境です。今回の山旅はここを歩きに来たと言っても過言ではありません(元福島県人)
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ちょうどこんな感じで盲腸県境と呼ばれる珍しい県境です。今回の山旅はここを歩きに来たと言っても過言ではありません(元福島県人)
そんな県境を歩いていくと駒返しの梯子&クサリ。ここは2段めの梯子を使わず、クサリで登ったほうが楽みたいです。
そんな県境を歩いていくと駒返しの梯子&クサリ。ここは2段めの梯子を使わず、クサリで登ったほうが楽みたいです。
その後は紅葉狩りを楽しみながらまったりと進みます。
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その後は紅葉狩りを楽しみながらまったりと進みます。
ダケカンバに…
ミネカエデの紅葉
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ミネカエデの紅葉
ガスの中から顔を出しそうなのは大日岳?
ガスの中から顔を出しそうなのは大日岳?
そして飯豊山方面もようやく見えてきた!
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そして飯豊山方面もようやく見えてきた!
そして三国岳から1.0km歩くと…
そして三国岳から1.0km歩くと…
七森を通過。
この辺りからようやくガスが取れてきた!
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この辺りからようやくガスが取れてきた!
振り返ってみても紅葉真っ盛り!
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振り返ってみても紅葉真っ盛り!
種蒔山を通過すると…
種蒔山を通過すると…
ここから大展望の稜線歩きが続く!写真中腹に見えるのは切合小屋。
ここから大展望の稜線歩きが続く!写真中腹に見えるのは切合小屋。
紅葉に彩られた飯豊山パノラマ。絶景です!
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紅葉に彩られた飯豊山パノラマ。絶景です!
草紅葉に赤い紅葉
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草紅葉に赤い紅葉
ザレた白い砂地が見えてくると切合小屋も近い。
ザレた白い砂地が見えてくると切合小屋も近い。
歩いてきた道を振り返る。
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歩いてきた道を振り返る。
最後にザレた斜面を下って切合小屋到着!
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最後にザレた斜面を下って切合小屋到着!
昼時とあって小屋付近は大混雑。水だけ補給して直ぐに出発。小屋の先の見晴らしの良い場所でお昼ごはん。小屋のテン場は既にテントがたくさん張られていた。
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昼時とあって小屋付近は大混雑。水だけ補給して直ぐに出発。小屋の先の見晴らしの良い場所でお昼ごはん。小屋のテン場は既にテントがたくさん張られていた。
この景色を眺めながらのランチ!贅沢!
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この景色を眺めながらのランチ!贅沢!
30分ほど休んで出発。道端には「タカネマツムシソウ」
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30分ほど休んで出発。道端には「タカネマツムシソウ」
そして一輪だけ咲いていた「イイデリンドウ」
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そして一輪だけ咲いていた「イイデリンドウ」
一部深く抉れた道も登り…
一部深く抉れた道も登り…
12:47 草履塚通過。
12:47 草履塚通過。
目の前にようやく飯豊山。今日のラスボスが姿を現しました。
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目の前にようやく飯豊山。今日のラスボスが姿を現しました。
ここからが核心部
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ここからが核心部
岩場の御秘所アップ…渋滞しています。
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岩場の御秘所アップ…渋滞しています。
草履塚を下り鞍部まで降りてきました。
草履塚を下り鞍部まで降りてきました。
右手の御秘所沢の紅葉がとても綺麗!
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右手の御秘所沢の紅葉がとても綺麗!
そうこうしているうちに姥権現。飯豊山が女人禁制だった時、禁を破って登った女性が石にされたとか?
そうこうしているうちに姥権現。飯豊山が女人禁制だった時、禁を破って登った女性が石にされたとか?
自然石なのかな…本当に顔に見える…。女人禁制の話は、母が喜多方出身でよく聞かされていたので感慨深い。
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自然石なのかな…本当に顔に見える…。女人禁制の話は、母が喜多方出身でよく聞かされていたので感慨深い。
姥権現を過ぎるとすぐに御秘所。通過を前に少し休憩…岩に張り付いたコケがCUTE!
