加入道山〜畦ヶ丸〜菰釣山(避難小屋泊)〜 高指山〜三国山〜大洞山〜篭坂峠

2016年12月28日(水) 〜 2016年12月29日(木)

• GPS: 19:12
• 距離: 37.4km
• 登り: 2,926m
• 下り: 2,568m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:42
• 合計: 9:02

8:20 スタート地点
8:43 8:46 加入道山 室久保川登山口
10:43 10:49 加入道避難小屋
10:51 10:52 加入道山
11:10 11:24 白石峠(お茶煮のコシッパ)
11:40 11:41 水晶沢ノ頭(堀通シ)
11:50 11:50 ナメクラ沢ノ頭
12:20 12:21 シャガクチ丸(蛇ヶ口丸)
12:36 12:37 バン木ノ頭
13:05 13:12 モロクボ沢ノ頭
13:33 13:39 畦ヶ丸避難小屋
13:37 13:37 畦ヶ丸
14:01 14:05 モロクボ沢ノ頭
14:49 15:02 大界木山
15:23 15:23 城ヶ尾峠(サガセ峠)
15:27 15:28 城ヶ尾山(桃ノ木ゾーリ)
15:59 15:59 中ノ丸(中丸)
16:21 16:21 ブナ沢ノ頭(カモオキ沢ノ頭)
16:30 17:14 ブナ沢乗越（水場往復）
17:20 菰釣避難小屋

2日目

• 山行: 8:51
• 休憩: 1:19
• 合計: 10:10

7:36 菰釣避難小屋
8:03 8:10 菰釣山
8:32 8:33 ブナノ丸
8:58 9:09 油沢ノ頭(西沢山)
9:35 9:35 樅ノ木沢の頭(モチハギ丸・鳥屋山)
9:50 9:50 西沢ノ頭(西尾根丸)
10:13 10:23 石保土山(西ノ丸)
10:43 10:44 水ノ木分岐
10:52 10:52 大棚ノ頭(山神峰)
11:32 11:33 富士岬平(パラジマノ頭)
11:52 12:22 高指山
12:48 12:50 切通峠
13:47 13:57 鉄砲木ノ頭（明神山）
14:12 14:12 三国峠
14:40 14:40 三国山
14:54 14:54 ヅナ峠
15:51 15:53 大洞山（角取山）
16:31 16:31 アザミ平
17:04 17:04 籠坂峠・三国山ハイキングコース入口
17:12 17:13 篭坂峠バス停
17:42 17:45 山中湖・旭日丘
17:46 ゴール地点

スタート地点は道志中学校BSです。1個手前の和出村の方が登山口に近かったです。
水場は標高1020m付近で分岐（標高1160m位）から下り13分。登り20分位でした。水場往復の時間は休憩として扱われてます。

天候

28日　晴れ　風弱い。登山口マイナス2度、尾根は日中マイナス4度〜0度位
29日　晴れ時々曇り、夕方まで強風（10m）。朝、避難小屋（外）マイナス5度。
尾根は日中マイナス2度〜0度位。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

旭ヶ丘、バス停一段下の森の駅に駐車（無料）。

富士急山梨バス株式会社　本社営業所TEL： 0555-72-6877
富士山駅〜忍野八海〜山中湖〜平野〜道志
http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/3/

道志の湯
http://www.doshinoyu.jp/
年末年始休館　平成28年12月27日〜平成29年1月1日
休館日　毎週火曜日（平成29年1月3日は営業します）
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山中湖温泉 紅富士の湯
http://www.benifuji.co.jp/
営業時間 10：00〜21：00まで（最終受付は20：30）
※12月〜2月（土・日・祝日のみ）6：00から営業
定 休 日 毎週火曜日（祝日・GW・7月〜9月・年末年始は休まず営業）
入 館 料 大人800円　学生600円　小学生300円　小学生未満無料
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山中湖温泉　石割の湯
http://www.ishiwarinoyu.jp/
〒401-0502　山梨県南都留郡山中湖村平野1450
TEL [phone]　FAX [phone]
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山中湖観光協会 公式ホームページ　0555-62-3100
http://www.yamanakako.gr.jp/

