籾糠山 −桂香る森と紅葉の湿原−

2016年10月16日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.3km
• 登り: 615m
• 下り: 599m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 1:10
• 合計: 5:10

7:20 天生峠
7:50 7:50 天生湿原
8:00 8:00 カラ谷分岐
8:40 8:40 木平湿原
9:00 9:20 木平分岐
9:40 9:40 籾糠分岐
10:00 10:40 籾糠山
10:50 10:50 籾糠分岐
11:00 11:00 木平分岐
11:30 11:30 カツラ門
11:40 11:40 カラ谷分岐
11:50 12:00 天生湿原
12:20 12:20 天生峠
12:30 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東海北陸道白川郷ICから天生峠へ車で約20分。休日は車・バイク共に通行量多め。
道路には落石や枝が落ちているので注意。

コース状況／危険箇所等

入山に保全協力金として1人500円。登山ポストもあります。
登山道は細かく整備されているので危険個所はありません。

その他周辺情報

国道156号線を荘川方面に向かい「しらみずの湯」を利用。大人600円です。

写真

10/16 7:09

朝7時に天生峠駐車場に到着。まだ10台も車は停まっていません。

10/16 7:08

駐車場周囲の木々。紅葉が始まっています。

10/16 7:16

登山口で靴を洗浄します。

10/16 7:19

登山口の情報によると9月初めに山頂付近で熊の目撃情報があったそうです。

10/16 7:33

歩き出してすぐに北アルプスが見えました。左下には雲海も。

10/16 7:33

とりあえず槍アップ。

10/16 7:35

何ヵ所か熊予防の為の人力サウンドシステムが設置してあります。

10/16 7:40

頭上も紅葉

10/16 7:44

天生湿原入り口に前回は無かった電気柵が設置してありました。

10/16 7:47

天生湿原は一方通行です。周回は下山時にします。

10/16 7:48

天生湿原は霜が降りていました。初夏とは違う世界。

10/16 7:49

good!

10/16 7:55

湿原の出口も囲われています。扉は手動で開閉できます。

10/16 8:00

カラ谷分岐で木平湿原を選択。この辺りでカツラの香りがします。

10/16 8:39

木平湿原。尾根の上に湿原があるのは不思議な感じがします。

10/16 8:41

こじんまりしていますが静かです。

10/16 8:44

周囲にはダケカンバの大木。

10/16 8:52

尾根上なので景色が良いです。左が目指す山頂。

10/16 9:01

一旦下って木平分岐。こういったポイントではテントのトイレブースが設置してあります。

10/16 11:00

木平分岐から籾糠分岐までは急登。短いですが。

10/16 10:01

山頂に到着。標識は熊にかじられたらしい。

10/16 10:01

前回雲の中だった北アルプスがばっちり。

10/16 10:00

御嶽山。噴煙も確認できます。

10/16 10:00

乗鞍岳。

10/16 10:02

眼下の錦秋。

10/16 11:05

下りはカラ谷登山道を選択。きれいな沢沿いの道です。

10/16 11:25

カツラ門。この周辺も甘い香りが漂っています。

10/16 11:32

10/16 11:35

石に付いた苔がボールみたい。

10/16 11:41

キノコも多かったです。

10/16 11:55

天生湿原に戻ってきました。木道を周回します。

10/16 11:53

紅いカエデとナナカマド。

10/16 11:54

この周辺が一番赤が鮮やかでした。

10/16 12:06

晴れの紅葉の美しさ。

10/16 12:25

下山すると駐車場は9割がた埋まっていました。

10/16 12:40

地元の特産物などを販売するテントも。飛騨牛まん買い食い不可避。

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

感想

catscream

6月に初めて籾蔵山に登って新緑が素晴らしかったので、今回は紅葉目当てに訪れました。
天気は快晴、天生峠駐車場周囲の木々も色づいていて大いに期待。
天生湿原周辺は初夏の緑一色に染まった時とは随分印象が変わっていましたが、自然の素晴らしさは不変。湿原は電気柵で保護されていて環境保全の大変さにも思いをはせます。
カラ谷分岐から前回訪れていない木平湿原コースを選択。湿原自体は小さめですが尾根上なので景色が良く、陽に照らされたブナの紅葉やダケカンバの大木が目を楽しませてくれます。他のルートよりCT的には30分ほど長いですがその分静かで歩きごたえもありました。
山頂からは東の方角の眺望が開けていて、前回雲の中だった北アルプスがしっかりと見えました。残念ながら山頂スペースは狭いので、到着時は空いていましたがこの後の混雑を見越して籾糠分岐近くまで下って昼食。設置されたベンチやトイレスペース、間伐材を埋めて整備された登山道など、有料入山も納得です。
駐車場まで戻ると特設テントで地元の特産品やなめこ汁（300円）やうどん（400円）が販売されていました。山歩き直後の体では抗えず、飛騨牛まん（500円）を買い食いw
結局、今年は9月の高温長雨日照不足の影響で山の紅葉は色づきがあまりよくないみたいですが、それでも時折カエデやナナカマドが綺麗な赤を快晴の日光に輝かせ、また籾糠山のシンボル的な桂の巨木がこの時期独特の甘い香りを漂わせていて、充実の秋の山歩きでした。

コメント

アンディー(ちび)

目と鼻と舌で味わう秋の山♪
おはようございますニャ（＝＾ω＾＝）
快晴の日曜日に飛騨の山の秋を満喫されたようで なによりです
きれいな紅葉、香る桂の木、〆は飛騨牛まん
飛騨牛おいしいですからね〜即、降参ですよね

埼玉県民にはあまりなじみのない名前のお山…有名な白川郷の近くなのですね
槍・穂、乗鞍の展望 素晴らしく御岳の煙も見え…
ただし、熊さんの痕跡が濃い 特に、写真＃21、衝撃

ともあれ、今回のレコも楽しく拝読いたしました

catscream

Re: 目と鼻と舌で味わう秋の山♪
こんにちニャです(=･ω･=)
コメントありがとうございます

籾糠山は岐阜県民でも山歩きが好きな人以外は知名度が低いと思います。実際行ってみると岐阜県の宝とでも言うべき素晴らしい自然環境なんです
世界遺産白川郷も近いですね。もっともこの週末はお祭りなどと重なって道路はとても混雑していましたが
標識に塗ってある塗料の匂いが熊には気になるらしく、数か所の標識はどれも無残な姿でした