姥権現を過ぎるとすぐに御秘所。通過を前に少し休憩…岩に張り付いたコケがCUTE!
で、いよいよ御秘所です。
で、いよいよ御秘所です。
ガッツリ岩場を登りますが、その距離は短いので難所はすぐに終わります。
ガッツリ岩場を登りますが、その距離は短いので難所はすぐに終わります。
御秘所上部からの御秘所沢。ここの紅葉が一番綺麗だった。
御秘所上部からの御秘所沢。ここの紅葉が一番綺麗だった。
そしてラスボスへ挑む。
そしてラスボスへ挑む。
あとは御前坂を登るだけなのだが、やはりここが一番つらかった。
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あとは御前坂を登るだけなのだが、やはりここが一番つらかった。
なので、周りの景色を眺めながらマイペースで黙々と登る。登るうちに大日岳のガスも取れてきた。
なので、周りの景色を眺めながらマイペースで黙々と登る。登るうちに大日岳のガスも取れてきた。
大日岳アップ
これまで歩いてきた縦走路を振り返る。
これまで歩いてきた縦走路を振り返る。
背後には猪苗代湖!
背後には猪苗代湖!
ということは、この辺りに磐梯山が見える筈だが…雲が多くてよく見えなかった。
ということは、この辺りに磐梯山が見える筈だが…雲が多くてよく見えなかった。
そして急坂を登りきると、そこは本山小屋のテント場。
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そして急坂を登りきると、そこは本山小屋のテント場。
大日岳もよく見えてきた。今日はその手前の御西小屋まで行く予定。
大日岳もよく見えてきた。今日はその手前の御西小屋まで行く予定。
本山小屋とその奥に飯豊本山。
本山小屋とその奥に飯豊本山。
本山小屋のトイレ。バイオトイレらしいです。
本山小屋のトイレ。バイオトイレらしいです。
そして飯豊山神社&本山小屋に到着。神社にお参りをして先へ進みます。
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そして飯豊山神社&本山小屋に到着。神社にお参りをして先へ進みます。
飯豊本山までは緩やかな登りで散歩気分で歩けます。
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飯豊本山までは緩やかな登りで散歩気分で歩けます。
眼下には草紅葉と池塘。
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眼下には草紅葉と池塘。
大グラ尾根やその奥の梶川尾根が見えてきた。一番最奥には杁差岳。今回の山行は杁差岳まで縦走する予定。
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大グラ尾根やその奥の梶川尾根が見えてきた。一番最奥には杁差岳。今回の山行は杁差岳まで縦走する予定。
こちらは振り返ってみて本山小屋方面。
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こちらは振り返ってみて本山小屋方面。
14:30 飯豊山到着!
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14:30 飯豊山到着!
山頂からの飯豊山縦走路。目の前には大日岳。稜線上は雲が多いけど、杁差岳までの稜線が一望!
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山頂からの飯豊山縦走路。目の前には大日岳。稜線上は雲が多いけど、杁差岳までの稜線が一望!
こちらは大グラ尾根
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こちらは大グラ尾根
写真を撮っていると、大日岳方面からヘリが近づいてきた。
写真を撮っていると、大日岳方面からヘリが近づいてきた。
そのまま北東へ飛び去ったけど、何だったんだろう?
そのまま北東へ飛び去ったけど、何だったんだろう?