コース状況／危険箇所等

水場はブナ沢乗越（菰釣山避難小屋手前）から13分位下の沢。
積雪は加入道山や三国山で2センチ、大洞山で3〜5センチ程度。他は全くないか、北斜面に薄らある程度。

加入道山の尾根に上がる手前のトラバースが数メートルほど、路肩が崩れやすく、積雪で滑りやすいところがありました。

全体的には、道標も多く、歩きやすいハイキングコースでした。

写真

12/28 7:24

旭ヶ丘。バス停一段下の森の駅に駐車（無料）。

12/28 8:20

和出村バス停の一つ先の道志中学校で降りる。和出村のほうが近かったです。

12/28 8:36

道志の湯。既に年末休業に入ってました。

12/28 8:42

登山口。この少し手前に、他府県ナンバーの車が留めてありました。

12/28 8:49

次の画像の分岐で道を間違える。数分歩き、この朽ちた橋で違うと確信し戻る。

12/28 8:52

分岐を間違えた場所に戻る。他府県ナンバーの後続者がスマホで確認していたので左（彼がいる道）は違うよ、たぶん右だよと伝える。真ん中はたぶん、右と合流すると予想しました。

12/28 9:25

30分ほど、後続者と話しながら歩いたが、このあたりで先に行ってもらう。

12/28 9:44

振り返ると富士山。

12/28 10:19

雪が薄らでてきました。

12/28 10:27

ここが路肩が少し崩れやすいところ。前の画像から8分先です。

12/28 10:31

尾根に出ました。

12/28 10:39

加入道山方面。

12/28 10:43

加入道山に着きました。先ほどの先行者さんが居て、大室山に向かわれました。

12/28 10:44

南アルプス。

12/28 10:45

富士山も木の間越しに見えました。

12/28 10:46

加入道山は数年前（レコ有り）の3月に来ました。その時は30センチの残雪があり、用木沢から大室山と絡めて周回。

12/28 11:12

今日のランチ。場所忘れた！

12/28 11:24

白石峠。

12/28 11:31

左が蛭ヶ岳、で右が桧洞丸かな？

12/28 11:31

前の画像アップ。積雪してます。ここから見えるのは西面なので、より白く見えました。

12/28 11:40

水晶沢ノ頭(堀通シ)。

12/28 11:43

12/28 13:16

モロクボ沢ノ頭

12/28 13:36

畦ヶ丸

12/28 13:36

畦ヶ丸

12/28 13:40

畦ヶ丸避難小屋

12/28 13:40

畦ヶ丸避難小屋

12/28 13:41

畦ヶ丸避難小屋

12/28 13:41

畦ヶ丸避難小屋

12/28 13:53

左、御正体山。

12/28 13:54

白根三山、中央が間ノ岳。

12/28 13:57

プチ痩せおね

12/28 14:01

スミマセンどこか忘れました。

12/28 14:15

また痩せ尾根だ。なんだ切れてるのは右側だけでした。

12/28 14:30

12/28 14:48

大界木山

12/28 15:04

12/28 15:10

12/28 15:22

城ヶ尾峠(サガセ峠)

12/28 15:29

城ヶ尾山

12/28 16:03

中ノ丸(中丸)

12/28 16:09

緑の土嚢、ゴムのついてないストックを突いて、穴を開けないこと！

12/28 16:32

道の駅どうし分岐（ブナ沢乗越）。ここにザックをデポ。水を汲みに行きます。

12/28 16:39

12分下ると

12/28 16:49

左から沢が合流。ここで3Lの水を汲みました。

12/28 17:13

道の駅どうし分岐に戻りました。ここから小屋まで5分かかりました。荷が重いです。高山の冬山テント泊だと、ピッケル、アイゼン、スコップ、テント等でさらに重くなり、高山の冬山テント泊縦走はもう無理だと思った。せいぜいベースを張ってピストンが限度かな。
昔は、今背負っている2倍以上（30kg以上）の荷を担いで冬山縦走（南アルプス等）しました。

12/28 18:05

今回、楽しみにしていた夕御飯。ミートソース。すき焼き用黒毛和牛とネギ、ニンニク、しいたけ炒め。上はチーズです。

12/28 19:38

隣のおじさんが豪勢な食事だなといいながら、カレーを食べてました。

12/28 19:39

気温は1度位。寝袋に入ると暖かく、ジッパーを全部閉めると暑いくらいでした。
夜中目が覚め、その後寝れませんでした(;_;)

12/29 6:23

朝食です。おじさんが、朝から天ぷらうどんとはいいですねと感嘆してました。

12/29 7:36

昨日は暗くなり撮れなかった菰釣避難小屋。おじさんは西丹沢自然教室からのピストンなので、ゆっくりしてました。

12/29 7:58

霧氷が見られました。

12/29 8:00

12/29 8:04

菰釣山

12/29 8:04

菰釣山からの展望が続きます。

12/29 8:05

12/29 8:10

12/29 8:11

12/29 8:18

菰釣山を後にしました。霧氷ロード。

12/29 8:19

12/29 8:34

ブナノ丸

12/29 8:59

油沢ノ頭(西沢山)

