針ノ木岳・蓮華岳へ 360度絶景！扇沢より日帰り

2016年10月04日(火) [日帰り]

• GPS: 10:20
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,702m
• 下り: 1,702m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:00
• 休憩: 1:20
• 合計: 10:20

5:50 扇沢駅
7:00 7:00 大沢小屋
9:10 9:20 針ノ木小屋
10:10 10:40 針ノ木岳
11:10 11:20 針ノ木小屋
12:10 12:30 蓮華岳
13:20 13:20 針ノ木小屋
15:00 15:10 大沢小屋
16:10 扇沢駅

＜往路＞
　5：00　安曇野穂高発
　5：40　扇沢駐車場着
＜復路＞
16：20　扇沢発
17：00　自宅着

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大町市より扇沢　無料駐車場あり　

コース状況／危険箇所等

特に問題ないが
針ノ木雪渓には全く雪がなくガレ場などを通過することになる

その他周辺情報

大町温泉郷

写真

10/4 5:50

扇沢の朝焼け

10/4 6:32

浅間山

10/4 7:11

蓮華岳からの滝

10/4 7:18

蓮華からの沢

10/4 7:32

沢筋の紅葉は美しい！

10/4 7:56

全く雪が残っていない

10/4 8:32

レンゲ沢・マヤクボ沢出合

10/4 9:13

針ノ木峠

10/4 9:14

小屋から槍・穂高

10/4 9:15

富士も一日見えていた

10/4 9:15

手前　北葛・船窪

10/4 9:15

右　野口五郎

10/4 9:16

薬師岳　
手前に烏帽子岳　

10/4 9:16

10/4 9:32

赤沢・鳴沢

10/4 9:32

針ノ木岳

10/4 9:41

後立山　鹿島槍ヶ岳など　

10/4 10:00

高瀬ダム湖と槍

10/4 10:00

読売新道・赤牛岳

10/4 10:11

針ノ木岳山頂
安曇野産シナノ・スイート

10/4 10:14

黒部湖　立山・劔岳

10/4 10:16

後立山

10/4 10:24

剱岳

10/4 10:26

立山

10/4 10:26

スバリへの稜線

10/4 10:27

針の山頂から蓮華岳

10/4 10:41

蓮華岳

10/4 11:01

スバリ

10/4 11:19

爺ヶ岳への稜線

10/4 11:20

ナナカマドとスバリ

10/4 11:22

針ノ木小屋・針ノ木岳

10/4 11:29

蓮華岳

10/4 11:30

10/4 11:31

ナナカマドの実

10/4 11:59

蓮華岳

10/4 12:13

蓮華岳の社

10/4 12:15

蓮華岳山頂
安曇野産シナノ・スイート

10/4 12:17

船窪方面稜線

10/4 12:17

水晶・薬師など

10/4 12:17

水晶・赤牛

10/4 12:18

鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳

10/4 12:18

後立山

10/4 12:19

針ノ木岳・立山

10/4 12:20

針ノ木岳からの稜線と
立山・剱岳

10/4 13:20

10/4 13:33

ダケカンバ
白い幹が踊っている！

10/4 13:33

10/4 13:46

10/4 14:06

10/4 14:07

10/4 14:32

10/4 15:03

大沢小屋
百瀬慎太郎の碑

撮影機器：

IXY 640 CANON

感想

furuhiro

2016（平成28年）10月4日（火）

針ノ木岳・蓮華岳へ

「ダケカンバ　骨骨踊る　針の沢」
「蓮華尾根　スイート味わい　秋景色」

静かに秋の山を楽しもうと針ノ木・蓮華へ
台風が近づき登る人は少ないだろうし、
終盤の紅葉を楽しめるだろうと期待した。

思っていた以上に人は少なく、
登山者で会ったのは三人だけ。
この時期では少なすぎる登山者に静かで寂しすぎるくらいだった。

針ノ木岳・蓮華岳どちらの山頂でも独り占め。
360度の絶景をゆっくりと楽しむことができた。

針ノ木岳では、
槍・穂高の手前に高瀬ダム湖が長く伸び
幽玄の世界とでも言うか
引込まれるような不思議な景色を作り出していた。
また、黒部湖を眼下に
立山・劔岳の岩の壁が立ちはだかる様は
圧倒的な迫力を醸し出していた。

蓮華岳では、
蓮華岳そのものの美しさが目を引く。
堂々とした広い山容が美しく
ハイマツ、紅葉したウラシマツツジが
白い石が敷き詰められた山肌に浮き出るように染められている。
展望も針ノ木から伸びる爺ヶ岳までの稜線と
その先の後立山が見通すことができる。

南の槍穂高方面・表銀座の山々
北側の後立山
西の立山・劔と北アルプスの主要の山がすべて確認できる。
針ノ木・蓮華は展望の山として最高といってもいい。
そして今日は富士まで見ることができた。

紅葉の方はすでに終わっていたのか
これからウラシマツツジが赤みを増すのか
判断が難しいところだった。

少なくともナナカマドの葉は落ち始め、
ダケカンバの黄色の葉もほとんど落ちてしまっていた。
もう一週間前が最高の紅葉ではなかったかと思う。
しかしダケカンバの白い幹の美しさは格別だった。

下山途中、針ノ木沢からスバリ・赤沢岳の斜面を見ると、
ダケカンバの群落に太陽の光が差していた。
規則正しく立つダケカンバは黄色の葉を少し残し、
白い幹を浮き出し手を足を伸ばし踊るように躍動していた。

一日に二座登るのは大変でしたが、
絶景！静かな山を独り占めし！
楽しい山行に恵まれました。

ふるちゃん