横殴りの雨を耐えたご褒美はたくさんの雷鳥と絶景（常念山脈縦走)

2016年10月08日(土) 〜 2016年10月10日(月)

• GPS: 23:45
• 距離: 23.9km
• 登り: 2,616m
• 下り: 2,791m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:21

6:30 中房温泉
7:06 7:06 第１ベンチ
7:36 7:36 第２ベンチ
8:14 8:14 第３ベンチ
8:52 8:53 富士見ベンチ
9:30 9:51 合戦小屋
10:09 10:10 合戦山(合戦沢ノ頭)
11:04 11:30 燕山荘
11:59 12:02 蛙岩
12:35 12:37 大下りの頭
14:08 14:08 小林喜作レリーフ
14:16 14:16 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
14:21 14:21 大天荘まで500m
14:28 14:28 大天荘まで400m
14:34 14:34 大天荘まで300m
14:40 14:40 大天荘まで200m
14:46 14:46 大天荘まで100m
14:51 大天荘

2日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 0:50
• 合計: 9:45

6:50 大天荘
7:41 7:41 東天井岳
9:28 9:48 常念小屋
11:20 11:45 常念岳
14:07 14:09 2592ピーク
15:32 15:35 蝶槍
15:35 15:35 蝶ヶ岳三角点
15:35 15:35 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
16:35 蝶ヶ岳ヒュッテ

3日目

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:32
• 合計: 4:10

7:05 蝶ヶ岳ヒュッテ
7:09 7:23 蝶ヶ岳
9:35 9:45 まめうち平
10:24 10:26 ゴジラの木
10:56 11:02 三股登山口
11:15 ゴール地点

天候

1日目：小雨→横殴りの雨
2日目：横殴りの雨→晴れ
3日目：晴れ→曇りガッスガス

アクセス

利用交通機関：

バス

往復とも毎日アルペン号

その他周辺情報

四季の郷ほりでーゆ〜で入浴と食事をしました。広くてきれいなお風呂でした。

写真

10/8 6:27

中房温泉からスタート。
夜行バスで早朝に到着しました。小雨が降っています。

10/8 8:49

晴れたり雨が降ったり不安定な天気。この後段々悪くなっていきました。燕岳らしい登山道。

10/8 9:16

燕岳らしい登山道2

10/8 9:30

合戦小屋に到着。休憩用テントがあり、雨を、避けられてよかったです。レインウェアのズボンもはいて雨対策をして燕山荘に向かいます。

10/8 11:04

稜線に出るといきなりの暴風雨😱😱

10/8 11:04

燕岳方面はこんな感じ。じぇんじぇん見えましぇ〜ん。

10/8 11:05

tottokotoさんと山男さん再会。
燕山荘で休憩して、防寒対策をしました。、
大天井岳へ向かうか悩みます。時間はあるのでとにかく行ってみよう！となりました。
憧れの稜線へ〜(暴風雨ですが)

10/8 12:00

蛙岩に到着。ゲエロイワと読むそうです。確かにカエル🐸な感じはないね。ゲエロゲエロ♪

10/8 12:09

西側からの強風で体がよろける😱

10/8 12:13

ハイマツの中から雷鳥ちゃんが飛び出してきました。
t：うひゃほー！
(((o(*゜▽゜*)o)))

10/8 13:43

わぁ💕💕いっぱいいます。
t：うじゃうじゃ〜( *´艸｀)

