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Yamareco

記録ID: 995630
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ハイキング
北海道

カムイエクウチカウシ山

2016年07月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
13:40
距離
32.2km
登り
1,671m
下り
1,662m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:54
休憩
0:43
合計
13:37
5:57
6:04
93
7:37
7:38
80
8:58
9:00
64
11:16
11:17
49
12:06
12:06
70
13:16
13:17
179
16:21
16:23
11
16:34
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山頂の標識
2016年07月16日 10:15撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1
7/16 10:15
山頂の標識

装備

個人装備
長袖Tシャツ 靴下 手袋 冬用帽子 防寒着 着替え 一般登山靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 地図(地形図) ヘッドライト 計画書 筆記用具 常備薬 時計 ストック カメラ2台 ヘルメット 携帯電話&iPhone バッテリー 徒渉靴 徒渉靴用靴下 タオル

感想

「コースデータ」
アタック日:2016/7/16
天候 :曇り・晴れ
気温 :11度〜22度位
アタック場所:カムイエクウチカウシ山
標高 :1979m
ルート :十六の沢コース
駐車場:幌尻覆道ゲート前P
出発時間: AM3:00
所要時間: 13:30
到着時間: PM16:30
歩いた距離:32.7Km
標高差登り 1687m
標高差下り 1667m
歩数 57000 (平成の伊能忠敬万歩計の数字)

 カムイエクウチカウシ山はかねてから憧れの山であった。地図やヤマレコ等を見る度なんとか日帰り登山出来ないかを研究していた。 

 計画ルートは十六の沢コース。 前日札内ヒュッテ前駐車場で車中泊、翌朝AM2:00起床、しっかり朝食を摂り、

 AM3:00単独スタート(今回は何故か心細かった)、周りはまだ暗くヘッデンを点けて歩行開始。最初の1Kmは舗装だがその後は砂利道、同行カメラマンなどしゃべる相手はいない、テンポの良い歌を口ずさみながら進む。空はAM3:30頃から白んできた。帰りに自分を元気づけようと 1Kmごとにマイルストーンを並べながら歩いた。
 
 途中いきなり自転車の人に(おはよーございます)追い越される。突然だったのでびっくりした。7.5Kmほど歩いて広河原に到着。自転車数台が置いてあった。

 迷わず徒渉靴に履き替え方角を確認し川を渡る。この時の水嵩はふくらはぎのあたりまでで、冷たくもなかった。途中若者と合流し同行させてもらうことになった。このコースは今まで経験した山(幌尻岳等)とは少し勝手が違う。 ずっと平で幅広〜い河を何度か渡る。八ノ沢出合いまでの標高差は100m位の登り、 河を渡る都度ピンクのマーカーや踏跡をキョロキョロ見つける必要があるが、一人より二人で探すとやっぱ速い、要領がつかめ立ち止まらずどんどん前に進めるようになってきた。不得手な藪漕ぎもあった。 

 AM6:00 駐車場を出発してから約3時間で八ノ沢出合いに到着、テントは10張ほど設営されていた。テント場にいた方に聞くと徒渉靴で登ってる方もいるとのことなので、小生は履き替え時間を惜しんで徒渉靴のまま行くこととした。一般登山靴はテント場にデポし休まず進む。カールまでは脇を川が流れていて、飲水には困らないと感じた。 ただ初めての人はどこで一般靴と交換したら良いかの判断は難しいと感じた。 
 
 mont-bellの徒渉靴は小石や砂など潜り込まず、ま いい感じであった。途中誤ってルートを外れ別な急沢を登ってしまった。横に進めば隣の登山道と合流できると思ったが、沢はブッシュが生い茂っておりリカバリは容易ではなかった。ここで10分ほど時間と体力をロス、いつの間にか後方を歩いてきた若者の後ろに出てしまい笑われてしまった。 足元ばかり見ていては行けないと痛感した。(またやってしまった。)GPSデータにも現れていると思います。

 AM9:00カール到着、カールまでの登りはこの歳ではきつかった。カールを歩き始めたら身体は楽になってきた。もし一般靴に履き替えるなら、このカールか手前の沢の流れが無くなった辺が交換場所かな〜?と思った。 

 前方を数パーティーが登って行くのが見える。尾根まで登ると今度はハイマツ帯の厳しい洗礼を受ける。ハイマツ帯は山頂近くまで続く、身体が押し返されてとても歩きにくい、また途中から尾根の片側がすっぱり切れ落ちていて風の強い日などはチョット危険だなと感じた。
 
 AM10:04山頂到着、出発から7時間は切れなかったがやっと山頂に着いた。少し雲があり最高の眺望とは行かなかったが、山頂を極めた安堵感でいっぱいであった。 山頂には30分ほど滞在し一緒に登ってきた若者と握手を交わし、ヘルメットを装着し下山開始、カールから八ノ沢出合いまでは疲れも出てきて少し時間がかかった。

 PM13:16 やっと八ノ沢出合いまで戻りここで今日日帰りの決意をあらたにした。下りは滑って3度ほど尻もちを着いた。徒渉靴は踏ん張りが効かずぬかるんだ下り等は滑る。またずっと履き続けていると足がふやけてしまい。長時間の装着はどうだろう。今回はヤマレコでどなたか紹介していたネオプレーン製の靴下を履いたがかなり効果的だった。全く冷たくなく不安は感じなかった。

 また徒渉開始直後はズボンの裾を膝上までまくり上げゴムバンドで膝の当たりを止めたりしていたが、最後は面倒になりそのまま川を渡った。幸い水位もヒザ下だったのでズボンの裾も川の流れで都度洗濯でき歩いていると直ぐ乾いた。(繊維にもよるかも)

 広河原到着ここで一般登山靴に履き変える。 足はふやけて真っ白くなっていた。日もさしていたので乾かしながら少し休憩、さていよいよ最後の林道だ。 来る時並べてきたマイルストーンを探しながら歩く。 スピードはかなり落ち一人でトボトボ歩き、
 
 PM16:30頃駐車場到着、(最後のトンネルは日中でもライト必要)
 北海道の山旅で何度かお会いした方々が明日カムイエクウチカウシ山を登るため駐車場で待機していて、わざわざ車から降りてきたのでコースの情報交換を行い、お互いの健闘と無事を祈った。 足が棒のようになり少し痛いので直ぐ温泉に向かった。 夜はサッポロクラッシクをしこたま飲んだ。
 
 翌日気づいたのだが、左側のふくらはぎが腫れていて痛い、多分藪漕ぎの際ダニに刺されたと思われる。四日ほど腫れが引かなかった。 北海道では計3回あった。
普段からの運動不足がたたり翌々日も身体はだるかった。

(日帰りについてまとめ)
・リュックは軽量化を図った。 
・天候が安定している日を選んだ。
・週末を選んだ。(週末は登る人が多く少し安心できるかな〜)挨拶や
 会話ができるのは励みになる。
・この日に合わせ体力トレーニングを重ねた(前日以外 毎日北海道の
 山々を登りながら照準をあわせた)
・前々日から 酒は飲まなかった。(辛かった)
・元気づけてくれる若者と出会い山頂まで一緒だった。 これが一番大
 きかった。ありがとう感謝・感謝!!!

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