ではそろそろ山頂を出発。
ではそろそろ山頂を出発。
最後にもう一度、飯豊山縦走路の稜線を目に焼き付ける。この頃になると、烏帽子岳・北股岳もハッキリ見えるようになっていた。
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最後にもう一度、飯豊山縦走路の稜線を目に焼き付ける。この頃になると、烏帽子岳・北股岳もハッキリ見えるようになっていた。
景色を見納めたあとは、大日岳を目の前に見ながら下っていきます。
景色を見納めたあとは、大日岳を目の前に見ながら下っていきます。
遠くには大朝日岳
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遠くには大朝日岳
鞍部まで下ってきて…
鞍部まで下ってきて…
下ってきたばかりの飯豊山を見上げる。
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下ってきたばかりの飯豊山を見上げる。
次のピーク駒形山を通過。
次のピーク駒形山を通過。
ここからしばらく緩やかな笹道…雨飾山の笹平を彷彿とさせる登山道です。
ここからしばらく緩やかな笹道…雨飾山の笹平を彷彿とさせる登山道です。
飯豊山方面を振り返ると、北海道のような牧歌的な風景♡
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飯豊山方面を振り返ると、北海道のような牧歌的な風景♡
傾きかけてきた日差しを浴びながら進む。
傾きかけてきた日差しを浴びながら進む。
途中には池塘が点在。
途中には池塘が点在。
そしてようやく御西小屋と大日岳が見えてきた。出来れば今日中に大日岳ピストンをしたかったが、少し到着が遅かったようだ。
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そしてようやく御西小屋と大日岳が見えてきた。出来れば今日中に大日岳ピストンをしたかったが、少し到着が遅かったようだ。
テン場と大日岳。大日岳がすぐ近くに見えるw
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テン場と大日岳。大日岳がすぐ近くに見えるw
因みに水場は、この沢筋を5分ばかり下った所にあって結構遠い…
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因みに水場は、この沢筋を5分ばかり下った所にあって結構遠い…
御西小屋とトイレ。小屋は綺麗だけどトイレは…☓。とりあえず一晩お世話になります。
御西小屋とトイレ。小屋は綺麗だけどトイレは…☓。とりあえず一晩お世話になります。
烏帽子岳・北股岳方面。明日は大日岳ピストンした後、こちらへ進みます。
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烏帽子岳・北股岳方面。明日は大日岳ピストンした後、こちらへ進みます。
17:00を過ぎて日が傾いてきた。山肌を紅く染める夕陽とその奥には磐梯山。
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17:00を過ぎて日が傾いてきた。山肌を紅く染める夕陽とその奥には磐梯山。
磐梯山と猪苗代湖アップ。縦走初日は天気にも恵まれ、山を彩る紅葉もとても綺麗で、まるで天国のような1日でした。
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磐梯山と猪苗代湖アップ。縦走初日は天気にも恵まれ、山を彩る紅葉もとても綺麗で、まるで天国のような1日でした。
2日目は4:00頃起床。外へ出てみると、雲は多いものの星空・麓の町の夜景…そして明るい月に照らされた大日岳がくっきりと見えた。しかし出発する5:00にはすっかりガスで真っ白。
2日目は4:00頃起床。外へ出てみると、雲は多いものの星空・麓の町の夜景…そして明るい月に照らされた大日岳がくっきりと見えた。しかし出発する5:00にはすっかりガスで真っ白。
しかし、濃霧&暗闇のなか歩き始めて40分…急に辺りが明るくなって奇跡的にガスが晴れてきた!
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しかし、濃霧&暗闇のなか歩き始めて40分…急に辺りが明るくなって奇跡的にガスが晴れてきた!
振り返るとちょうど日の出!
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振り返るとちょうど日の出!