10/8 13:48

普段ストックを使わないfちゃんも強風に耐えるために今日は使ってます。

10/8 14:16

分岐。来年あたりここから槍ヶ岳に行きたいね。ここから大天井岳への登りが辛かった〜風も強かった〜（；；）

10/8 14:21

10/8 14:28

このカウントダウンがとってもありがたかった…。

10/8 14:34

10/8 14:40

10/8 14:45

ビュオオオオオー！！

10/8 14:46

10/8 14:46

ビュオオオオオー！！

10/8 14:49

しんどいよおおお〜（；；）

10/8 14:51

大天荘に到着。

10/8 17:26

ホッとするねぇ。外は暴風雨。時々小屋が揺れるほどです。
t：とてもおいしかった〜(´▽｀*)いも煮汁をお代わりしたかったけど、お腹いっぱいでできなかった。

10/9 5:49

朝食。とろろご飯で食べやすかったです。

10/9 6:48

山荘の前のナナカマドの実がとっても鮮やかでした

10/9 6:56

昼から回復するという天気予報を信じて出発。暴風ビュオオオオオー！横殴りの雨が顔にバチバチバチバチ！痛たたたっ！ゴーグル欲しい…

10/9 7:05

ウォ！また雷鳥ちゃんがたくさん！この悪天候の中で、私達の心を本当に癒してくれました。この後もいて、「写真はもういいや」となりました。贅沢だねえ。

10/9 7:12

ひよこ岩。ペンギンかな？雷鳥でしょー

10/9 9:00

雨が止み、大きな山が見えて来て、横通し岳？常念岳？と思っていましたが、常念小屋が見えて来たので常念岳と判明。

10/9 9:48

常念岳に行くぞー！

10/9 9:48

おー！

10/9 10:06

どんどん登る。こりゃしんどいわ〜。

10/9 10:52

t：前回引き返したニセ山頂まで来ました。頂上はすぐそこなのに…。あの時は限界だったよね〜。

10/9 10:59

おおっ！槍様が見えてきた！半分…

10/9 11:07

で、遂にその姿を見せてくれました。

10/9 11:20

登頂〜★百名山ゲットだぜ〜！山頂狭っ！

10/9 11:20

これから行く道。長いー。

10/9 11:22

後から来た方に撮っていただきました。ありがとうございました。

10/9 11:27

穂高のガスも取れてきました。

10/9 11:29

ナント富士山まで！朝の暴風雨からは想像もできなかったことです。

10/9 12:11

少し降りて山頂を振り返る。槍や穂高から見るきれいなピラミダルな山容からは想像できなかったゴツゴツ山です。

10/9 12:13

蝶槍だね。

10/9 12:46

ガンガン下ります。

10/9 12:49

上から見てもとてもよくわかるマーキング。しかもたくさん…RFする暇もないほどたくさん。でも、ガッスガスの時はとても役に立つだろうね。

10/9 13:04

ここから登ったり下りたり…。

10/9 14:07

おー蝶槍だ。えーと、あの手前でどれだけ下らされるのかなー？

10/9 14:09

この「2592ピーク」の標識で、山と高原地図で自分が
ようやく今どこにいるのかわかりました。ちょっとわかりにくかったです。かなり疲れも出てきました。

10/9 14:22

池が有るから、コルかな？

10/9 14:26

この辺りは水たまりが多くて…、よこらせっと。ドボン！ぎゃっ！

10/9 14:46

蝶槍に向かって登り返します。

10/9 15:11

おおおおー。樹林帯を抜けると絶景がああ！

10/9 15:11

こりゃええわ〜❤

10/9 15:24

もう少しで蝶槍

10/9 15:25

t：へろへろでっす

10/9 15:29

巻道は無いんかい。巻道は？！などと思ってしまう疲れ果てた自分。

10/9 15:32

遂に蝶槍到着〜(ノД`)・゜・。

10/9 15:35

いいねえ〜

10/9 15:43

いや〜大天井岳から歩いたね〜。（まだあるけど）

10/9 16:01

ブロッケン登場

10/9 16:19

瞑想の丘が見えてきた。あと少し…

10/9 16:19

いい天気。風は強く吹いていますが晴れていて気持ちいい。

10/9 16:30

またブロッケン。しかも特大！

10/9 17:37

ピンボケですが、夕焼け。あまり焼けませんでした。

10/9 17:38

槍穂のシルエット

10/9 18:04

この日のお宿は蝶ヶ岳ヒュッテ

10/10 5:50

ご来光（久し振りにきれいなご来光を見ることができて嬉しい）

10/10 5:50

穂高のモルゲンロート。涸沢でも歓声が上がっているかな？

10/10 5:51

この日の朝は昨日までと打って変わってとても寒く、霜柱も生えていました。毛糸の帽子とダウン上下にレインウェアを着て正解。

10/10 5:52

10/10 5:56

雲の動きがダイナミック

