大普賢岳
- GPS
- 08:47
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,591m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
サンダル
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
テントマット
シェラフ
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ポール
テント
|
感想
秋の特別山行(甲斐駒・仙丈岳)が天候不順で中止になったが、急遽一泊二日でT・Nさん提案の大普賢岳周回コースに決まった。当初のメンバーが全員参加なのも嬉しい。実は大普賢岳は初なので、楽しみな反面、事前情報は鎖場やはしごもあるタフなロングコース?!とのことで内心不安…。9日の昼に大阪出発、途中でこんにゃくを食べたりと寄り道をしつつ和佐又ヒュッテに到着したのが15時頃。オートキャンプエリアにテントを設営したものの4人用テントのグランドシート部分の劣化で地面の水を通す事がわかり、早速テントの廃棄が決まってしまった。これが当初予定の甲斐駒・仙丈岳のテント場だったらと思うと少し恐ろしい。その晩はたき火をしながら(薪火の名人T・Mさん指導のもと)、チゲ鍋・焼きそばを囲んで過ごした。
翌10日の朝5時起床、6時30分にテント場を出発。リーダーはNさん。朝方は寒かったものの、天気もすっかり回復しまさに登山日和。道も整備されており、ブナの原生林がとても美しい。が、次第に道も険しくなってきて、次々に現れる窟(いわや)が現れる。修験場らしい厳かな雰囲気と巨大な岩壁、そこから水滴が滴ってきたりと、予想以上に迫力があり面白い。日本岳のコルから更に梯子や鉄階段が連続してくるが、高度感はないので気をつけていけば怖くはない。大普賢岳の頂上には8時55分に到着。真っ青な空に鱗雲が美しく、周囲の山上が岳・稲村が岳など360度景色が見渡せる。今日はまだまだ先があるため、20分ほど休憩をして出発。水太覗きの絶壁から眺望を楽しんだ後は、日本岳・小普賢岳・大普賢岳などぽこぽことした可愛い山の連なりを時折眺めながら、急坂を梯子や鎖をたどりながら降りたり登ったり。名前も「薩摩コロゲ」「内侍オトシ」とすごい表現だ。Yさんが必至に急な梯子を下っているところをNさんが喜々として写真を撮っている。かと思うと森の中一面緑の苔生した平地の「稚児泊」など変化に富んでいる。かわいいキノコも時々現れて癒される。写真を撮ったり休息したりとゆっくり進んだためか七曜岳には11時20分頃到着と時間がかかってしまったが、おかげで楽しく歩けている。七曜岳から次の無双洞までは600mほど下るので、更に傾斜のきつい斜面の木の根や岩場や木の階段やらを連続して降りることになり、疲労がたまり始めた身体にはキビシイ。そのうち渓流の音が聞こえ始めると無双洞が近い。近寄ってみると水量の多い渓流が渦巻くように流れ落ちていき、迫力があるのと同時に爽やかで豪快な水音に気持ちがほっとする。が、気が抜けたのかその後足を滑らせかけて大きな岩を斜面に落としてしまい、下方には誰も通る場所でなかったから良かったものの、集中力が欠けているのを反省した。ここからは再び樹林帯を登っていくと、またまた鎖や鉄のアングルが取り付けられた岩場が登場。ここが私的には一番難関だったかも。秋の真っただ中なのに、初夏の原生林のような美しい緑の中を歩いていくと和佐又のコルに辿りつき、和佐又のキャンプ場に到着したのは、15時15分頃。9時間ほどかかったが、リーダーNさんがゆっくりといいペースで歩いてくれたので、最後までばてずに歩き通すことが出来た。本当に皆さまお疲れさまでした。Aさん、Kさんには車や道具を準備していただき、感謝です。皆さんのおかげで秋の山行を堪能することが出来ました。
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