台風一過の塩見岳。

2016年10月06日(木) 〜 2016年10月07日(金)

• GPS: 32:29
• 距離: 25.1km
• 登り: 2,420m
• 下り: 2,425m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:42
• 休憩: 0:57
• 合計: 7:39

6:51 鳥倉林道ゲート（駐車場）
7:44 7:45 鳥倉林道登山口
8:43 8:44 豊口山のコル
9:25 9:26 水場
9:57 10:12 塩川・鳥倉ルート合流点
10:35 11:06 三伏峠小屋
11:26 11:26 三伏山
12:27 12:35 本谷山
14:30 塩見小屋

2日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 0:43
• 合計: 9:28

5:45 塩見小屋
6:56 6:57 塩見岳
7:14 7:22 塩見岳東峰
7:28 7:29 塩見岳
9:24 9:25 塩見小屋
10:53 11:05 本谷山
12:05 12:06 三伏山
12:20 12:37 三伏峠小屋
12:52 12:53 塩川・鳥倉ルート合流点
13:13 13:13 水場
13:54 13:55 豊口山のコル
14:31 14:31 鳥倉林道登山口
15:13 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

台風一過のちょー晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳥倉林道は落石多発で、サッカーボール大のものも落ちてます。

コース状況／危険箇所等

台風の直後で三伏峠までの水場の手前に大きな倒木あり、なんとか越えました。
下山時には少し枝を切ってありました。
本谷山の前後には泥濘もあり。
塩見岳小屋から先は、激しい岩場直登で落石注意！
私たちはヘルメット持参でいきました。

その他周辺情報

大鹿村の山塩館
直前割一泊二食一万円で、あまりにお風呂がよかったので、下山後も立ち寄ってしまいました。
とても清潔でセンスよい昭和の香りの宿です。

写真

10/5 4:27

台風を自宅でやり過ごしてから出発じゃ間に合わない？と鳥倉口に近い宿（でもまだ遠かった汗）大鹿村の山塩館に。
海水と同じ濃度の温泉でとろっとすべすべになるものすごいあったまる温泉です。

10/5 4:27

しょっぱい。。。
山で採れる塩も販売してます。

10/5 4:36

下山後もまた寄ってしまいました。
奥の風呂には寝湯もあります。

10/5 4:36

ご主人も山男です♡

10/5 4:38

至る所に剥製が。。。

10/5 5:54

シカはカルパッチョでオサレにでてきました。
季節ものの松茸の土瓶蒸し、うれしい♪

10/5 6:03

イワナもこちらの山塩で頂くとしょっぱ過ぎず、マイルドです。
あとそばやらもろもろは撮り忘れて食べちゃった

10/5 19:38

さあ、朝食はおにぎりにしてもらって早発ち、鳥倉林道も落石をどかしながら進み、やっとゲート到着。三台だけありましたが、台風前に入ったのかな?