10/10 6:04

10/10 7:09

乗鞍方面もきれいに見えてます

10/10 7:10

名残惜しいけれど、下山開始します

10/10 7:10

10/10 7:11

今日も富士山と南アルプスが見えてます

10/10 7:12

寒いので手袋をして下山します。

10/10 7:23

三股に下山します。あれ？三俣？

10/10 7:26

こちらに下山すると、いきなり槍穂とはさようなら。槍様、また来るね〜(;_;)/~

10/10 7:46

下山開始してすぐに「最終ベンチ」。ここまでにベンチはいくつ有るのかな？

10/10 8:37

結構大変な下山道です

10/10 8:52

10/10 8:53

このコースは常念岳が結構見えるのね。雲海の下に入ってしまうとガッスガス。ガスの中登ってくる方に「上は天気いいですよ」とつい言いたくなります。

10/10 9:01

ある所から下は立派な階段が整備されていました

10/10 9:34

山頂からまめうち平まで1:40のはずなのに、2:10も掛かりました。途中、倒木がたくさん有ったので、下の方に引っ越したかな？そんなに歩くのは遅くなかったはずなので…。で、結局ベンチはここと先ほどの「最終ベンチ」だけ。二つしかないのに「最後ベンチ」とは…？

10/10 9:48

今年の紅葉はだめで、あまり色付かないまま落葉したようですが、雰囲気のあるところも少し有りました。

10/10 10:04

三股へ2.0Kぜよ！って。

10/10 10:25

「ゴジラみたいな木」と初対面。会いたかったよ〜。蝶ヶ岳ヒュッテでは「ごじさん」とか命名していました。

10/10 10:34

10/10 10:44

吊り橋

10/10 10:54

紅葉

10/10 10:56

登山口に到着〜。お疲れ様でした。タクシーの予約時間より15分早く着きましたが、先に到着して待っていてくれました。

10/10 15:47

途中のSAにて。桔梗屋が信玄餅関連商品を拡大していました。信玄餅ロール。プリンも食べたいのに4個でしか売ってない。桔梗屋様、1個で売ってください！

10/10 15:47

信玄餅風味キャラメル。信玄餅アイスはプレミアムより普通の方が好きです。

10/11 8:56

信玄餅かりんとうまんじゅうと信玄餅パン。かりんとうまんじゅうはおいしいけどカリッとはしてません。パンは揚げパンですが、ちょっと固い感じ。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ5 パナソニック

iPhone 6 Apple

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 レインハット 予備靴ひも ザックカバー 行動食 非常食 ゲイター 着替え 靴 ザック 昼ご飯 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 熊ベル 　ヤマレコバッチ 　ゲーター 　温泉セット

感想

とっとこと

燕岳から見える美しい稜線を、槍様を見ながらずーっと歩いて行きたい！と思って以前チャレンジしたときは足をくじいて常念岳手前で無念の下山。なので、今回はリベンジでした。ところが天気予報はとっても悪く、実際に燕山荘に到着したらすごい風！寒い〜(T_T)　これじゃあ槍様見ながらの稜線歩きもできないし、なにより危険だし…。と心が折れました。今日は燕山荘泊にして、明日は常念小屋泊で常念岳に登って一ノ沢に下るか…。と考えました。山は逃げないし。
でも、同行のfちゃんは全然心が折れてなくて、暴風の中、半袖になって着替えてるし。「止めるにしても、ここで止めるんじゃなくて、少し行ってみて、ダメなら止めよう」と提案してきたので、確かに、行ってもみないで止めるのはもったいないかもしれないと思い直し、服を重ね着して燕山荘を出発しました。すると、風は強く吹くところも有るけれど、全く無風な所もあり、これなら行ける。と思いました。風は西風で山側に吹くので、安心感が有りました。
それから、この天気が幸い（？）して、たくさんの雷鳥に出会えました。ハイマツの中に隠れているのか、私達が歩いて行くと出てくる、という感じ。しかも一度に6羽とか、とっても幸せでした。
今回は久々にザックや靴の中まで濡れてしまう雨。雨具とザックの上から羽織れるポンチョのようなものを探してみようかと思っています。シューズカバーみたいなものは無いですかねえ？

fujifumi

2013年に初めて登った北アルプスが燕岳。その時いつか常念岳へ縦走したいと思っていました。今回念願だった稜線を歩くことができとても幸せ。前半は暴風雨でしたが、雷鳥に会えたし、2日目の午後からは晴れ☀美しい景色を満喫できました。行く前にtottokotoさんから、防寒の準備をするよう言ってもらい助かりました。ただし、雨だと毛糸の手袋では濡れてしまうので防水手袋を待って行くべきでした。