記録ID: 1561006
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ハイキング
中央アルプス
風越山(木曽) 駅から周回、思わぬ徒渉が
2018年08月18日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:27
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,098m
- 下り
- 1,086m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
敬神への下山道は、問題が多く、現状では利用しない方がいい。 踏み跡は薄く、マーキングのテープ頼りだが、最後の数百メートルはブッシュに覆われた道らしきところを強行突破して河原に。滑川は徒渉を強いられた。さらに、そこから木曽駒登山口への道路に上がるのに苦労した。道路脇に風越山登山口の立派な道標が見えるが、法面高く上がれず、道に沿って藪漕ぎし、どうにか這い上がった。 |
その他周辺情報 | 夕方、上松の駅前は居酒屋一軒、地元のスモールマーケットのみ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
上松は、亡き母が戦前唯一登った高山、木曽駒ケ岳の登山口。今回は、ここから歩いての登山。吉野集落を抜け、木曽古道をたどって、登山口に。色々な花に出会えるカヤトは、なんだか今でも名残が感じられます。木曽馬は盛んに農耕馬として重宝されたから、採草地の山だったのだろう。山頂展望点からは、木曽駒、宝剣の大きさを実感した山旅であった。
それにしても、山頂付近の不用心な道標は、考えものである。
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コメント
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ヤマレコの地形図で「みんなの足跡」を確認すると結構踏まれていますね。
「風越山 敬神」で検索するとヒットしますよ。
途中まででやめたのは以下、2018年08月09日(木) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1549584.html
これも興味深い
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-75976.html
「風越山 上松」で検索すると以下もあった
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1215353.html
以下によれば
江戸時代には、当時の山麓の様子が木曽八景に数えられました。草原を夏の風が吹き渡り、爽やかにそよぐ美しさを伝えたといわれます。しかし近代化とともに酪農家も減り、里山の需要がなくなってくると、木曽八景の美しさも失われていきます。かつて夏の風にそよいだ草原は雑木に覆われ、カヤの平の名残は山頂付近にわずかに残るのみとなりました。
昭和40年代までは、美しい草原が広がっていた風越山。その美しさを少しでも取り戻そうと、住民有志の活動が実施されたこともあります。上松町も過疎・高齢化の波の中、景観と観光資源の保全も課題の一つと言えます。
http://www.avis.ne.jp/~hinoki/04tozan.html
先人の築いた山道がいたるところで維持されなくなってきたのは寂しい気もします。
的確に調べてくれて、ありがとうございます。山行記録のID1215353を見ると、ほぼ今回の下山コースが確認できます。あの道路脇の妙な道標も同じ。帰路靴のまま滑川を徒渉というのも同じ判断なのかと思います。
吉野集落は、歴史が古いようです❗興味が持たれました。写真に「風越青嵐の里」の碑を載せておきました。
最近、共有地がなくなり馬の飼育も大変なようです。
以下で納得しました。
この山は、吉野という集落の共有地で、木曽馬のための、草かっぱ(草刈り場)、採草地でした。
風越山が採草地だった里山の原風景
https://kisouma26.exblog.jp/21815375/
またまた、調べていただきありがとうございます。
その後私も調べてみましたが、井領 邦弘さんが「上松町吉野の歴史」として「木曽吉野小史」という冊子をご自身のHPにのせておられるものが、実に秀逸です。http://kuiryo.webcrow.jp/kyoudo/yosino/index.html
特に第2章の「中世以降の歴史に見る木曽と吉野」の中の「木曽古道」の部分や第3章の「追憶の吉野(昭和10年〜昭和20年頃)」の馬や風越山の記事などが、今回の山行に直接関連するものです。そのほか、「夜明け前の木曽」など興味が尽きません。
私たちも山に登るときに、その山の歴史、文化、暮らしなどに親しみながら登ると一層山登りの奥行きが広がるように感じました。
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