10/5 19:42

登山口まで粛々と進みます。駐車場からぐる〜〜〜っと林道を半円歩きますが、吊り橋かけられないかしら？またはターザンロープでもかけたら一大名所になると思う…

10/5 19:58

三伏峠まで十分の一

10/5 20:20

10/5 20:33

台風がチリをすべてさらってしまっていった青空

10/5 20:34

10/5 20:50

10/5 20:52

中央アルプス丸見えですやん

10/5 20:55

こんな木の橋が度々・・・

10/5 21:04

10/5 21:07

てすりあるバージョン

10/5 21:11

おっ！巨大な倒木が登山道をふさいでいます。。。

10/5 21:11

ぼきっと生々しい

10/5 21:15

くぐるか悩んで越えました。

10/5 21:26

水場

10/5 21:33

10/5 21:37

10/5 21:53

10/5 22:13

10/5 22:31

あと200歩とありますが、私はあと60歩ほど足りません。

10/5 22:37

ここで小屋のスタッフさんに会うまで誰も会いませんでした。

10/5 23:07

10/5 23:11

左へ

10/5 23:21

三伏山から塩見岳どーーん

10/5 23:21

向こうはさらに南の山々かしら

10/5 23:24

日本で最も高い峠にある三伏峠小屋

10/5 23:26

駒ヶ根、伊那もみえるよ

10/5 23:29

紅葉は見るも無残・・・

10/5 23:42

いくらかあるっちゃぁあるけど。。。
ほとんど落葉してます

10/5 23:45

10/5 23:52

でも赤い実をみるとほっこりしますね

10/5 23:52

10/5 23:55

おっ！ふじさーん

10/6 0:03

のぞき岩より

10/6 0:03

三伏山と奥に三伏峠小屋

10/6 0:06

急なところもこんな庭園風だと気分が上がる

10/6 0:08

青と黄色のコントラストいいでしょ

10/6 0:09

10/6 0:19

暴れてる枝ぶり

10/6 0:20

本谷山

10/6 0:48

数少ない花

10/6 0:53

塩見岳近くなってきた

10/6 1:07

10/6 1:13

どれだけの風がふいたのでしょ？

10/6 1:19

10/6 1:31

10/6 1:54

10/6 2:13

10/6 2:19

甲斐駒、北岳、間ノ岳、農鳥岳

10/6 2:20

仙丈もいれたら農鳥ははみでた

10/6 2:22

おっ雲が出てきたかな

10/6 2:22

紅葉は赤はあまりありません。
黄色はなんとか、でも下のほうはまだこれからでしょう

10/6 2:23

カメラがしょぼいので色が残念です。。。

10/6 2:23

10/6 2:27

あの先っちょは。。。

10/6 2:27

塩見岳きたーーー

10/6 2:28

もう叫んじゃってました。
仙塩尾根もすごいーーーっっ

10/6 2:28

登ってきたほうからの景観とまた違う趣

10/6 2:29

北岳

10/6 2:29

甲斐駒ケ岳

10/6 2:29

仙丈ケ岳

10/6 2:29

間ノ岳

10/6 2:30

農鳥岳だよね？

10/6 2:30

農鳥の先の未踏部分

10/6 2:31

10/6 2:32

今年できたばかりの塩見小屋
ここにつくまで登山者には1人も会わなかった！

10/6 2:33

トイレは携帯トイレです。200円
そもそも汚れないのできれいでにおいも皆無です。
山のトイレはみんなこれにしたらいいと思う。

10/6 2:33

小屋前のナナカマド

10/6 2:47

この日は7人宿泊。
薄い銀マットにISUKAのシュラフで寒くはなかったです。

10/6 3:29

核心部分、ちょっとビビってる

10/6 4:35

小屋まで来るのに出し尽くしたので、山頂は翌日です。

10/6 4:52

カレーとたまごスープ(お代わり自由）とさつまいも？のサラダ

10/6 5:16

満腹で夕日タイム

10/6 5:16

紅葉と夕日って最高ですね

10/6 5:22

10/6 5:22

10/6 5:22

10/6 5:23

10/6 5:23

10/6 5:24

10/6 5:26

10/6 5:26

10/6 5:28

10/6 5:29

10/6 5:30

夕日はここまで

10/6 17:22

ここから朝です。

10/6 17:35

10/6 17:40

雲海から仙丈ケ岳

10/6 17:40

甲斐駒

10/6 17:40

北岳

10/6 17:40

塩見

10/6 17:41

中央アルプス

10/6 17:41

乗鞍岳

10/6 17:41

穂高、槍

10/6 17:43

恵那山かな？

10/6 17:43

荒川？赤石？
未踏なのでよくわかりません汗

10/6 18:05

影塩見

10/6 18:26

なかなかご来光がでないのでしびれを切らし歩き始めます。
仙塩尾根・・・いつか歩く日が来るでしょうか?

10/6 18:26

壁だ・・・

10/6 18:37

まーだ残ってた

10/6 18:38

寒いのに頑張ってるね

10/6 18:51

寒がりのこの人はカッパにフリースもダウンも着込んでます。
そして初ヘルメット！

10/6 18:54

塩見岳登頂です
その暁には富士山が待っていてくれました。

10/6 18:54

10/6 18:54

ものすごい海ですね・・・
富士山が小島に見えます。

10/6 18:55

この日登ってる人いるのかなー？
と思ってヤマレコ検索したらいました(゜o゜)