12/29 9:19

相模湾ですか？

12/29 9:28

樅ノ木沢の頭(モチハギ丸・鳥屋山)

12/29 9:35

12/29 9:50

西沢ノ頭(西尾根丸)

12/29 10:15

石保土山(西ノ丸)

12/29 10:53

山伏峠分岐

12/29 11:14

12/29 11:31

富士岬平(パラジマノ頭)

12/29 11:31

富士岬平

12/29 11:31

この日は、10時頃から夕方まで風が強かった（10m）です。

12/29 11:32

12/29 11:43

南アルプス、聖かな？

12/29 11:47

12/29 11:48

高指山

12/29 11:56

高指山でランチ。風で火が消えるので、両手で押さえてました。これ以上風が強かったら、ツエルトを被り湯を作るつもりでした。

12/29 12:04

これ結構、美味かったです。

12/29 12:10

あんまんも蒸しました。

12/29 12:34

12/29 12:49

分岐

12/29 13:43

つい割ってしまいました。

12/29 13:48

鉄砲木ノ頭（明神山）。ここからの景色はサプライズでした。

12/29 13:49

鉄砲木ノ頭からの景色。

12/29 13:50

鉄砲木ノ頭からの景色。

12/29 13:50

鉄砲木ノ頭からの景色。

12/29 13:51

鉄砲木ノ頭からの景色。赤石岳、荒川岳？

12/29 14:11

三国峠

12/29 14:37

三国山、このあたりの時間から、風が弱くなり、下山時には無風になりました。

12/29 14:55

ヅナ峠

12/29 15:49

大洞山（角取山）

12/29 15:50

12/29 15:50

霧氷と青空。

12/29 16:20

12/29 16:32

ここから篭坂峠に下りました。

12/29 17:04

墓地です。変なのもを見ないように墓地を見ないようにして歩きました（笑）

12/29 17:12

篭坂峠バス停。40分待ちです、歩くことにしました。途中まで歩道がなかったので、車に轢かれないように、へっ電を後ろ向きにつけて点滅させました。

12/29 17:44

山中湖・旭日丘に着きました。ガストを検索。

12/29 19:41

まずは腹ごしらえ。

12/29 19:42

ハンバーグにするか悩みましたが結局これにしました。

12/29 20:22

紅富士の湯、ギリで間に合いました。
ヤマテンをチェック。翌日の赤岳は風が強く、そしてなにより寝る時間が十分取れないので諦めました。

12/31 11:18

赤岳予告編
ジャン！山頂にて。本編では、大画像で山頂自撮りを公開するか思案中。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

感想

ケン

今回の4日間の山旅については、妻殿に感謝したいと思います。
彼女は30日から4日までが休暇で、31日に帰省。荷物が多いし31日は羽田まで送ろうかと言ったら、私のことは気にしないで、山に行ってらっしゃいと快く送り出してくれました。

【感想】
当初の予定っどおりトレースしてきました。
積雪は加入道山や三国山で2センチ、大洞山で3〜5センチ程度。他は全くないか、北斜面に薄らある程度。ただ登山道は霜柱がびっしり。日中でも溶けることはなかったが、あれが溶けるとぬかるんだ所が出てくるでしょう。

小さなアップダウンが殊のほか多く、コースタイム表から「なんとかの頭」というのが多いことがそれを物語っています。落葉樹の葉が落ちているので、木の間越しに富士山、丹沢、道志の山並みが、歩き進むほどに、その形を変え飽きることなく景色を楽しめました。

【菰釣避難小屋】
土間に椅子とテーブルがあり、調理するのにこの上なく便利。その代わり板の間が狭く、キャパは5〜6人くらいでは？トイレはありません。毛布や銀マットなどの備品は一切なし。退役自衛官風おじさん曰く、以前はあったとのこと。水場は小屋からだと下り15分。ちなみに沢水です、塩ビのパイプから出ている湧水ではありません。

【避難小屋の退役自衛官】
畦ヶ丸ピストン時にスライドした方と避難小屋で一緒になりました。初見の印象は大きなザックに迷彩帽だったので退役自衛官かと思いました。小屋では2人きりだったので、山談義に花が咲きました。
15歳の時から山に登り現在66歳だそうです。テント泊、避難小屋泊の縦走が好みとのこと。北ヤツで雪でロストし翌日まで彷徨う、また冬の丹沢でも雪でロストして3日間彷徨う、など何度か死にかけたとのこと。現在地が分からないと、地図や磁石など用を成さないと、丹沢の件以降ガーミンを購入したそうです。ちなみに退役自衛官風おじさんは、少年の頃、ボーイスカウトをしており、地図読みは得意だそうです。