大日岳上部はガスにすっぽり包まれているけど、山腹の草紅葉がモルゲンロートに紅く染まっていた。
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大日岳上部はガスにすっぽり包まれているけど、山腹の草紅葉がモルゲンロートに紅く染まっていた。
しかしすぐにガスが沸き立ち…
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しかしすぐにガスが沸き立ち…
あっという間に朝日にフィルターがかかってしまった。
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あっという間に朝日にフィルターがかかってしまった。
大日岳もガスガス…
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大日岳もガスガス…
そしてこの禍々しく燃えるような朝日を最後に、地獄の1日が始まるのだった。
そしてこの禍々しく燃えるような朝日を最後に、地獄の1日が始まるのだった。
そんなこんなでとりあえず飯豊山系最高峰「大日岳」到着!稜線に出た途端、ものすごい強風で飛ばされそうでした。
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そんなこんなでとりあえず飯豊山系最高峰「大日岳」到着!稜線に出た途端、ものすごい強風で飛ばされそうでした。
そしてすぐに御西小屋へUターン。因みに往きではこの道を左に下ってしまいましたが、本線の登山道はここを直進するみたいです。
そしてすぐに御西小屋へUターン。因みに往きではこの道を左に下ってしまいましたが、本線の登山道はここを直進するみたいです。
チングルマも真っ赤に紅葉。
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チングルマも真っ赤に紅葉。
7:20 御西小屋へ戻り、軽く朝食を摂りつつパッキングを済ませ出発準備。
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7:20 御西小屋へ戻り、軽く朝食を摂りつつパッキングを済ませ出発準備。
8:35 濃霧で視界が効かないなか、いよいよ杁差岳へ向けて出発。まずは小屋前の登山道を下っていきます。
8:35 濃霧で視界が効かないなか、いよいよ杁差岳へ向けて出発。まずは小屋前の登山道を下っていきます。
殆どは稜線の北東側のこんな道を歩く。こういう場所は風も遮られていていいのだが…
殆どは稜線の北東側のこんな道を歩く。こういう場所は風も遮られていていいのだが…
一旦稜線上に出ると、台風並みの強風で時々バランスを崩して倒れ込んでしまう程。そして寒い!!
一旦稜線上に出ると、台風並みの強風で時々バランスを崩して倒れ込んでしまう程。そして寒い!!
そして天狗の庭通過。
そして天狗の庭通過。
こちらが天狗の庭。
こちらが天狗の庭。
その後も同じような景色が続く。晴れていれば天空の散歩道なのだろうが、何も見えない今日は単調な道としか感じられなかった。
その後も同じような景色が続く。晴れていれば天空の散歩道なのだろうが、何も見えない今日は単調な道としか感じられなかった。
御手洗の池
ガスでよく見えないけど、これが御手洗の池。
ガスでよく見えないけど、これが御手洗の池。
そして今回の山行で唯一見かけた生物がこのカエル
そして今回の山行で唯一見かけた生物がこのカエル
カエル遭遇から1時間。相変わらず突風に煽られ続け、写真を撮る余裕もなく烏帽子岳通過。
カエル遭遇から1時間。相変わらず突風に煽られ続け、写真を撮る余裕もなく烏帽子岳通過。
同じ理由で梅花皮岳通過。
同じ理由で梅花皮岳通過。
そして寒さで震えが出始めるころ梅花皮小屋に到着。ここで防寒対策をしたり暖かいお湯と行動食で体を温めて1時間後に出発。この時点でもうエスケープしたい気持ちでいっぱいだった。
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そして寒さで震えが出始めるころ梅花皮小屋に到着。ここで防寒対策をしたり暖かいお湯と行動食で体を温めて1時間後に出発。この時点でもうエスケープしたい気持ちでいっぱいだった。
梅花皮小屋から登り返して、鳥居のある北股岳を通過
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梅花皮小屋から登り返して、鳥居のある北股岳を通過
北股岳。風で飛ばされそうなのでさっさと下る。
北股岳。風で飛ばされそうなのでさっさと下る。
景色は草紅葉と青い笹の繰り返し。笹の茂みに入ると一時風が遮られホッとした。
景色は草紅葉と青い笹の繰り返し。笹の茂みに入ると一時風が遮られホッとした。
そして本日最後のピーク門内岳。
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そして本日最後のピーク門内岳。
門内岳から下るとすぐに門内小屋到着!ようやく地獄から解放された\(^o^)/
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門内岳から下るとすぐに門内小屋到着!ようやく地獄から解放された\(^o^)/