10/6 18:56

ホントに見飽きるほど見たけどまだ見ていたい

10/6 18:57

昨日にひきつづき、中ア、北ア丸見えです

10/6 18:57

仙丈の後ろは妙高かなぁ？

10/6 18:57

甲斐駒の後ろは八ヶ岳だね

10/6 19:04

こっちが8m高い

10/6 19:05

伊豆行きのフェリーから利島こんな感じだった

10/6 19:07

南の方を撮ったと思うけどなんだかわからない

10/6 19:07

いつも思うけど1度でも行ったらなんとなくわかる。
でも行ってないからわかんないよ〜

10/6 19:23

東峰でだいぶゆっくりしました

10/6 19:26

10/6 19:29

塩見小屋だいぶ下だ・・・
慎重に下ります
平日で人少ないからゆっくり落ち着いていけます。

10/6 19:32

ホシガラスいました

10/6 19:33

ライチョウは見ませんでした

10/6 19:37

もうね、めっちゃ怖いんですよ

10/6 20:00

赤色チャート

10/6 20:21

小屋に戻り、軽く食事、そして下山。

10/6 21:25

さよなら、塩見岳
ありがとう、塩見小屋

10/6 22:47

雲海が溢れて滝雲に

10/6 23:23

10/6 23:25

10/6 23:26

ガスがわいてきた

10/6 23:45

こっち

10/7 0:08

三伏峠の分岐で赤石方面に行くとお花畑と水場ってあったけどこれかな？

10/7 0:18

下山ではだいぶすれ違う人もでてきました。それでも20人もいないか？

10/7 1:20

10/7 1:21

倒木は少し枝を切ってありました。

10/7 1:22

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX20 SONY

感想

HEIDI

10月はもうこの辺りで行かないともう3000mは最後かな？と思い、休みを変わってもらって都合つけたものの、また台風？(怒)
2泊でタテツルのつもりが、台風は北寄りというし、泣く泣く行きたいところで一番台風に影響少なそうな塩見岳に決まり！
前泊日もゆっくり出発で余裕の温泉宿泊まり。わぁリッチだわぁ。
少ないなかから選んだ山塩館はステキな宿でした。
夜10時頃は台風接近に伴いものすごい雨風強かったですが、朝4時ごろに目を覚ますと、満天の星〜やったね！
朝焼けのなか、登山口にむかいます。
が、遠い…鳥倉林道長いです(汗)
上がるにつれて落石多く、蛇行してよけるじゃ済まない大きい石も。これに当たったら山登れないだけじゃ済まないよねー
なんとかゲート到着。すでに3台停まってたけど、台風前に入ってたのかな？怖いもの知らずな。
車から降りると思ったより寒くて焦る。
もう10月だしね。9月らしい山行がなかったから、季節がワープした。
三伏峠までは結構急登で暑くて薄着になるも、風は微風でさわやか！
空は青空！紅葉は終わってる！というか、キレイな葉っぱは落葉してる。
台風のせいで紅葉登山とまでは行かなかったけど、なんせ晴れてるから！全てオッケーなのです。
塩見小屋は新しくて気持ちよいです。
乾燥室や談話室みたいなのはなくて、晴れてるから外のほうが暖かいとか、暗くなって寒いからシュラフに入ってたらもう寝ちゃってるパターンでおわりでした。
外にもテーブルベンチがあるといいのになぁ。（期待）
トイレは泊まり客男性に1枚、女性に2枚携帯トイレをつけてくれますが、全然足りないでしょ？1枚200円なので、水分とるのもちょっと躊躇しちゃいますね。ちなみに男性（小）は100円で別の場所にあります。
使った感想はもうすごくいいです。なんせ臭わない（臭いは自分のだけ）使用後、縛ったら専用箱にポイなので、水の処理も紙の処理もなくて山に負担もかけてない。これをまたヘリで下ろしてというのは大変でしょうが(汗)
スタッフの負担も大分少なくてよいのでは？
1日何百人と来られたらパンクしちゃうでしょうけど、少ない山域ならみんなこれにしたらいいですよ。
少しザックが重くなると途端に肩こりして頭痛がするのですが、またかと思って薬飲んだり塗ったりするのですが治らない(泣)結局高山病のようでした。絶景に浮かれてる反面頭痛で苦しんで眠れない、悲しい性なのです。
朝食は4時半、ご来光は5時半？食べてすぐ行ってもちょうど山の陰に入って見られないと思い、小屋近くでご来光拝もうと待っていてもなかなか上がってこない！まだ日の出る方の尾根が高いので、待ちくたびれました。
山頂でご来光間に合ったんじゃ？と後悔しましたが、まだ暗いうちにあの岩場に突入するのは危険かな〜？
日頃のボルダリングの成果を発揮すべく岩に向かいます。恐怖から引っ込み思案になって、ずっと行けなかった岩場も、挑む勇気を幾らか養ってきたので、それが自信に繋がるのかな？
人が少なくて落ち着いて行けたのもよいタイミングではありました。
山頂で写真の通りの絶景を味わって、ピストンで下山なので、ここが折り返し地点かと思うと長くてゾッとしましたが、やはり下りはちょっと速い。
何度も登り返しがありへこたれつつも、無事下山しました。
心配していた膝も悪化せずにすみました。
また、山塩館で温泉を堪能し、大鹿村の手打ちそば食べて帰りました。
そういえば、このそば屋では大鹿村のテレビ録画、宿のケーブルテレビでは大鹿村ローカルチャンネルが、地元アピールが凄くて楽しかったです。小学校の水泳の模様とか放送してて、村民みんなが子供らの育ちを見守ってるのかなぁと微笑ましかった笑