【寝不足】
避難小屋は快適で、室内は＋1度でじっとしてると寒くなってくるが、冬寝袋に入れば、少し暑いくらいだった。隣のおじさんのマナーもよく、熟睡できるかと思いました。ところが3時間ほど寝て目が覚めると、その後なぜか目が冴えて眠れない。結局、殆ど眠れないまま朝を迎えてしまった。

【登山予定の変更】
当初、30日は赤岳を予定していた。そのため、28、29日 は筋肉痛にならないように、ゆっくり目に歩いた。重荷で（特に下り）で早く歩くと、筋肉痛になるのが経験値としてわかっていた。
29日下山後、ヤマテンで赤岳を確認すると風が強い（20m）ままだった（「てんきとくらす」では25m）。なにより 赤岳にすると、午前3時起床のため、寝る時間が取れないと思った。そして赤岳は諦めました。
そこで30日は午前8時まで寝れるし、風の心配もない、山中湖から近い富士見山にしました。

【泊まりの楽しみ】
時間に追われることもなく。また低山なので、翌日の天気をあまり気にすることもありませんでした。高山の冬山と違い夜間の冷え込みも弱く、夜が快適に過ごせました。そして、星空や遠くの夜景を眺め、ブナの木に囲まれた山中で泊まり、食事を楽しみ、鉄砲木ノ頭（明神山）では絶景に絶句したりと、とても楽しい2日間でした。

＊29日夕方から喉が痛くなり、その後、日中は良くなるが、30、31日は疲れてくる夕方から痛くなり、今日1日は朝から痛いです。寝不足と過労で風邪をひいたみたいです。

12月度登山遠征
28〜29日 加入道山〜菰釣山(避難小屋泊)〜 高指山〜三国山〜大洞山〜篭坂峠

30日 富士見山 山梨100名山 97座目
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1036977.html

31日 美濃戸口から赤岳。赤岳よ、最高のコンディションで迎えてくれたね！
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1037143.html

今年は元旦から仕事です(;_;)

コメント

半袖隊長👕

mtkenさん、
明けましておめでとうございますm(__)m

二日間で40km近くとけっこうな距離を歩かれましたね。
避難小屋泊ならでこそかもしれませんね。

拙者も本日（いや、もう昨日）大室山・畦ヶ丸を歩いて来ました。
加入道山（13 ）の雪は全て消えていましたよ。
積雪があったのは、大室山への登りの日の当たらない標高900〜1150ｍ付近、それも凹んだ登山道だけでした。

右側絶壁、確かに右側だけでしたね。
いくつもいくつもあって、ここで落ちたら見つからないだろな・・・と思いながら、ささっと逃げるように立ち去りました。

食事は（特に山の中では）豪勢なのがいいですね。
景色以外の楽しみは食うことですから。

拙者も次回は西丹起点で畦ヶ丸から菰釣山方面へ歩きます。
鉄砲木ノ頭がとりわけ眺望が好さそうですね。
でもそこまで歩くと確実に時間オーバー。
他の機会（不老山縦走かな？）に歩くことになりそうです。

　 隊長

ケン

Re: mtkenさん、
明けましておめでとうございます

荷が軽かった（高山のテント泊より5ｋｇぐらい軽い）のと、積雪がなくラッセルがなかったので、予定通り行けると思ってました。積雪があるとその量によってCTが違ってくるので行程が読めないです。それとゴール地点に車を停めたので、時間を気にせず歩けたのが良かったです。
前回、北ア山行で黒毛和牛を自宅の冷蔵庫に忘れたので、今回は新たに150円で鍋まで買ってリベンジしてきました。
２〜3センチの積雪だと、1〜2日暖かい日があると殆ど溶けちゃいますね。
一番の眺望は高指山かなと思ってましたが、鉄砲木ノ頭のほうのが良かったです。南アルプスの眺望が素晴らしかったです。鉄砲木ノ頭はノーマークだったのでサプライズでした。

西丹起点で畦ヶ丸から菰釣山方面、計画では８日になってますが、８日は曇雨予報です。東京は雨でも、800ｍ位から上は雪になる感じがします。７日なら晴後曇です。

コメント有難うございました。

metanoiadeja

明けましておめでとうございます(^^)/
本年も( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸです
ケンさんってお料理、献立マメなんですね

ケン

Re: 明けましておめでとうございます(^^)/
明けましておめでとうございます
こちらこそよろしくお願いします。

２泊以上の縦走だと、フリーズドライメインなんですけど。１泊の場合は、美味しい食事にしようと、メニュー考えるんですが、結局、同じようなメニューになってしまいます。

コメント有難うございました。