そ〜いった「殺し文句」を見るたびに色々と考えてしまいます

学生時代に色々な飲食店でバイトをしたんですが、何故か「発注」とか「伝票整理」とかの「事務作業」をメインにやることが多かったです。
慣れてくると、「イールドの管理」(例:1Lの醤油で5人分作れるところ7人前作れたとか。収率とも言う)、「レイバー管理(人件費率)」や「前年同月の売上管理」とかをやらせてもらったんですが、
「何でバイトの私がオーナ婦人(女将ともいう)とこんな事をやっているんだろ?」
と、よく思ってました

色々なオーナーさんを見てきた限り、「FLコスト比率」に細心の注意を払っていたのが印象的でした。
Fはフード(材料費)、Lはレイバー(人件費)の事なんですが、お店の利益に直結する部分なんで、経営者にとっては大事な指標の1つなので、やたらこだわる部分でもありました。
「アイツ、私用の物を買ったのに経費で落としていたよな〜・・・税務署へチクってやる!!」
と、数字を間違え怒られた時に思った事も有ったような無かったような・・・

勿論、コアな部分の情報を扱うことはありませんでしたが、それでもエエ経験をしたな〜って今でも思っております

ちょうど就職氷河期で大変な時期だったんですが、
「仕事が見つからなかったら、うちの店長候補で入りなよ〜!」
と、声を掛けてくれたオーナーさんがいて、あの時は本当に有り難かったです。
就職活動に失敗し、お店のお世話になっていたら、かなり違う人生になっていたと思います!
今頃どこかで店長をやっていたか、
「いやいや、男なら一国一城の主でしょ

てな感じで独立し、「農民」とか「デブ貴族」、「苦苦」、「黒木屋」、「銀の蔵」等のお店をオープンさせていたかも知れません(笑)
何かに似ているし中国で流行りそうな名前が多いですが、「コバンザメ商法」が一番手っ取り早いのは長年の知恵である事は間違いございません

そんな感じで、現在の仕事も「経理」なもので、「原価」とか「利益」などを見聞きすすと、ついつい反応してしまうんですが、先日こんなのが載っていてニヤニヤしてしまいました!
<参考HP イカクサイ屋台の原価の話>
http://news.infoseek.co.jp/article/trivianews_4872873/
簡単に書くと、お祭りに並ぶ屋台のイカ焼きは、イカ臭い割りにボッタクリの値段で売っているかもしれませんよ!ってな話です。
「イカ臭い」ってどんな匂いなんだろう〜と、分かっているのについつい書いてしまうんですが、ま〜物の値段は「需要と供給」に影響しますし、そのば雰囲気も大いにありますよね!
山小屋で売っているビールの値段も、下界で買えば250円前後なのに、平気で800円や1,000円とかで売ってますしね!
高いと思うか安いと思うかは、やっぱりその時のシチュエーションに依存しますよね!
「見切り品」が大好きな私ですが、好みのオネーさんが売り場の近くでウロウロしていると、ついつい高いのを買ってしまう心理と一緒なんかも知れませんよね(?)
何かが起こるかも知れないシチュエーションの時に、安っぽい「素のオジサン」の姿を見せる訳にはいきませんからね〜〜
で、このイカ臭い話には続きがあるんですが、長くなってしまったので続きは次回とさせて頂きます。
ムダに引っ張ってしまって申し訳ございませんm(_ _)m
勿論、オチはありませんので、ご了承ください。
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