時間的にはまだ杁差に行けたが、雨が降り出す危険を考えて今日はここまで。門内小屋は今日まで管理人さんがいてとてもキレイな小屋でした。
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時間的にはまだ杁差に行けたが、雨が降り出す危険を考えて今日はここまで。門内小屋は今日まで管理人さんがいてとてもキレイな小屋でした。
この日は私達と同じように縦走断念して避難してきた3パーティ7名が宿泊。写真は小屋の2階ですが、1階の方が綺麗で全員1階に泊まった。この日は夜遅くまで強風の音が小屋内に響いていた。
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この日は私達と同じように縦走断念して避難してきた3パーティ7名が宿泊。写真は小屋の2階ですが、1階の方が綺麗で全員1階に泊まった。この日は夜遅くまで強風の音が小屋内に響いていた。
翌朝もガス一色。風は相変わらず強いものの、昨日のような暴風は少し収まっていた。
翌朝もガス一色。風は相変わらず強いものの、昨日のような暴風は少し収まっていた。
今日も風に煽られながら無言で黙々と進み、胎内岳通過。
今日も風に煽られながら無言で黙々と進み、胎内岳通過。
そして小屋から30分…ようやく強風から開放される時が来た!この扇の地紙から梶川尾根に下ります。
そして小屋から30分…ようやく強風から開放される時が来た!この扇の地紙から梶川尾根に下ります。
尾根を下ると思った通り風が遮られ楽になった。そして梶川峰を通過。
尾根を下ると思った通り風が遮られ楽になった。そして梶川峰を通過。
そこからはなんとなく朝日が!
そこからはなんとなく朝日が!
そして隣のクサイグラ尾根・奥に大グラ尾根が見え、その紅葉は格別。
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そして隣のクサイグラ尾根・奥に大グラ尾根が見え、その紅葉は格別。
眼下にはもう下界の景色が見える。あともう少し!
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眼下にはもう下界の景色が見える。あともう少し!
そして10:15飯豊山荘に到着。
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そして10:15飯豊山荘に到着。
温泉は源泉かけ流しで貸切状態。ようやく生き返った!まさに天国!
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温泉は源泉かけ流しで貸切状態。ようやく生き返った!まさに天国!
温泉の後は舞茸ごはん定食と…
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温泉の後は舞茸ごはん定食と…
山菜そば&ビール!しかも今日は平日…みんな今ごろ仕事してるんだろうな〜と思うと一段と天国!
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山菜そば&ビール!しかも今日は平日…みんな今ごろ仕事してるんだろうな〜と思うと一段と天国!
飯豊山荘の食堂には、田中陽希さんのサイン
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飯豊山荘の食堂には、田中陽希さんのサイン
そして小国駅から帰京。この頃にはすっかり雨になっていた。
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そして小国駅から帰京。この頃にはすっかり雨になっていた。
おまけ:小国駅の駅長さん
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おまけ:小国駅の駅長さん
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コメント

お疲れ様でした
縦走お疲れ様でした。
途中から荒れた天気になってしまったとはいえ、紅葉の飯豊を歩くことができたとのこと、
私も登り直した気分で、記録を拝見しました(笑)
2日目以降の嘘のような荒れた天気は、山というのは本当に恐ろしいものだと感じますね。

そうそう、飯豊のビールは高いとの情報は得ていたので、私は持って上がりました
350mlを1本でしたが、疲れた体に染みたのを覚えています。
2017/10/13 21:02
Re: お疲れ様でした
masaiさん コメントありがとうございます。
天気予報だと、2日目の9日はまだ天気が良いはずだったんですけどね…避難小屋へ避難してきた人達はみんな「こんなはずじゃなかったgawk」と口々に言っていました。
でも初日だけは天気がよくて憧れの の飯豊山を歩けたので満足ですhappy01

飯豊山の の値段、小屋の料金表を見た時にはビックリ しました。
確かに知っていたら担いで上がりますよね…リサーチ不足でした…
次回は花の時期に石転び沢から杁差岳を狙っているので、その時には 用意して、万全の態勢で登りたいと思います
2017/10/14 12:24
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