紅葉の谷川馬蹄形(西黒尾根から時計回り)
- GPS
- 13:43
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,788m
- 下り
- 2,784m
コースタイム
- 山行
- 12:16
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 13:26
天候 | 一日中晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上の道標は整備されているので天気がよければ迷うようなところはないと思いますが、霧や雨で見通しが悪いと迷う場所があるかもしれません。 また、登りの西黒尾根、白毛門からの下りは鎖場や滑りやすい岩場があるので十分に注意が必要です。 この時期はもう日陰の稜線は凍っている場所もありました。 谷川岳から一ノ倉岳への稜線も群馬県側は切れ落ちているので踏み外すと危ない箇所あります。 右回りの馬蹄形縦走コースは清水峠を過ぎるとエスケープルートありませんので、日帰りの場合は蓬峠または清水峠で見極めが必要です。 |
写真
感想
今年の夏の初めに歩いた花の谷川馬蹄形、次は紅葉の季節に歩きたいと思っていたので、1年前に北岳に登ったまきさんと、今年2回目の馬蹄形を時計回りで歩いてきました。
たぶんこの秋一番の晴天とコンディションに恵まれて、最高の山歩きでした。
今回のお目当ては、西黒尾根から見る日の出とモルゲン谷川岳、そして紅葉の稜線歩き。
睡眠時間2時間でAM1時に車で出発し、3時半頃に白毛門登山口駐車場へ到着。腹ごしらえをして身支度を整えて満天の星空の下、ヘッデン点けて3時55分スタート。
麓の気温は4℃くらいなので、最初は薄手のフリースとソフトシェルを着て歩き始めるが、西黒尾根の急登ではさすがに汗をかいた。
森林限界を越えるころに東の空はブルーアワーを迎え、予定どおりにラクダの背を越えたあたりでご来光を拝み、モルゲンロートで赤く染まる猫耳の谷川マチガ沢の岩壁を見ることができた。このすばらしい景色が見られるのはナイトハイクで登ったご褒美です。
トマの耳もまだ人は少なくて360度の絶景、先は長いのですぐに歩き始めるが、国境稜線を歩きながらの景色は最高で写真撮りまくり。でも陽の当たらない登山道は霜がおりて凍っていて群馬側はすっぱりと切れ落ちているので要注意。
一ノ倉岳から先は、それまでの岩尾根とは打って変わって美しい笹の稜線にどこまでも続くトレイル、このコースのハイライトです。夏は登山道に生い茂っていた笹が刈り払われていて歩きやすくなっていた。蓬峠への到着目標を10時と決めていたが、ほぼオンスケジュールで到着できたので予定どおりに先へ進む。
名前と違ってぜんぜん小屋のない七ツ小屋山を越えて辿りついた清水峠ではカップラーメンを食べて大休止。
ここから朝日岳へは標高差500mの長い登りで後半の核心部、脚も疲れてキツイ登りだがこの付近は紅葉真っ盛りで、景色に癒されて頑張った。
朝日岳から笠ヶ岳へのアップダウンもなかなかキツイ。笠ヶ岳から白毛門への稜線は太陽に照らされた紅葉がキレイで疲れを忘れさせてくれた。
白毛門からは紅葉に輝く尾根の向こうに逆光の谷川岳のシルエットが眼前に広がり、ここまで歩いてきた馬蹄形縦走路が一望できて、最後の見納め。
後は白毛門からの標高差1000mの長い長い下り。岩場、鎖場、木の根の茂った急な斜面が続くので、疲れた脚には堪えるけど最後まで気の抜けない下りです。そして日が落ちて少し暗くなり始めたころにようやくスタート地点の白毛門登山口の駐車場へ戻ることができました。一日でたどるには長すぎるトレイルですが、やり遂げた感はひとしおです。
今度は残雪の馬蹄形を歩こう。
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